システム/狩りに生きる

Last-modified: 2026-02-19 (木) 21:18:40
月刊誌『狩りに生きる』
『狩りに生きる ー人気のヒミツとはー』

新米からベテランまで、全てのハンターに定期的に
刊行されるゲーム内の月刊情報誌。
ストーリーを進めていくと増えていき、
自宅の本棚にバックナンバーが全て保管されている。



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目次

概要

  • 内容はフィールドの解説、武器の案内、モンスターの情報などハンターライフに役立つものばかり。
    文面も結構面白く、MH世界の様々な裏側を垣間見ることも出来る。
    MHPシリーズにしか棚に収納されておらず、ナンバリングでは本すらない*1が、
    手に取れる状況にあるハンターは今一度、読み返してみてはいかがだろうか。
    • 作中での初出で言えば、MHGの収納の書が狩りに生きるの増刊号という形で登場した。
      こちらはアイテムとして雑貨屋やギルドストアに並び、
      購入すると同時に、アイテムボックスを拡張する効果が発揮される。
      これの実際の内容を膨らませたのが、MHPからの本棚システムと言える。
    • MH2・MHFでも本棚はあるが書籍が読めるのではなく、
      これまでのゲーム記録を閲覧できたり、称号や通り名を設定するためのものである。
      また、この作品で入手できるマイハウス改築のための書物も狩りに生きるの増刊号である。
  • 時に、重大な情報を各ハンターに送るときにも利用される。
    例えば、MHP3のときには、アマツマガツチの襲来を上位ハンターに伝えるために利用された。
    おそらくこのような資料は、ギルドがハンターを特定して送っているのだろう。
  • MH4以降は実装されていない。
    モンスターハンターの世界観を味わえる貴重な要素のひとつであったため、
    古参ハンターを中心に今なお復刻を望む声が上がることも。
  • MHXでは過去作のマイハウスに入ることができるが、本棚自体が単なるインテリアと化してしまったため読むことができない。
    上述の収納の書が存在することが確認できるのみである。
    • …が、MHXXのとあるクエストにて、鬼嫁一家セルタス夫妻の取材に当然のように失敗して
      ハンターに助けを求めてくるので、発行は今も続いているようだ。
  • ハンターではなくライダーが主人公のMHST、MHST2にも形を変えて登場。
    この作品では数ある調合書の中の一部としての登場になっており、
    春号、夏号、秋号、冬号の4つが存在している。
    夏号は活力剤、秋号は秘薬、冬号はいにしえの秘薬のレシピと、
    いずれもハンターの間でも比較的貴重なアイテムの調合方法が書かれているのは流石と言うところか。
    ちなみに春号に書かれているのはメインシリーズには存在しない高級砥石である。一応MHFにはあったが…。

記事内容

  • ギルド関係者によって書かれた真面目な解説も多いが、過去作の登場人物や独自のキャラが執筆していることもしばしば。
    以下は、そのような記事の一覧である。

フィールド関連

『ミナガルデ地理院報告書』
MHP, MHP2(G)のフィールド情報。ミナガルデ地質学者が執筆。
ミナガルデ随一の学者となった彼の研究成果のまとめが綴られている。
MHP2(G)ではフィールドの特産品情報も追加。
『学者稼業も楽じゃない』
MHP2Gでの復活旧フィールド群についての連載。
地質学者の弟子、あるいは王立古生物書士隊のメンバーが執筆している。
学者の間では知られた旧フィールドへの調査に苦闘する新米女性研究者が、教授へ宛てた手紙の内容となっている。かしこ。
『調査報告 NO.00X』
MHP3のフィールド情報。王国の地質調査員なる新キャラが執筆。
自らの調査体験が口語調でわかりやすく記されている。コラム【今回のジャンプ】は必見。

