ヘッズスラング(は行~わ行・英数記号)

Last-modified: 2021-09-25 (土) 21:55:31

ヘッズスラング(あ行~な行) (は行~わ行・英数記号)


は行

ハァーッ!ハァーッ!

ぼくはいま、ほんやくチームのアジトの金庫に隠れています……アーッ!
ほんやくチームのアジトなどに潜入したボブが、息を切らしながら実況する様子を表す擬声語。
本編中においても、ニンジャスレイヤーから逃走中のサンシタ・ニンジャや、見てはいけない場面を盗み見てしまったモータルが発する事もあり、デスノボリの一種でもある。

ハートキャッチフジキド

ニンジャスレイヤーが弱敵をスレイする際にしばしば使う、相手の心臓を掴み、摘出したり握り潰したりするヒサツ・ワザ。コワイ!
代表的な犠牲者はミニットマンナイトサーバントクルセイダーなど。実際サツバツ極まりない描写だが、ネーミングの元ネタは当然アレである。
平安時代、ナラク・ニンジャが最初にニンジャを屠ったカラテが正にこれであり、ドラゴン・ドージョーではなく純粋にナラク由来のヒサツ・ワザと思われていた。
だが「オイランドロイド・アンド・アンドロイド」中にこれと同一と思われる技に「ドラゴン・クロウ・ツメ」という名称が付けられていた事から、ドラゴン・ドージョー由来の技の可能性も出てきた。
このワザが決まった際、実況ヘッズ間では「ハートキャッチ!(物理)」などの合いの手がかかる。

ハードモード

忍殺の既存エピソードが書籍版で加筆を受け、Twitter連載時よりイクサが白熱したり主人公が苦戦したりする事。書籍版の見所の一つである。

フジキドにとって、この展開はノーマルモード。書籍版は……ハードモードだ。どうなるかねえ?(マディソンおばあちゃん、「アポカリプス・インサイド・テインティッド・ソイル」再放送時のコメント)

ちなみにイージーモードも存在する。

ハイ・テックなシステム

物理書籍を買うと挟まっているアンケートハガキの切手欄の文言より。

50円切手を貼ることでこの葉書が宛先に届くハイ・テックなシステムです。

元ネタを反映してか、実際あまりハイ・テックでないものに用いられることが多い。
なお、2部4巻『聖なるヌンチャク』(初版)以降は、郵便料金改定に対応するためか「切手を貼ることで…」に変更されるハイ・テックぶりである。

ハイライト

アニメイシヨンのキャラデザインに使われる原色の影めいた表現。(参考
「照り返し」「ネオンハイライト光」「蛍光色」などと呼ばれることもある。

ハイライトを持っているのは主にニンジャであり、一般人やクローンヤクザにはないが、ナンシー・リーラオモト・チバのように、モータルでもハイライトが描かれる人物もいる。だいたい所属勢力別に色分けされているようだが、その意図や基準についてはヘッズの間で様々な説がある。備えよう。

パガパガしい

パーガトリーらしい麻呂めいた滑稽な嫌味っぽさを表すヘッズスラング。
当の本人であるパーガトリーは勿論だが、彼の派閥に属する一部のザイバツニンジャにも見られる傾向である。

爆発四散

作中で死亡・殺害されたニンジャは基本的に爆発四散するものだが、Twitterで実況を行うヘッズもまた、本作の大いに間違ったり妙に的を射たりしている日本描写や、さまざまなキャラクターによる大真面目ながら突拍子もない言動によってしばし腹筋が爆発四散してしまう。
腹筋以外にもスケジュールや財布などの爆発四散も観測されている。カラダニキヲツケテネ!

ハシバメソッド

イルカメソッドとも。
「マグロ・サンダーボルト」にて、ラッキー・ジェイクニンジャスレイヤーを取り違えてしまったハシバが、電脳麻薬「イルカチャン」ガンギマリの状態でオヤブンのイシイ・ウェイダに言い繕った際のメソッド。
自分の脳内のイルカとのスカム禅問答めいた葛藤である、

『サイバネに溢れたこの世界で、ジェイクかどうかを精確に定義するのは難しいね』「じゃあどうすんだ」『ソンケイを信じるんだ』
「つまり俺が奴をジェイクだと認識した事が重要なわけだろ」『そうさ』『彼が俺はジェイクじゃないって言っても、彼自身にそれは証明できないんだ』「そうだよな!」

と、ウェイダへの言い訳である、

「ウェイダ=サン、いいですか、落ち着いて。怒りはもっともです」ハシバは左耳に端末を当て、右手で小さくチョップを行い、自らを説得するように言った。
「でも俺はマジでジェイクを捕えたんですよ。それが一瞬でニンジャスレイヤーだかになった?つまり、こうだ、ジェイクがニンジャスレイヤー」

の2種類があり、あまりのラリっぷりにヘッズの頭のう指数は爆発四散。
同時にその汎用性の高さから、どちらも次々に改変ネタが生み出された。

「ラリってんじゃねえだろうなハシバテメッコラー!」

走れ忍殺、急げ忍殺

ニンジャスレイヤー公式サイトで遊べる実際奥深いゲーム「急げ!ニンジャスレイヤー」の通称。「急げ!~」というタイトルがなぜ「走れ忍殺」になるのかは不明だが、「歩く歩道」めいた連想かもしれない。

発狂マニアック

本編と同じく、「狂人」の意味でよく使われる。
作者、翻訳者、メディアミックス側、ファンと、どちらを向いても狂人しかいない本作では実際多用される。

なお "maniac" は英語では形容詞ではなく名詞であり、この「発狂マニアック」もなかば英語っぽい言い回しといえる。

バトウ・ジツ

ドクゼツ・ジツを参照な。

バメンテンカンホー

○○テンカンホー(・ジツ)を参照な。

パワワード

コトダマ力に満ちた単語やフレーズのこと。

「パワワード」という表現は、翻訳チームの用いていた「パワ」が、ヘッズスラングのコトダマ力と結びついたものと考えられる。

「パワーワード」という表現

本編中には「パワーワード」という言葉が登場している。ニンジャスラングを「古のパワーワード」と表現するもので、ある種の呪文のような意味であろうか。

「パワーワード」という表現は、たとえば「ダンジョンズ&ドラゴンズ」の用語としてこれ以前からある。本編で使われた、呪文としての意味はここから来ているだろう。また、「人を動かす言葉」「力のある言葉」といった意味でビジネス書などでも使われていたようだ。

しかし、「パワーワード」という言葉を、「奇妙でインパクトのある表現」(すなわちヘッズスラングでいうところの「パワワード」)という意味で使うことは、どうやらニンジャスレイヤーがこじ開けてしまった用法らしく、現実世界でもじわじわ広がりつつある。アイエエ……。

ヒキガネ社

ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン」の制作スタジオ、TRIGGER社のこと。

ヒキ・ジツ

「引き」。翻訳更新中、続きが気になる場面でアイキャッチやエピソード境界が入り更新を終了する事。
ヒキ・ジツを食らったヘッズは続きの見たさに悶え苦しむ。グワーッヒキ・ジツ!

