モンスターと戦うための戦術の一つ。略して睡爆、水爆、眠爆などとも呼ばれる。
殺伐とした字面になるのを避けるためか「睡眠爆破」「睡眠爆発」など、
表記が揺れがちだが、基本的には同じ戦術を指す。
片手剣ハイガノススパイクによる通称「ハイガノボマー」で有名な戦術である。
目次
概要 
- 睡眠中のモンスターが最初に受けた攻撃のダメージは通常の3倍となる。
これを利用し、モンスターを眠らせ付近に大タル爆弾(G)を設置して起爆、
纏まったダメージを与えるテクニックである。
爆弾のダメージは肉質を無視する上にヘタな通常攻撃よりはよっぽど高威力なので、
上手く使えば強力なダメージソースになる。
- 注意しなければならないのが、3倍になるのは「睡眠中に受けた最初のダメージ」であるため、
3倍ダメージになるチャンスは睡眠1回につき、起こすときの1度しかない。
爆弾を複数設置して一度に起爆したとしても、3倍になるのはその中の1個分だけになる。
(睡眠中のモンスターに大タル爆弾Gを2つ当てた場合、150×3+150=600ダメージとなる。)- 大タル爆弾Gの隣に大タル爆弾を置くなど、ダメージ量が違う爆弾を用いる場合は、
モンスターに最初にあたる爆風を、ダメージが大きいものになるよう考えて設置する必要がある。
例えば、大タル爆弾と大タル爆弾Gの混合の場合に前者のダメージが3倍になると、
80×3+150=390で大タル爆弾G1個のダメージ(150×3=450)よりも小さくなってしまう。
持ち合わせがないからといって、仲間にバレないよう大タルGの中に隠して設置するのは良くない行為である。
2個置いたことを証明するためにずらして置くローカルマナーも存在するが、
爆風が連続したり爆炎が晴れるのが遅くなり、通常の戦闘に戻るのが遅くなり望ましくない。
なお、MHXシリーズでは同じ座標から同時に発生した判定でダメージの一部が消える現象が確認されており、
それを防ぐためにずらして置くことがある。 - MH4やMHWの闘技場にある撃龍槍やMHWの落石ダメージも睡眠時に当てるとダメージが増加する。
爆弾よりも大ダメージを見込めるので、タイミングは難しいが狙ってみるのもあるだろう。 - 眠らせられる回数が限られている場合は当然置けるだけ置いてしまった方が良い。
起きている間はどうせ動かれて爆弾を当てにくいと考えれば、
3倍にならなくても確実に当たるだけ遥かにマシなので、使い切ってしまおう。
特にパーティプレイの時は乱戦の中でヘタに爆弾を使っても味方を巻き添えにしてしまう。 - 逆に、眠らせる手数は十分にあるが眠らせられる回数がわからない、爆弾以外のダメージソースに乏しい場合は
眠らせたからといって爆弾を置けるだけ置いてしまうのは得策ではない。
多く眠らせてしまい素材が足りなくなることが想定されるためだ。
1個ずつ置いて確実に全ての爆弾を3倍ダメージで叩き込もう。
- 大タル爆弾Gの隣に大タル爆弾を置くなど、ダメージ量が違う爆弾を用いる場合は、
- 麻痺持ちの味方ハンターがパーティー内にいるのならば、
麻痺中のダメージが1.1倍又は1.05倍になることを利用して麻痺中に爆弾を大量設置するか、
麻痺中は大技を連発するから睡眠中に爆弾を全部使ってしまうかは人それぞれ。
ただし、大剣やハンマーのような弱点部位へ当てれば強力な必殺技を持っている武器種、
ヘビィボウガンのような短時間に大火力を出せる武器種の攻撃力を活かすという面では
睡眠中に爆弾を全部使ってしまった方が良いだろう。
- 睡眠弾を撃てるボウガン、睡眠ビンを装着できる弓でも有効。
火力不足に陥りやすい弓、ライトボウガンにとっては重要な戦術である。
無論、ヘビィでもその火力を更に加速させる戦法と言えるだろう。- なお、上記の通りこの戦法を行いやすい武器として「ハイガノススパイク」が有名だが、
一撃の軽い状態異常片手剣としては、爆弾無しでは睡眠戦法の恩恵を受けられない。
ダメージソースなしで狩りに持っていく武器としては不適切だが、毎回睡眠爆殺をすると
爆弾代と調合素材がかさみ、あっという間にお財布とアイテムボックスが爆散すること請け合いである。
ただし、それでも討伐時間の短縮には十分繋がり、爆弾も一つ持っていくだけで大分違う。
モンスターによっては下手に無属性武器を担ぐよりも睡眠武器を担いだ方が安定する場合もある。
