アイテム/大タル爆弾

Last-modified: 2024-02-27 (火) 19:34:51

大タルにぎっしりと爆薬を詰めた対モンスター用の爆弾
こう見えて火属性は持たず、無属性ダメージのみである。
また、爆破属性のモンスターへの蓄積量やダメージとも一切無関係である。

目次

概要

  • ハンターの半身ほどの大きさの設置式爆弾で、何かしら衝撃を加えると炸裂する。
    一体どこにしまっていたのか、どこから取り出したのか
    モンスターの硬い外殻をものともせず、一発で強烈なダメージを与えられる。
    しかし石ころを投げつけるだけでも爆発するため、取り扱いには細心の注意が必要。
    ダメージがより大きい大タル爆弾Gもある。
    更に、大タル爆弾G2、大タル爆弾G3、挙句の果てには落とし穴爆弾なんてモノもあったり。
    仲間に当てないように注意しよう!
  • レシピは爆薬と大タル。
    最大所持数は3個。調合と錬金術により23個まで所持できる。
    ダメージは肉質無視の80。ボマーの効果により104(MHP2G以前は120)まで引き出せる。
    ネコの火薬術を発動させると、設置時に後述の大タル爆弾Gに変化する。
  • 設置後、起爆するまで配置される関係上、ハンターの一人での同時設置制限数があり、
    大タル爆弾と大タル爆弾Gは合わせて2つまで設置ができる。
    基本的にはより高威力である大タル爆弾Gを使用するのであまり考慮されないが、
    上述のネコの火薬術でアップグレードさせる際、
    一度に全て置けずに大タル爆弾が一つポーチに余ってしまう。
  • 石ころどころかダメージ判定のないペイントボールなんかでも爆発する。
    勿論モンスターのブレスや投石など遠距離攻撃でも爆発するが、
    何故か直接攻撃はいくら当てさせても素通りする。
    そして、ポーチの中にある限りどんな攻撃を受けてもなぜか爆発しない
    どの爆弾もダメージ判定が一瞬で、回避性能なしで避けられるがタイミングはシビアである。
    しかしマスターすれば爆破のチャンスも増える。
    更に爆弾セット⇒起爆⇒回避して更に連続攻撃ということも可能になる。
    テクニックの1つとしてぜひハンター諸君に習得していただきたいものである。
    まずは回避性能をつけて練習するといいだろう。慣れたら外して性能なしでいけるように練習するといい。
    攻撃から回避モーションへの派生が早い片手剣だとやりやすい。
  • 爆弾によるダメージは肉質による影響を受けない。
    ただしクエスト毎の全体防御率怒り時の防御率上昇によるダメージ軽減は適用される。
    一方、ハンターが爆発に巻き込まれた場合は防御力によりダメージ軽減可能。
    訓練所などの防御力が低い装備で「起爆用アイテムがない⇒なら漢起爆だ」と敢行した結果、
    体力満タンから一落ちして呆然とした人もいるのでは?
    • 勿論当てるところに当てれば部位破壊も可能。
      寧ろ、肉質が硬くて武器では破壊し難い部位を持つモンスターには、
      タル爆弾系でダメージを入れた方が早く破壊できることも多い。
      ただしあまり近くで当てると関係ない部位にダメージ判定を吸われやすいため、
      タル爆弾を置く位置はかなりデリケートである。
      • ダメージが適用される部位は優先順位があり、爆発の範囲内で最も順位の高い部位に適用される。
        そこが部位破壊可能である場合、たとえ密着した状態で爆発させても
        ダメージを与えられ、破壊できる。
        特にMHP3の場合何故か、モンスターの頭部の優先順位が高いことがほとんどで、
        位置を調整しなくても容易に角や頭を破壊することができる。
        ドボルベルクの場合頭部ではないが、背中のコブの優先度が高い。
        転倒させずとも破壊を狙えるため、剣士にとって特に有用。
        破壊できれば怒り状態の時間短縮や肉質の軟化などの戦略的価値を得ることができる。
  • 一体どこに隠していたのか、アイルーもこれを取り出すことがある。
    しかし余りの重さに投げられないのか、それとも単に血迷ったのか、
    導火線に火が着いたこれを持ったままターゲット目掛けて特攻する
    勿論攻撃を加えても時間が経っても爆発し、敵味方関係なく巻き込まれたものに大ダメージを与える。
    もちろん、オトモアイルーが使用した場合も同様で、せっかくのチャンスを潰されることもしばしば。
    MHXで追加されたニャンターも同じ持ち方をするが、
    こちらは持っている最中に回避行動をとることで、その場で直上に投げ上げつつ回避することができる。
    • ちなみにアイルー族にはタル爆弾に防水加工を施す秘伝の技術がある。
      オトモアイルーが雨天時でも爆弾を使用できる理由はこれであった
      (詳しくは「狩りに生きる」参照)。
  • 以前は雨が降っているだけで使用不能になっていたが、
    MH3以降は悪天候だろうがたとえ水中だろうが仕掛けられる。アイルーの技術を導入したようだ。
    さらば爆雷針
  • MHP2G以前とMH3シリーズ、MHP3では爆弾のグラフィックが異なる。
    MHP2G以前は縦方向にも金属で木材を固定しているのだが、MH3シリーズはこれがない。
    また、この木材自体も色が異なり、ここにも違いがあるようだ。
    一方MHP3の大タル爆弾は何故か光沢やリアル性のないMHP2G型の仕様で、
    MH4でもこのグラフィックになっている。