左に傾く/右に傾く

元ネタはクルゼ・ケンの教え(コトダマのページ参照な)。

「リラックス(左)」「シリアス(右)」のどちらに振れすぎても、また小さなブレを恐れてもいけないと説いた実際含蓄のある教えであるが、ニンジャスレイヤーの物語自体でこれを実践しているような、ひとつのエピソードの中で左へ右へブレながら勢いのまま突破するような展開もよくある。

緊迫した場面が入り混じる時に「左右の振れ幅が大きい」というような使い方もされる。

ヒロインカラテ

そのエピソードで特にヒロインとしての株を上げているキャラに対し、ヘッズから贈られるコトダマ。
「ニンジャスレイヤー」では明確に主人公と恋仲になるキャラがいないため、強力なヒロインカラテを発揮してもエピソードが終わればサブキャラに戻るのが常である。ショッギョ・ムッジョな。

ファーファ

我らが師父イグゾーションの別名。ニコニコ動画で衣料用洗剤ファーファのコマーシャル映像に彼のオーディオドラマ台詞を当てはめたMADが投稿され、ヘッズの腹筋をバリキ爆弾化させ爆発四散せしめたことに由来する。

フィクションの悪影響だ!

ニンジャが光に弱いと考えるような、現実と妄想の区別が付かなくなっている精神状態を地の文=サンが評したもの。
そのおそるべき汎用性の高さでどんなネタ改変でも可能と思われている!フィクションの悪影響だ!

フィヒる

「蚊柱を立てる」、もしくは「ブヒる」とほぼ同義。

フィヒリティ

蚊柱の立ちやすさ。女性キャラはもちろん、男性キャラにも使われる。

フィメール・○○

○○には男性キャラ名が入る。要するに女体化したキャラのこと。
ザ・ヴァーティゴ=サンの質問コーナーで登場した謎の存在フィメール・ザ・ヴァーティゴがもと。
以前から性転換した忍殺キャラはヘッズの間で定期的に話題に登っていた(参考まとめ:)が、この回答直後からニンジャヘッズ達は競って様々なキャラをフィメール化したという。
ちなみに、過去に原作者により全ての登場人物の性別が入れ替えられた作品が発表されたらしく更なる情報が待たれていたが、2017年エイプリルフール企画にてついにその一端が明かされ多くのヘッズたちのニューロンを悩ます事となった。

武器ネーム

使用している武器がそのままニンジャネームになっているニンジャの総称。ジェイドソードアックスソードなど。
そのやっつけ極まりないネーミングから、三倍族やカトン以上のオタッシャノボリと見られている。ただし、さすがにいい加減すぎるからかこのパターンのネーミングはそう多くはない。
武器の名前といえど、中にはアンサラーアロンダイトといった神話・伝説を元としているネーミングのニンジャもいるが、こちらは武器ではなく能力を神話になぞらえたネーミングなので別パターンといえよう。

フジキド・ケンジ組織(FKG)

ニンジャスレイヤーと協力者たちの総称(→コトダマ)。

彼らの動向に詳しい重篤ヘッズも組織の一員なのではないかとする見方もある。

ブッダ

作中で最も広く信仰されているらしい神聖存在(ブディズム関連ページの当該項参照)。
英語の嘆きの言葉「ジーザス!」の代替めいて「ブッダ!」などと使われる事も。
本編の登場人物たちと同じように、ヘッズも理不尽な展開やドキドキハラハラする展開、大好きなキャラの命が危ない時、寝ているブッダを起こそうとする。しかもスカム禅問答のせいで当たり前のようにゲイのサディスト扱いされたりと、ろくな扱いを受けていない。ブッダにしてみればいい迷惑である。
マッポーの世にはジーザスもブッダもなく、その有り難みを感じるのは実際難しいのである。

ブッダ起きてた!

作中・現実世界ともに、何らかの救いや希望、僥倖があった際に発せられるコトダマ。

ブッダ回

名作エピソードのこと。ネットスラングの「神回」を忍殺語めいて言い換えたもの。

ブッダ逮捕

「デッド・バレット・アレステッド・ブッダ」の事。
最初の1ツイートの一撃でヘッズのニューロンを軒並み焼き払った衝撃のエピソードである。

ブッダも怒る

ルールに反した行為やシツレイな行為に対する非難の言葉。
本編では、エド様式の作法の一部として使われる場合と、単に非難の意味合いで使われる場合があるが、ヘッズが用いる場合はもっぱら後者。

ほとんどブッダ

何かに感謝したり、その寛容さや慈悲心に感動したりした際に発せられるコトダマ。
「○○はほとんどブッダ……」の形で使われる。

「彼はほとんどブッダ……ゆえに、反ブッダであるからだ……」(「ネオサイタマ・イン・フレイム」

物理書籍

電子媒体に対し、紙で出版された本。読んで楽しく、いざという時には弾よけにもなる。 よかったね!

