FF7
クラウドのリミット技。『凶』の字状に敵を斬る。
ブレイバーより攻撃力が若干高く、更にマヒ状態に出来る。
ブレイバーを10回(インター版では8回)使用すると習得できる。
ちなみに斬る回数は三回。どう頑張っても「凶」の字が完成するとは思えない。
詳しくはページ下部の「考察」を参照。
英名はCross Slash。「メ」だけなら確かにそうだ。
- 凶≒不吉なので、ominous辺りなら語感も良さそうなものだが(unluckyはさすがにカッコ悪いだろうし)。
凶の字に斬り込むのではなく、相手の体を不自由にするように斬りこんでみたら凶の字っぽかったのではないだろうか
- ではあの浮かんでる字はイメージか…。
FF7R
今作では、ブレイバーがアビリティとなったため、クラウドの初期リミット技となっている。
演出はオリジナルと同様、数回斬りつけ「凶」の字状に相手を切り裂く。効果は大ダメージ。
- 二画目でかなり上方に斬り上げるのが特徴的。実際に字面にするとなかなかに歪な「凶」の字が出来上がるが画面で見ると何故か格好良く見えるから不思議である。
CCFF7
直接ネーミングは登場しないが、
揃ったD.M.Wに絵柄が無い(まだ入手していない)場合のリミット技「連続斬」が同じモーションを持つ。
こちらはきちんと四回斬る。
LRFF13
DLCウェア「ソルジャー1st」の専用アビリティ。
このウェアの固定アビリティ「強斬りLV2」の強化版であり、敵をノックアウトしている時にのみ「強斬りLV2」が「凶斬り」に変化する。
モーションは飛び上がって前宙してから剣を叩きつけるというもので、どう見ても凶斬りというよりはブレイバーである。
1回しか斬っていないが、命中時に「凶」の字のエフェクトが発生する。
FFT
ソルジャーのアビリティ。別に斬らずに「凶」の字が敵に当たっていく。
マヒ効果はないが、ブレイバーよりも攻撃力は高く、
SPも速いのでショートチャージを付ければ敵に当てるのは容易い。
マテリアブレイドで斬るよりもダメージは高いが、まだ足りない感はある。
使えない、という事はないのだが。
- FFTには麻痺の状態異常はない。
それでも麻痺の代わりにストップの状態異常が欲しかったところ。
DFF
クラウドの地上HP攻撃の一つ。
凶の字を描く様に剣を振る三度の斬撃。
初撃に大きく前進し後の2回は判定を出しつつ若干進む。
リーチはそこそこだが隙は非常に大きい。
当たると物凄い勢いで相手を吹き飛ばす。
HP攻撃判定は最後の斬撃のみ。
例え初段と次を外しても最後が当たれば一応問題はない。
ただし、ヒットする毎に対応した凶の一部が画面に表示される。
その為、最後の一画のみが画面上に表示されて、「凶?斬り」になってしまうという何とも間の抜けた事に。
- 最後だけ当たると「『メ』斬り」になってしまうw
- 2,3撃目だけだけ当てれば「『メレ』斬り」に!
