Over kill。「目的達成のために必要以上の労力を費やす」こと。
現実におけるオーバーキル
- 日本では「kill=殺す」という意味でしか使われないため、「必要以上の殺傷(能力)。 過剰な殺生・殺戮」
と言う意味で使われるが本来は「やり過ぎ、成果に合わない労力」「(経済的な意味での)締め付け」位の意味。- そもそもKillには「(死ぬほど)痛い」「(痛み、動力を)止める」「飲食物を平らげる」「圧勝」「暇つぶし」
と言った「殺す」以外に「何かを終わらせる・停止させる」という意味でも使われる。
Overに関してもほぼ同様で「~以上」や「~を越える」「~を覆う」位の意味。
過剰という使い方をするのは日本だけである*1。
大げさな反応を日本では「over reaction」というが英語圏では「exaggerated reaction」が適当である。
- そもそもKillには「(死ぬほど)痛い」「(痛み、動力を)止める」「飲食物を平らげる」「圧勝」「暇つぶし」
- 現在では体力制のゲームで残りHPを大幅に上回るダメージを与える(与えられる)、
格闘ゲームなどで相手の体力がなくなった後もコンボを叩き込み続けるなど
不要な攻撃を加えること、もしくはその様を指すことが多い。
モンハンにおけるオーバーキル
- モンハンで上記の定義を当てはめると、
などが該当する。死体斬りも参考に。
どちらも過剰な攻撃を行う、という意味では共通していると言える。
- 他にも「モンスターを捕獲するつもりが、過度に攻撃しすぎてしまったがためにモンスターを討伐してしまう」
という痛恨のミスのことを指す場合もある。
狩猟クエストならば狙いの報酬を得にくくなるだけで特に問題はないが、捕獲クエストではクエスト失敗になってしまう。- 恐らくもっとも有名な事例は、MH3G村下位におけるアオアシラの捕獲クエストであろう。
MHP3に(訓練所を除き)存在しなかった討伐してはならないと言う条件が枷となり、
皆の目が既に慣れているうえ、当人があまり体力がないことによりつい倒してしまい、
失敗の山を重ねたハンターは数知れず。- ちなみに、MH3Gの下位クエストにおけるアオアシラのクエストは村にしか存在せず、
しかも最初は捕獲クエしか存在しない。一度でも捕獲を成功させなければ、
アオアシラの下位の狩猟クエストがいつまで経っても出てこないのである。
- ちなみに、MH3Gの下位クエストにおけるアオアシラのクエストは村にしか存在せず、
- 恐らくもっとも有名な事例は、MH3G村下位におけるアオアシラの捕獲クエストであろう。
- 2ndG以前の作品においてランポス系モンスターを空中で仕留めると
死体が真っ二つになって消滅し、剥ぎ取れなくなる現象もそう呼ばれる事がある。
双剣で吹っ飛んだ瞬間に追撃を加えて討伐したり、
飛びかかってきた瞬間に大剣などで撃墜してこの状態になったプレイヤーも多い事だろう。
これは攻撃力の過多で起きる現象ではないので意味は大分異なるが。- MH4以降ではこういった事態は起こらなくなっている。
- 逆にアイルーやメラルーは、どんなに重い一撃を与えようと決して死ぬことはなく、
元気に穴を掘って逃げていく。
故に剥ぎ取ることができず、50%の確率で落とす落とし物頼りになる為、
彼らの固有素材は入手しづらい。
- 甲虫種の小型モンスターはクンチュウを除き大抵は討伐時にバラバラになり剥ぎ取れなくなるが、
MHWorld以降の作品ではオーバーキルダメージを抑えて討伐することで死体が残りやすくなる。
- MHSTシリーズでは味方側の最大HPはどうあがいても999を超えることはできないのだが、
一部のボスモンスターはあろうことか、1000以上のダメージを確定で与える大技を使ってくる。
そのまま食らうと余裕のオーバーキルになってしまう非常に危険な特技だが、
この手の攻撃は事前にあからさまな予備動作を行うことが多い。
発動前に全力で特定部位を攻撃して不発に終わらせたり、あるいはみがわり玉などで耐えきったりなど、
こちらが取れる対抗手段も用意されているため、何とかしてやり過ごそう。
RPGの大ボス戦でよくある、バトルギミックの一種のようなものと言える。