エピソード一覧/第1部

Last-modified: 2025-10-02 (木) 20:31:29

第1部「ネオサイタマ炎上」

(原題「Neo-Saitama in Flames」)


『ニンジャスレイヤー』という物語は、原作の連載が様々な雑誌で行われていたことを踏まえ、時系列をあえてバラバラにして連載されている。
そのため、連載順に読んでいくと時系列が突然過去に遡ったり、いくつかの戦いを飛ばして未来の出来事に続いたりする。この流れを頭の中でパズルのように並べ替えるのが、コアなニンジャヘッズにとっての醍醐味だ。
とはいえ、コロコロ話が飛ぶのでついて行きにくいという人もいるだろう。

 

このページでは、エピソードを「時系列順」に並べていく。
ただし、本ページの内容はあくまでも忍殺wiki編集者達の考察によるものであり、公式情報ではない。
エピソードの一覧表というよりは、時系列の考察をするためのページと考えて利用して欲しい(考察にはネタバレが含まれるので、リージョンで格納している)。
また、手がかりの不足から正確な位置付けができないエピソードもあり、必ずしも正確な情報ではないということを念頭に置いて欲しい。
「Twitter連載順」に読みたい場合は、当wikiのエピソード一覧/公開順を参照していただきたい。

 

以下に書籍版各巻の収録エピソードを列記する。
また、下記のエピソード名に付記されている角括弧内の数字は、そのエピソードが何巻に収録されているのかを示すものである。
例を挙げると、「ゼロ・トレラント・サンスイ」は書籍版1巻「ネオサイタマ炎上#1」に収録されているため、[1]と記している。

巻数・書籍タイトルと収録エピソード

※便宜上、◆○○編◆といった区切りでエピソードを時期ごとに分けているが、これは非公式な名称なので注意


 

クリスマス・イブの夜。ネオサイタママルノウチ・スゴイタカイビル中階層のセルフテンプラ店。
中流サラリマンのフジキド・ケンジは妻のフユコ、息子のトチノキと共に楽しいひと時を過ごそうとしていた。だが、突如としてフジキド一家はニンジャ同士の抗争に巻き込まれてしまう。
証拠隠滅のため、一人のニンジャが店内の犠牲者にトドメを刺して回る。瀕死の重傷を負ったフジキドの目の前で抹殺されるフユコとトチノキ。
しかし、その時……彼の怨念が呼び出したのであろうか?邪悪なる「ナラク・ニンジャ」のニンジャソウルがフジキドの身体に宿る。
復讐の戦士「ニンジャスレイヤー」は、こうしてネオサイタマに降り立ったのである。

 

◆前日譚めいたスピンオフ◆

とあるキャラクター達の過去を描いたスピンオフ作品。

「ニード・フォー・アナザー・クルセイド」(Need for Another Crusade)

ニンジャスレイヤープラスにて独占公開
#1
(試読版)#1

  • ヤクザ天狗を主役とするスピンオフ作品。ニンジャスレイヤーや他の主要キャラクターは一切登場しない純粋な外伝であり、他のエピソードとの直接的な繋がりは存在しない。
  • 「あと二週間ほどで、街はクリスマス一色に染まるだろう」との記述、ヤクザ天狗が「ソウカイヤの暴虐にただ独り抗う者」とされている(ソウカイヤの敵対者としてニンジャスレイヤーの名が挙げられていない)ことから、本話の時系列はニンジャスレイヤーが誕生する「ボーン・イン・レッド・ブラック」の約2週間前と推測できる。
  • 本話の時点でガーゴイルは生存している。
 

「アジェンダ・ディセント」(Agenda Descent)

ニンジャスレイヤープラスにて独占公開
#1#2#3#4

 
 