MHW(:I)

  • MHWorldでも登場。一度に持てる数が2個に変更されたものの、
    BCでいくつでも補給できるためあまり影響はない。
    どころか同時設置制限と同じ数になったのでクエスト中の使い切りを前提として
    空き枠を確保する際にも持ち込みやすくなった。
    • キャンプでアイテムを補充でき、またハンターを追跡する状態でない時はエリアの外まで逃げれば
      それ以上は追いかけてこないので、
      休眠したら爆破→キャンプまで逃走して爆弾を補充→再び休眠したら爆破、とすれば
      時間効率はひどく悪いが攻撃を受けにくい状態でモンスターの残り少ない体力を削ることもできる。
      後1回倒れたら失敗というような状態で慎重にいきたい時には
      最後の手段として覚えておいてもいいかもしれない。
    • また、睡眠時の補正が2倍に引き下げられたものの、
      今作ではプレイヤーが目の前にいても休眠に入るため、睡眠爆破の機会そのものは多い。
    • アイスボーンでは、従来通りハンターが近くに居ると寝なくなったので
      睡眠爆破を狙う際は巣に逃げていくモンスターとの距離に注意。
  • ハンターへのダメージが大幅に抑えられている。
    きちんと強化した防具で固めていれば雀の涙程度のダメージになり、
    裸で爆発を受けても大タル爆弾Gですら1個分は確実に耐えられる
    • なお、マスターランクでは防御力1の状態で大タル爆弾Gの被ダメが剣士では125ダメージ、ガンナーでは97ダメージと
      謎のダメージ差が生じている(理的な計算式が存在し得ないため、バグなのか仕様なのかは不明)
      ガンナーと剣士のダメージ差が約1.3倍のため、
      同値の補正となっているガンナーの属性ダメージ減算補正が関係している可能性がある。
      そうだとしても爆弾ダメージに属性は設定されていないハズであるため、謎は深まる。

MHR(:S)