ちゃんと「凶」と書けるように斬撃モーションを変更しようとしたが、結局取りやめたらしい。
- 正確には書き順を修正したかったらしい。*1
- なので壁に向かってうまく斬撃を当てると、なんだかよくわからない文字のような跡が残る。
がんばれクラウド。
- なので壁に向かってうまく斬撃を当てると、なんだかよくわからない文字のような跡が残る。
性能はお世辞にも良いとは言えない出来。
隙も大きく、上にも当たらないので出番が少ない。
そもそもHP攻撃なら当たり前の「ガードを崩せる」ことしか説明文に載ってない時点で察するべきか…。
- 吹っ飛び距離と、その勢いの凄まじさは全HP攻撃でも1、2を争うほど。
ただ真横に吹っ飛ばすので、激突が入るかどうかはやはりマップが重要になる。
それでもまぁほとんどのマップで激突が入る。夢の終わりあたりは厳しいが。- 吹っ飛んでゆくCPUを見るのはなかなか爽快でもある。
- CPUに対しては、使えないこともない。
DDFF
2.3撃目の射程距離と旋回性能が強化された。
強化具合はバックステップでは到底かわせない程。
ただし避けられた場合の隙はそのまま。
アシストを使えば楽に入れられるがそれなら他のコンボが有用。
やはりガード読みでリスキーな行動に出る必要がある点ではそれほど変わっていない。
- 未ヒットに限り、一段目以降に回避可能になれば面白い性能になったのだが…。
DFFAC
クラウドのHP攻撃。初期修得済み。
凶の字を描く三連撃で、溜めることで誘導性能が大きく強化される。
溜めはステップでキャンセル可能。
初段を空振りしてもその後の攻撃が出てしまうため、隙が大きい。
しかし、途中からヒットすることもあるので一概にデメリットとはいえない。
使用時のボイスは「運が悪かったな」。
誰がうまいことを言えと。
・Ver1.100(2016/02/04)
発生と上下射角が改善され、壁激突からの連携も期待できるようになった。
溜め動作をステップでキャンセル出来るようにもなっている。
・Ver1.200(2016/03/17)
2撃目以降が外れる不具合が解消されたらしいのだが、まだスカってしまう事もある。
・Ver1.230(2016/06/30)
斬撃モーションが速くなり、空中版の射程がアップして地上版と等しくなった。
ラムザのトリプルブレイクと同等になったとのこと。
・Ver1.250(2016/08/18)
コンボ抜け関連の再修正で最終撃まで外さないようになった。
・Ver1.301(2016/09/28)
ヒット後は吸引無効となった。
・Ver1.321(2016/11/24)
俯角が20°から15°にやや弱体化されて、以前ほど下に追わなくなった。
とはいえガード落下が全く食えなくなった訳ではない。
・Ver1.380(2017/05/11)
攻撃前の向き補正力が強化された。
・Ver1.410(2017/08/09)
初撃における上下射角(-5°)と上下旋回時間(-11F)の削減、
各段における攻撃持続時間11F短縮とそれに伴う攻撃後の硬直時間2F短縮、
という後方及び真下に居る敵へのカット耐性・巻き込み性能低下を目的とした調整が実施された。
・Ver1.420(2017/09/07)
上方の相手へヒットさせた際に2撃目以降が外れる不具合が修正された。
・Ver1.440(2017/11/09)
初撃における俯角(下向きの射角)が-4°された。
・Ver1.550(2018/10/16※DFFNTは2018/11/22適用)
リフレッシュに伴って、性能とエフェクトが調整されている。
共通の調整で、溜め時間、射程、攻撃中の前進量、
威力、ダメージリアクション、上下射角が変更されていて、
リミットブレイク時はHPダメージ発生で強制解除される代わりに、
溜め押し中のステップキャンセルタイミングが早くなり、
キープ値が攻撃モーションへ移行したと同時に発生するようになった。
カット耐性が大幅に改善されている。
- 初段ヒット時の前進量アップでサーチ技に咎め難くなった反面、後方に居る敵は巻き込めなくなった。
また、上下射角は-1°程度下方されている。
威力は、通常時が、溜め無しで256→240、溜め版は288→256、最大溜め版が320→272、
リミットブレイク中だと、溜め版は288→272、最大溜め版が320→288、と概ね減少している。 - 空中ヒット時に途中で敵を零す事態がリフレッシュ前より増えて、緊急修正の対象となった。
・Ver1.551(2018/10/19※DFFNTは2018年11月下旬適用予定)
2段目以降で敵を零す不具合が修正された。
DFFOO
