新米からベテランまで、全てのハンターに定期的に刊行されるゲーム内の月刊情報誌。
ストーリーを進めていくと増えていき、自宅の本棚にバックナンバーが全て保管されている。
概要
- 内容はフィールドの解説、武器の案内、モンスターの情報などハンターライフに役立つものばかり。
文面も結構面白く、改めて読んでみると意外と飽きない。
MH世界の様々な裏側を垣間見ることも出来る。今一度、読み返してみてはいかがだろうか。
ただしMHPシリーズにしか棚に収納されておらず、ナンバリングでは本すらない。
一部はジャンボ村の掲示板にも貼り出されていたりする。- MH2・MHFでも本棚はあるが書籍が読めるのではなく、
これまでのゲーム記録を閲覧できたり、称号や通り名を設定するためのものである。
- MH2・MHFでも本棚はあるが書籍が読めるのではなく、
- 時に、重大な情報を各ハンターに送るときにも利用される。
例えば、MHP3のときには、アマツマガツチの襲来を上位ハンターに伝えるために利用された。
おそらくこのような資料は、ギルドがハンターを特定して送っているのだろう。
- ちなみに収納の書は狩りに生きるの増刊号である。
こちらはアイテムとして雑貨屋やギルドストアに並び、
購入すると同時に、アイテムボックスを拡張する効果が発揮される。
- MH4以降は実装されていない。
モンスターハンターの世界観を味わえる貴重な要素のひとつであったため、
古参ハンターを中心に今なお復刻を望む声が上がることも。 - MHXでは過去作のマイハウスに入ることができるが、本棚自体が単なるインテリアと化してしまったため読むことができない。
上述の収納の書が存在することが確認できるのみである。
- ゲームに登場しなくなった理由としては推測しかできないが、
公式からの情報発信の手法が時代とともに変化したから、というのが考えられる。
基本的に本誌に記載されている内容はフィールド情報や武器の基本的な扱い方といったものが多いが、
現代ではこれらの情報はすべてSNSや公式HPを通じて発信されるものであり、またプレイヤーのネット環境も
整備され子供でも容易にアクセスできるようになったことから、わざわざテキストベースで改めて
事細かに説明する必要は無くなった、というのが実態ではないだろうか。
またゲーム機の機能向上によりチュートリアルやゲーム内説明も充実化したため、各種システムの説明も
そちらに譲る形になったのだろう。- 世界観を彩る要素の一つであったのは間違いないため少々寂しいが、ネットを介して発信される各種情報こそ
まさしく現代の『狩りに生きる』と言えるかもしれない。
君たちがスマホで必死に新作情報を追いかけている間、プレイヤーの分身たるハンター達も
ギルドから刊行された本誌に読みふけり、まだ見ぬモンスターに思いを馳せている…かも。
- 世界観を彩る要素の一つであったのは間違いないため少々寂しいが、ネットを介して発信される各種情報こそ
- ハンターではなくライダーが主人公のMHST、MHST2にも形を変えて登場。
この作品では数ある調合書の中の一部としての登場になっており、
春号、夏号、秋号、冬号の4つが存在している。
夏号は活力剤、秋号は秘薬、冬号はいにしえの秘薬のレシピと、
いずれもハンターの間でも比較的貴重なアイテムの調合方法が書かれているのは流石と言うところか。
ちなみに春号に書かれているのはメインシリーズには存在しない高級砥石である。一応MHFにはあったが…。
余談
- MHP2(G)ではポッケ村についての記事もあり、引退した先任ハンターのインタビュー記事もある。
記事によるとプレイヤーは彼を慕って村にやって来たのだそうだ。
しかし、ティガレックスを倒した後に先任ハンターに話しかけると、
プレイヤーと彼が初めて出会ったのは、
ティガレックスによって崖から落とされたプレイヤーを見つけた時、
つまり、ゲームが始まってからと言われる。
プレイヤーは噂だけ聞いて彼のことを一方的に慕っていたのだろうか?
- ちなみに原稿を書いたのがアイルーの場合、原稿料はマタタビで支払われる。
いい様に利用されているのではないかと思うが、原稿を書いた本人(ネコ?)は
大満足しているので良しとしておこう。
- モンスターハンター3(tri)の説明書には「別冊近接通信」なる雑誌の広告(もちろん架空)が掲載されている。
vol.57と書かれているので、そこそこ昔からあるようだ。- ちなみにvol.57は780zで販売されており、表紙&カラーはスラッシュアックス大全である。