日本語版タイトル | トーマスとにげるくるま | ||
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英語版タイトル | Thomas and the Runaway Car | ||
脚本 | シャロン・ミラー | ||
放送日 | ・2007年9月8日(米国:劇場公開) ・2007年9月11日(英国) ・2007年11月4日(米国) ・2008年4月10日(ドイツ) ・2009年7月29日(日本) ・2010年6月1日(ハンガリー) ・2011年9月25日(オーストラリア) | ||
話数 | 第279話 第17話(シーズン内) | ||
この話の主役 | トーマス (準主役:ゴードン) | ||
シーズン | 第11シーズン | ||
登場キャラクターA | トーマス、ゴードン、パーシー、アーサー、ロッキー、ロージー | ||
登場キャラクターB | 無し | ||
登場キャラクターC | ジェームス、クランキー | ||
登場キャラクターD | 無し | ||
登場人物A | ブレンダム港の作業員 | ||
登場人物B | トップハム・ハット卿、ハット卿夫人 | ||
登場人物C | スティーブン・ハット、ブリジット・ハット、ジェム・コール、ソドー島の市長、ディーブ、ソドーブラスバンド、アリス、トロッターさん、線路工事の作業員 | ||
登場人物D | 無し | ||
登場スポット | ・ブレンダム港 ・ソドー運送会社 ・ゴードンの丘 ・囁きの森広場 ・干し草置場 | ||
あらすじ | ・ある日、トーマスは、イベントのショーの会場にトップハム・ハット卿の新車を運ぶ仕事を任された。一方、ゴードンは、新しい野外ステージを運ぶ仕事を任されていた。ゴードンが会場に一番のりすると言うのを聞いたトーマスは、負けたくないと思って、貨車をしっかり連結する前に出発してしまった。 | ||
メモ | ・アーサー、第8シーズン『さかな』以来久々の本編登場。 ・三木眞一郎さんがボイスキャストに参加するのとアーサーの声を担当するのはこの回のみ。 ・アーサー、日本語版ではこの話以降台詞は無く、長編第3作まで出番は無い。 ・ブレンダム港の作業員、初めて喋る。 ・アーサー、またトーマスのせいで不運に見舞われる。 ・かつて2台のクレーン車を押せてたのに、どう言う訳かロッキーを押す事ができないトーマス。 ・空の彼方に飛ばされて干し草山に突っ込んだのに、無傷だったトップハム・ハット卿のセダン。 ・ロージー、初めて怒る。 ・日本語版ではアーサーとロージーの台詞量が英国版よりも多い*1。 ・アーサーからの「元気かい?」の質問を無視するパーシー*2。 | ||
台詞 | ・ナレーター「今日のソドー島はとても気持ちのいいお天気だ。トーマスは特にいい気分だった。彼はとても特別な物を運ぶ為、ブレンダムの港に向かっていたのだ。今日はソドー島でイベントが開かれる。トップハム・ハット卿の新車が船から降ろされた。それはトップハム・ハット卿夫人の好きな青い色だった。会場にその車を運ぶのがトーマスに任された仕事だった。トーマスはボイラーがはち切れそうな程、嬉しくて誇らしかった。ロッキーがゆっくりとトーマスの貨車に車を降ろしていく。」 ・トーマス「皆にこの仕事をしたかっただろうなぁ。ネぇゴードン。」 ・ゴードン「俺は新しい野外ステージを運ぶ仕事を任されたぞ。準備はもうバッチリだ。俺が会場に1番乗りするぜ。」 ・ナレーター「それを聞いて、トーマスが怒った。」 ・トーマス「僕が一番にトップハム・ハット卿の新車を会場に運ぶんだ!」 ・ゴードン「へぇ!」 ・ナレーター「ゴードンは鼻で笑うと偉そうに走り去った。」 ・トーマス「急いでくれよ、ロッキー!」 ・ロッキー「ちょっと待ってくれ。慎重にやらないとなぁ。」 ・ナレーター「トーマスは待ちきれなかった。ようやく車が積まれた。」 ・トーマス「よーし行くぞ~!」 ・ナレーター「トーマスはピストンを力一杯動かした。そして、作業員が貨車をしっかり連結する前に、新しい青い車を押して出発してしまった。」 ・ロッキー「こらこら待てよ、トーマス!」 ・ブレンダム港の作業員「おい!待つんだ!」(初台詞) ・ナレーター「だが、競争に勝ちたいトーマスは何も聞いていなかった。」 ・トーマス「誰が一番早いかゴードンに教えてやるぞ!」 ・ナレーター「トーマスが通り過ぎると、子供達が歓声を上げた。」 ・トーマス「イベントの会場に行くんだよ!