◆1年目 序章:暗黒の七日間◆

ナラク・ニンジャに憑依され死の淵から蘇ったフジキド・ケンジは、間もなくして七日七晩にわたって暴走を続け、衝動のままにニンジャを殺して回った。
この七日間のことをフジキドは後に「暗黒の七日間」として回想しており、ナラクが暴走している間のことはおぼろげにしか覚えていない。

「ボーン・イン・レッド・ブラック」(Born in Red Black)[1][C]

前編後編

 

     ↓

「バック・イン・ブラック」(Back in Black)

#1#2#3#4#5

 

「キックアウト・ザ・ニンジャ・マザーファッカー」(Kickout the Ninja Motherfucker)[1]

#1#2#3#4#5#6#7#8

 

     ↓

 

「バック・イン・ブラック」#3#4#5

 

     ↓

 
 

◆1年目◆

ニンジャスレイヤー」を名乗り、妻子の仇を探るフジキド。
ネオサイタマで暗躍するニンジャ達の大元には、謎めいた暗黒組織の存在があった。

「マシン・オブ・ヴェンジェンス」(Machine of Vengeance)[4][C]

#1#2#3

  • クローンヤクザが実用化され、世の中に浸透し始めた時期であるらしく、すなわち第1部の中でもかなり序盤に位置するエピソードと思われる。
  • アーソンニンジャスレイヤーの実在を疑っていた節がある。この点も第1部の初期であることを裏付ける。
  • ラオモト・カンはニンジャスレイヤーのことを「はぐれニンジャ」呼ばわりしており、本話の時点では彼をさほど危険視していなかった様子が窺える。
    • 「ネオヤクザ・フォー・セール」では自身の敵の一つとしてニンジャスレイヤーの名を挙げ、「シックスゲイツの六人」であるバンディットにニンジャスレイヤーの調査を命じていることから、同話より前の可能性が高いと思われる。
 

     ↓

「ネオヤクザ・フォー・セール」(Neo-Yakuza for Sale)[1]

#1
(2012年再放送版)#1

 

     ↓

「レイジ・アゲンスト・トーフ」(Rage Against Tofu)[1]

#1#2#3#4#5#6#7
(2012年再放送版)#1&#2#3#4#5&#6

 

     ↓

 
 

◆1年目:ドラゴン・ドージョー襲撃編◆

ソウカイヤは目障りなドラゴン・ドージョーの排除に乗り出した。ニンジャスレイヤーはこの企みを阻止できるのか。

「サプライズド・ドージョー」(Surprised Dojo)[1]

#1#2#3#4#5#6

 

     ↓

「ジ・アフターマス」(The Aftermath)[2]

#1#2

 

     ↓

「アトロシティ・イン・ネオサイタマシティ」(Atrocity in Neo-Saitama City)[3]

#1#2#3#4#5

  • 本話はドラゴン・ドージョー襲撃とニンジャスレイヤーの生還を描く一連のエピソード群の最終話にあたる。
  • エピソードの最後には『「ジ・アフターマス」へ続く』とあるが、これはボンド氏による執筆当時のあとがきに基づく予告であり、時系列を示すものではない。
    • あとがきによると、「ドラゴン・ドージョー襲撃編」の三部作は「サプライズド・ドージョー」「アトロシティ・イン・ネオサイタマシティ」→「ジ・アフターマス」の順に執筆されており、「ジ・アフターマス」はニンジャスレイヤーが生還した理由が語られる「種明かし」のエピソードという位置付けだった模様。
    • 現行版の連載順は「サプライズド~」→「ジ・アフターマス」→「アトロシティ~」なので、これは原語版でそのように連載されていたか、執筆当時の構想と思われる。
 

     ↓

 
 

◆1年目:アンプル捜索編◆

病に伏した師を救うべく、ネオサイタマを翔けるニンジャスレイヤー。そんな中、彼は美人ジャーナリストのナンシー・リーと出会ったのである。

「デス・オブ・バタフライ」(Death of Butterfly)