クラウドの初期アビリティ。使用回数は5回。
2HIT近距離物理BRV攻撃+HP攻撃を行う。
小確率で対象に1ACTIONの間、麻痺を付与する。
相性効果を持つ武器は「オーガニクス【VII】」。
ソルジャーの剣技の効果により威力と麻痺確率が上昇する。
パッシブ「凶斬りエクステンド」を装備すると、威力が少し上がり、クリティカルヒット時はさらに威力が少し上がる。
2018年8月22日のアップデートにより、下記の調整が行われた。
凶斬り
・凶斬りの使用回数:5回→7回
・凶斬り+の追加(変化条件はこちらを参照)
- 凶斬り+は、麻痺付与率がアップしている以外は凶斬りと同性能。
オーガニクス【VII】、またはソルジャーの剣技を装備中であれば確実に相手を麻痺させる事が出来る。
凶斬りエクステンド
・凶斬り、凶斬り+使用時、BRV攻撃部分発生前に自身の攻撃力に依存した量のブレイブを加算する
・凶斬り、凶斬り+のBRV攻撃威力中アップ
・クリティカルヒット時、与えるブレイブダメージを中アップ
・奪ったブレイブを最大ブレイブを超過して所持出来る(上限は最大ブレイブの150%分)
・凶斬り、凶斬り+使用後6ACTION、HP攻撃が「クリティカルヒット時威力がアップし、奪ったブレイブを最大ブレイブの120%分まで超過して所持出来る近距離物理BRV攻撃+HP攻撃」のHP攻撃+に変化
- 使用回数の増加と、エクステンド習得時の攻撃性能が大幅強化されている。
凶斬り+による確定麻痺を狙う為にも、オーガニクス【VII】の限界突破は行っておきたいところ。
「運が悪かったな」
光の4戦士
リザードマンの技。別に凶の字に描かない。
表記が「きょうぎり」なので何とも言えないが、もしかすると「強斬り」かもしれない。
序盤はそれなりに痛いが、割と命中率は低め。
FFRK
クラウドの専用必殺技。
素早く凶の字を書くように斬って
敵単体に物理攻撃し、中確率で麻痺を付与する。
ブレイバーより威力が上がっており、上位互換となっている。
必殺技が付いている装備は「ハードブレイカー【VII】」。
凶斬り・覇
クラウドの超絶必殺技。
攻撃が強力になり、現れる凶の字も巨大になった。
敵単体に5回連続の風&闇属性物理攻撃をし、
一定時間、自身のクリティカル率を100%にし、EXモード【ソルジャー】状態にする。
EXモード【ソルジャー】の効果は
- 自身の一部を除く物理攻撃をダメージ限界突破させダメージアップ(効果:中)
と、かなり強力。そのため、フレンド召喚でも大人気となったバランスブレイカーである。
また、クラウドの必殺技で最初の闇属性必殺技であり、
闇属性クラウドが本格化するKHイベントの1年以上前から登場している。
必殺技が付いている装備は「フォースイーター【VII】」。修得ボーナスは攻撃力+10。
2016/12/31、FF7イベント「Awakening Cloud」装備召喚で追加された。
凶斬り・極
クラウドのシンクロ奥義。ゲーム全体で2番目のシンクロ奥義。使用回数は1。
|→凵→凶と1撃ずつじっくりと凶の字を書くように斬って攻撃する。
敵単体に15回風&無属性物理攻撃ダメージを与え、自身に以下の効果。
- 一定時間、風属性まとい【重式】(効果:大)
- 一定時間、シンクロモード
- 限界突破レベル1アップ。
シンクロアビリティは以下の2つ。どちらも種別は魔法剣アビリティ、シンクロ条件は風属性アビリティ。
- 「ソニックラッシュ改」
敵単体に風&無属性物理攻撃ダメージを6回与え、自身の風属性アビリティのダメージを1ターンアップ(大)。
シンクロモード継続中、自身に魔晄深化状態を付与。 - 「スラッシュインパクト」
魔晄深化状態だと威力が上がるダメージ限界突破可能な風&無属性単体物理攻撃。
魔晄深化状態は解除される。
必殺技が付いている装備は「ラグナロク改【VII】」。
2019/6/23、爆フェス第1弾装備召喚で追加された。
究極凶斬り
クラウドの究極神技。
英雄アビリティ「ブレイバー」が極化される。
必殺技が付いている装備は「アルテマウェポン改【VII】」。
2022/9/25、「8th ANNIVERSARYフェス」第3弾で追加された。
メビウスFF
戦士系土属性のアビリティ。土の単体攻撃(火力特化+多段ヒット)。
「クラウド:ディシディアFF」や「ギルガメッシュ」のアビリティカードで使用できる。
チョコボと魔法の絵本 魔女と少女と五人の勇者
第一章のプルバックデュエル「ナイツオブラウンド」で使用できるアビリティ。
プルバックで移動した後に、敵に向かって半分の距離だけ追加で移動する。
2連続体当たりや、敵の後ろにある戦士の魂を攻撃したりできるユニークなアビリティ。