武具関連

『インタビュー 加工屋ジジに聞け』
MHP, MHP2(G)での武具の生産や強化一般に関する記事。
ミナガルデの骨ジジ、鉄ジジ両氏に対するインタビュー記事の連載。
和やかな談話ではなく、ジジイらの罵り合いが描かれている。
『ロックラックの棟梁が語る』
MHP3での武具の生産や強化一般に関する記事。ロックラック加工屋の棟梁が執筆している。
本来はこういったことは苦手らしいが、編集部に頼まれたため致し方なく…ということらしい。
おそらく反射的にイインジャナイ?と言ったのではなかろうか。
『赤鬼様の近接武器講座』
MHP, MHP2(G)での近接武器全般に関わることはヘルブラザーズが執筆。
独特の口調で語られつつも、赤鬼の教育熱心な姿が垣間見れる。
『目指せ! 接近戦の鬼!』
MHP3での近接武器解説記事。研修中の教官見習いと呼ばれる人物が執筆している。
これ以外にも『これで完璧! ○○マスター!』という各武器種の解説も担当している。
『ガンナーに与うるの書』
MHP, MHP2(G)でのボウガンに関わることを伝説のガンナーが執筆。
その経験から生まれる解説から、全ガンナー必携のバイブルとも言える書籍。
『ガンナー育成講座』
MHP3でのガンナー全般に関わる記事。MH3の時は近接武器の説明しかしてくれなかったのだが、
なぜか本記事をロックラックの物知りなハンターが執筆。
ただし『ガンナーに与うるの書』と一部文章が完全に一致しており、剽窃が疑われている…。
『実践・ハンター講座』
MHP, MHP2(G)におけるハンター初心者に向けた各種武器の取り扱い講座。
悩めるハンターたちに向け「…そんなハンターはいないかな?」を誘い文句としたハンターが執筆。
MHPまではおすすめ武器まで書かれていたのだが、MHP2からは記載してくれなくなってしまった。
また、彼は部位破壊の特集、MH2の連動に関する別冊や『オトモアイルーなぜなに相談室』も執筆している。
『武器概論・防具概論』
MHP2(G)の防具強化、会心率や装飾品などシステム関連の記事。工房のばあちゃんへのインタビューとなっている。
進化した加工技術を強調しつつ、真面目に解説をしてくれている。
MH2では『加工心得』という彼女の主著があったのだが、古くなったのか色々あったのかこれの抜粋とはいかないようだ。
『武器のイロハ・防具のイロハ』
MHP3の防具、会心率や護石などシステム関連の記事。モガの村の加工屋の竜職人が執筆している。
「てやんでえ、べらぼうめ!ちきしょうめ!」などが挟まり、かなり癖のある文体だが、解説自体はしっかりしている。
『コンガでもわかる スキル教室』
MHP2(G)のスキルの詳細解説記事。執筆者は不明。モンハン版の猿でも解るシリーズの訳だが、
コンガを引き合いに出されるだけで、妙に説得力が増すのは不思議なところである。
『一流ハンターへの道』
MHP3のスキルの解説記事。ロックラックの立派なハンターが執筆している*2
読者の装備にスキルが発動していないことを想定し、《スキルコーディネート》の考えのもとスキルの基本を解説。
『撃つか斬るか叩くか』
MH2の村掲示板に貼られている「美形ハンター」という人物への肉質に関するインタビュー抜粋。
「つまりさ~だよね。わかる?」などと、一昔前のカリスマ的人物の口調で語る人物のクセの強い対話が綴られる。