ヘッズスラングとしては『ネオサイタマ炎上』1~4に始まるズノウ・タノシイ社刊行の日本語版小説本やその海外版を指すことが多く、アメリカの原作(原典)や各種コミカライズ版は「物理書籍」とは呼ばない場合が多い。
現在では公式サイトのタイトルにも使用されている。

さらに2015年3月、第1部の電子化が発表されたことにより、「電子版の物理書籍」なるややこしいものが誕生した。

フユコは光った

「あなた」フユコはひかった。  (フユコ/トチノキ コメント欄

「光った」については、ボブが奥ゆかしくない発言をした際の「エルフのせんしは光った」が元ネタであろう(元ネタの雰囲気はこの辺とかこの辺のまとめ参照な)。無言の怒りや強い制止などを表現しているものと思われる。

作中、フジキドが女性と心を通わせたり、信頼を寄せ合ったり、温泉旅行したり、仲良く飲み歩いてダンスまで踊ったりする描写に対して、ヘッズの間ではやれ夫婦めいてるだのやれヒロイン正妻ポジション争いがどうのだのといったコメントで盛り上がったり、想像を捗らせたりするのだが、そのような場合にフユコ=サンの嫉妬が推し量られることである。「フユコはひかった」との表記揺れや、「フユコが光る」などの変化形もある。フユコ=サンが光りますか? おかしいと思いませんか? 嫉妬するかどうかはヘッズ各位の脳内フユコ=サン・イメージ*1にもよるので、多様性は重要である。

フユコ以外の人物にも「光った」表現がされることがあるようだ。たとえばシキベ=サンガンドー=サンに対して。

不用意に歴史の闇に触れるのは得策では無いと申し上げておこう

都合の悪い時に使われる返し言葉。
別に設定を考えていなかったわけではないのだ。いいね?
本編では「ヘイル・トゥ・ザ・シェード・オブ・ブッダスピード」で使われたほか、「ニンジャスレイヤー:ネヴァーダイズ」では「いたずらに歴史の闇に触れるのは得策ではないと申し上げておこう」という表記ゆれがある。

ブラックなんとか=サン

名前にブラックと付くニンジャのこと。ブラック族、ブラックシリーズなどとも。
主に新登場ニンジャがブラック~という名前だった際に「またブラックなんとか=サンが増えた」という声が上がる。
レッド、パープル、アイボリーを始めとして名前に色が入るニンジャ自体は実際珍しくないのだが、その中でブラックはとりわけ多く、その数20人以上。使いやすいのだろうか……?

○○ブレ

SAKIBUREの内容を表す造語。「バツブレ」、「夜ブレ」などがある。

アニブレ

アニメイシヨンのTwitter実況(毎週金曜21:00)を知らせるSAKIBURE(◆ア◆)のこと。開始時刻付きで飛ぶことがもっぱら。

ウキブレ

コミカライズ版の更新を知らせる□マークのSAKIBURE(◆□◆)のこと。

ツヨイ・サキブレ

数十分以内に翻訳更新が始まることを知らせる二重丸のSAKIBURE(◆◎◆)のこと。

バツブレ

その日の翻訳更新がないことを知らせる×マークのSAKIBURE(◆×◆)のこと。

振れ幅が大きい

左に傾く/右に傾く

ブロゴ川

作中に登場した「プロゴ川」の空目。転じて、闇と与太話を黒々と湛えたニンジャスレイヤー関連のブロゴ群のこと。たまにブロゴにニューロンを焼かれたヘッズ達の死体が浮かぶ。

ヘッズ集合知

本編中の一見するとトンデモとも思える描写や設定の元ネタ、あるいは周到に張り巡らされた伏線。一人で読んでいると見逃してしまいがちになるこれらの事象も、実況タイムラインを追いかけることにより、知っていたり気づいたりしたヘッズによって即座に情報提供行為され、拡散共有される現象。
ヘッズにいろんな分野のクランが存在するために起こる、新たな読書体験の一つと言えよう。

ヘッズマインド

オイランマインドめいたヘッズの集合無意識(参考)。好きな他娯楽作品のタイプが、重篤ヘッズ同士では似通いやすいという指摘がある。一説によれば、ニンジャ体験を長く共有するうちにニューロンが侵食され、自他の境界がぼやけ、自意識がヘッズ特有の言語、意識、行動原理のなかに融けていくらしい。宇宙……。

ボールブ

「キリング・フィールド・サップーケイ」 の通称。
同エピソードに登場する技に由来するが、その真実は読者自身の目で確かめられたい。

ボブ

翻訳チームアジトの近所に住むヘッズの少年。
作品に対する杞憂、翻訳チームへの不満、他ヘッズへの楽しみ方の押しつけなど、ヘッズが愛ゆえに抱きがちな奥ゆかしくない思いを代弁してくれる存在であり、ヘッズの分身でもある。

ボブしみ

ヘッズが抱くボブめいた思いのこと。

ボブは訝しんだ

ボブめいた疑問を口にする際に用いられるコトダマ。読みは「いぶかしんだ」で、自殺めいて「ボブは死んだ」訳ではないので注意。
「やはり読者数サンオクニンというのは嘘なのでは? ボブは訝しんだ」
いかにもボブ話めいた言葉だが、意外にも翻訳チームによるヨタ話には「ボブは訝しんだ」という文はまだ登場していない。
また、ボブ関係の与太話は「ですます」調で語られる事が多い。

ボブる

ボブめいた杞憂や不満を口にすること。

ボー・リーディング

棒読みの読み替え。

ボンジャン

キョート・リパブリックにあるバトルテンプル、「ボンジャン・テンプル」のバトルボンズがボンジャン・カラテの際に発するカラテシャウト。
「ガントレット・ウィズ・フューリー」で初登場したコトダマだが、「イヤッサーボンジャン!」「セイヤッサーボンジャン!」「ボンジャン!ハイ!」 などのパワフルすぎるワードによりヘッズの間で爆発的に流行した。
そのためか、一時期ニンジャヘッズがエピソード掲載が始まるとわらわらとタイムライン上に現れて騒ぎ出す様をして「メンポをつけてボンジャンボンジャン騒いでいる」などと表現される事もあった。
現在でもヘッズが唐突にシャウトし始めたりするなど、印象深いコトダキエーッハイ!ボンジャン!ハイ!