- なお、上記の通りこの戦法を行いやすい武器として「ハイガノススパイク」が有名だが、
- MHXではニャンターでも睡眠爆殺が可能となった。
ニャンターの爆弾は攻撃力とサポート傾向により威力が増加するのが特徴。
最も強力な爆弾である特大タル爆弾の技は、装備次第では300近い固定ダメージとなるため
睡眠爆殺で600ものダメージを与えることも可能。*1- ただしゲージ管理が大変で自力で眠らせようとすると、ゲージが溜まる前に眠らせてしまうことも。
さらに睡眠武器の攻撃力が低いためダメージが落ちやすいといった欠点がある。
これを防ぐためにガードでゲージを稼ぐことが出来、ボマーに次いで爆弾の威力が高いガードを使用したり
オトモに睡眠武器を持たせて自分は強力な武器を持ったりするといった手がある。
- ただしゲージ管理が大変で自力で眠らせようとすると、ゲージが溜まる前に眠らせてしまうことも。
- MHWorldでは睡眠時の爆弾のダメージが2倍に下げられた反面、
クエストのランクが上位になると大タル爆弾Gのダメージが150→180に引き上げられる。*2
爆弾のみの合計ダメージで見るとソロ・2人パーティーでは従来作より下がったが、3人以上では従来作より上昇している。
爆弾起こしのダメージが相対的に下がったことを意味し、ダメージ表示も可能なため効率を実感でき、戦術を練りやすい。
肉質無視ダメージの睡眠補正が他攻撃同様2倍に引き下げられたため、爆弾以外の初撃で上回りやすくなった。
ライトボウガンは新要素起爆竜弾により相性の良さに拍車がかかっている。
武器やスキル構成にもよるが、上位終盤であれば大タル爆弾と遜色ないダメージを叩き出すため、
今まで以上の大ダメージを与えることが出来る。- また、MHWorldはキャンプに戻りテントの中に入ることでアイテムの補給が可能になった。
これにより、眠らせられる回数が多い場合でも上記のような爆弾の残数を気にして設置数を調整せずとも、
全部設置してはモンスターのエリア移動などに併せて補給に戻ることで大量の爆弾を運用する事が可能になった。 - ただしLv2睡眠弾の調合素材がLv1睡眠弾と増強剤に変更されたため、大量のハチミツとにが虫を消費する。
もちろんネムリ草や爆薬などを消費するのも相変わらずであり、
MHWではそれらのアイテムの大量購入ができないため、今まで以上に物資があっという間に枯渇する。
- また、MHWorldはキャンプに戻りテントの中に入ることでアイテムの補給が可能になった。
- 「睡眠」爆殺とあるが、瀕死時の「休眠」状態の時でも当然寝覚めの一撃は3倍ダメージとなる。
討伐を狙う場合は役に立つので覚えておくべきではあろう。- 特にパーティープレイの場合は威力の低い攻撃でモンスターを起こさないようにしたい。
- 狩猟対象の多い大連続狩猟であったり、罠の持ち込みを忘れたり、罠の設置に失敗し調合分も無くなったりといった
捕獲が困難な状況の場合はトドメの一撃とならなくとも、瀕死の状態からさらに大きく体力を削る効果は凄まじい。 - 他にもタマミツネなど、剥ぎ取りで得られて捕獲報酬では出ない素材が目当てならば当然捕獲ではなく、
休眠爆破か武器によるたたき起こしから討伐を狙うほうが良いだろう。 - 瀕死時に「休眠」によって体力の回復を図る古龍種にも有効。
古龍種の捕獲は不可能なのだから、素直に寝覚めの一撃をお見舞いしてやろう。
ただし、寝覚めと同時に強烈な返り討ちを仕掛けて来るモンスターをも存在するため注意は怠らぬ様に。 - なお、”睡眠爆殺”では主に睡眠初撃に関する爆弾ダメージと他の攻撃どちらがダメージが大きいのか、
という観点で議論されがちであるが、戦術である以上、
主題は如何にモンスターを効率的に狩猟するか、そのために睡眠時に如何に纏まったダメージを与えるか、である。
大剣のようにわかりやすい一撃火力武器が居る場合は大剣の抜刀溜め斬りなどで起こし、
すかさず大剣に当たらない位置で爆弾を起爆することが最も効率的なのは前述の通りである。
しかし例えばガンランスの竜撃砲のように睡眠状態へのダメージ向上が大きくないとしても、
始動が遅く大きなダメージを与えるチャンスであり、
また初撃でないとはいえ全員の爆弾を纏めて当てられることを加味すれば、完全な間違いとも言い切れない。