楽しみにしてね!」 ・ナレーター「最も早く会場に着けるのは、ゴードンの丘を超える線路だった。トーマスの車軸が音を立てて軋み、車輪が震えた。」 ・トーマス「そーれ!」 ・ナレーター「でも、次の瞬間…」 ・トーマス「あぁ!!」 ・ナレーター「トップハム・ハット卿の新しい車を載せた貨車が、トーマスから離れそのまま勢い良く丘を下って行ってしまった。」 ・トーマス「大変だぁ…!」 ・ナレーター「トーマスは急いで逃げ出した車を追いかけた。パーシーは信号を待ちしていた。」 ・アーサー「やあ、パーシー。元気かい?」(三木眞一郎さんのアーサーの初台詞) ・ナレーター「アーサーの貨車は魚で一杯だった。」 ・パーシー「わー!!危ないよ、アーサー!!!」 ・アーサー「何だってぇ!?」 ・ナレーター「アーサーは暴走する貨車をギリギリで避けたが、そのまま車止めに突っ込んでしまった。」 ・アーサー「わぁ!?」 ・ナレーター「魚が空中に飛び散った。」 ・アーサー「全くもう…!酷いじゃないか!!」(最後の台詞) ・ナレーター「そこへ、トーマスがようやくやって来た。」 ・トーマス「ごめんよアーサー!!逃げた車を追いかけないと…!」 ・ナレーター「トップハム・ハット卿の新しい車は走り続けていた。トーマスは一所懸命それを追いかける。だが、その先の線路は工事中で彼方此方泥濘んでいた。洗車し立てのロージーが止まっていた。突然そこへ逃げ出した車が猛スピードで走って来たのだ。」 ・ロージー「きゃっ!酷いわ、きたなーい!もうっ!泥塗れになっちゃたわ!」 ・トーマス「ごめんねロージー!!」 ・ナレーター「トーマスは謝りながら走り抜けた。逃げた車は更にスピードを上げて先へ進む。ゴードンを追い抜くと、遂に問題が起きた。」 ・トーマス「うわぁ大変だぁ…!!」 ・ゴードン「こりゃ驚いた。でもこれで会場に一番乗りするのは俺に決まりだな。」 ・ナレーター「ゴードンは誇らしげに去って行った。トーマスは干し草の山に近づいた。」 ・トーマス「どうしよう困ったぞ…!!競争に負けちゃうし、トップハム・ハット卿の新しい車を時間通りに運べなくなっちゃう…。あぁ、こんな事になるなんて…港に戻って、ロッキーを連れてこなくちゃ!」 ・ナレーター「トーマスはそう言って走り出したが、すぐにそのまま止まってしまった。」 ・トーマス「でも、ロッキーを運べるほど力持ちじゃないや…。」 ・ナレーター「しばらくして、ゴードンが誇らしげに戻って来た。競争に勝って野外ステージを運び終えたのだ。」 ・トーマス「ゴードン、助けてほしいんだ…!」 ・ナレーター「ゴードンはトーマスが本当に困っていると分かった。」 ・トーマス「ロッキーをここまで連れて来てくれないかい!?君のような強い機関車が必要なんだ!!」 ・ナレーター「ゴードンは皆に『強い』と思われるのが好きだった。そして、友達を助けるのも好きだった。」 ・ゴードン「分かった!待ってろよ!」 ・ナレーター「彼等はロッキーを連れて出来るだけ急いで、トーマスの元に戻った。トーマスはゴードンがすぐに戻って来てくれた事に感謝した。ロッキーがトップハム・ハット卿の新しい車を干し草の山から引き上げる。トーマスはそれを慌てずに待っていた。」 ・ナレーター「トーマスはゴードンにお礼がしたいと思った。」 ・トーマス「ゴードン、君がこの車を運んでくれないかい?」 ・ナレーター「ゴードンは新しい青い車を運ぶ仕事がとても大切な仕事だと分かっていた。ゴードンはトーマスに微笑んだ。」 ・ゴードン「ありがとうよ、トーマス!」 ・ナレーター「もう競争はしない。トーマスとゴードンは一緒に到着した。トップハム・ハット卿夫妻は、新しい青い車を見て、とても嬉しそうだった。皆が手を叩いて喜んだ。そしてトーマスの心も喜びにあふれていた。」 | ||
英国版CV | ・ナレーター:マイケル・アンジェリス | ||
米国版CV | ・ナレーター:マイケル・ブランドン | ||
日本語版CV | ・ナレーター:ジョン・カビラ ・トーマス:比嘉久美子 ・ゴードン:三宅健太 ・パーシー:神代知衣 ・アーサー:三木眞一郎 ・ロッキー:河本邦弘 ・ロージー:望月久代 ・ブレンダム港の作業員:金光宣明 | ||
シリーズ前回(英語)(日本) | トビーとゆうめいなかしゅ | ||
シリーズ次回 (英語) | トーマスのだいピンチ | シリーズ次回 (日本) | エドワードのゆうびんはいたつ |
参照画像 | トーマスとにげるくるま/画像 |