ボス猿

Last-modified: 2022-06-07 (火) 20:22:33

意味としてはお山(猿山)の大将と腐ったみかんを合わせたもの。

概要

2015年7月18日にて、駒田徳広が当時の横浜についてサンスポのインタビューに対して、当時の主力選手に「ボスがいた」と答えたのが始まり。
いわく、

  • ミーティングで若手と最前列でふざけていた
  • 足の肉離れが完治してないのに、FA権の取得日数を稼ぐために一軍に居座っていた
  • ある試合で5回で退いた後、監督室に入ってテレビを見ていた(この時はコーチの波留敏夫が激怒した)

と、当時の横浜の暗黒時代がどれだけ酷かったのかよく分かるエピソードである。
問題は、記事で名前を伏せられた「ボス」が誰だったのかであるが、

①駒田が横浜でコーチをしていたのは2009年シーズンだけ
②この時にFA権の取得日数稼ぎで得をする人物はかなり限られる
③当時在籍していた選手で肉離れに悩まされてたのは村田ぐらい
村田はFAでチームを離れた後も、若手の筒香嘉智に(悪)影響を与えていた(中畑監督ブチギレられる)
⑤ベイスターズで派閥作りの前歴がある

など、特定がかなり容易であった。
ただしこの時は、既にFAでジャイアンツに移籍してベイスターズから離れた後だったことや、ジャイアンツ入団後は原辰徳監督や、年長の阿部慎之助、後輩の立場であるが生え抜きスーパースターとなった坂本勇人らに囲まれ、横浜時代と比べたら大人しくなっていた事もあり、特に大きな話題にならなかった*1
しかし、高橋由伸が監督に就任して以降は、原監督時代ならあり得なかった増長の部分が見られるようになっていく*2

ボス猿というワードが誕生して使われるようになったのは、2017年オフに村田がジャイアンツを戦力外になってからである。
2017年の村田は当時36歳ながら、118試合出場 打率.262 14本塁打 58打点 OPS.754とクリーンナップとしては物足りないながらもまずまずの成績を残し、節目の2000本安打まであと135本という状況だった。
「チームの若返りを図るため」という理由で村田には戦力外通告が伝えられたが、まだまだ打撃力は健在だったため、フリーになった村田には打撃難のチームからオファーがあるものと思われた。

ところが一ヶ月以上たっても移籍の進展がなく、ニュースでも取り上げられないことから、実際は素行がよくないことが理由で干されたのでは?という疑惑が浮上した*3
その際に1つの可能性として、駒田が過去にサンスポに語っていたボスの野球に対する姿勢が原因なのではないかという説が浮上。
特にドラゴンズは、5年連続Bクラスで三塁のレギュラーが空いていて*4、打撃力のある三塁手の補強は急務であるにも関わらず、結局最後まで獲得に名乗りを上げなかった。
当時波留が中日でコーチをやっていた事も、説に追い打ちをかけた*5
他にも「2000本安打」「年齢」説が出ていたが、話が反れるので割愛する。


余談

駒田と中畑の記事が目立っているが、2010年から2011年まで横浜の監督だった尾花高夫も2012年1月18日のzakzakにて、「結局は村田のチーム」「村田離れをして、選手たちも少し大人になっていかないと」と苦言を呈していた


関連項目


*1 ただし、二回懲罰交代させられた事はある。そのうちの一回は強制帰宅させられ、もうひとつは「心技体ともに準備できていない」と言われるという、内容としてはかなり重いものであった。
*2 ベンチでふて腐れていた姿が度々カメラに写っていたり、『ズームイン!!サタデー』にて「暇すぎて。勉強できるんで」「暇すぎ!まじで暇すぎるんですよ!」と発言している。ベンチの件に関しては冗談という援護もあったが、逆に冗談でも言っていいこと悪いことの区別がついてないという批判もあった。
*3 4年前の2013年オフに小笠原道大がFA宣言を行ってジャイアンツを退団したこととは対照的であった。というのも、功労者だった小笠原に対して球団側は成績不振を理由に戦力外通告を伝えることが憚られらたことから、小笠原にわざわざFA宣言をしてもらってジャイアンツを退団してもらうほど配慮をしていた
*4 これまで40歳近くまでレギュラーを守ってきた森野将彦がこの年で引退し、高橋周平・福田永将・阿部寿樹らも当時は伸び悩んでおり世代交代がうまくいっていなかった。高橋が台頭したのはちょうどこの翌年の出来事である。
*5 要するに問題行動を起こした何年か経った後に「自分が現役選手でいられなくなること」や「波留を始めとするコーチが別球団でコーチを務めているかもしれないこと」、「他球団のコーチが自分の現役復帰のために首脳陣に口利きしてくれるかもしれない(あるいはその逆で獲得を止めるよう進言するかもしれない)こと」といった想像力が欠けていたと思われる。