本タグ

ニンジャスレイヤーの実況用標準タグ「#njslyr」を指す。
本編が掲載されたときの実況や感想、ほんやくチームからのアナウンスに対するなんか、書籍化に対するなんかなどがこのタグで使われている。
他にもオモシロイ・ツイートーウー用のタグや重篤なタグなどいろいろあるので、詳しい話は関連ハッシュタグ等に書いてあるのを参照して使い分けよう。

ほんチ

翻訳チームのこと。

ボンモー

ニンジャめいて正体不明な本作の原作者、ブラッドレー・ボンド=サンとフィリップ・ニンジャ・モーゼズ=サンの略称。
一般的に「=サン」付けされることはなく、敬称略で使用される。そのため割とフランクな文面での使用が多い。
敬称を付けたい場合は「原作者=サン」との表記もある。

ほんやくチーム語

翻訳チームの使うどこか奇妙な日本語……アッハイ、どこも奇妙ではありません。
「ごあんしんください」のように漢字が未変換だったり、「アナウンスンー」「ツイッターアー」「アカウントオー」のような気の抜ける横文字には妙な催眠作用があり、ヘッズが聞けば目をうつろにして「アッハイ」と答えずにはいられない。
たまに本編への侵食が疑われたりする。
コトダマ(ほんやくチーム語)も参照な。

ほんやくチーム女子

ヘッズの間でたびたび囁かれ、事あるごとに復活する大喜利。人によって、単にほんやくチーム語を話すヘッズ女子だったり、本兌・杉両氏が女子化していたりと様々。とりあえずサイバーサングラスをかけた女子高生であることは共通しているようだ。

ま行

マーケティングカラテ

主に翻訳チームの各種メディアミックスにおけるマーケティング行為メントを指す。
または本編更新や翻訳チームの与太話の合間にしめやかに現れて書籍の宣伝をしていくズノウ・タノシイ社の敏腕編集者F田=サンや、物理書籍刊行ごとに重篤度を増していくCOMIC ZIN=サンのマーケティング行為メントを称賛する意味合いで用いられる。
彼等の抜け目ない商人の目を前に財布の紐がオタッシャするヘッズも少なくない。

マーケティング的にも

「でもね、マーケティング的にこれは大正解ですよ」
「ファスト・アズ・ライトニング、コールド・アズ・ウインター」に登場するマーケティング評論家、タケチ・キベタのセリフが由来。
主に賛辞として用いられる。

マートン

コケシマートマンの略称。

まあまあ、おのおのがた

「まあまあ、おのおのがた、それ以上ヨロシ=サンを愚弄しないほうがいい。タイプミスなど誰にでもあること。コウボウ・エラーズというではないか」
白熱したり困惑が広がったりした場をおさめるコトダマ。「レイジ・アゲンスト・トーフ」に登場する上記のセリフが初出。ほんやくチームのお気に入りでもあるらしく、アナウンスにしばしば使われる。

マイコプラズマ

「IAEA」「オンライン」などと並んで誰もが一度はニンジャアトモスフィアを感じる語の定番。現実世界のそれは肺炎を引き起こす細菌の一種で、ニュース等で耳にしたヘッズも多いのではないだろうか。
MRS(マイコプラズマリアリティショック)はニュービー卒業の通過儀礼である。

マインドセット

「考え方の基本的な枠組み」「習慣的な考え方」を指す言葉。経営学などでは、組織や個人の、経験や教育などから形成される思考様式・心理状態といったもので、「理念」「信念」「思い込み」「暗黙の了解」「価値観」「組織文化」とかいったあたりのものを含む概念。ほんやくチームも使ったことがある。

一方、「マインドセット」という言葉は、いわゆる自己啓発系でも「なりたいものになるための気の持ちよう」「自己洗脳」めいた使い方をされていて、実際ややこしい。

忍殺世界では、ユダカ・コナタニの強靭な自己精神コントロールに「マインドセット」という言葉が用いられた。ユダカのマインドセットは、「息を吸って吐く」というシンプルな所作から気持ちを切り替え、精神状態を平常心に置くというもので、NRSすら抑えることができる。

ヘッズの間では、登場人物の強い信念と行動を導き出す、ある役割の自任(それは虚構であるかもしれない)について使われることが多い。ミヤモト・マサシのコトワザ「狂人の真似をしたら実際狂人」のポジティブな側面と言えるかもしれない。

マグロ目

「死んだ魚のような目」の意。NRSを発症したヘッズの典型的な表情である。

マンゴーをもぐ

代表的な研修

元ネタは翻訳チームのアナウンス「マンゴーをもぐなどの研修」

○○み

作中においても、ヘッズ間においても、間投詞めいてしばしば使われる語尾。「やさしみ」「尊み」など。
おそらくは無印コミカライズ版において、ヤクザ天狗に使われた「やさしみ・・・・・・」のインパクトが大きかったのであろう。

たとえば「尊み」は、平素使われる日本語では「尊さがある」や「尊いものだなあ!」に相当する意味合いで使われる。マッポーの世界にあってカチグミサラリマンの間の欺瞞的言辞に貶められた「ユウジョウ」という言葉であるが、それが真に当てはまる尊い友情を目撃した際に、ヘッズたちは嘆息とともにコメントするのである。

「やさしみ」も「尊み」も紛れもない日本語の活用形なのであるが、現在一般に使うことが少ない古語・文語的な表現であるために、絶妙な違和感を覚えさせるコトダマである。

みぃ~つけた

「ボーン・イン・レッド・ブラック」オフェンダーが瀕死のフジキドを見つけた際に発したセリフ。
アニメイシヨン第1話、OP直後の第一声となるセリフである。

あまりに1話を繰り返し視聴しすぎた結果、2話以降のエピソードでもOP終了時に「みぃ~つけたぁ~」という幻聴が聞こえるヘッズが後を絶たず、ニコニコ動画のコメント欄には毎週オフェンダーのオバケが居座り続けた。

おそらく、繰り返し聞いたアルバムをシャッフル再生すると次の曲のイントロが空耳再生されるのと同じ原理だろう。

ミーミーは○○が欲しい

元ネタは「ザ・ヴァーティゴVS地底科学世界」でのミーミー台詞

「ミーミーは聖遺物がほしい」「駄目だ」

そこから転じてヘッズが原作や二次創作のネタやグッズなどを希求する時に使われる。
類似の表現に「ムフォーフォー、余は○○が見たい」などがある。

エピソードの展開がシリアス寄りなこと。

みしり

何かが不穏にきしむ擬音。
もともとはキルズで大変印象的に使われた擬音(「みしっ」「ぎしっ」などのバリエーションも存在する)。
そのインパクトはヘッズの間で評判となり、後に本編でも一触即発アトモスフィアの表現として逆輸入的に使用された

