日本版タイトル | パーシーときてき | ||
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英語版タイトル | Percy's New Whistle | ||
脚本 | ジェームス・メイソン | ||
放送日 | ・2004年8月1日(英国) ・2004年9月5日(米国) ・2006年2月28日(韓国) ・2006年4月28日(ドイツ) ・2006年9月26日(ハンガリー) ・2006年11月13日(オーストラリア) ・2007年3月9日(日本) | ||
話数 | 207 | ||
この話の主役 | パーシー | ||
登場キャラクターA | トーマス、パーシー、ハリーとバート、バーティー | ||
登場キャラクターB | トレバー | ||
登場キャラクターC | ヘンリー、ジェームス、トビー、ソルティー、アニーとクララベル | ||
登場キャラクターD | アーサー | ||
登場人物A | トップハム・ハット卿、パーシーの機関士 | ||
登場人物B | トップハム・ハット卿の付き人、トーマスの機関士 | ||
登場人物C | ジェム・コール、バーティーの運転手 | ||
登場スポット | ・メイスウェイト駅 ・踏切 ・アノファ採石場 ・センターアイランド採石場の機関庫 ・給水塔 ・ティッドマス機関庫 ・線路の上の橋と道路と信号所 ・ティッドマストンネル(使い回しのみ) ・ソドー酪農(言及のみ) ・精錬所(脚本ミスによる言及のみ) | ||
あらすじ | ハリーとバートに汽笛を貶されたパーシーは、大きく汽笛を鳴らして、ハリーとバートに仕返ししようと考えるのだが…。 | ||
メモ | ・戸田恵子さんの主人公トーマス、緑川光さんのバーティーと佐藤佑暉さんのハリーと平井啓二さんのバートの声はこの話で最後となる。 ・冒頭のティッドマストンネルのシーンは第7シーズンの『オリバーとゆきだるま』の使い回し。 ・この話のバーティーは初めて終始笑わなかった話であり、トレバーは第6シーズンの『ふたごのけんか』に続いて終始笑わなかった。 ・第2シーズンの『ゆうれいきかんしゃ』以来、恐ろしい仕返しを決行するパーシー。*1 ・パーシーに「汽笛で仲間を脅かしては駄目だ!」とトーマスから、「汽笛は遊ぶ為に有るんじゃない!」と警告するトップハム・ハット卿だが、数年後にはトーマスが高山鉄道の機関車達を脅かす出番となる。 ・第5シーズンと第18シーズンで、このエピソードによく似た大騒動が起きている*2。 ・採石場に居るのに精錬所と言ったり*3、「牽引車のトレバー」を「トラクターのトレバー」と言うミスが有る*4。 ・パーシー、第5シーズンの『ゆき』以来久々に雪塗れになる。 ・バーティー、第6シーズン『ハーヴィーのはつしごと』に続いてパーシーにキレる。 ・未公開シーンでは岩のボルダーならぬ雪のボルダーが出来上がるシーンが有る。 ・「貨車を壊す所だった」とトーマスが言っているが、この前トーマスはパーシーの貨車を壊している。 ・佐藤佑暉さんは今回、2役担当。 | ||
台詞 | ・ナレーター「季節は冬だ。ソドー島は雪に覆われている。機関車達は駅から駅へと乗客や荷物を忙しく働いている。時々機関車達は自分達がやって来る事を人々に警告をしなければならない。其処で蒸気機関車は汽笛を鳴らす。ディーゼル機関車は警笛を鳴らす。ある日パーシーが精錬所*5に貨車を運んで来た。ハリーとバートに汽笛を鳴らして挨拶する。然しハリーとバートは笑っている。」 ・ハリー「へっへっ、それでも汽笛かよ!?」 ・バート「これを聞いてみな(警笛を大音量で鳴らす)!!」 ・ハリー「ヘッヘヘヘ!!ディーゼルは御前ら蒸気機関車より…!」(佐藤佑暉さんのハリーの最後の台詞) ・バート「何だって上手に出来るんだ!」(平井啓二さんのバートの最後の台詞) ・パーシー「僕の汽笛だって君等の警笛に負けないぞ!!今に見てろ!!」 ・ナレーター「パーシーは汽笛の練習に励んだ。汽笛を大きく鳴らす。もっと大きく、もっともっと大きく。そして遂に、ハリーとバートを吃驚させる位の大きく鳴らせられるようになった。軈てパーシーは石切り場に戻った。前方に停車しているハリーとバートに近づくとパーシーは思いっ切り息を吸い込み力一杯汽笛を鳴らした(汽笛を大音量で鳴らす)。ハリーとバートは吃驚仰天だ。」 ・パーシー「言っただろう!?僕の汽笛は君等の安っぽい警笛なんて、負けないってアハハハハ!!バイバイ!!」 ・ナレーター「今のパーシーは最大級の汽笛が鳴らせる。彼はもう一度ならしたくて溜まらない。