  • MHRiseでは所持数上限が従来通りの3個に戻ったほか、まさかの空爆が可能になった。
    この場合は3連投まで可能なので、所持数上限の復活をフルに活かすことが可能。
    ただしもちろん自爆判定もあるので、パーティプレイではやらない方が無難。
    • 大タル爆弾Gは連続で投下できず、投下後に回避を行い、
      さらにそこから疾翔けをすると再度投下できるようになる。
      ただし一度の跳躍で大タル爆弾、大タル爆弾Gを合計で3個までしか投げられず、
      3個投げた後はどれだけ時間があっても着地しない限り投げられなくなる。
      • 百竜夜行で得られる属性タル爆弾も大タル爆弾として扱われる。
    • 連続空爆は見た目はもちろんダメージ的にもなかなかに楽しい戦術ではあるが、覚えておきたいのは
      爆弾がモンスターに当たった時、当たったその場所で爆発する事。
      平地からZL+Xで一度跳んだ程度の高度だと一つ落としただけで自爆しかねないので、
      さらに高度を稼ぐ高高度空爆か、
      地面に着弾させて爆発判定だけを当てるテクニカル爆撃といった手段を推奨。

MHST

  • MHSTでは、モンスターに200の固定ダメージを与える効果を持つほか、確率でやけど状態にする。
    必ず命中するため、確実にモンスターに止めを刺したい場合にはかなり便利。
    もちろんやけどの効果を狙って真っ先に使用するという使い方のほか、
    固定ダメージという点を利用して、すぐに逃げてしまうタルアイルー系を討伐(救出)するためにも有効。
    なお、ボマーのスキルを発動させるとそのダメージはあろうことか400にまでなる。
    攻撃アイテムであるためライダー相手には使えないが、
    HPが低いモンスターにはかなりの脅威になると言えよう。
    • 使用すると相手の傍に爆弾を設置し、ライダーが離れて少し経ってから爆発する。
      起爆の際には特に刺激を加えたりするような描写は見られない。
      そのため、本作における大タル爆弾は時限式なのかもしれない。
      時限式とはいえ使用後すぐにダメージを与えられるうえ、自爆の心配も無い。
    • 当作では小タル爆弾や後述する大タル爆弾Gは登場しないが、
      作中のあるイベントで大タル爆弾UGなるものが登場する。
      見た目は大タル爆弾Gよりも更に巨大であり、やはり時限式になっている。
      おそらく「U」は「ウルトラ」などの意味だろう。
  • 残念ながら通常の店では売っておらず、メラルー商会のみの取り扱い。
    そもそもランダムな上に、あったとしても1日1個ずつしか買えず、入手性は非常に乏しい。
    • 他の入手法としては調合で、今作でのレシピは大タル+火薬草+ニトロダケ。
      やはり材料が各地のランダム入手となり、こちらも生産性は乏しい。
      • それでも大量に欲しいというライダーさんは、ボルデ山の洞窟に行くべし。
        なぜなら、ストーリー後半に出現するチャチャブーが高確率でドロップするからだ。
        攻撃はテクニックのみなので、戦後評価を高めるためにもパワーで一回真っ向勝負に勝ち、
        残りは全体攻撃スキルで薙ぎ払おう。複数で出て来やすく短時間で、ついでに爆破袋も大量に入手できる。
        なお、大タル爆弾Gは登場しないためか、上位個体も大タル爆弾(と大爆破袋)をドロップする。

MHST2

  • 基本的な性質は前作と同様だが、ダメージが250に上方修正されている。
    本作のタルアイルー系統は前作以上に堅くなっているため、
    タルアイルー狩りのほぼ必須アイテムと化している。
    入手方法は調合の他、ルルシオンの雑貨屋で購入等がある。
    引き続きチャチャブーもドロップするが、ドロップ率が明らかに低くなっている。
  • また、クリア後はある人物から納品を依頼される。
    本人曰く、「タルアイルーを見かけたが大タル爆弾を持っていなくて助けてあげられなかった」らしい。
    ルルシオンで買えよとか茶宝箱からタルG入手しろよ等と言わないように。
  • 前作のストーリーイベントで登場していた大タル爆弾UGは今回は未登場。
    代わりに亜種として、ベルガ火山道にのみ生えているキノコから作られる「ネコタル爆弾」なるものが登場する。
    ベルガ火山道を塞ぐ岩を破壊するために使うのだが、その先が行き止まりであっても
    必ずそのキノコが生えているため、爆弾を使い果たして詰んでしまう、なんて事にはならないので安心。
    ちなみにすべての岩を破壊し尽くす場合、ネコタル爆弾をすべて使い切る…と思いきや最終的に1個余る
    ベルガ火山道以外でネコタル爆弾が必要な場所はないので、最後の1個はずっと大事な物の中にしまいっぱなしになる。
    というのもキノコが無くなって詰まないように岩の先に必ずキノコを配置するとこの時点で岩とキノコの数が同じとなり、
    最初の1つ目の岩を壊すための岩の手前で入手できる1個を加算すると岩の数より1つ多く必要となるのである。