ミナ=サン、皆=サン

ニンジャスレイヤーの文体をまねる際に起こりがちな誤表記。

何がおかしいのかというと、どうやら「=サン」と表記されるのは英語版原文で敬称の "-san" がついている場合だけらしく、「皆さん」や「お父さん」は「=サン」で表記されることはない。

公式周辺の関係者がつい使ってしまうこともあり、翻訳チームの与太話でもネタにされたことがある。

とはいえ、ボブめいてあげつらうのも奥ゆかしくない。むしろ重篤ヘッズ以外にもニンジャスレイヤーの文体が愛されている証として喜ぶべきかもしれない。

ミラーシェード=サンのケジメ案件

「ザイバツ・ヤング・チーム」で登場した、報連相を怠ったクアース、及びそのメンターたるミラーシェードを咎めるパーガトリーの以下のセリフが元ネタ。

「動機など問題にならぬ。言わば大逆ぞ?これは」玉座やや下に控えるグランドマスター・パーガトリーが銀のセンスでわざとらしく己の顔を扇ぎ、二人の若いニンジャを侮蔑的に見下ろす。「報告・連絡・相談・改善!それを怠る!おこがましや!もはやこれはミラーシェード=サンのケジメ案件では?」18

ちなみにこの時、ミラーシェード当人は同席していなかった。
その嫌味たらしさと、直後にダークニンジャに目で制されると萎縮する小物アトモスフィアがヘッズのツボにハマった模様。
「行かれぬから!」といい、つくづくパガ=サンはヘッズに愛されている。
九割九分、ミラーシェード当人に何の落ち度もない文脈で使われる。彼の指がオタッシャ重点である。
「こミケ」なる略語も存在する。ウキヨエマツリではない。

ムーブ

言動、行動。「○○ムーブ」の形で使われることが多い。もともとはコンピューターゲーム用語。

○○無残!

何か物が破壊された時や、モブキャラが悲惨なオタッシャをした時に用いられる。
出所は余湖田畑版コミカライズの「マシン・オブ・ヴェンジェンス」#3の一コマから。
そのため、大抵の場合「○○ーッ」という擬音めいたフレーズが後に入る。
人物に使われた場合、「ここまでされる謂れはない!」と繋げる事もある。

無視できぬ○○だ!

実際無視できないなにがしかを示す。
出典は「ザ・ファンタスティック・モーグ」カコデモンの攻撃を評した地の文から。

無印

余湖裕輝・田畑由秋両氏によるコミカライズ版の通称。他2作品との区別をつけるためにこう呼ばれる。
第一部はコンプティーク・コンプエースに連載されていたことから「コンプ版」とも呼ばれたが、第二部ではチャンピオンREDに移籍している。このほか「余湖版」と呼ぶ場合もある。

無理だコレ

非ニンジャがニンジャスレイヤー=サンにカラテで立ち向かうレベルの不可能性を内包する、強力な諦念がこもったコトダマ。
「ファスト・アズ・ライトニング、コールド・アズ・ウインター」のヨタモノのセリフが由来。

無理では?

「ア・クルエル・ナイト・ウィズ・レイジング・フォース・フロム・ソー・サイレント・フィアフル・レルム」#3冒頭のあらすじにおいて放たれた無慈悲な一言。
上記「無理だコレ」と同じようなコトダマだが、こちらの場合は第三者視点からのツッコミというニュアンスが強い。

(…… これから彼はザイバツの精鋭とともに反乱軍と戦い、隙を見てザイバツから脱走し、ドラゴン・ニンジャと合流し、己の身体を取り戻す方法を発見せねばならない。無理では?)

名鑑詐欺

ニンジャ名鑑における説明と当該ニンジャの本編での実際の活躍との隔たりにヘッズが騙される様。
誤解なきよう重点しておくと、名鑑説明の中で明確に嘘をついている部分はほぼ皆無である。ただ、そのニンジャの最も重要な情報を敢えて伏せているなど、印象操作を駆使したブラフ、叙述トリックが実際多いため、ニンジャ名鑑を参照の際には備える必要がある。
そもそも名鑑自体原作者の創作メモをもとにした翻訳チーム独自のコンテンツなので、本編掲載時に描写が多少変わっていても何らおかしくはない。いいね?

なお、詐欺という言い方をすると弱いニンジャを名鑑で過大評価しているように聞こえるが、名鑑から受ける印象よりも強い、ないし印象に残るような活躍をしたニンジャも少なくはなく、そういった場合にも「名鑑詐欺」と言われることがある。シルバーカラスなどはその代表例だろう。

メンター

師匠。特に精神的な面での目標や道しるべとなるような人。
ヘッズスラングにおいて特に注釈なくメンターと表記された場合、まず第一にモスキート=サンを思い浮かべれば実際間違ってはいない事が多い。

○○メント

英語において動詞を名詞化する接尾辞-ment(例:manage→management)が由来。翻訳チームは「セルフ管理メント」をはじめとする「○○メント」を濫用しており、ヘッズの間でも定着している。

ヘッズスラングとしては、「寝落ちメント」「離席メント」「風呂メント」「所用メント」などのように、「○○するためにリアルタイムで読むことから離れる」といった意味で使われることが多い。「○○メント分読了」で「○○するためにリアルタイムで読めなかった分を読み終えた」ことを表現できる。

このほか「実況メント」「投稿メント」「マーケティング行為メント」などのように、「○○する」ことを忍殺語的に表現するために広く活用可能である。

モーター理念

本編に登場する暗黒メガコーポ・オムラ・インダストリの開発思想。
「凄くて強い!だから凄い。だから売れる」という、いわゆる大艦巨砲主義であり、メカ好き男の子の夢。
オムラと言えばヨロシサンと並ぶ暗黒メガコーポの代表格であり恐るべき悪役組織なのだが、第2部終盤でモーター理念を極限まで暴走させ、ヘッズの心を鷲掴んだ。
その後もオムラやモーターシリーズを思わせる話題が出る度にヘッズからは「モーターヤッター!」のチャントが飛ぶ。

モータル

作中では「非ニンジャ」の意味で用いられるが、ヘッズが「非ヘッズ」の意味で用いる事もある。

モクヒル

一時期、毎週木曜昼ごろに更新されていた与太話のこと。
「タイムシフターケイン」「忍者スレイヤー」など、ニチアサ(日曜日朝の児童番組枠)めいた企画であることから。
公式での呼び名は木曜おひるタイム
ちなみに木曜昼なのは、アニメイシヨンの配信が毎週木曜夜だったため。

