FF1
盾が装備出来ないクラスのキャラにとっての盾代わりのアイテム。
ゲーム中に2つしか存在しないため、該当キャラが3人以上いると誰に持たせるか非常に悩む事になる。
逆にナイトが2人いれば何も考えなくてすむ。
防具の詳細な性能は防御力8・重量2。
モンク・スーパーモンク以外が装備可能。
モンクは装備できず、忍者はアイスシールドか炎の盾があるので結局は魔道士専用品。
しかもFC版では防具を1人4つしか持てないので、使用効果のある防具を優先した方が良い場合も多い。
- 魔道士を三人以上同時に連れている場合、誰に装備させるかを悩むことになる。
赤・白・黒魔が同時にいるパーティを平均的に強化するなら、赤魔には一応バックラーがあるので、他の盾を一切使えない白黒に装備させることになるだろうか。- 尤もバックラーはそこまで強くないため、防具の所持数に余裕を持たせるために敢えて装備させないのも手だが。
なお、この場合はマントを赤魔に渡して白黒のどちらかを盾無しにしてもいい。
- 尤もバックラーはそこまで強くないため、防具の所持数に余裕を持たせるために敢えて装備させないのも手だが。
- 4人全員が忍者の場合も店で買えるミスリルの盾(防御力8・重量0)があるためあえてこちらを選ぶ意味はない。
他の盾にはない重量がある。
- 多数の装備が追加されたGBA版以降でも、盾の中で唯一重量のある源氏の盾を除き、基本的に盾:重量なし・マント:重量ありとなっている。
本作では腕輪が鎧扱いされているが、どちらかというと体に纏うこのマントを鎧扱い、腕に装備する腕輪は盾扱いとした方が違和感は少なかったのではないかと思う。
まあ「腕輪が鎧扱い」は元ネタであるD&Dに倣った結果なので仕方ないといえば仕方ないのだが。
FF1(GBA版以降)
GBA版以降から追加されたゲーム内の説明文は「よろいのうえからきる マント」。
風のささやく洞穴で販売されるようになった。
40Fまで踏破するつもりなら必ずこれを売る店にたどり着ける。
値段は20000ギルだが、そよ風のマントを持っている場合はわざわざ買うかどうか…。
エルフのマントが手に入ったら完全にお役御免になる。
- 一応、回避率よりも防御力に重きをおくプレイヤーの場合には購入する意味はある…と言いたいところだが、エルフのマントも同様に風のささやく洞穴(B31~B39Fの町マップ)で購入可能なため、我慢してそちらを買った方が良く、やはりわざわざ購入する人はほぼいないだろう。
もっとも、エルフのマントも大地の恵みの祠を何周もすれば(運に左右されるものの)わざわざ購入せずとも入手可能であったりするのだが。- 魔道士の町フロアはどこの階になっても必ず売っているものが同じため確実に購入可能なのだが、大地の恵みの祠は風の囁く洞穴より先に挑戦可能になる上に風の囁く洞穴よりもはるかに短く周回もしやすいために既にエルフのマントを全員分確保していてこれは不要になっているプレイヤーが多いため、購入可能なアイテムを99個集めたいというアイテムコレクター、攻略情報を全く仕入れていないプレイヤー、縛りプレイでエルフのマントの使用を禁止しているプレイヤー等、特殊な理由がない限りは残念ながらわざわざこれを購入する必要性はない。
ちなみにマントの中で最も重い。
といっても重量は2しかないうえ、他のマント2種より僅か1重いだけだが。
また、全ての盾の中で2番目に重い盾でもある(最も重いのは重量8の源氏の盾)。
加えて全ての盾の中で最も回避率が下がる盾でもある(最も重い源氏の盾は回避+50のボーナスがあるため実際は回避率+42の盾)。
といっても上述の通り重量は2しかないため、僅か回避率-2のみではあるが。
FF1(ピクセルリマスター版)
PR版ではGBA版から追加された完全上位互換性能品のエルフのマントが削除されたうえに、追加ダンジョンの削除で購入もできなくなり再び2個限定品に戻ってしまったため、最終防具として使うジョブを3人以上入れるパーティ構成の場合には、GBA版以前までと同じように誰かが盾なしでクリアまで行かざるを得ない可能性があるように戻ってしまった。