大タル爆弾G

  • 大タル爆弾の強化型。 を、調合することで作れる。
    Gの名の通り、その威力はダテじゃない。
    大タル爆弾よりもさらに大きく、ハンターを隠してしまうほど。
    ダメージは肉質無効の150、ボマーを付ければダメージが1.5倍されて225まで叩きだせる。
    ボマー+睡眠爆殺すると、単純計算で675ダメージ出せる事になる。
    • なおMH3以降はボマーの効果がダメージ1.3倍に減ったため、
      ボマーを付けても195、ボマー+睡眠爆殺でも585しか出ない。
  • 「支給用大タル爆弾」は、Gの文字は無いが大タル爆弾Gと同じ威力を持つ。
    普通の大タル爆弾と思って置いてみると、そのでかさに愕然とする。
  • ネコの火薬術は説明文通りにG系の爆弾には適用されないので、注意が必要。
    しかも大タル爆弾だけでGの威力になるため、
    ネコの火薬術+大タル爆弾Gはモンスターの濃汁やカクサンデメキンが無駄になる。
  • 大タル爆弾Gはその高い威力からか、最大所持数は2個に減少している。
    しかしこれは同時設置制限数と同じなので、
    とりあえず睡眠爆破用にポーチに突っ込んだりしても綺麗に使いきれるので逆に利点となる。
    • MHRiseでは空中使用で3連投ができるようになったので、
      これが足を引っ張ることもあるかもしれない。
  • また、ミラルーツとの戦いではとても頼もしい存在である。
    拡散祭り、ガンランス、炎妃剣【渇愛】等での討伐などを除いて、
    爆弾を使用せず祖龍を倒すのは、非常に難しい。
  • アイルー族にはG級という概念が以前は無かった。
    これは彼らの持つ大タル爆弾の威力が既に大タル爆弾Gに匹敵するためであった。
    • MHXではオトモアイルーのサポート行動に大タル爆弾Gの技や設置型爆弾Gの技が存在する。
      アイルー族にもG級の概念が取り入れられたのだろうか?
  • MHWorldでは上述の様に調合素材が変わった他、
    上位の大型モンスターに与えるダメージが180に引き上げられた*1
    また、全体防御率の影響もなくなっている。
    ただし、睡眠時の補正が下がったこともあり、睡眠時に限れば弱体化している。
    • そして、MHWorldではベースキャンプで手持ちのアイテムを補給できる仕様は先述の通りだが、
      それはつまり調合素材がある限りはタル爆弾を何回でも使えるという事になる為、
      武器を使わず、大タル爆弾G(又は大タル爆弾)+αのみでモンスターの体力を削って倒す、
      というロマンの溢れる…?狩猟法も実現できる。というかどうしても勝てない相手にはおススメ?
      手法を洗練したり、大人数のハンターを集めれば、大型古龍*2の歴戦王は言うに及ばず、
      歴戦王ゼノ・ジーヴァや極ベヒーモスさえも武器を一切使わず倒せてしまう。
      ただし、その狩猟法では当然のことながら各種素材の消費が激しくなる為、
