FFT
FFT悪夢の戦闘。議論戦闘の本領が発揮される場所でもある。
リオファネス城のイベント戦闘は3連戦で、1戦毎にセーブ出来るのだが、
「連戦」なのでここでセーブしてしまうとマップに戻れず、装備やアビリティの変更をした後、
次の戦闘に入る羽目になる。
そしてその2戦目は最初はラムザとウィーグラフの一騎打ちから始まる。
ここでラムザの育て方が半端だったりするとあっさりウィーグラフに殺されてしまう。
よしんば勝ったとしてもそのまま魔人ベリアス&アルケオデーモン戦に突入してしまう。
ここで出撃させた仲間が助けに来るが、それでも育て方によっては負けてしまう。
もちろん、戦術にもよるが何をやっても勝てない上に、
リオファネス突入前のデータがなかった場合はハマりとなり、最初からやり直すしかなくなってしまう。
ただし、ハマっている内に会話にうんざりするという欠点もある。
- BGMは「づんづん」こと「づん ズリズリ、づんづん」こと「Remnants」。
本当に「づん ズリズリ、づんづん」という重低音で始まる印象的な曲で、
この戦闘と言えばこの曲、この曲と言えばこの戦闘を思い浮かべる人も多いと思われる。- 不穏で重苦しい雰囲気のボス戦らしい曲だが、後半パートはラムザのテーマの変奏となっており、
優雅で物悲しくどこか儚げな曲へと変化する。
ラムザがウィーグラフに対して抱いた感情と見事にシンクロしているのも、印象が強い所以であろう。
- 不穏で重苦しい雰囲気のボス戦らしい曲だが、後半パートはラムザのテーマの変奏となっており、
- どうでもいい話だが、ウィーグラフを初期配置位置から一歩も動かせることなく倒すと
リオファネス城屋上で決着をつけるためにテレポをしたら失敗したため、
已む無くルカヴィ化してお茶を濁した……ように見えなくもない。
悪夢に備えて
このウィーグラフ、高い攻撃力もさることながらSpeedが高い。
ラムザのSpeedとタイミング次第では二回連続で行動することがままあり、
そのため一方的に屠られるパターンが多い。彼の強さはここにある。
対策として、ラムザに「ガッツ」をセットし、逃げ回りながら「エール」でSpeedを上げまくるという戦略がある。
すぐに追いついて攻撃されるが、3度ほど「エール」をすればスピードで逆転できるはず。
(回復は「瀕死HP回復」に頼り、1度or2度の攻撃でちょうど瀕死になるよう予めHPを調整しておく必要がある)
一度スピードで上回ればあとはいくらでも逃げることができ、大差をつければ「ためる」余裕も出る。
その後体勢が万全になってから地烈斬なり、後ろから二刀流なりで一気に沈めれば良い。
十分にステータスを高めておけば、変身後も瞬殺可能。
ただし、HPを減らして相手のターンが回すと会話が進行するため、一撃で落としてしまうとこれを聞き逃してしまうことになる。
- 10だったスピードもPSP版では8に。よっぽど詰まる人が多かったらしい。
- 下にも書いてあるが「離れて攻撃できる」事と「回復手段がある」ジョブだと安定しやすい。
ラムザが転職できるジョブでそれらの特性を兼ね備えたジョブとなると実のところモンク一択なんじゃないかと思う。- 上にも書いてあるが自分にエールを送りながら(と書くとちょっと間抜けだが)逃げ回り、ダメージを食らったチャクラで回復。
自分のスピードを上げまくってからおもむろに近づいて拳術を連続で叩き込めば勝利は近い。
- 上にも書いてあるが自分にエールを送りながら(と書くとちょっと間抜けだが)逃げ回り、ダメージを食らったチャクラで回復。
- 大体ウィーグラフが1回行動する間に3回も動けるようになれば負ける事はまず無いだろうが、そこまでやった場合は次の戦闘の難度が恐ろしく下がる。
この攻略法に限らないが、一番怖いのは聖剣技の追加効果を食らってしまう事だと思われる。- ここでのウィーグラフは「無双稲妻突き」しか使用してこない。効果は沈黙とあんまり怖くない。
他の聖剣技は即死だの死の宣告だのストップだの混乱だの一騎打ちでは発動したら勝負が付く物だから仕方ないが。
- ここでのウィーグラフは「無双稲妻突き」しか使用してこない。効果は沈黙とあんまり怖くない。
- 広範囲のジャンプを覚えてるなら相手から逃げながら機を見てジャンプというやり方も。
- 星座相性等々次第ではあるが、召喚やジャ系魔法を強化した上でぶっぱなして一撃必殺、という手も。
二発撃つMPを確保できるなら、(ラムザの行動を終えておけば)アルケオデーモンたちも一掃できるはず。 - 肉斬骨断を上手く発動させればまともに戦って勝てない場合でも勝つ事が出来る。
- ここはいっそ「格闘忍者」で…。
- ここで調子こいて「エール」、「ためる」しすぎると、ラムザのLvだけ突出してのちのランダムエンカウントが辛くなることも。
ご利用は計画的に。
何にせよ色々と切り抜け方はあるのだけど、初プレイ時にこんな戦闘があるとは知らず適当なアビリティの取り方をしているとどうしようもなくなってしまいがち。
初見殺しの典型である。
ただし、逆にSPをあげすぎると盛り上がるはずの会話も発生せず、
全ステージ算術ホーリーで終わらせてしまうのと同じぐらい無味乾燥な展開になってしまうので、
せめて最初は自分で方法を考えて攻略してみるのをオススメする。
