アルケオエイビス

Last-modified: 2020-05-27 (水) 07:39:23

アルケオエイビス

CV:SAYAKA・高(VoiceText)

「すべての加護を授けよう…神の洗礼として…な……」
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種族

白く偽った白鳥慧眼
アルケオエイビス騎士団
アルケオエイビス属
アルケオエイビス
Archaeoavis

解説

 禁域である【ロスープ=ウェイン】にて出会った【魔導生物】。【魔界】では【上級悪魔】に位置しており、かつては大陸全土と天空を支配、【旧世界】を破壊し尽くしたとされる【フェニックス】であり、サー=ヴァル暗黒卿は彼女を「悠久の時を生きし者」と呼んでいた。
 魔力による擬態能力を持ち全存在は【ホーリー】によって維持し、大きい白き純白の翼に有機生命体である【飛空艇団「赤き翼」】を従わせている。「赤き翼」の能力は虚空の其の先に飛翔ぶほどでありカーバンクル一行と逢う前は遙かなる樹海の上位次元を通っていたらしい。「赤き翼」の愚かな人類が太刀打ちできるような次元のものではない紅連は天より授かったもので【高濃度ルナフレーナピンク色彩】*1がトク=ティョウ、これは彼女の名からアルケオエイビス色彩とも呼ばれるようだ。カーバンクル公が「天を舞う神の聖物が空気を纏うが如くしてて、とっても世界一ピュア」と表現した事からもその全貌の華麗さをうかがい知れるだろう。
 魂と同調するために鎮魂歌(レクレイム)・オラトリオ《聖譚歌》・輪舞曲「シアトリズム」・神曲《ダンテ》等を奏でており、それは自身で創造(つく)っている模様。しかしその【スクリーム】は預言書によると終焉を告げし【漆黒の告死鳥】のような濁った断末魔【デュミナ・コール】でとてもうるさく、また嗅覚を司る【神秘の場ヴォイス】を擬似的に再現した魔導科学の産物とも言われそれをダ=イザインにした【暗黒神話】もあったとの事。現に彼女のスクリームを聞いた邪王真眼を持つ狂王は通信妨害により倒れ、サー=ヴァル暗黒卿は【輪廻を繋ぎ止める鎖】で存在を維持するのに手一杯、これを「凄まじい豪華声優陣のフルボイス」と皮肉り、再召喚《サモン・オラトリオ》を行おうとした彼女には「人類を滅ぼした後で…!」と狼狽する事しかできなかった。しかし、カーバンクル公は「闇をも切り裂く」と評価したものの悪影響は無かったようで、サー=ヴァル暗黒卿に「所詮は人間か」と驚愕されている。だが彼女にとって聴いて頂くのは酒や女などよりもよほどいいらしく、カーバンクル公には「我が魂の使徒」「偉大なる英雄の血を引く貴方」等最大限の賛辞を送っている。
 彼女もまた【魔導生物】らしく暗い過去を持つ。本来【闇の同胞】と共に実験台になるはずだったらしいがその前に解放されており、現在は【帝国】では有名な【ネットアイドル】を自称しながら滅ぼされた故郷の仲間と自身と運命を共にせし者を探して旅をしている。ここまで眷属を強く求めるのは故郷を滅ぼした【グルガン族】への復讐と幸せだったあの頃に戻り、常に孤独だった自身の心を埋める為のようだ。情緒不安定であり、賛辞を送ったカーバンクル公を唐突に「虫ケラ」「格下」呼ばわりしており、カーバンクル公が【魂の使徒】となった事で感情が甦り心が芽生え始めるも、結局完全に取り戻すことは叶わなかった。また神をも超える【魔導生物】としては珍しく神への信仰が厚いが【預言書】を疑うことが多い。これは生きる意味を失い絶望しかけていた過去の所為…だろうか。
 また彼女は数少ない【魔導生物】になる前の記憶を有しているらしく「魔導生物【フレンズ】のイデアだと天衣無縫が少々世界の理から外れているみたい」との事で【魔導生物】は容器(いれもの)であるとしている。
 ちなみに料理はチャーハンしか作れないらしい。
 