#1
※本エピソードは旧版「ネオサイタマ炎上」原書収録の初期作品であり、改訂版(現在日本語で読めるもの)からは抜かれ、短編集「テイルズ・オブ・ジ・エイトミリオン・ニンジャソウルズ」に収録されたという経緯がある。

 

     ↓

「ザ・フォーチュン・テラー」(The Fortune Teller)

#1
※本エピソードは旧版「ネオサイタマ炎上」原書収録の初期作品であり、改訂版(現在日本語で読めるもの)からは抜かれ、短編集「テイルズ・オブ・ジ・エイトミリオン・ニンジャソウルズ」に収録されたという経緯がある。

 

     ↓

「ベイン・オブ・サーペント」(Bane of Serpent)[1]

#1
(2012年再放送版)#1

 

     ↓

 

この間に、ナンシー・リーニンジャスレイヤーの状況を調べた上で彼に接近し、協力関係を築いたようだ(「アポカリプス・インサイド・テインティッド・ソイル」あらすじより)。

 

     ↓

「ユーレイ・ダンシング・オン・コンクリート・ハカバ」(Yu-Rei Dancing on the Concrete Hakaba)[2]

#1#2#3

 

     ↓

「キルゾーン・スモトリ」(Kill-Zone Sumotori)[1][C]

#1#2

 

     ↓

「デイ・オブ・ザ・ロブスター」(Day of the Lobster)

#1
(2013年再放送版)#1
「テイルズ・オブ・ジ・エイトミリオン・ニンジャソウルズ 1」収録作品

 

     ↓

「デイ・オブ・ザ・ロブスター2」(Day of the Lobster 2)

#1

 

     ↓

「アポカリプス・インサイド・テインティッド・ソイル」(Apocalypse inside Tainted Soil)[1]

#1
(2012年再放送版)#1

 

「デストロイ・ザ・ショーギ・バスタード」(Destroy the Shogi Bastard)

#1#2#3#4

 

     ↓

「ワン・ミニット・ビフォア・ザ・タヌキ」(One Minute Before the Tanuki)[3][C]

#1#2#3#4#5#6#7

  • ニンジャスレイヤーがアンプルを入手する。実質的に本話が「アンプル捜索編」の終点であり、アンプルを捜索している段階のエピソードは全て本話の前に位置する。
  • 時系列的にかなり近いであろう「メナス・オブ・ダークニンジャ」ではモミジが舞っているため、季節は秋と思われる。
  • ダイダロスが大ダメージを負う。
  • ニンジャスレイヤーが「マキビシを撒いてこなかったウカツさを悔いる」場面があり、直接使用してはいないものの、本話の時点で彼がマキビシを入手していることが示唆されている。
  • 作戦に失敗すれば無関係の者達が大勢死亡する状況に陥ったニンジャスレイヤーが、己とダークニンジャの違いについて自問自答する場面がある。しかし、ニンジャスレイヤーがダークニンジャを妻子の直接の仇として認識するのは「メナス~」であり、本話の時点でニンジャスレイヤーはダークニンジャについてほとんど知らないはずである。
    • ダークニンジャについて何らかの情報を得る未翻訳エピソードが存在するのだろうか。
    • そもそも「ダークニンジャ」と名指しにしているのは地の文であるため、単に「ニンジャの理不尽さの象徴」として、妻子の仇である名も知らぬニンジャの姿を思い浮かべただけかもしれない。
    • NSiF版(総集編)では自問自答の下りが削除された。
  • ニンジャスレイヤー殺(キルズ)」では、エピローグ部が「シャット・ダウン・トワード・ザ・ドーン」のタイトルで独立している。
 

     ↓

 

この間に、「ゼロ・トレラント・サンスイ」の「これまでのあらすじ」が入るものと思われる。

(これまでのあらすじ) ソウカイ・ニンジャズの手練れ、ミニットマンイクエイション
ニンジャスレイヤーを待ち伏せた二人のうち、イクエイションは真っ二つにされて絶命した。
しかしミニットマンはパートナーの死と引き換えに、ニンジャスレイヤーの正体に迫るチャンスを掴んだのだ。