無論、爆弾同様肉質無視ダメージであるので、誰かが爆弾を起爆、ついで間髪入れず竜撃砲、
とともに弱点部位以外でできれば最も理想的ではあるのだが。
合計ダメージを把握し、戦術のために意思を統一し、如何にミス無く達成できるかが何より重要である。
- MHP2G以前は眠る動作中でも、一発でも攻撃を当てると即起きる仕様だった。
ソロでも一発一発丁寧にヒットさせなければ確実に眠らせることはできなかった。
マルチでは更に難度が上がり、説明したうえで睡眠役のみが攻撃し、他は様子見するといった配慮が必要だった。- 当時の活躍はほぼソロに限られ、マルチで睡眠爆殺は不人気だった。
睡眠爆殺の理想の相手であるキリンですら、マルチでは普通に武器で討伐することが選ばれた。 - MH3から睡眠が効いてから完全に眠りに入るまでは、殴っても起きないよう修正された。
- 当時の活躍はほぼソロに限られ、マルチで睡眠爆殺は不人気だった。
注意しなければならないこと 
- 爆弾で音判定も発生する作品では、音爆弾が効くモンスターは爆風ではなく音の方にも3倍効果が適用される。
しかも、音の効果ではダメージ0なので、音が先に当たると爆弾のダメージが3倍にならない。
ただし音判定をうけるのは特定の部位のみなので、爆弾の場所によっては爆風のほうを先に当てられる。
例を挙げるとディアブロスは胴部位で音判定を受ける。
そのため、そこに近い場所に爆弾を置くと3倍が適用されないが、
サイズが大きければ胴からもっとも離れた尻尾に置くことで音判定を避けつつ3倍を狙えるのである。- MHP3では状態異常による睡眠時は音判定が消滅するため、全てのモンスターで3倍化が可能。
しかし、MHP3のボマーは1.3倍に落ちていることから、大ダメージが難しくなっている。
- MHP3では状態異常による睡眠時は音判定が消滅するため、全てのモンスターで3倍化が可能。
- 似たような注意点としてボウガンや弓で起爆する場合、
起爆目的で撃つ弾は、爆弾には当たってもモンスターには当たらないように撃つことである。
何故かというと、弾が当たって爆弾が爆発するまでの僅かなタイムラグの間に
その弾がモンスターに当たってしまうと、折角の3倍ダメージをそちらに取られてしまうため。
貫通弾・矢は勿論のこと、その他の弾や矢も爆弾に当たっても消えないので、このような事態が起きてしまう。
そのため、爆弾を置く際に3倍ダメージを与えたい部位の爆弾(すなわち弾や矢で発破する爆弾)は
弾が通り抜けてもモンスターに当たらない場所を選んで置き、
起爆時にはモンスターには当たらないようしっかりと狙って爆弾だけを撃つことが重要。
目安として、実際に起爆して爆発から少し置いてモンスターが起きたら3倍を爆破で与えているが、
爆破とほぼ同時にモンスターが起き出してきたら弾に3倍を取られてしまった、と一応の判断ができる。- また、近接武器や蹴りで起爆する場合であっても、モンスターに密着しすぎて
モンスターに当たってしまうという事が無いようにしたい。
リーチが長い大剣や太刀、ガード突きで起爆しやすいランスやガンランス、ガンランスの砲撃など、
注意すべき起爆方法は多い。
ただし、爆弾よりもダメージが見込める状況であれば、この限りではない。 - これと同じことはペイントボールや小タル爆弾、スリンガー等での起爆にも言える。
前者は例えば画面奥から眠らせたモンスター、爆弾、ハンターが直線上に並んだ立ち位置の場合、
そのまま爆弾に向かってペイントボールを投げると爆発より先にペイントボールが当たってしまい、
3倍ダメージ部分は0となってしまう。
この場合は90度横から爆弾にだけ当たるように投げよう。
小タル爆弾も、大タル爆弾と同じ所に仕掛けてしまうと先にそちらの爆発が当たってしまうため、
小タルの爆風は大タル爆弾にだけ届くよう注意して仕掛けよう。 - なお、MH4以降の作品では爆弾にもモンスター同様の当たり判定があるため、
貫通性を持たない単発の手投げ玉や弾丸であれば、正面から撃ち込んでも問題なくなっている。 - MHWorldではスリンガーの元になるアイテムが入手しやすくなり、
小タル爆弾を持ち込まずとも起爆がしやすくなった。
ただし、オプション設定で自動照準をオンにしていると爆弾の真ん中を狙ってしまうため、