ハンター生活関連

『黒鬼様のアイテム講座』
MHP, MHP2(G)での狩猟アイテムに関わることはヘルブラザーズが執筆。
初めこそ調子良く解説しているが、後半では焼きが回ったことから来るのか、
あるいは後進の教育のためか、解説が適当になり自身で考えるよう語っている。
『ハンターの心得』
MHP3でのチュートリアルに関することはポッケ村の先代ハンターが執筆。
引退した身であるからこそ、見えてくるものがあるとして、後進のための説明を記している。
その他、アイテム収集や使用方法の記事も担当している。
『新人ハンター講座』
MHP3での状態異常などのステータス関連の解説記事。ロックラックの年季の入った新人ハンターが執筆。
曰く「新人ハンターによる、新人ハンターのためのハンター講座」というだけあり、
自身の失敗談から来るハンターあるあるは初心者にとって大変勉強になるものである。
『調合師入門』
MHP, MHP2(G)での調合解説。ミナガルデの調合屋が多忙とのことで、彼の弟子である見習いが代理執筆。
しれっと師匠の記した調合書を宣伝しつつ、うろ覚えの調合レシピを綴っている。
向かいの食材屋のアイルーが盗み見た、師匠の調合レシピまで紹介している有り様である。
『調合道入門』
MHP3での調合解説。ロックラックの調合屋が筆を執っている。
シロートには一朝一夕で極められるようなものではないとして、調合書の使用を勧めている。
ただし「調合道とはマゼることと見つけたり」と残し、マゼマゼの真髄を伝えている。
『セレブハンター・世界を釣る 』
MHP, MHP2(G)での釣りの解説。ミナガルデの釣り好きの街人によるコラム。
釣り道具から、ハンターに有用な弾丸の素材の魚を解説しつつも、
セレブな自分に見合う黄金魚に比べ、原稿料が安すぎることを吐露している。
MHP3では『セレブハンター ーめくるめく釣りの世界ー 』で再び執筆依頼されており、本誌の古株となっている。
『ブランゴでもわかる キッチンスキル入門』
MHP2(G)のキッチンスキル解説記事。どこかのキッチンアイルーが綴っている。
コンガよりはマシに聞こえるか、それともあまり変わらないかは人次第である。
どのような仕組みでスキルがつくのか、トンデモ解説が載っていたりするところが興味深かったりもする。
『オトモアイルーとは/オトモスキルとは』
MHP2Gのオトモアイルーに関する解説。アイルー族のハンターが開祖として執筆。
オトモアイルーの歴史や習性なども綴られたアイルーならではの視点の記事となっている。
『オトモアイルー概要』
MHP3のオトモアイルーに関する解説。どこかのアイルーが執筆している。
内容は至って真面目だが、最後にこのネコの大好きな言葉が書かれている。
「ニャゴゴ、ニャモニャムニャニャ、ブ、ニャムン。」どういうこと…?
『アイルーよ大志を抱け』
MHP3のモンニャン隊に関する解説。トレニャーが執筆している。
彼自身は普通の冒険を続けているようだが、ギルドとの提携によりオトモにも冒険をと乗り出したらしい。
ニャンターの名称の開祖が彼であることがわかる記事となっている。
『若人よ訓練所へ来たれ!』
MHPの教官による訓練所の宣伝記事。自己紹介が長すぎたため編集部により割愛されている。
曰く「グラビモスとディアブロスのケンカを止める」ぐらいの気持ちで訓練所に赴いて欲しいとのことだが、
この記事内容でどれだけのハンターが集まったかは一切不明である。
『訓練生大募集!!/集団演習はいかが?』
MHP2(G)の教官による訓練所の宣伝記事。訓練所の設立経緯は長すぎるため割愛された上に、
集団演習を初めて導入したという嘘までついており、編者からドンドルマで既に開催されているという注が入れられている。
「初心者お助けキャンペーン」実施期間中のようだが、作中ではこのキャンペーンが終わることはなかった。
『訓練生 大、大、大募集!』
MHP3の教官による訓練所の宣伝記事。「訓練をおこたるハンターに狩れる竜なし」
という金言を記しているだけあって、今作では内容もしっかりしており、編集部によるツッコミはない。
『収納上手を買おう!』
MH2の村掲示板に貼られている本誌のお便りコーナーの抜粋。収納上手の書の宣伝広告。
サクラと見られるある若手ハンターとある女性ハンターの技の書に関する嘘くさい体験談が書かれている。
「まるで夢を見ているみたい」に「スペースが倍になった」らしいが1ページしか増加しないことは明白。

モンスター関連

『アイルー、アイルーを語る』
MHP, MHP2(G)での獣人族の解説。アイルー族のハンター自らが記事を担当。
この記事から原稿料はマタタビで支払われていることがわかる。
いい様に利用されているのではないかと思うが、原稿を書いた本人は大満足しているので良しとしておこう。
『アイルーについて』
MHP3での獣人族の解説。西方の街でオトモを指導するカリスマネコ教官と呼ばれるネコが執筆。
アイルー族のハンターの原稿料5本よりも多く、続きの指導を受けたければマタタビ10本を持ってくるように要求している。
『セレブハンター・虫採り万歳!』
MHP, MHP2(G)での甲虫種の解説。ミナガルデの釣り好きの街人が執筆。
趣味の虫採りだけでなく、前作でハンターデビューしてしまった彼女は甲虫種素材をも解説。
『虫について』
MHP3での甲虫種の解説。ロックラックの野心的な研究者が執筆している。
街の最高の学者になったと自負し、執筆依頼にもかなり喜んでいるようだが、何か花形記事ではないような…。
『モンスター観察日誌』
MHP2(G)における落し物についての記事。著者はココット村のライバルハンター
内容に信頼が置けないと思いきや、長年の観察研究から得た、堅実な解説のまとめとなっている。
『モンスターと対峙するにあたって』
MHP3のモンスターと遭遇した場合の解説記事。孤高の教官が執筆している。
人気シリーズなのか、捕獲、部位破壊、減気、落し物についても記している。
あの教官なので、ほとんどの文章が笑いどころになっている本誌のボケ記事筆頭。
『モンスター案内』
MHP3の各レベルのモンスターについての記事。主にアイシャが執筆しているが、モガの村長が担当していることもある。
アイシャは相変わらずの調子だが、張り切りが過ぎ村を飛び出してしまったため、村長が代筆したらしい。
『ハンターへの諸注意・補遺 ーヤマツカミ編ー』
MHP2Gでのヤマツカミの記事。古龍学者たちが大忙しとのことで、竜人族のお姉さまがギルドに代わって筆を執っている。
調査に向かったハンターが、龍木で作ったお守りを持ってプロポーズをしに来たらしいが、
釣り合う男としては百年早いということで彼を振った…などという全然ヤマツカミと関係ない脱線話も書かれている。
『黒龍伝説』
MHP, MHP2(G)に掲載された黒龍伝説。ミナガルデの情報収集家の研究によるもの。
有名な詩の形式の黒龍伝説が本誌を借りてハンターらに周知された。