 

     ↓

「ゼロ・トレラント・サンスイ」(Zero Tolerant Sansui)[1]

#1
(2012年再放送版)#1

 

     ↓

「メナス・オブ・ダークニンジャ」(Menace of Darkninja)[1][C]

#1

ナラク・ニンジャの名について

  • 書籍版では「サプライズド・ドージョー」の時点でフジキドがナラクの名を知っているという設定に変更されたが、書籍版「メナス~」ではゲンドーソーに対して「名無しのニンジャソウル」と語っている。
    • 単なる設定ミスとも思われるが、あえて自然な解釈を試みるならば、フジキドが意図的にナラクの名を伏せたか、あるいは「サプライズド~」から「メナス~」までの間にナラクの名を失念する未翻訳エピソードが存在するのかもしれない。
    • 書籍版「グランス・オブ・マザーカース」#1には、フジキドが以前からナラクの名を認知していたような描写があるため、ゲンドーソーにナラクの名を伏せていたとする方が無難か(なぜ伏せたかについては、一度邪悪なニンジャソウルを警戒されて弟子入りを拒否されたから、病床のゲンドーソーを気遣ったから等の理由が考えられるか)。
  • NSiF版(総集編)およびオーディオドラマ版では「名無し」扱いの描写はなくなっている。
 

     ↓

「ティラニー・ウィズイン」(Tyranny Within)(未訳)

 

     ↓

 
 

◆1年目:ユカノ追跡編◆

騒乱の中で生き別れたドラゴン・ゲンドーソーの孫娘、ユカノニンジャスレイヤーは師との約束を果たすべく、彼女の行方を追う。

「フィスト・フィルド・ウィズ・リグレット・アンド・オハギ」(Fist Filled With Regret and Ohagi)[1][C]

#1#2#3#4
(2015年再放送版)#1&#2#3#4

 

     ↓

「チャブドメイン・カーネイジ」(Chab-Domain Carnage)[2]

#1#2#3

 

     ↓

「スシ・ナイト・アット・ザ・バリケード」(Sushi-Night at the Barricade)[2]

#1

 

     ↓

「アット・ザ・トリーズナーズヴィル」(At the Treasonersvill)[2]

#1#2#3#4

 

     ↓

「エヴァー・フェルト・チーティド」(Ever Felt Cheated?)[3]

※物理書籍版「ネオサイタマ炎上#3」に独占収録

 

     ↓

「メリークリスマス・ネオサイタマ」(Merry Christmas Neo-Saitama)[3]

#1#2#3#4#5
(2012年再放送版)#1~#3#4&#5

 

     ↓

 
 

◆2年目◆

ドージョー襲撃からのゴタゴタにひとまずのケリをつけたニンジャスレイヤーは、改めてソウカイヤを追う。全ては復讐のために……。
下記のエピソード群は恐らくこの時期と思われるが、いずれも一話完結型に近い構成で、作品間の繋がりを示す描写に乏しい。ここでは便宜上、エピソードを連載順に並べている。

「コンスピーラシィ・アポン・ザ・ブロークン・ブレイド」(Conspiracy upon the Broken Blade)[3]

#1#2#3

 

「フジ・サン・ライジング」(Fuji Sun Rising)[2]

#1#2#3#4#5#6

 

「ア・カインド・オブ・サツバツ・ナイト」(A Kind of Satz-Batz Night)[2]

#1#2#3
(2013年再放送版)#1#2&#3前半#3後半

 

「オウガ・ザ・コールドスティール」(Ogre the Cold Steel)[2]

#1#2#3#4#5#6

 

「グランス・オブ・マザーカース」(Glance of Mother-Curse)[#1/1-2][#2/1-3][#3/2-5]