エアガイツ
クラウドの技として登場。
「凶」の字に斬っているかは不明だが、とにかくバスターソードを振り回して「凶」の字が浮かび上がる。
- 原作と違い5回切りつけるためちゃんと「凶」の字に切っているのかもしれない。(画数は4画だがあの巨大な剣で切るなら5振り必要だろう)
左右に水平切り二回(ここでコマンド入力に成功すると「凶」の字が浮かび上がる)→袈裟斬り→突き→切り上げのコンビネーション
ちなみに全段当ててもマヒ状態(ピヨリ)にはならない。
ちなみに、ザックス版は「真・凶斬り」。名前的には強そうに感じるが性能は同じ。
かっこいいことはかっこいいが、実際使ってみると最初の水平斬り二回のモーションが大きすぎて白刃取りかインタラプトの餌食になるのが落ち。
3~5段目がジャストフレーム技なのでタイミングをずらせないのも余計にである。
KHシリーズ
本作でもクラウドの技として登場する。
斬り付ける回数が多い上に凶斬り特有のエフェクトも出ないため分かりにくいが、斬撃でしっかりと「凶」の字を描いているようだ。
スマブラfor3DS/WiiU
クラウドの横必殺技。
遂に正しい書き順で5回斬るようになった。ただしリミットブレイク時は原作通り3回斬り。
追加入力で1→1→3画と斬るため、時にはノ斬りやメ斬りで止まることも。
通常時はダメージは高いがふっとばし力が低く、ダメージ稼ぎ用のワザとして重宝する。
リミットブレイク時はダメージとふっとばし力が強まる他、一度の入力で瞬時に凶まで完成させる。更にこの時は発生が非常に早い為、接近戦での有効打と成り得る。
「お手軽強キャラ」との認識が強いスマブラのクラウドだが、リミットブレイク凶斬りはその所以の最たるものだろう。
前後の隙・攻撃範囲・ダメージ・吹っ飛ばしの全てに非の打ち所がないため、対戦相手は常にこの凶斬りを警戒しなくてはならない。
一回出すとリミットブレイクは解除されてしまうが、また溜め直す余裕がクラウドには十分ある。
一度当てられれば多段攻撃ゆえに拘束時間が長く、チーム戦では味方との連携に活用しやすい。
原作のマヒ効果を再現した……訳ではないだろうが、コンセプトは似通っていると言えるだろう。
- 一方でガードされると隙がでかい。2段目から3段目の間に緊急回避されたら手痛い反撃を受ける。
ガードされても追加入力が出てしまうので、焦って連打するのは悪手。
スマブラは2Dアクションだが、キャラクターのモデルと当たり判定は3Dで行っている。
なので文字を読めるように大きく書くワザである凶斬りは、右向きか左向きかでモーションと当たり判定が微妙に異なっている。
実戦で気になるレベルのものではないが。
考察
凶という字を書くように斬る、とあるが、どのように行っているのか…
確か、日本の剣道の流派に、「(なんらかの漢字)を書くように斬る」(一文字の型、十文字の型など)というのが
あったから、それを参考にしたのだと思うが…。
FF7やDFFの斬り方を見る限り、3回、│ ─ / と斬っているように見える。
一刀ごとに、│ L メ と出てきてはいるが、太刀筋だけではどうみても凶という字に見えない。
方や、エアガイツのものを見ると、初弾2発も加えたとすれば5回。─ ─ / ─ \ と斬っている。
最後の3連斬だけみれば、凶の字の「メ」と下の「─」をあわせた三角形に見える。
初弾の2発を縦線二本の代わりと解釈すれば、あるいは…(無理あるか)
- 三回の斬撃で凶を書くなら、書き順無視で囲いを(振り下ろし、横薙ぎ、切り上げを繋いで)一度で書き、二回目・三回目でメと書くしかない気がする。
- DFFで見ると、剣を振っているのは3回だが、剣筋のエフェクトは4回出ている。
またエフェクトの動きは │(振り下ろし) _(右に横薙ぎ) \(振り上げ) ─(右に横薙ぎ) と言った感じ。
それでもやっぱり「凶」にはならないが…。
DFFでは、壁に刃物を当てるとその痕跡が数秒間残る。これを利用して、太刀筋を検証してみた。
こうしてみると、微妙に形ができているような気がしないでもない。
ただし、この軌跡は本来の斬撃によるものだけでないという点には注意が必要。
- これを『凶』に魅せるのがクラウドの強さの1つであるのかもしれない。
書き順に加え、画数も間違っている(正しい画数は4画)。
4連斬にすればよかったのに。
- スマブラfor3DS/WiiUでは上記のように通常時はついに5画になった。
書き方としてはある意味正しいように見える。 - ペンで書くなら4画が正解だろうけど、刃の側にしか斬ることができない剣ではどうしても5画必要になるし仕方がないところ。バスターソードならなおさらであろう。