風土・人物関連

『ココットの英雄について』
ココット村の村長にまつわる伝承集。村長の弟が記した「モンスターハンター列伝」なる書籍の抜粋記事。
作中に限れば、ココット山の伝承や5のジンクスなどは、この書物による。
『ポッケ村観光案内』
MHP2(G)におけるポッケ村の来歴と観光名所を記すもの。村長先代ハンターへのインタビュー付き。
先代ハンターが各地のハンターたちから慕われるような腕の立つ人物であることを知ったプレイヤーも多いとか。
『ユクモ村観光案内』
MHP3におけるユクモ村の来歴と観光名所を記すもの。村長の年齢を妙齢と記した記者が
後ほど竜人族であることに気づき、具体的な年齢を表すものではないとの注を入れていたりする。
鍛冶屋については笑顔が印象的などと書かれているが「あぅあぅ!」と発している時、彼は笑みを浮かべているのだろうか。
『山菜ジイさん目撃情報』
MHPでの山菜ジイさんのまとめ記事。本誌の記者によるジイさん目撃日記の一部。
場所によって異なる3人のジイさんの性質が日記形式で段々と明らかになっていく。
『人物探訪』
MHP2(G)での山菜ジイさんとトレジィの記事。本誌記者らはトレジィへのインタビューには成功したが、
山菜ジイさんは突然怒り出してしまったため、ロングインタビューを断念せざるを得なかったという経緯がある。
記事内容をインタビューから解説記事に変更してしまった旨を、読者にしっかりと詫びを入れているところが粋である。

余談

  • ゲームに登場しなくなった理由としては推測しかできないが、
    公式からの情報発信の手法が時代とともに変化したから、というのが考えられる。
    基本的に本誌に記載されている内容はフィールド情報や武器の基本的な扱い方といったものが多いが、
    現代ではこれらの情報はすべてSNSや公式HPを通じて発信されるものであり、
    またプレイヤーのネット環境も整備され子供でも容易にアクセスできるようになったことから、
    わざわざテキストベースで改めて事細かに説明する必要は無くなった、というのが実態ではないだろうか。
    またゲーム機の機能向上によりチュートリアルやゲーム内説明も充実化したため、
    各種システムの説明もそちらに譲る形になったのだろう。
    • 世界観を彩る要素の一つであったのは間違いないため少々寂しいが、ネットを介して発信される各種情報こそ
      まさしく現代の『狩りに生きる』と言えるかもしれない。
      君たちがスマホで必死に新作情報を追いかけている間、プレイヤーの分身たるハンター達も
      ギルドから刊行された本誌に読みふけり、まだ見ぬモンスターに思いを馳せている…かも。
  • ジャンボ村の掲示板からは本誌以外にも様々な雑誌が存在することがわかっている。
    街のハンターたちに役立つ情報を記す「ハンターズタウンガイド」
    シュレイド地方の傭兵たちの流行を取り上げる「シュレイド週報」
    元ハンターの経験とヤマカンでモンスターの生態を推測する「季刊・生態ファイル」
    毎度誤植があり詫びを入れてばかりいる「防具通信」などが確認されている。
    半分くらいは廃刊となったか。
  • モンスターハンター3(tri)の説明書には「別冊近接通信」なる雑誌の広告(もちろん架空)が掲載されている。
    vol.57と書かれているので、そこそこ昔からあるようだ。

関連項目

システム/マイハウス
世界観/ハンターズギルド
世界観/王立古生物書士隊


*1 一部はジャンボ村の掲示板にも貼り出されていたりする。
*2 自己紹介がないため推測だが、MH3でのセリフ内容とMHP3での解説が酷似している。