シリーズの最初からある小手系防具。
注意:「革」なのか「皮」なのかが分からない、もしくはシリーズによって漢字表記が異なっているため、この項目は「かわ」と平仮名表記にしています。
一応シリーズの最初からあるものの、最初のFF1と次作のFF2の2作品にしか登場しない。
その後名称をレザーグローブへと変えて再登場したFF7では防具ではなく武器へと変更されている。
登場するFF1とFF2の両方共に防御力僅か1とかなり弱く、本当に何も装備しないよりほんのわずかにマシな程度でしかないものの、(プレイスタイルにもよるが)両作品共次に装備候補になる腕用防具を入手できるまでの長い間ずっと世話になる可能性があるため、最弱の腕防具ながらも実は何気に重要な腕防具であったりする。
関連項目:【皮(革)シリーズ】、武器/【レザーグローブ】、武器/【レザーナックル】。
FF1
港町プラボカの防具屋にて安価で購入できる。
戦士以外は、かなり長い期間お世話になる防具。
シーフと赤魔術士はクラスチェンジするまで、それ以外の者にとっては、守りの指輪が手に入るまで、ずーっとこれ一択なのである。
- とはいえ序盤の所持金がない時期には60ギルでも結構辛いものがある。
また、部位も装備可能ジョブも違うとはいえ、くさりかたびらが防御15で80ギルなのに対し、これは防御力1だけの割に60ギルすると考えると、お金が貯まってきた後でもどうしても割高に感じてしまうかもしれない。 - クラスチェンジできるようになる頃にGBA版以前(GBA以降でも追加ダンジョンなしの場合)の全ジョブで最強腕防具の守りの指輪も購入できるようになる関係で、戦士以外のジョブは全て正真正銘この手袋と守りの指輪の2種類しか使わない可能性があるため、最弱の腕防具ながらも実は結構重要な立ち位置の腕防具といえる。
防具の詳細な性能は防御力1・重量1。全ジョブが装備可能。
港町プラボカで購入する事でのみ入手可能で、FC版~PS版ノーマルモードまでの値段は1個60ギル。
- 何気にダンジョン等では一切拾えず、購入するしか入手手段がない。
防御1で重さ1。無いよりマシなのか、無いほうがマシなのか微妙なライン。
少なくとも貴重な金を出してまで買うものではないと思うのだがいかがだろうか。
特にファミコン版だと、限られた防具欄を占有してしまう。
- とはいえ、これを入手する時点では他に持つべき防具も特にない。
間に合わせ程度には装備しててもいいだろう。 - また、これを持ちきれなくなって捨てるほど防具を所持するようになる頃には、買い直すにしてもはした金程度になっているはず。
その頃には防御力1のためにわざわざ買いに戻ることもないかも知れないが。 - 購入可能な最初期では、例え1でも重要。
何しろ、魔術士はこれ以前では服しか持っておらず、これを買うことで防御が倍(1→2)になるからである。
ただし、飛空船を入手しクラスチェンジすることのできるドラゴンの洞窟に行けるようになると、守りの指輪の売っているガイアの町にも同様に訪れることが可能になるため、クラスチェンジ後の忍者と赤魔道士の場合でも腕防具はこれと守りの指輪の2つしか使わないでクリアするというプレイヤーが大半となる。
そういった事情を考えると、単なる防御力1の最弱の腕防具とはいえ意外と馬鹿にできないものであるといえるかもしれない。
ちなみにFC版では「かわてぶくろ」だったが、リメイク版からは「かわのてぶくろ」へと微妙に名前が変更されている。
FF1(GBA版以降)
何気にGBA版以降からは60ギル→50ギルへと少しだけ値下げされているが、他の装備品も軒並み同じように値下げされているため、なんとなく割高に感じるのはそのまま。
- この値段になったのはPS版イージーモードから。
これら以外の原作から値下げされたアイテムも全てPS版イージーモードから値段が変更されている。
GBA版以降追加されたゲーム内の説明文は「かわせいの てぶくろ」とそのまま。
仕様変更により防具欄を圧迫する心配は消えた。
GBA以降ではモンクにこれを装備させると、計算式の関係上防御力が下がってしまう。
回避率も重さの分だけきっちり下がり(といっても1だが)、耐性も特にないとデメリットだらけ。