#1#2#3
※本エピソードは数ヶ月おきに更新が行われ、完結時はすでに第2部「シャドー・コン」の連載中であった。
特に#3は第2部のいくつかのエピソードと深く関係する内容であるため、時系列順に読む際はこの点に注意されたい。

  • ニンジャスレイヤーナンシー・リーが高いレベルでの信頼関係を築いていることから、中後期に位置する可能性が高い。
    • 二人は本話の開始直前にコラプションの企みを阻止している。アンプルを探している描写はない。
  • バーバヤガがフジキドにナラク・ニンジャの名を教える。
    • このことから、本話の時系列はフジキドが自身の憑依ソウルを「名無し」と呼んでいる「メナス・オブ・ダークニンジャ」より後で、フジキドがナラクの名を知っている「デッドムーン・オン・ザ・レッドスカイ」より前と思われる。
    • しかし、書籍版「グランス~」#1では、バーバヤガがフジキドにナラクの名を教えるシーンに「当たりだろう?」の台詞が追加されており、ナラクの名を教えるというよりも、フジキドしか知らない秘密を言い当てるようなニュアンスに変わっている。書籍化を機にフジキドが「暗黒の七日間」の後もナラクの名を覚えているという設定に変更された模様。
 

「ガイデッド・バイ・マサシ」(Guided by Masashi)

#1

 

「カタナ・ソード・アンド・オイラン・ソーサリー」(Katana Sword and Oiran Sorcery)

#1
※物理書籍版「キョート殺伐都市#5:ピストルカラテ決死拳」のプロモーションのために作製されたムービーの原作にあたる短編(通し番号6~23の翻訳文は未発表)。

 

「ブラック・ストライプス」(Black Stripes)

「デッドリー・ヴィジョンズ」収録作品
#1

 

「アイス・クラッシュ」(Ice Crash)

「デッドリー・ヴィジョンズ」収録作品
#1

 

「モパイ・マスト・ダイ」(Mopai Must Die)

「デッドリー・ヴィジョンズ」収録作品
前編後編

 

     ↓

 
 

◆ゾンビーニンジャ編◆

ヨロシサン製薬のはみ出し者・リー先生は恐ろしいゾンビーニンジャを生み出した。世に放たれたイモータルが災いをもたらす。

「デッドムーン・オン・ザ・レッドスカイ」(Deadmoon on the Red Sky)[4]

#1#2#3#4#5#6#7#8

Twitter連載版における時系列

書籍版における時系列

  • 書籍版では、フジキドがナラクの名を「グランス~」より前から知っているような描写に変わっているため、同話との前後関係は不明。
 

     ↓

 

「ネクロマンティック・フィードバック」にて、ニンジャスレイヤーが「(ゾンビーニンジャを)これまでも何人か殺った」と語っているため、ゾンビーニンジャが初めて登場する「デッドムーン・オン・ザ・レッドスカイ」と「ネクロマンティック・フィードバック」の間にあたるこの期間には、未公開エピソードが存在したり、時系列不明のエピソードが入ったりする可能性が高い。

 

     ↓

「ネクロマンティック・フィードバック」(Necromantic Feedback)[3]

#1#2#3#4#5#6&エピローグ

 
 

◆ヤモト・コキ編◆

ニンジャになってしまった女子高生、ヤモト・コキ。彼女はいかにしてニンジャとなり、立ち上がったのか。

「ラスト・ガール・スタンディング」(Last Girl Standing)[1][C]

#1#2#3#4#5#6#7
(2012年再放送版)#1#2#3#4&「ニュー・メッセンジャー・オブ・ホワット」

本エピソードは本放送版と再放送版・書籍版で、時系列が異なる可能性がある。

本放送版における時系列

再放送版・書籍版における時系列

 

     ↓

「ニュー・メッセンジャー・オブ・ホワット」(New Messenger of What)

#1
「ラスト・ガール・スタンディング」再放送版にて追加された、エピローグ的な位置付けの短編。

 

