元ネタはギリシャ神話に登場する機織り娘アラクネ(キャンベル貿易ビルの社長と同源)。
女神アテナをも超える機織の腕を持っていたためにアテナの恨みを買って自殺に追い込まれ、
さらにクモとして転生させられてしまった。ギリシャ語でクモの事をアラクネという。
Arákhnēをアルケニーと読むのは日本(のゲーム業界)だけで、これは誤読なんだそうな。
FF4
主に召喚士が呼び出す事で登場する。
仲間全員に効果がある地震でのみ攻撃をするのだが、出現するダンジョンが
レビテトをかけて行動するのが基本の幻獣の洞窟という悲惨な扱いを受ける。
なお、SFC版では最終段階でも出会うことが可能なアラームを持つ敵だが、落とす可能性は極めて低い。
- ただし、地震の威力は大きいため、階層移動等でレビテトをかけ忘れると、全滅コースまっしぐらである。
- 地震を連発するのは、"ここではレビテトを使え"と教えるための意図された設定であることは明らか。
レビテトを習得していない(=適正レベルでない)プレイヤーを追い返す番人のような役割と思われる。
アルケニーは直接攻撃も極稀にしてくる。
地震しかしてこないと思ってたら殴りもしてきた。
ただし1回しか見てない。
- 魔法攻撃にカウンターで「たたかう」を使う。通常は地震攻撃だけ。
上半身が美しい女性で、下半身が巨大な蜘蛛の魔獣。
不気味と言えばそうだろうが、ロマサガ3のスフィンクスよりはまし(あれはキモイ)。
- だがこういうモノばかりに萌えてしまう業が深い人種も一定数いる事を忘れてはいけない。
ほとんど地震ばかり仕掛けてくるが、コンプリートガイドによると、魔法攻撃を仕掛けると物理攻撃でカウンターしてくるようだ。
まあ、ブリザガをかければ別に問題ないが(笑)。何故か冷気と飛び道具に弱い。
- こいつの弱点は倍率4倍。
- 何故かというか、虫ならば寒さに弱いのは納得である。
飛行属性は天敵の鳥のイメージだろうか?- 今作の飛び道具弱点は地震耐性とイコール。
通常は飛行モンスター用の設定だが、地震使いのこいつに地震が効くのはおかしいので耐性を持たせた結果の飛び道具弱点だろう。
- 今作の飛び道具弱点は地震耐性とイコール。
SFC版では召喚士が呼び出すこいつを倒しまくって稼ぐこともできる。
その際、セシル:アイスブランド、カイン:氷の槍、エッジ:現時点で最強の忍刀+円月輪、リディア:ブリザラ、ローザ:召喚士から癒しの杖を盗んで装備→アイテムで敵に使う、とすることで、全員がほぼ一撃でアルケニーを倒すことができ、効率がよくなる。
- ついでに召喚士にミニマムをかけておくことで物理攻撃も怖くない。
- 64階層バグで連れ出したヤンなら猫の爪+氷の爪で殴ればほぼ一撃で倒せる。
せっかくなので、くものいとをついでに盗んでおこう。
レビテトで完封できる相手なので安全に大量調達できる。使いどころは多いから、好きなだけ頂くといい。
- 内部データの話になるがアルケニーのレベルが53もあるのに対してアラウネは42と一回り低い。
アラウネの方もトードでほぼ完封できるので調達先としてはあちらの方が優秀。
エッジのレベルが低いうちは盗める確率にかなり差が出る。
レビテトを覚える前だと厄介。
特に2匹出現した場合、かなりの強敵。
天野氏のイラストだと、糸を伝って逆さまにぶら下がっておりちょっと怖い。でも胸が丸出しである。
- TKB丸出しだったかな。
PSP版ではかなりの美人になった。
色違いにアラウネがいる。
FF4イージータイプ
イージータイプで名前が「タランチュラ」に変更された。
FF4(DS版)
DS版では通常攻撃も普通に行うようになったので、レビテトで完封とはいかない。
FF4TA
カイン編、月の民編、集結編で出現する。
うっかりレビテトの対処を忘れていると、痛い一発を食らう。
また、今作は物理攻撃もかなりしてくるようになっており、強敵らしくなっている。
アラームが消えた今作では代わりに大地のハンマーを所持している。
レア枠なので相当運が良くなければ入手できないが、
他編のチャレダンでも取れるため、あえて狩る必要はないだろう。
FF14
禁忌都市マハの最初のボスとして登場する巨大な蜘蛛女。
地面と蜘蛛の巣の上へ引き寄せられ、上下2層に分断されるギミックが特徴的。
その他、巨大な流砂を作り出し、プレイヤーを中央に引き寄せた所で即死級の一撃を食らわす技なども使う。
FF15
「シガイ」の一種。巨大な蜘蛛の頭部から女の上半身が生えた姿のモンスター。
雷属性の攻撃を仕掛けてくる。跳びかかり攻撃はパリィ可能。
キカトリーク塹壕跡にボスとしての個体が出現する。
それ以外の個体はHPが低め。
よく見ると、足の部分が逆さまになった人間の顔になっている。少々気味が悪い。
上半身が人間の女性、下半身が蜘蛛、尻部分がドレスのスカートの様になっている。
尻部分はドレスの裾のようにヒラヒラし、黄・赤茶・黒の三色が鮮やかな模様をしている。
攻撃法は、巨体とツメを生かしての「跳びかかり」、雷属性の5連遠距離攻撃「雷球」、ストップ効果の糸を飛ばす「スパイダーネット」、タランチュラも使える「サンダーブランコ」は、アルケニーの方が威力が高い。
「タランチュラ産み」では計三体のタランチュラを産み出す。
エネミー図鑑によると、イオス全土の夜に出没する多脚のシガイ。
攻撃は多彩であり、通常の攻撃以外にも雷の球を飛ばしたり、
糸で対象の動きを止めたりするほかタランチュラという別のシガイを生み出す事もある。
●ジグナタス要塞のアルケニー
ジグナタス要塞内で発見されたアルケニー。
基本的な行動はルシス国内で見受けられる個体と変わらない。
しかし、タランチュラを生むという特徴的な行動を一切行わない事から、一種の変異体であると推測される。
オンライン拡張パック:戦友
DLC「戦友」ではシガイの部位が残る様になり、
「アルケニーの毒爪」がドロップされるようになる。
微小な電流を帯びており、薬品の材料として売れるそうだ。
FFL
竜騎士編のチャレンジダンジョンに登場する。
PFFNE
AREA12-7の2戦目に1体、AREA18-EXの2戦目に1体登場する。