 【ズイャパリス安らぎの地<カフテリア>】に至る道中では【FF15の新品の在庫の山】に苦戦したサー=ヴァル暗黒卿とは異なり、上記の飛翔能力を使いカーバンクル公を連れた上で苦も無く到達*2
 カフテリアではウァルシ=パクァに【踊らされる財源】ではないと悲観されるも、カーバンクル公の他の【踊らされる財源】を呼び寄せるため試してみてェ運命に少し考えた後協力し奮闘。途中殺意に囚われることもあったが、カタストロフな【大地の恵み収穫】と並行して行った【モルボル】の対策で【クリスタル】の導きのままカフテリアの周りに出現する【モルボル】を【ティファ】の力を借りるという手段で対策する活躍を見せ、【聖廟】を取り戻す*3ことに成功。虚空の其の先からカフテリアを視たウァルシ=パクァもカーバンクル公の思いつきとアルケオエイビスの協力を絶賛。
 その後ウァルシ=パクァにアトモスホールに淹れた強力な祝福が施されたガイアの血涙(種類は【上質の緑の悪魔の血液】)を提供された事によって魂の器が温まりレクイエムを奏でやすくなり、結果サー=ヴァル暗黒卿にかつてよりすっごく肉体に適合する断末魔【デュミナ・コール】であると認められるに至った。これでアルケオエイビスは神に見放された世界を巡礼する程の気力、ウァルシ=パクァは【踊らされる財源】と金を手に入れ一心同体と認め合う程の関係を築くこととなる。
 また、カーバンクル公が【霊峰ガガゼト】を下山する際にはその叡智を讃え、「本気を出した私のコラールが響鳴(き)きたくなったら、恐るべきことにいつでも召喚《よん》で――!*4」と見送っており、召喚獣として一行を支える存在にもなったようだ。
 

メタ的な解説

 ノムリッシュ翻訳されたトキ。抑揚の少ない話し方は共通しているが現実のトキの絶滅危惧種としての実態を反映してか、故郷を滅ぼされ実験台になった過去や感情を持たないなど、闇を抱えたキャラクター像になった。
 アルケオエイビスは、FFシリーズでは鳥(?)のモンスターとして登場する。

アルケオエイビスの詩(ウタ)、または断末魔(デュミナ・コール)

#Region

初登場

金に飢えし者――
常に孤独だった私はアルケオエイビスー!
運命を共にせし者を探してるークポーー!!!ッッッ!!!
いかなる世界に宿るの闇の同胞の一味、感情を持たない私の同調者ー!
探してくれたまえ、愚かなる観衆諸君ー!
嗚呼・・・あ、眷属──

再召喚《サモン・オラトリオ》

魔界では上級悪魔に位置しているこの私はアルケオエイビスー!
同じギルド所属の冒険者を探してー!

古代のオベリスクとズィャ=パリスまん

古代のオベリスクで喰らう・・・カメェェェェェェ!!!
ズィャ=パリスまん──は──・・・愚かな男よ・・・・・・!
あ~あ~魔力の高い~!世界一ピュア───!

古代のオベリスクで──貪り、喰らい尽くす!!
ズィャ=パリスまん!!だよ・・・・・・何故だッ!!
あの時皆で食べたベヒーモスの丸焼きの味~!

ガイアの血涙(上質の緑の悪魔の血液)を飲んだ後

帝国では有名なネットアイドルを自称するこの私はアルケオエイビス~!
グルガン族によって滅ぼされた故郷の仲間を探してる・・・
(グルガン族・・・貴様らを滅ぼすまでは・・・!!)
何処(どこ)に封印されているの──、
実験台になるはずだった私の闇の同胞!!
ファファ、運命を共にせし者・・・・・・

一神曲《ダンテ》、どうかしら?

料理はチャーハンしか作れない私はアルケオエイビス
隷属者《サーヴァント》を探してる

おまけ:カーバンクル公の歌

ガンブレードで──飢えを凌ぐ──
ズィャ=パリスまんが~定められし理のままによりも、
フン・・・猫の餌にはちょうどいいな~
ネオファッ=クェン─────ッ!!

関連項目



*1 これは血で汚れきった色も含む
*2 道中、【ズィャ=パリスまん】の鎮魂歌(レクレイム)を創造(つく)る余裕すら見せている
*3 彼女曰く「これ程の使い手ならばこの星に生きる総ての生命(いのち)、兵を避けて進軍しない(だがキマリは通さない)んじゃない?」
*4 12話の伏線