モンスターに当たらないコースで大タル爆弾をかすめるように発射するのがやや難しい。
爆弾をモンスターからやや離して設置した上で、前述のペイントボール同様横から狙うと良いだろう。 - MHRiseでは空爆を利用すれば、確実に爆弾に睡眠補正をかけつつ設置済み爆弾の起爆もできて安心である。
- また、近接武器や蹴りで起爆する場合であっても、モンスターに密着しすぎて
- この「起爆時の攻撃を当ててしまう」ことを防ぐために漢起爆をするハンターも居る。
- 睡眠爆殺で部位破壊を狙う場合、爆風が狙いとは別の部位に吸われないよう注意する必要がある。
頭を狙った筈が胴体や首に吸われてしまった、という例は数限りない。
また、グラビモスの腹など、睡眠時に地面に接してしまい、
どこに爆弾を置けばいいのか大いに迷うパターンもある。
- 爆弾のダメージは肉質無視であるため爆風をどこに当てても変わらない
(クエストに設定された全体防御率の影響は受ける)。
そのため部位破壊を狙わない場合は弱点部位から遠い場所に設置するほうが、
爆風に邪魔されず即座に戦闘に戻れるメリットがある。
しかし、どこに設置するかの意思疎通がないと、各自がバラバラに設置してしまい、
爆風が晴れるまでの時間がかかってしまったり、不発が残ってしまうデメリットとなりうる。
そのため、一番わかり易い頭付近に設置することが暗黙といった風潮がある。
- また、当然モンスターを眠らせるためには攻撃を加えなければならないのだが、
「連続して攻撃を加えている途中で寝る→攻撃をキャンセルできず攻撃を加える→
モンスターが起きる」といったミスを犯しやすい。
完全に横になるまでの攻撃であればセーフなので就寝動作が遅いモンスターであれば止めやすいが、
睡眠爆殺が有効な事で有名なキリンなどはかなり注意していないと誤爆が起こりやすい。
PTでは尚更で、せっかく眠らせた瞬間別のプレイヤーが誤爆してしまい、
モンスターを起こしてしまうこともある。
尤も、複数名が一緒に行動するPTでは仕方のないことでもあるので、
気にせずにフォローしてあげるようにしたい。- 逆に、睡眠爆殺を前提とした立ち回りのなか、途中で中断できない攻撃の多用は控えた方がよい。
大剣のタメ3ならある程度の目的は達成できる(それでも部位破壊目的でない場合に限る)が、
双剣の乱舞やハンマーのムロフシ、太刀の気刃斬り(それもフィニッシュ以外)等で起こしてしまうと、
なんともいえない微妙な空気になること請け合い。
また、MHXから導入された狩猟スタイルのエリアルスタイルで
エア回避での踏みつけも起こしてしまうので注意が必要。
特に離れるつもりで回転回避して踏みつけて起こすと大顰蹙を買ってしまう恐れもある。
こういった武器やスタイルを担いでくるなとは言わないが、
せめてそういった攻撃を使用する頻度を抑えてあげるのも大切なことである。
だが、外したりして弾切れを起こすと計画性が大きく損なうので確実に当てたい。 - 逆に、睡眠爆殺を前提とした立ち回りのなか、途中で中断できない攻撃の多用は控えた方がよい。
- モンスターを眠らせてから爆破するまでの間に、
小型モンスターが横槍を入れてきて起こしてしまうといった事故も結構な頻度で発生する。
特に多いのが、ブルファンゴやランゴスタなどの突進系のモンスターや狗竜一族の皆さん。
前者は単純にプレイヤーを狙った突進がモンスターに当たるパターン。
後者については、巣への侵入者は誰であれ容赦なく攻撃するという思考を持っているためで、
特に弱って休眠しているモンスターを爆破しようとした場合に起こりやすい。
せっかく眠らせたのに起こされると、それまでの時間や蓄積値が水の泡となり非常に痛い。
眠らせる前に小型モンスターがいないか確認しておき、適宜排除してから眠らせた方がより確実である。- また、オトモは眠っているモンスターに対しては攻撃しないものの、
それ以外のモンスターに対しては躊躇なく攻撃を仕掛けるため、
小型モンスター狙いの流れブーメランで眠らせたモンスターを起こされてしまうという事故もよくある。
- また、オトモは眠っているモンスターに対しては攻撃しないものの、
- 最後に、最も気を付けなければいけないのは、そもそも睡眠爆殺戦法だけで削りきれる保証があるかどうか。