     ↓

 

いくつかのエピソードにおいて、ヤモト・コキバイコーンがこの期間に交戦したことが語られている。

 

     ↓

「スワン・ソング・サング・バイ・ア・フェイデッド・クロウ」(Swan Song Sung by a Faded Crow)[2]

#1#2#3#4#5

 

     ↓

「トレジャー・エヴリー・ミーティング」(Treasure Every Meeting)[4]

※物理書籍版「ネオサイタマ炎上#4」に独占収録

 
 

◆2年目:決戦前夜編◆

ニンジャスレイヤーナンシー・リー。ただ二人だけの存在が確実にソウカイヤを苦しめている。決戦の時は近い。

「バイオテック・イズ・チュパカブラ」(Biotech is Chupacabra)[4]

#1#2#3#4#5#6#7

 

「コロス・オブリヴィオン」(Koros Oblivion)[4]

※物理書籍版「ネオサイタマ炎上#4」に独占収録

 

     ↓

「ストレンジャー・ストレンジャー・ザン・フィクション」(Stranger, Stranger than Fiction)[3][C]

#1#2#3#4#5#6#7#8#9#10

  • ウォーロックニンジャスレイヤーについて「この二年(弱)で随分と暴れたものだ」と発言している。つまり、本話の時系列はニンジャスレイヤーの誕生(「ボーン・イン・レッド・ブラック」)から2年(弱)後ということになる。
    • ただし、本話の開始時点から次話の「ネオサイタマ・イン・フレイム」までの間に3日しか経過していないこと、正月三が日の前後にネオサイタマ知事選を行うとは考えにくいことから、本話の時点ですでに年を跨いでいる可能性もある。
  • ダイダロスについて「彼がああなって(廃人化して)半年も経とうか?」との記述があるが、書籍版では時期を明記せず、ダイダロスの廃人化だけが語られる記述に変更された。
 

     ↓

 
 

◆第1部最終章◆

ニンジャスレイヤー──フジキド・ケンジは最後の望みをかけラオモト・カンの懐へ飛び込む。彼の運命やいかに。

「ネオサイタマ・イン・フレイム」(Neo-Saitama in Flames)[4][C]

Togetterまとめ
  • #1「ライク・ア・ブラッドアロー・ストレイト」(Like a Bloodarrow Straight)
    #1#2#3#4
  • #2「ダークニンジャ・リターンズ」(Darkninja Returns)
    #1#2#3#4
  • #3「アンド・ユー・ウィル・ノウ・ヒム・バイ・ザ・トレイル・オブ・ニンジャ」(...And You Will Know Him by the Trail of Ninja)
    #1#2#3#4#5
  • #4「ダークダスク・ダーカードーン」(Dark Dusk / Darker Dawn)
    #1#2#3#4#5#6#7
 
 

◆後日談めいたスピンオフ◆

第1部の完結後(2018年4月)に発表されたスピンオフ作品。
第1部最終章「ネオサイタマ・イン・フレイム」の読了後に読むことを推奨する。

「ノー・ワン・ゼア」(No One There)[C]

「ネオサイタマ・アウトロウズ」収録作品
ニンジャスレイヤープラスおよび物理書籍版「ニンジャスレイヤー Neo-Saitama in Flames」に独占収録
#1

  • 「ネオサイタマ・イン・フレイム」と同日。
  • 厳密には、本話の大部分は語り部のヤクザ崩れによる過去の出来事の回想であり、「ヤクザ崩れが語っている時の時系列」は確実に第1部より後である。
    • 当時6歳であったタケシはすでに本話の出来事をほとんど忘れているが、まだ「一人前の男」にはなっていないらしい。「誕生日を迎えるたび」との記述から、最低でも2~3年は経っているものと思われるが、その時点で時系列的には第3部に入っていることになる。
 
 