モンクにだけは装備させないこと。
当然ながらGBA版以降でも購入する以外に入手手段がないのはそのまま。
また、GBA版以降ではアイテムの所持数制限がなくなり全てのアイテムを持ち歩くことが可能になったため、コレクションアイテムとして店で大量に複数個購入する意味が新たにでてきてもいる。
様々な防具が追加されたGBA版以降でも、腕防具の中で全ジョブ装備可能なものはこれと守りの指輪の僅か2種類のみしかないのは今までと変わらないため、最弱の腕防具ながらも実は結構重要な防具であるといえる。
FF2
アルテアの町やガテアの村の防具屋で購入できる。
かなり軽いが、これと同程度の重量の小手系防具は、盗賊の小手・パワーリスト・守りの指輪に限られるため、回避率至上主義者は他の金属製の小手を無視して、ずっとこれで戦っていたりする。
(ギルに余裕ができれば、ミシディアへ遠征して盗賊の小手を買うだろう)
- 回避率至上主義ならこれを装備する必要すらない。防御1で重さ3、魔法防御0という役立たず。
- 最初期は回避より防御力なので、全くの役立たずではない。
- 盗賊の小手は魔法干渉がとんでもないので、魔道士キャラは守りの指輪入手までこれで通す場合もある。
(装備欄が空白だと寂しい人とか)- 実はパワーリストも名前や力+10というボーナスに反して魔法干渉2&重さ3と魔道士が使っても優秀なので、物理キャラがいない場合にはそちらに乗り換える手もある。
防具の詳細な性能は防御力1・魔法防御0・重量3・魔法干渉4。
店ではアルテアの町とガテアの村で購入可能で、FC版~PS版までの値段は1個50ギル。
腕を覆う手袋という性質上なのか、魔法干渉も4と僅かな数値ながらもしっかり付いている。
たとえ装備していても、なしの状態よりなんとなく魔法が弱いかな程度で済むぐらいだが、逆に装備しておいたところで防御力が1上がるだけでしかないため、戦力が乏しく僅か防御1だけでもありがたく感じる本当に序盤のうちはともかく、他の部位の防具に性能の良いものが手に入るような時期になったら魔法を使わせるキャラの分は思い切って外してしまった方が良いかもしれない。
購入する以外にはヨーゼフの初期装備として1個入手できる。
ゲーム攻略の面では単なる最弱の腕防具でしかないが、竜巻襲来後(ミシディアの塔クリア後)にはこれを売っている店のあるアルテアとガテアが両方とも壊滅してしまうため、秘紋の迷宮のないバージョンではその後は二度と入手できなくなってしまう期間限定品。
99個集めたいというこだわりの強いコレクターはミシディアの塔攻略前に忘れずに買っておくこと。
- また、秘紋の迷宮のあるバージョンでも、あくまで入手不可能でないだけで竜巻襲来後は1個入手するだけでも一気に面倒になるため、個数に全くこだわらないコレクター以外の場合には同じようにミシディアの塔攻略前にあらかじめ99個買って確保しておいた方が良い。
前作FF1と同様、本作でもFC版では「かわてぶくろ」だったが、リメイク版からは「かわのてぶくろ」へと地味ながら少しだけ名前が変更されている。
FF2(GBA版以降)
GBA版以降からは50ギル→30ギルと20ギル値下げされており少しだけ買いやすくなった。
GBA版以降追加されたゲーム内の説明文は「かわせいの てぶくろ」というFF1のものと同様のもの。
GBA版以降の追加シナリオSoRでもこの手袋はマハノンの町にて普通に購入可能。
ゲーム攻略の面では正直なところあまり役に立つとはいえないが、コレクターにとってはありがたい仕様。
FF2(PSP版以降)
PSP版では追加ダンジョンの秘紋の迷宮の一部フロアの宝箱からも入手可能になったため、竜巻襲来後でも変わらず入手できるコレクターにとって安心な仕様に。
ただし一度の挑戦では宝箱から1個だけしか入手できないうえに言葉の相性によっては入手できず、1個入手するだけでも結構手間がかかるようなるため、数にまでこだわるコレクターの場合には今までと同様に竜巻襲来前(ミシディアの塔クリア前)に前もって必要な数を普通に店で購入しておくのをおすすめする。
- ちなみに「パラメキア」のフロアで言葉の相性が普通の時のみという限られた条件でのみ入手可能。