FF7 
定義的には複数の種族を意味していてもおかしくはない言葉だが、本作では専ら「セトラ」という種族のことを指す。
かつてこの星にいた、現在の人間とは異なる種族。
はるか昔はたくさん存在したそうだが、現在はほとんど絶滅したとされている。
イファルナはそのひとりであり、娘のエアリスは古代種の血をひいていた。
メテオを止めるための究極の白魔法ホーリーを発動できる唯一の種族であり、その使命はエアリスにゆだねられていた。
- 星痕症候群を治した浄化の雨(大いなる福音?)やライフストリームの中でも意識が拡散しないのもセトラの力?
- 「ウイルスを~」というイファルナの話からすると、古代種はジェノバと接触するとほぼ確実にモンスター化してしまうのだろうか。エアリスは混血だから、何度か遭遇しても無事だった?
- セトラの由来はラテン語で星を表す「stella」か?
- ちらっと調べてみたら英語のsettlerで「開拓者、移民」などの意味があるそうだ。約束の地を求めて旅する開拓者、といった意味合いで付けられた名前かも。
- 英語版では、セトラは「Cetra」、古代種は「Ancients」である。
『約束の地』を知る存在と言われ、神羅が存在を狙っている。
FF7本編より約2000年前、多くの同胞を屠られながらも、星にジェノバを封印したのも古代種である。
- 2000年前に絶滅の危機に追い込まれたにしては現在まで純血が存在するのは不思議。
- FF4の召喚士一族みたいに近親結婚を繰り返すことでどうにか純血を保っていたのかもしれない。
最後の純血であるイファルナ、及び人間との混血のエアリス両名が死亡してしまったため
種としては絶滅してしまった事になる。
無論物語に出てこなかっただけで何かしら古代種の血を引く者はいるのかもしれないが。
作中に登場する古代種はエアリスとイファルナの二名で(容貌だけならジェノバも古代種の女性の姿であるとされている)、男性の古代種は作内には登場しない。
イファルナの父親、つまりエアリスの祖父が最後の男性の古代種という事になるのだろうか。
ギルアップやぜになげから推測するに、貨幣を使う文化もあったようだ。
後者は半分ギャグみたいなものだが……。
FF7R 
本作でもエアリスを中心に、古代種のことが語られていくが、ミッドガル編までの話なので、あくまで触り程度ではある。
星命学を学んでいたバレットやティファも(恐らくはコスモキャニオンで学んだのだろう)知識としては知っており、大昔に星を開拓した種族であるという認識を持っているようである。
エアリスは星の声を聴くことができるという古代種の特性からか、列車墓場でエリゴルに囚われてしまっていた子どもたちの幽霊の存在や、苦しんでいることを感知していた。
また、今作には謎も多い中、フィーラー達の目的を知っていたり、初めて会ったマリンと手を繋いだ時や、実験ポッドから脱出後、警戒心を見せていたレッドXIIIの鼻に触れ、何らかのビジョンを見せること(恐らくはこの後起こるはずだった未来の出来事だろうか)で警戒心を解いたりと不思議な力を見せることも多い。
これらの力も古代種としての力なのかもしれない。
神羅ビル61階のビジュアルフロアの映像にて、古代種のイメージの姿が流れる。ナレーションでは古代種はこの星で栄華を極めていたこと、
ライフストリームから知識・技術を得ていたこと、隕石の衝突とともに絶滅してしまったことが語られる。
BCFF7 
エアリスの登場するエピソード11章辺りで出てくる。
約束の地に魔晄都市作りたいらしい社長やフヒトに狙われる。
CCFF7 
エアリスについて語るシスネの台詞で単語が出てくる。
他にもストーリー上ではないが、神羅ビル展示ルームの研究員との会話後発生するミッションを
全てクリアすると研究員が古代種やイファルナについて語ってくれる。