や行

やきう/野球回

「ノーホーマー・ノーサヴァイヴ」の通称。
全エピソード中でも指折りのカオス回として重篤ヘッズからも伝説視されている。
奇しくもコムプテイークーウーにコミカライズ版忍殺が連載開始となり、ニュービーが増えているであろうというタイミングで連載され、「メンポ(面頬)」といった注釈が入るなど、ほんやくチームはこれをニュービー向けエピソードのつもりで翻訳していた意図が垣間見れる。狂気!
グラキラにてコミカライズされた際のアオリ文に使用され、「やきう回」はついに公式化してしまった。
なお、「やきう」は「野球」をもじったネットスラング、「野球回」は「野球回のあるアニメは名作」というネットミームが由来か。

ヤギ前後

めちゃくちゃな状況を表すスラングである「goat fuck」を、ラッキー・ジェイクの翻訳UNIXが直訳した結果発せられたコトダマ。
初出はブラックメタリスト軍団との交戦時だが、ヘッズ間で決断的に流行したのはジェイクがサクリファイサーに遭遇した時であろう。
転じてサクリファイサーや、「デッド・バレット・アレステッド・ブッダ」のエピソードそのものを指すことも。
スラングがわからない人には獣姦が趣味と勘違いされる可能性があるので注意。

訳注

翻訳先の言語を母語とする者に馴染みの薄い事象を訳出する際、解説めいて付け加えられる注釈のこと。ヤク中ではない。
転じて、ヘッズに馴染みの薄い忍殺語めいた造語を使う際に付け加えておくと環境問題などに優しく発言者・読者にWIN-WINなことだなあ。

もちろん、乱用は文章から奥ゆかしさを奪うので注意がひつようだ。

「ヤメジも?」「ヤメジもだ!」

「シャドー・コン」エピローグのセリフが由来。2ch・クランの「ぬるぽ」→「ガッ」めいて、唐突にこのやり取りがヘッズ間で行われる事がある。
何故こんな物がヘッズの間で流行ったのかは実際謎である。肝心のヤメジはモブキャラもいいとこなのだが…。

ヤメロー!ヤメロー!

耳の痛い話、スシ・テロ、トラウマ案件など、自分にとって恐ろしいツイートウーを受けて発するセリフ。
本編ではこのセリフを発した者はたいていろくな死に方をしない。

ヤンバーイ!

本編に主に賛辞として登場するコトダマ。興奮したヘッズがしばしば口にする。

良かった……○○んだ……

本編更新の中で恐慌状態に陥っていたヘッズが安堵した際に漏らすコトダマ。
元ネタは「サツバツ・ナイト・バイ・ナイト」のヤモトの台詞「良かった……ニチョームは……守られたんだ……」だと思われる。

予告編プログラム

主にブーブス・バンドシリーズの冒頭に挿入される別作品の予告。
時折、恐らくザ・ヴァーティゴ=サンが自宅でDVDを見ている設定であるらしく(早送りできません)のテロップが入る演出も。
「ニャンとも大変キラー」「殺人ヘルコプター」などシリーズ化されているものもある。
エイプリルフール企画の中では特番という設定の「ニンジャモン」にのみ存在。

与太話

本編以外の寸劇の事。基本的にブーブス・バンドは含まれない。

ら行

ラスガ

「ラスト・ガール・スタンディング」の略称。

ラッコイルカについて考えないといけないんじゃないか

シーライフの保護をはじめとする環境問題を憂うるセリフ。セリフそのものはもっともであるが、ヘッズスラングとしては元ネタも相まって「なにかわからないことを口走ってる」感じで運用されることが多い。衝撃的な体験のあと、現実を捉える焦点が合わなくなり、正気と狂気の間に危うくたたずんでいるような感じを漂わせる。「#グルグル目」なんかと近いアトモスフィア。

元ネタは「ソイ・ディヴィジョン」のアケダの台詞より。

「ニンジャ……カイジュウ……そんなものが実在するはずないって、解ってるんだ」アケダは続けた「でも……あれは、俺たちが生み出したものかもしれない。俺たちは……人類はもっと、ラッコやイルカについて考えないといけないんじゃないかな……大自然……地球……そういうものについて……」

ラブメンテナンス重点

恋愛フラグが立つこと。デンチモナの曲名およびサビの歌詞。
言葉の意味はまったく分からないが何を言いたいかはなんとなく分かる絶妙なコトダマである。

(これは……いける?ラブメンテナンス重点なのか?)

「ザ・ファンタスティック・モーグ」より)

リアルタイム

リアルタイム連載が行われるのに立ち会い、実況したりしなかったりしながら読む事。
他のヘッズと実況して一体感を楽しめるため、こちらを好むヘッズや、リアルタイムで楽しんだ後でtogetterのまとめを読み二度楽しむ重篤ヘッズもいる。

リーダー

ニンジャスレイヤーのTogetterまとめをいつでも好きな時に閲覧できるよう有志により作成された、Android端末用アプリ「Njslyr Reader」の略称。
電波さえ来ていればニンジャスレイヤーのアーカイブを好きなだけ閲覧できる専用ブラウザで、ニュービー・ヘッズから重篤ヘッズまで広く利用されている。
2019年ごろから利用不可能になっているが、代わりにiOS向けアプリ「NJRecalls」がAndroidにも対応したことにより、変わらずニンジャアトモスフィアを摂取することが可能になっている。

リンク集にリンクが掲載されているので、Android端末を持っているヘッズはチェックするといいかもしれない。

わ行

猥褻が一切無い

ほんやくチームが時折用いるコトダマ。「グラマラス・キラーズ」の宣伝文に用いられたこともある。
この作品自体を指して用いられる例があるが、実際前後とかそういう描写はわりと頻繁に……アッハイ、忍殺は猥褻が一切ありません。
非ヘッズにも知れ渡り、ネットミーム化しつつある語の一つであるが、「卑猥が一切ない」と誤解されたまま定着している節がある。

ワオ……ゼン……

神聖なアトモスフィアに心打たれた時に漏れ出てくるコトダマ。
「ファスト・アズ・ライトニング、コールド・アズ・ウインター」で、ニンジャスレイヤーが苦難の末手に入れたエンシェント・オーガニック・マグロを目にした観衆のセリフが由来。

ワカラナイ!アーッ!

