モンスター/コンガ
Last-modified: 2020-12-02 (水) 02:25:47
- 種族
- 牙獣種(尖爪目 堅歯亜目 鈍牙上科 コンガ科)
- 別名
- なし
- 英語表記
- Conga
- 危険度
- MH4・MH4G・MHXX:★2
- 登場作品
- MH2, MHP2, MHP2G, MH4, MH4G, MHXX, MHST, MHF
- 狩猟地
- 密林, 沼地, 樹海, 旧密林, 地底洞窟, 原生林, 天空山, 未知の樹海, 遺群嶺, 花畑
生態・特徴 
- 主に熱帯地方の森林に生息する小型の牙獣種。桃色の体毛と色とりどりの頭頂部の毛が特徴。
ババコンガと呼ばれる大型化した個体を中心とした群れを作るが、基本的にマイペースな性格で、
群れでの連携は鳥竜種や他の牙獣種と比べると劣る部分が見られる。
- 小型モンスターの中では体格に優れており、腕には長くて鋭い爪を持つ。
俊敏とは言えないものの各攻撃はなかなか重く、
自分の背丈以上の高さにまで跳躍できたりと運動能力は決して低くない。
また、「放屁」という極めて独特な形で外敵を攻撃する事がある。
コンガの放屁は口を開くことさえ躊躇われるほどの強烈な悪臭を放つ。
また、間近で受けるとハンターが吹っ飛ばされるほどの勢いで噴射されるので、想像以上に危険である。
- 雑食性かつ食欲旺盛で、特にキノコ類を好んで食べる。
火を恐れる習性を持つため、たいまつなどを構えていると積極的には近寄って来ない。
だがその一方で異臭には強く、悪臭を用いて追い払う手段は通用しない。
概要 
- 桃色の体毛を生やす、後ろから見るとかわいらしい(笑)牙獣。
なんと言っても最大の特徴は、小型モンスターでありながら「放屁」をしてくることである。
- こいつを戦闘中に残しておくと場合によってはかなり厄介。
ハンターをふっ飛ばすのしかかり攻撃や、戦闘中に回復不能にする放屁の存在が大きい。
もしゲリョスなんかと戦っている時に回復不能になったらひとたまりもない。
しかも小型モンスターの中では体力も高めで、混戦中は掃討もしづらい。
- 親分の「ババコンガ」が存在する。
体格が大きく、リーゼントのようなトサカを生やしている個体がそれ。
コンガはババコンガと一緒のクエストに登場することも多い。
- かわいい(笑)、と言う意見が多いハズなのだが、
顔が気持ち悪いだの、臭いもの出しやがってだのと、言いたい放題のハンターがいる。
もちろん、大型モンスターとの戦闘中に悪臭状態にさせられると、瞬時に「忌まわしき桃毛獣」となる。
だが、正式には「桃毛獣」はババコンガに使用する。
- 馬車で物見中にコンガに遭遇した「世間知らずの令嬢」氏によると、
ピンク色で可愛らしいので近寄って撫でようとしたら屁をかけられたという。
その後、物見中にババコンガに遭遇した彼女は、可愛らしいので手を振ったらフンを投げつけられたという。
- 悪臭状態にされて氏は相当お怒りであったが、
これでも相手は苛酷な環境で生きる獰猛なモンスターである。
命の危険に晒されなかっただけマシだったのではあるまいか。
- ババコンガが登場するのに、なぜかコンガはアイルー村には登場しない。
- MH2で初登場の頃はかなりのタフネスを誇っており、ちょっとやそっとでは倒れないことで有名だった。
攻撃も全体的に痛く、囲まれるとピンチに陥ってしまうことも多かったため、
ヤオザミと並んで密林における警戒すべき小型モンスターとされていた。
MHP2(G)ではやや体力は抑えられたがそれでもまだまだしぶとく、
引き続き見かけたら優先して倒しておいた方が良いと言われていた。
- メインシリーズではMHP2Gを最後にしばらく出番がなかったが、
MH4でババコンガ共々久々に参戦した。
復活に際して「たいまつの火を怖れる」という性質が追加され、撃退も可能となった。
だがこやし玉で追い払う事が出来ないという性質まで付いている。親玉には効くのに。
まあ、どのみちちょっかいを掛けた個体はハンターからの制裁を喰らう事になるのだが。