眠らせて爆破するまではいい。しかし、爆弾が枯渇したり、睡眠耐性が上限に達したりする場合、
結局普通に戦ったほうが楽だったということもままあることなのだ。
睡眠武器は火力が低い場合が多く、眠りにくくなった時点で大幅火力低下になる危険がある。
余談 
- MHFではPT前提でモンスターの体力が他シリーズと比較して高めなこと
(どれ程なのか例を挙げると、下位の最も弱いリオレイア原種ですら基本HP5500&防御率0.9*3)、
それに対して持ち込み調合できる爆弾の性能は変わっていないこと、
発動スキル数の関係で大剣やハンマーが容易に爆弾以上のダメージを出せることなどの理由で
爆弾の相対的な価値が低く、睡眠爆殺よりは睡眠溜め3(溜め4)の方が戦法としてはメジャーである。*4
またグレンゼブルの尻尾を切るための睡眠溜め4など、
面倒な部位破壊蓄積を一気に行うことが主眼で大ダメージは副産物なこともある。
- 爆殺とは違うが、単発の威力が大きい武器で攻撃を加えるのも有効。
具体的には大剣の最大溜め斬りとハンマーの溜め3スタンプやジャンプスタンプ
(上に振り上げるモーションは威力が低いので当てないように注意する)など。
大剣にはMHFならキングナルコプレターやHC武器のキングガナフ、MHP2Gなら眠剣ザントマと、
ヒプノックの素材で作る睡眠属性付きの武器があるのでソロでも実行しやすい。
また、MHFではヒプノック大剣以外にも、ネカフェ武器の「カリバーン(F)」や、
イベント武器の「強化型機械大鋸mkII」等もあるため、環境自体は整っていると言える。- 一見有効に見えるガンランスの竜撃砲は実は多段ヒットの攻撃で、
最初に当たる部分だけが3倍になるので実はあまり有効でない。
それでもそこそこの威力はある(1.6~1.75倍)のだが、大タル爆弾があるならわざわざ撃つ必要はない。 - MH3の場合、竜撃弾も視野に入る。
竜撃砲と違い2HITなので片方だけでも十分ダメージが大きくなる。
また、眠らせたところで小型モンスターの攻撃が飛んできて起こされることもあるので
実行の際は周囲の小型モンスターを蹴散らしてからの方がいい。
(特にMH3以降だと小型狗竜族がわざと大型モンスターを起こす姿がよく見られる)。 - MHF-Gの「爆竜轟砲」も2Hit攻撃なので有効ではある。
また極ノ型解放で使用できるようになる極竜滅砲も同様に2hitのためダメージには期待できる。
とは言え大剣やハンマーなど一撃の威力が高いハンターが居ない場合の攻撃手段にはなるが。 - MH3以降では切断と打撃は2倍へと弱体化している。
3倍のままなのは弾属性ダメージと肉質無視ダメージのみである。
よって睡眠を狙う場合、味方が大剣やハンマーを持っていても爆弾を持っていった方が良いし、
大剣やハンマーを使っているハンターも溜め攻撃を狙わず爆弾を使った方が良い。
特にハンマーは爆弾のダメージを超えられる部位がかなり限られている。- 但しG級大剣にもなるとほぼ確実に爆弾のダメージを超えるので、
大剣の一撃で起こし、その後に起爆して追加ダメージとした方が有効である。
MH4Gでは寝起きモーション終了までにフルコンボを叩き込める為、総モーション値は凶悪の一言。
- 但しG級大剣にもなるとほぼ確実に爆弾のダメージを超えるので、
- MH4Gでは、大剣だけでなくチャージアックスの超高出力属性解放斬りで叩き起こすという手もある。
判定が複数に分かれているため睡眠で強化される部分のダメージでは大剣に劣るが、
総ダメージは大剣溜め3を遥かに上回る。
また榴弾ビンであれば起こすと同時にスタンという芸当も可能な為、そこから更なる追撃も期待できる。 - MHXでは新たに「狩技」が追加され、モーション値200越えの大技がうてる武器種が増えた。
これにより、パーティに大剣がいない場合でも似たようなことができるようになった。
- 一見有効に見えるガンランスの竜撃砲は実は多段ヒットの攻撃で、
- また、ボウガンの睡眠弾を使えば、開幕すぐに眠らせることもでき手順化も容易なため、
部位破壊が必要なサブタゲのマラソンに採用されることも。
有名なものはMH3GやMHXのアルバトリオンの角折りなどか。
眠らせる係以外は装備の質を問わなくても成立し、クエスト一回当たりの所要時間も短いため人気は高い。