◆忍◆ 組織名鑑#(未掲載) 【ケモビール社】 ◆殺◆
企業概要
酒造とバイオテクノロジーの大手企業であり、作中でも頻出する商品である伝統的酒類「ケモビール」及び各種ケモ飲料の製造・販売をしている。
醸造時点でケミカル生成成分を用いることで独特の味わいを作り出しており、ケミカル至上主義価値観の者が多いネオサイタマでは商品ブランドが成り立っているが、キョート共和国でのシェアは弱いようだ。
「ワースゴイ、ナンカスゴーイ、ケモビール、ダヨネー」のコマーシャル・テーマ曲が有名。
世界進出しているようで、ネオワラキアなどでも商品が販売されているのを確認できる。
保守的な経営体質から脱却して事業多角化を目指しており、バイオテック面での強みをアピールするため、提携関係にあるリロン・ケミカル社と共同して後述のケモ動物を開発した。
第4部では、提携関係にあったリロン・ケミカル社から買収されているが、引き続きケモビールの製造・販売を行っているようだ。
この買収は救済型M&Aだったようだが、買収後にケモビール社の名前が残っているのかは不明。
原作者によると、「ケモ」はCHEMICALの言い換えであり、転じてKEMONO(獣)でもあるとのこと。
ネオサイタマの球団「ケモブレイブス」を所持しているようだ。(参考)
詳細はニンジャスレイヤープラスのシャード・オブ・マッポーカリプス(59):ネオサイタマの酒やシャード・オブ・マッポーカリプス(82):人造マスコットバイオ生物「ケモチャン」、🔰ケモビールのケモチャンとは?を参照な。
取扱商品
- ケモビール
ネオサイタマの代表的ビール。その瓶や缶のラベルには、マスコットキャラクターのケモ動物「ケモチャン」が描かれている。 - ケモIPA
ケミカル生成成分を用いたIPAと思われる。
(IPAとは「India Pale Ale」の略称であり、ホップを大量に使用した香りや苦味が強いビール) - ケモスタウト
ケミカル生成成分を用いたスタウト(黒ビール)と思われる。 - ケモックス(KEMO-X)
ケモビールにアドレナリン成分を添付したもの。
リロン・ケミカル社の救済を受け入れて半年後に販売し、ブランドは不死鳥のように復活した。 - デケモ
ノンアルコール健康志向ビール。
アルコールが含有されていないビールというケミカル恩恵的なアティチュードが評価された。 - ノンケモン
オーガニック派をも囲い込むため世に送り出したオーガニック・ビールだが、「ケモビールはケミカルでクール」という自社イメージを毀損してしまい、セールスは惨敗した。
これがきっかけでケモビール社はリロン・ケミカル社の救済を受け入れることになったという。
ケモノパンクスの者達は己の獣性を恐怖し危険視する一般市民を、ケモビールの不人気商品になぞらえ「ノンケモ」呼ばわりするが、おそらくはこの商品のことと思われる。
共同開発
- ケモ動物(ケモチャン)
ケモビールのマスコットキャラクターを、リロン・ケミカル社と共同開発でバイオ生物として実際に作り出したもの。
スタウトケモチャンやケモIPAチャンなどの種類もいる。
詳細はリンク先を参照な。
一言コメント
- 作中での商品の登場頻度の割にはメガコーポとしての実態が描写されていない印象。まさかケモノ・ニンジャクランの憑依者を企業ニンジャに抱える暗黒ケモナーコーポなのか…? -- 2024-07-31 (水) 14:42:41