◆時系列不明◆

ここでは、作中の描写だけでは詳しい時系列が推測できないエピソードを記述する。

「パンキチ・ハイウェイ・バーンナウト」(Punkichi Highway Burnout)[2]

※物理書籍版「ネオサイタマ炎上#2」に独占収録

 

「サンセット・アンド・ヘヴィレイン」(Sunset and Heavyrain)

#1

 

「ピザ・カリフォルニア」(Pizza California)

#1
※「ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン」と宅配ピザ店「ピザ・カリフォルニア」のコラボレーション企画の一環として書き下ろされたエピソード。

 

「スロー・ア・シュリンプ・トゥ・キャッチ・ア・シーブリーム」(Throw a Shrimp to Catch a Sea Bream)

ニンジャスレイヤープラスにて独占公開
前編後編

  • ヤクザ天狗を主役とするスピンオフ作品。ニンジャスレイヤーや他の主要キャラクターは一切登場しない純粋な外伝であり、他のエピソードとの直接的な繋がりは存在しない。
  • 本話の時点で、ニンジャスレイヤーの首にはヤクザ天狗よりも多額のインセンティヴ報酬がかけられている。
    • 「シックスゲイツの六人」ではないグレイハウンドにニンジャスレイヤーの情報が降りてきていることから、少なくとも最初期ではないと思われる。
 

「バトル・ウィズアウト・オナー・アンド・スシ」(Battle without Honor and Sushi)

「デッドリー・ヴィジョンズ」収録作品
ニンジャスレイヤープラスにて独占公開
#1

  • ニンジャスレイヤーソウカイ・ニンジャを追っているため、第1部の時系列であることは確定。
    • アンプルやユカノを探している描写はない。
  • 爆発四散が「自爆」と表現されていることから、最初期に執筆されたエピソード(あるいはそのセルフパロディ)という意見もある。
 

「イネヴィタブル・デス」(Inevitable Death)

「デッドリー・ヴィジョンズ」収録作品
#1#2

 
 

未公開エピソードについて

現在、タイトルが判明している第1部の未公開エピソードは「ティラニー・ウィズイン」のみ。
物語の繋がりを考えるに、「ジ・アフターマス」めいてソウカイヤの追い討ちを凌ぐニンジャスレイヤーの話か、ニンジャスレイヤーが登場しない外伝的な話であることが推測されるが、詳細は不明。
ニンジャスレイヤープラスインタビュー・ウィズ・ニンジャ PLUS版(60)では、「ティラニー・ウィズイン」についての質問に対して「いつか公開される日が来るだろう。だが今はその時ではない」と回答されている。

 

ニンジャスレイヤーは第1部の時点で「違法スモトリ養成所」でもヤクザ天狗とニアミスしていることが判明している(「ギルティ・オブ・ビーイング・ニンジャ」#3より)が、それに対応するエピソードが存在するかは不明。
ニンジャスレイヤーはかつてネオサイタマストライダーと共に戦い、彼の復讐を手助けしたことがある(「ア・ニンジャ・アンド・ア・ドッグ」#1より)が、ザ・ヴァーティゴ=サンによると、二人の出会いを描いたエピソードは存在するらしい。ただし、第1部の時系列に該当するかは不明。

 

ニンジャ名鑑に掲載されているが、本編には未登場のソウカイヤ関係の人物は、イクエイションバイコーンの二名。ただし、彼らの物語上での役割ははっきりしており、またイクエイションはオーディオドラマで活躍がある程度補完されている。
バイコーンは「スワン・ソング・サング・バイ・ア・フェイデッド・クロウ」の開始時点ですでにヤモト・コキに倒されているが、ヤモトとバイコーンが戦うエピソードが存在するかは不明。なお、バイコーンの死にはスーサイドが関わっているらしい。

 

いずれにせよ、「ティラニー・ウィズイン」以外にも第1部の未公開・未発表エピソードが存在する可能性は高い。備えよう。