「ウェルカム・トゥ・ネオサイタマ」におけるモスキートのセリフ。
情報が多すぎて混乱したヘッズがよく使う。

「でも女子高生が!でも殺害命令が無い、ケジメはカンベンだ!でもこれはチャンス?いや我々もアウトオブアモー!だから結局チャンスではない?ワカラナイ!アーッ!」

わかっているのか!

ザザのセリフ。大抵なにかに怒られているときに使われる。
「わかっているのか!」「アアアアーッ!」

わからなくなってきました

わからなくなってきた時に使うコトダマ。
初出は2015年大晦日の「忍者スレイヤー」放送を中止させた電子ゴルフ中継から。
作中では(勝負の行方が)わからなくなってきましたと言う意味で使われたが、「年末特番による特撮放送中止」の再現にはじまり、野盗が出たり煉獄ホールなる異次元空間で行われるマッポー級ゴルフ中継の前に、ヘッズもオウムめいてこの言葉を呟くことしか出来なかった。

ワカル

わかるときに使うコトダマ。
「ワカル?」「ウム……ワカル……」「○○だな。ワカル、ワカル」

私は偶然ここへ来て宣伝しています

オムラの欺瞞プロトコルの変種。ヘッズが忍殺関連の宣伝をする際に使われる。

ワッザ?

スミス=サンの代名詞。"What the...?" ("What the hell/heck/f*** is that?" (一体何だ?)の言いさし)もしくは "What's that?"(何だありゃ?)。彼自身を指すと共に、唐突な更新などのアンブッシュに対する反応としても使われる。
「ワッザファック?」や「ワッザヘゥ?」のような派生も。

ンーッ!自我がーッ!

「ウィア・スラッツ、チープ・プロダクツ、イン・サム・ニンジャズ・ノートブック」におけるタキのセリフ。ニューロンを焼かれたヘッズがよく叫ぶ。

記号・英数字

/(スラッシュ)

ハイクの句を区切るのに使われる約物。
ヘッズの実況においても、これで区切られた短文はたいていハイクである。

キョート城の上に/鶴が飛んでいた (「ナイト・エニグマティック・ナイト」

新月ノ/夜闇ニ紛レ/殺伐ノ騎士…… (「サツバツ・ナイト・バイ・ナイト」

\○○/

ホログラフィで文字が浮かび上がっている様を表す。チェインボルト=サンがホログラフィで頭上に「先輩」の文字を威圧的に点滅させ、ヘッズの腹筋を爆発四散せしめた事が原点。
「○○」の部分には任意の文字が入る。

「○○!?」「○○だと!?」「××ではないのか!?」

本編や翻訳チームアナウンスに全く予想外の事柄が登場した際に用いられるコトダマ。主に誤植によって生じた耳慣れない文字列に使われたりもする。
「サツバツ・ナイト・バイ・ナイト」の以下の場面が元ネタ。

「サツバツナイト!?」「サツバツナイトだと!?」「何者だ!?」どよめき立つアマクダリ秘密基地!「ニンジャスレイヤーではないのか!?」チバがグンバイをへし折る。「新月ノ/夜闇ニ紛レ/殺伐ノ騎士……」シャドウドラゴンは、静かに、ほぼ無意識のうちにハイクを呼んでいた「……字余り」 40

DDD

「ドゥームズデイ・ディヴァイス」の通称。
多くのキャラクターにとって転機になったエピソードであるためか、略称が定着している。

DKE

ダークカラテエンパイアの略称。

HoE

第2部最終エピソードである「キョート・ヘル・オン・アース」 (Kyoto: Hell on Earth) の略。KHoE とも。

IP

青少年のなんかを守るために隠されるべき胸のなんか。

「IPを!見せろ!」ストーカーは鼻血を垂らしながら、ナンシーの胸元にあるライダースーツのチャックに手を伸ばし、勢いよく引き下げる!アブナイ!IPが!(「キョート・ヘル・オン・アース」)

上記によりヘッズの想像力が掻き立てられた結果、IP=なんかと定着した。
なお、忍殺内に置いて「IP」はあくまでインターネット・プロトコルの事であり、猥褻は一切無い。いいね?

SAKIBURE

ヘッズには「サキブレチャン」と呼ばれることもある。リンク先を参照な。

Wasshoiポイント

悪役ニンジャがモータルを殺したりなんかを奪ったりする事で貯まっていくポイント。忍殺ポイントなどとも。
いわゆる「死亡フラグ」であり、このポイントが貯まっていくほどニンジャスレイヤーやその他死因のエントリー可能性が上昇する。
また、ツイッターアー・ゲームブックではこのポイントと同様のものと思われる「ダークカラテカルマ」なる概念が登場。こちらも「DKK」の略称で、ほぼ同義で使われているようだ。

0101

コトダマ空間と現実空間との移行に伴って発生するらしきノイズめいた文字列。
ユメミル・ジツ発動時のエフェクトでもあり、これもまたニューロンへの負荷で現実認識が怪しくなる事の表象として使われるようだ。
転じて、物事が予期せ001ぬ101検閲00100を受けて001い1101る0101時にも01000110こ01の1101ように挿001入され0110る01010110111101111110101101……

01ぬ、01す

実際伏字。01には好きなかんじをいれよう!
古くから使われているが、特に2017年頃にTwitterの脅迫・犯罪予告監視が厳しくなり、関連語を使ったアカウントが無差別に凍結される事例が相次いだため、多用されるようになった。

01んだわ!