ちなみに体力はMHP2Gの頃よりさらに抑えられ、だいぶ対処も楽になった。
- MHXではブランゴ一派や3rd牙獣種にポジションを取られババコンガ共々リストラ。
しかしMHXXにおいて、テロス密林とともに復活してしまった。
行動各種や大型モンスターがいても逃げたりしない仕様はそのままで概ね変わっていない。
しかし、前作まで鳥竜種の小型モンスターが配置されていた場所に置き換わる形で
クエストのランクに関係なく現れるようになり、前作が嘘のように頻繁に見かけるようになった。
大型モンスターが出現するとやや消極的になる鳥竜種とは違い、
コンガは大型モンスターとの戦闘中でも積極的に攻撃してくるため非常に鬱陶しい。
討伐しようがオトモの超音波笛で撤退させようが、しばらくすると戻って来てしまう事も多いため、
コンガの横槍を完全に抑えることは不可能に近い。
かの悪名高いブルファンゴやリノプロスにすら匹敵しかねないストレスメーカーぶりであるため、
大型モンスターとの戦闘の気配を感じたらまずは周囲にコンガが居ないか確認し、
「見つけ次第、そして復活次第殲滅する」くらいの心づもりでもいいかもしれない。
- ただし悪いことばかりでもなく、体力は多いが動きはさほど俊敏ではないことから、
ブレイヴスタイルで大型との交戦前にブレイヴゲージを溜めておくにはお誂え向きの相手となる。
また、操虫棍にとっては火力維持に欠かせない赤エキスを必ず採取できる相手でもあるためぜひ利用したい。
それでも基本的には邪魔者であることに変わりないのだが…
- 因みにコンガ自体はMHSTコラボの紹介動画にチラッと映っていたので
ババコンガより先に復活が判明していた。
逆にそこからババコンガの復活を確信した人もちらほらいたらしい。
- MHSTにもババコンガと一緒に参戦。木のすみかなどでボスと一緒に群れを作って生息している。
ボスがテクニックタイプのため子分も一緒かと言うとそうでもなく、こちらはパワータイプ。
たまに高威力のボディプレスを使うほか、悪臭をかましてくることもある。
メインシリーズと同じで悪臭を受けると回復アイテムが利かなくなるため、
他のモンスターと一緒に出てきたら早いうちにスピード技で倒してしまおう。
ちなみにババコンガと被るからかあるいはニオイのせいかオトモンにはできない。
余談 
- 名前の由来はコング(Kong)だろう。勘違いされがちだが、コングとはゴリラを意味する英語ではなく、
映画「キングコング」に登場する同名のゴリラの怪物であり、固有名詞である。
- どうでもいいが現実世界にはコンガという打楽器がある。
- 当然の如く、ババコンガ&コンガから作られる楽器にも「コンガ」の銘が冠されており
モンスターの「コンガ」と楽器の「コンガ」を掛けたダブルミーニングとなっている。
「コンガ」と同属の「ボンゴ」の名を持つ派生もあるため
打楽器が好きなら一度は作って見ても面白いかも知れない。カテゴリは狩猟『笛』だが
素材 
- コンガの毛
- コンガから入手できる毛皮。美しい桃色をしている。
より上質なものは「コンガの剛毛」、最上質のものは「豪剛毛」と呼ばれる。
MH2の時期にはごく一部の個体からは、ババコンガと同じ「桃毛獣の毛」「桃毛獣の剛毛」が剥ぎ取れた。
Pシリーズでは素材の価値が見直されたのか、ババコンガの毛や剛毛とは完全に区別されている上、
ババコンガ武具の生産に使うことも多いので、肝心な時に足りなくなることがある。
- 桃毛獣のテッポウ
- トレジャーハンタークエストにて入手できる、食用となるコンガの直腸。
基本的には「桃毛獣の」と付くようにババコンガからの剥ぎ取りで入手できるものだが、
この桃毛獣のテッポウだけは小型モンスターであるコンガからも入手できる場合がある。
ポイントも大型モンスターから得られるトレジャーのそれであり、入手できれば非常にオイシイが
コンガからこれを入手できる確率は極めて低く、期待はすべきではない。
関連項目 
モンスター/ババコンガ