- もちろんその際は、入城前のセーブデータを残しておくことを忘れずに。
- 上記の通りこれだけ攻略パターンを探されること自体が、まさにこの戦闘に向けて試行錯誤したプレイヤーたちの「努力」の跡というわけである。
ウィーグラフのアビリティ・装備は完全固定。まあそうでもないと一騎打ちのバランスが取りづらいのもあるだろう。
装備はダイヤ装備を一式装備しており、ダイヤの腕輪でスロウ無効、
それ以外も不利なステータス異常はウィーグラフにはあまり意味のない沈黙や暗闇ぐらいしか通らない…というかあまり使っているヒマがない。
聖剣技(無双稲妻突き)と拳術(地烈斬・波動撃)の他のアビリティはカウンター、メンテナンス、Move+1と地に足の付いた敵として強い構成。
ブレイク・盗むによる聖剣技封じが効かず、
迂闊な近距離攻撃は盾防御&反撃で返り討ち、狭い城内を無双稲妻突きor波動撃&地烈斬でほぼカバーできる移動力・射程を持つ。
「瀕死HP回復」以外にも「オートポーション(ハイポーション以上)」「Speedセーブ&チャクラ」「MPすり替え&MP回復移動」でも良い。
なんにせよ逃げ回りながらSpeedを上げる手段があればいい。
但しこれまでまともにBraveを上げてきてない場合(70前後?)は、瀕死時のみチェックを行う「瀕死~」が一番希望があるか。
エールすら覚えてない場合は時魔法をセットして自分に「ヘイスト 」をかけて逃げまくりながら「地烈斬」など。
何にせよ、よほどラムザを冷遇していない限り手が無いわけでもない。
- あまり使われないが、「リジェネーター」だと一度発動すれば行動の度に回復するので楽になる。
「エール」を使いながら距離をとれば、二撃目を食らうころには全回復しているはず。「HP回復移動」もいいが、距離をとりたいので「MOVE+2」を優先したい。
難点は、あまりラムザを白魔道士にしないことだろう。 - ここでは割と黒本の攻略も悪くない。「精神統一」に「両手持ち」の槍も選択肢としては十分にあり。
- 両方共サポートアビリティだから同時にはセットできないじゃん…。
- 本作の槍は両手持ち可能な片手武器。
- ちなみにウィーグラフは正面からの回避率が高いので、どちらかをつけるなら精神統一の方がお奨め。
ラムザが必中攻撃(地烈斬など)を覚えていないなら使ってみよう。
- 両方共サポートアビリティだから同時にはセットできないじゃん…。
PSP版なら暗黒騎士のブラッドウェポンを使えば実質HPを削っていない状態でベリアス戦に臨むことができる。
もちろんそれ相応の努力が必要になるが…。
- というかそこまで育ててれば別に他のジョブでも快勝できるだろ。
- 本ジョブで戦いを挑むとなると、
「権力に魅入られ自らの本来の目的を忘れてしまった聖騎士」と「自らの信じる正義の元に行動する暗黒騎士」という非常に皮肉な構図となる。 - ↑これも聖石と同じく(ジョブの)力を使う側の問題といえるだろう。
ラムザは「人間としての弱い心を克服せずに聖石の力にすがる貴様は何なんだ?」とウィーグラフを非難する。
明らかに転生前の人格に向けたセリフに思えるが、後のランベリーでのイベントを見る限り、
転生前のウィーグラフは聖石について何も知らなかったことも、転生後は別人格と化していたことも理解していたようである。
カメレオンローブとフェザーブーツを装備すれば大抵の特殊攻撃は無効化できる。
あとは自分を強化するなり畳み掛けるなりすれば割と楽。
まあ、あくまでも装備があるならの話だけれども。
- ウィーグラフは聖剣技の無双稲妻突きを主軸に攻撃してくる。
技自体は無属性(武器の属性の影響を受ける)なのだが、ウィーグラフは聖属性と認識しているらしく、
聖属性吸収のカメレオンローブを装備していると使用してこなくなる。 - 聖剣技のダメージはプロテスで軽減できる。
カメレオンローブを買い忘れていた場合の防御策としてどうぞ。ただチャクラ等の回復手段がないときついかも。
ウィ―グラフを倒すとき、移動と行動を終了しておくorカウンターや肉斬骨断など反撃で倒すと、ベリアス戦では最初からCTが100。
覚えておくと少し楽になる。
算術士以外のジョブにして算術で攻撃する方法もある。
- いわゆる秘訣という奴か。
正攻法で行くなら魔道士に育てたラムザの方が意外とあっさり突破できる。
フェイスが高めでショートチャージがある事前提だが、魔道士に育てているラムザならまず満たしているはず。
開幕に沈黙さえかからなければホーリーやガ系魔法で一撃で沈められる。
続くべリアス戦でもCT100にはなってはいないがCT80くらいはたまっているはずなのでべリアスにも開幕に一発入る。
あとは仲間たちで何とかしよう。
ラムザが双魚座だとエクスポーションで回復しつつナイトあたりで普通に正面からごり押しで勝ててしまう。
実際初プレイでこれで勝てたので後日ネットで最難関戦闘と知って驚いた。
- このゲームにおいて星座相性がどれだけ大事か、という点が如実に現れた好例と言える。
なお、初心者がやりがち、かつやってはいけない行動の筆頭が「LV上げ」である。
一騎打ちのレベルだとそれだけでは差がつきづらい上、それ以降の難易度をいたずらに上げる結果になる。こことか。
セリフ
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