クトゥルフめいて01んだ時に使われる。ボブが大抵なんか01ぬ。ボブが「訝しんだ」のか、本当に「死んだ」のかは神のみぞ知る。

1カメ

アニメイシヨンのオープニング映像の最後で、跳躍するフジキドがクローズアップされるカットのこと。

昭和のバラエティ番組などでよく見る「3カメ演出」を思わせるが、アングルが変わらない雑な拡大のため、ニコニコ生放送などでは「1カメ 2カメ 3カメ」ならぬ「1カメ 1カメ 1カメ」とコメントされるのが常であった。

8回

8回半、8.2回、8周とも。
2014年12月、ライブイベント「ニンジャサウンド・ギターサンダーボルト」をUstreamで視聴していたヘッズに甚大なトラウマを植えつけた数字。

「ギターサンダーボルト」は会場の様子がUstreamで同時中継されていたが、声優=サンのトークする場面だけは大人の事情からネット配信できず、Ustream上では代わりに「ニンジャスレイヤーショッピング」の映像がリピート再生されつづけた。(参考

リピート再生は最終的に8回あまり続き、監督の翻訳チームは満足気であったが、ライブの熱気を感じ取ろうとUstreamにかじりついていたヘッズはそのニューロンをネコソギにされたと伝えられている。
このため、今でも「8回」という言葉にPTSDを発症するヘッズが存在する。

また、「同じ内容を8回放送」「いつ終わるかわからない焦燥感」という共通点に、とある学園SFアニメを連想したヘッズもいるという。

Θ

ザ・ヴァーティゴを表す顔文字。

#ハッシュタグ

twitterのハッシュタグ。

忍殺実況ではしばしば、自己突っ込みや自己補足めいて使われることがある。括弧書きや、打消し線みたいなノリな。

#いらすとやさんニンジャコラ

いらすとや=サンの画像素材を使ったウキヨエにつけられるタグ。

#ウオーッ

イクサ・シーンなどで興奮した時のハッシュタグ。
ハッカーの間では、どこかにこのタグ専用のまとめTogetterが存在すると噂されている。

#顔が近い

「ニンジャスレイヤー グラマラス・キラーズ」においてあまりにも顔が近く耽美なイクサが展開された事から局所的に流行した。
本編中に為されるシリアスな会話にも「#顔が近い」タグを付与する事で素敵な世界が想像されてくる事ですね?しよう。
後に公式においても宣伝コピーとして用いられ、果てはグラキラ単行本の帯にも重点されるほどポピュラーなコトダマとなった。
ヘッズスラングが公式で認知され用いられるケースは実際まれ。

#研修済

ヘッズとしての研修が行き届いた結果である重篤発言につけられるハッシュタグ。
「ファスト・アズ・ライトニング、コールド・アズ・ウインター」に登場したコトダマ「彼らの自我は研修済なのだ」より。
一部ヘッズの間にはカッコ等の代わりにハッシュタグでツッコミを入れる習慣があり、これもその一例といえる。

#自我科

主に重篤をこじらせた発言につけられるハッシュタグ。「#おかしな目つき」「#グルグル目」なども同様に用いられる。
ニンジャアトモスフィアの過剰摂取により自我が致命的な影響を受け入院が必要な状態である。
元ネタは「キリング・フィールド・サップーケイ」に登場する、IRC中毒患者を専門に診療する同名の診療科
マッポー的な施設が軒を連ねるネオサイタマの中でも群を抜いたそのマッポー具合にヘッズは度肝を抜かれ、瞬く間に定着した。

#主人公です

忍殺以外でも使われる、主人公らしからぬ主人公の行動を取り上げる際に使われるタグ。
バリエーションに「#主人公とは」など。

無慈悲な殺戮者であると自認し、公言し、そのように行動するニンジャスレイヤーは、バトウ=ジツとも呼ばれるセリフも相まって、いわゆるヒーロー像と異なる印象をもたれる。
その辺の誤解を楽しみネタにするタグである。

#そういうのやめろ

「キョート・ヘル・オン・アース」にてブルーオーブジャバウォックに言った「そういうの、やめろ!」が語源。
フ・クラン寄りの下ネタに用いられていたが、最近では何らかの意味できわどい発言であれば方向性を問わずに用いられることが多い。
#グフフスミマセン」は対になることも。

#だいたいメンタリストのせい

おかしいと思いませんか?」の名言を生んだ、ゲン・ジツ使いのメンタリストに関するタグ。
本編・現実を問わず奇怪な事象をだいたい彼のせいだという事にしてしまう。
こんなタグが定着するほど彼の与えた衝撃は大きかったのだと言えよう。

#ちょっとやめないか

元々は立ち退きに対するデモのプラカードに書かれていた文言だったが、そのシュールな表現からか、いつの間にかTwitterのハッシュタグとして用いられるようになった。
実際twitter上で検索してみるとスゴイ数が使われており、実際やめたほうがいいような提案をする場合、軽い下ネタ、下世話な話、重篤な不健全妄想からBLめいた妄想までなんでもありだが、自分で最後に「#ちょっとやめないか」を付ける事でブレーキめいたアトモスフィアを漂わせる。

#○○の罪は重い

「ブーブス・バンド ~ロックンロール女囚軍団~」「ニンジャ戦士特に宇宙」を筆頭とするほんやくチームの与太話で頭のうしすうを下げられたヘッズが、本編でそれを喚起させる展開あるいはコトダマ(「……その時!」「ビボッ」など)を目にした時に用いられるタグ。
省略されて「#ブ罪重」「#特罪重」などと表記される場合も。

#ハイテック検索システム

本編の展開に合わせて、見たいウキヨエのシチュエーションを検索キーワード羅列形式で書き込むタグ。(参考

「ミーミーは○○が欲しい」語法に通じるところがあるかもしれない。

#爆発四散トトカルチョ

分かりやすいサンシタ・キャラが出てきた時にヘッズの間で始まる一種の賭け。
「数字 #~」の形を取って、何ツイート目で爆発四散するかを予想し合う。
重要キャラ同士のイクサではまず行われない反面、死んでも爆発しない非ニンジャのヨタモノ相手に行われる事もままある。
賭け金ゼロで外れても特に何もなく、当たるとちょっと褒められる、ノーリスク・ローリターンであるので青少年のなんかは大丈夫だ。

#マグロ目

発言者がNRSその他の原因により死んだマグロのような目をしている状態を示すタグ。

#ミュルミドン

グラキラミュルミドンに言及するときのタグ。
ちょっとあれはですね。

#ろくろ

マニアックな萌えポイントなどを「こう……」「○○が、この……」と熱く語っている状態を現すタグ。
ビジネスマンなどがインタビューでビジョンを語る際の定番ジェスチャー「ろくろを回す」が元ネタ。


*1 互いに一途で一筋に愛し合っていて欲しいと思うヘッズもいれば、愛する人の新しい生き方を喜んで送り出すだろうと解釈するヘッズもいるのだ。