      普段から植生研究所に通い詰め、更に肥料を上手く使う事が必須となってくるだろう。
  • MHW:Iのマスターランクでは、ガンランスの砲撃等の肉質無視ダメージへの補正が撤廃された。
    しかし、それらを尻目にこちらは補正が更に強化され、225ダメージに上昇した。
    新たに登場した極意スキルによりボマーをLv5まで上げることで、更に1.5倍の威力を叩き出す。
    このように着実に強化されてはいるが、モンスターの体力はそれを上回る割合で増加しており、
    爆弾に頼った戦法は相対的にやや弱体化したとも言える他、
    新たに登場した超大型古龍「ムフェト・ジーヴァ」は爆弾を含めた肉質無視ダメージを一律3割軽減してしまう。
    しかし、他の戦法よりは弱くても、下手に攻撃するよりも高火力な時は存在するので、
    どうしても狩れない相手で有れば一考の余地はあるか。
    • 弱らせたモンスターは警戒状態以上の時にハンターが近くにいると自発的に休眠をしなくなったため、
      睡眠爆破を狙う際は注意が必要。
    • 少し変わったところでは、ミラボレアス戦で使われることもある。
      開幕で大砲を撃つ戦法を取る場合、ミラボレアスが確定で高台に突進する性質を用いて
      ついでに爆弾を高台の下に置いて突進で起爆させることで450ダメージを入れられる。
  • MHFには、大タル爆弾Gの更に上を行く「大タル爆弾G2」「大タル爆弾G3」も存在する。
    より大きく、高威力(G2⇒225、G3⇒450)になってはいるが、その分入手難易度も高め。
    その上G3はキャラバンクエストでしか使えない。
    そのような理由から、使う人は極僅かである……と言いたいが、
    ラヴィエンテキャラバンクエストの一種なので、
    かつては意外と使用されることが多かったようだ(武器の性能が上がった今では使う理由は薄い)。
    • なお、大タル爆弾G2にも「支給用G2」というものが存在する。
  • 当たり前だが体力100護符爪無し裸で自爆すると即死する。
    これを利用し、素材ツアーのないフィールドで適当なクエストを受注し、
    ザコ剥ぎ取りや採取を行った後に自爆により3乙して帰還、という手もある。
  • MHSTには登場しなかったが、MHST2では登場している。
    単体にボマー無しで500ものダメージを与え、確率でやけどにする。
    入手方法は調合の他、クリア後は各地の茶宝箱から出ることもある。
    上位チャチャブーもドロップするが、案の定ドロップ率が低い。
    固定ダメージなので、タルアイルー系統の救出にも使用可能。
    大タル爆弾で十分かもしれないが、ビンの王冠集めのついでで集まっているのならこちらを使うのもアリ。
  • 基本的に大タルGやタルGと略される事が多い。
    • しかし、オンラインでタルGと略すと、
      打上げタル爆弾Gや小タル爆弾Gと勘違いする人がいるので、気をつけよう。
      打上げの方ならまだしも、小タル爆弾Gなんて使う人はほぼ居ないかもしれないが一応。