トーマスが空の貨車の入れ換えをしている。其れを見てパーシーは思いっ切り吸い込むと力一杯汽笛を鳴らした(汽笛を大音量で鳴らす)。トーマスは頭に来た。」 ・トーマス「こんなのちっとも面白くないや!」 ・ナレーター「だが、パーシーは何処拭く風だ。余りの楽しくて我を忘れていたのだ。パーシーはバスのバーティーを見つけた。また思いっ切り息を吸い込んで大きな汽笛を鳴らす(汽笛を大音量で鳴らす)。バーティーは道路をヅルヅルスリップする。」 ・バーティー「パーシー!!」(緑川光さんのバーティーの最後の台詞) ・ナレーター「バーティーが怒鳴った。もう少しで事故を起こすところだった。然しパーシーは特にいなくなっていた。その夜トーマスはパーシーに注意した。」 ・トーマス「もう友達を脅かすのは止めろよ!!バーティーはスリップするし、それに僕は貨車を壊す所だったんだぞ!!」 ・ナレーター「パーシーは反省した。」 ・パーシー「もう二度としないよ。約束する…。」 ・ナレーター「翌日、パーシーは酪農場からミルクを運んでいた。」 ・パーシー「あぁー!!もう一回だけ大きな汽笛を鳴らしたいなぁ~!!」 ・ナレーター「辺りには人間も機関車も見当たらない。いいチャンスだ。然し思わない所に落とし穴が有ったパーシーには見えなかったが、丘の上でトラクターのトレバーが農場の家畜の餌を運んでいたのだ。雪が積もって家畜達が牧草が食べられない。パーシーは目一杯息を吸い込むと汽笛を鳴らした(汽笛を大音量で鳴らす)。トレバーは吃驚してトレーラーを丸太の山に突っ込んでしまった。丸太は崩れ、丘を転がり落ちて行く。その丸太に雪がくっついて大きな雪達磨になった。雪達磨がどんどん大きくなって行く。其れとは知らずパーシーが快調に飛ばしてきた。処が、上から雪達磨が転がって来るではないか!」 ・パーシー「うわぁ~!!大変だぁーーーーーーーーーー!!!!!!!!」 ・ナレーター「幸いにも怪我人は出なかった。然し機関士はカンカンだ。」 ・パーシーの機関士「助けを呼ばなければならん!」(佐藤佑暉さんのパーシーの機関士の最後の台詞) ・ナレーター「パーシーは寒い中を待っていた。煙突は凍り、アクセルは震えていた。軈てトーマスが到着した。トップハム・ハット卿が乗って居る。トップハム・ハット卿はカンカンに怒っている。」 ・トップハム・ハット卿「汽笛は安全な物で有るんだ!!遊ぶ為に有るんじゃないぞ!!汽笛は本当に必要な時だけ鳴らす事が出来るんだ!!」 ・パーシー「分かりました…。ごめんなさい…、此れからは無暗に汽笛を鳴らすのは止めます…。」 ・ナレーター「翌日からパーシーはとても静かな機関車になった。今日も一度だけも汽笛を鳴らしていない。然し、トンネルから出来たパーシーは息を飲んだ。線路上に大きな雪の吹き溜まりが出来ていた。その時、汽笛の音が聞こえた。トーマスだ。彼は雪の吹き溜まりに向かって直進して来る。今すぐ停車を指せないと事故になってしまう。」 ・パーシー「早くトーマスに知らせないと!!」 ・ナレーター「パーシーは最大級の息を吸い込むと今まで最大級の汽笛を鳴らした(汽笛を大音量で鳴らす)。」 ・トーマス「何かトラブルが起きたんだ!?」 ・ナレーター「トーマスは急ブレーキを掛けた。ギリギリセーフだ!」 ・トーマス「ああ、助かった!!有り難うパーシー!!」(戸田恵子さんのトーマスの最後の台詞) ・ナレーター「その夜、トップハム・ハット卿が機関庫にやって来た。」 ・トップハム・ハット卿「よくやったなパーシー。季節的な時に汽笛を鳴らしてトーマスを事故から救ってあげてくれた。御前は本当に役に立つ機関車だ。其れに安全な機関車でもある。」 ・ナレーター「パーシーは素晴らしくてボイラーが真っ赤にほでった。パーシーは今では安全に汽笛を鳴らしている。其れから子供達は嬉しそうに眺めた。」 | ||
英国CV | ・ナレーター/他:マイケル・アンジェリス | ||
米国CV | ・ナレーター/他:マイケル・ブランドン | ||
日本CV | ・ナレーター:森本レオ ・トーマス:戸田恵子 ・パーシー:中島千里 ・ハリー/パーシーの機関士:佐藤佑暉 ・バート:平井啓二 ・バーティー:緑川光 ・トップハム・ハット卿:青野武 | ||
シリーズ前回(英語) | トーマスとチューバ | シリーズ前回(日本) | いきすぎだよ、ジェームス |
シリーズ次回(英語) | トーマス、だいかつやく | シリーズ次回(日本) | ゴードン、せんせいになる |
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