余談

  • MH4やMH4Gのオープニングでは大タル爆弾を運んで設置するシーンが見られるが、
    えっちらおっちらと運んでおり運ぶのも設置するのも一苦労といった感じである。
    やはり大タルを素材にしているというだけあって大きくて重たいらしく、
    描写を見るに灰水晶よりも重いようだ。
    ゲーム中で何個も所持出来たり、調合でいくらでも作り出せたり、
    ひょいひょいと持ち運べたりするのは、やはりゲームの都合なのだろう。
    しかしながら威力の方はその大きさと重さに見合ったもののようで、
    MH4GのOP中では大タル爆弾三発分の爆発で頑強なディアブロスの角を片方へし折っており、
    大型モンスターにとっても大タル爆弾は中々の脅威となりうる事が見て取れる。
    • 世界観的にどの程度の威力なのかは他にも参考例があり、
      海底遺跡においてナバルデウス並の大きさの大岩を爆砕することが確認できる。
      しかもその大岩はナバルデウスも破壊しているが、ナバルデウスは2回のタックルでやっと破壊している一方、
      大タル爆弾側はなんとG1個で破壊可能。すなわち、
      超大型古龍のタックル<大タル爆弾Gの爆発というとんでもない事実が判明する。
      こんな代物で自爆しても立ち上がるプレイヤーハンターも大概だが、
      これほどの威力を角が折れる=頭部に受けたことを思えばディアブロスもよく生きていたものである。
      システムや展開の都合などと無粋なことを言うのはご法度である。
      • 真面目な話をすると、爆弾は空気中より水中の方が爆発した時の破壊力が大きいという性質がある。
        これは水が空気よりも圧縮されづらいために発生した衝撃波がダイレクトにぶつかってくるというのと、
        爆発でできたガスによる気泡が水圧で縮んだりガス圧で膨張したりを繰り返すことで
        バブルパルスという圧力波を繰り返し発生させるためである。
        魚雷や機雷が大型艦にとっても致命的となりうるのは、
        爆発地点が喫水より下である事だけでなくこの現象のためでもあり、
        積んでいる爆弾の規模と爆破地点によっては船が真っ二つに折れることすらある程。
        この事を考えると、むしろハンターはよくぞ毎回生還できるものだと感心せずにはいられない。
  • 大タル爆弾にカクサンデメキンやモンスターの濃汁を調合すると大タル爆弾Gになるのは周知の事実だが、
    大タル爆弾Gは何故か大タル爆弾よりもサイズが大きくなっている。
    中身を足して威力を増やしたのだからサイズが大きくなるのは当然ではあるのだが、
    それでは別サイズに交換したであろう元のタルの木材やタガはどこへ行ってしまったのか、
    そもそも新しいタルの材料はどこから湧いてきたのかという謎が生まれる。
    まさか強引に詰め込んでタガごとギチギチに膨れていたり、添加物の影響で膨張でもしているのだろうか…。
    これはネコの火薬術も同様で、発動するだけで大タル爆弾が大タル爆弾Gに変化する。
    こっちは添加物を加えているのか不明ながら、やはり威力が上がり、大きさまで変化するという珍現象が起こる。
    冷静に考えてみると色々と謎なアイテムである。
    • ゲームプレイ上の利便を考えれば、通常かGか見た目で判別するための仕様であると思われる。
      特にPTプレイで他人の置いた爆弾の種類がわからなかったら、
      状況によっては若干不便なことになっていたであろう。
  • タル系爆発物仲間でネタ扱いされがちなレンキンタル爆弾レンキンバズーカと比較すると、
    威力の単純数値にしてレンキンが60、ボマーつきタル爆弾が78、ネコ火薬術90となる。
    レンキンは折々の隙を見て無限に入手できると言うアドバンテージが地味に大きいので、
    アイテム持ち込み不可のクエストでは特に重宝する…と締めくくりたい所だが
    アイテム持ち込み不可の難易度では、そもそもバズーカを撃ってる暇が無いため実用性には疑問が残る。
    やはり、ネタ武器は所詮ネタ武器ではあるが
    肉質が硬くて攻撃が通らない相手などに対しては、本項の大タル爆弾と合わせて上手に使いこなせれば
    馬鹿にできない総ダメージ量となるだろう。

関連項目

アイテム/爆弾
モンハン用語/睡眠爆殺
モンハン用語/スタイリッシュボマー
モンハン用語/漢起爆
モンスター/ハプルボッカ - ハンターによってタル爆弾を食べさせられる事の有るモンスター。
モンスター/岩穿テツカブラ - 爆弾にダイブさせられる事もあるモンスター。
モンスター/チャチャブー- MHSTシリーズでは大タル爆弾をドロップするモンスター。


*1 正確には固定ダメージ系が全て上位になるとダメージ1.2倍補正が働くようになっている。
*2 超大型古龍は除く