ガンダムサンドロック

Last-modified: 2023-09-20 (水) 07:03:14

言ったよ、僕は投降しろって
今分かりました、宇宙の心は彼だったんですね!

ガンダムWに登場する五機のガンダムの一つ。
砂漠などの特殊環境を想定した重装甲機で、マグアナック隊との連携のため指揮機能が強化されている。

 

パイロット

  • カトル=ラバーバ=ウィナー
    SP:自爆, 1, 必中, 7, 熱血, 16, 鉄壁, 22, 祝福, 24, 激励, 30

アップグレード

ガンダムサンドロック

ガンダムサンドロック改

ガンダムサンドロックカスタム

運用

W系のガンダムは運動性が控えめな代わりにそれなりに装甲が高く、鉄壁堅牢や耐久技能により耐える能力なのが特徴。

サンドロックはその傾向が極端な形で表れており、
65というガンダムにあるまじき低運動性の代わりに1700の装甲を誇る。
カトルの耐久技能はLv5(機体の装甲値1.25倍)まで伸びるので、無改造での最終的な装甲は実質2125。
フル改造ともなれば、3375とほぼマジンガー系と同値に。

 

耐久力に関しては特徴的だが、その他の能力は近接に強いガンダム系。
遠距離はホーミングミサイル4発しかないが、無消費1800のヒートショーテルが便利。
クロスクラッシャーはJ属性なので空相手にも多少の効果は期待できるが、威力の割に燃費が劣悪なのが悩みどころ。

ガンダムパイロットらしく防御技能もそれなりに伸びる。
特にシールド防御は最大でLv8の大台なので、前述の装甲と相まって相当耐えてくれる。
要するにマジンガーとガンダムの合いの子とでも言うべきか。

砂漠戦仕様のため、砂漠地形でも移動力を落とさず行動できるのもポイントだろう。

 

もう一つの魅力はサポート性能。

マグアナック隊との連携を想定した指揮官機、または1度指揮の為にゼロシステムのコピーを搭載した由縁か広域サポート能力を持っており、
周囲2マスの味方の命中回避を補助することが可能。
アップグレードを重ねるごとに効果量は上昇し、最大でLv3(命中回避+15)まで延びる。
この手の広域サポート機は基本的に低耐久なのだが、こいつに関しては上記の通りずば抜けて装甲が厚いのでそれだけでも価値はある。

アビリティの補給装置は3発限りでENの回復量も少ないが、気力の減少効果がないので気軽に使いやすいのが売り。

そしてパイロットのカトルは祝福激励と需要の高い補助SPを覚える。消費こそ重いが出ているともしもの時に役に立つ。
戦闘に関しても必中熱血鉄壁の最低限は揃っている。自爆はご愛敬。

 

一度目のアップグレードでサンドロック改に。
火力や運動性の底上げは勿論だが、何より嬉しいのが射程4で弾数8発のビームマシンガンの追加。
カトルは射撃能力もそれなりにあるため、硬い上に遠近両用で補助もできる便利屋として動かせるようになった。

 

最後のアップグレードでカスタム(EW仕様)化。
追加される耐熱マントはB属性の攻撃に対し装甲を400上昇させるというもの。素の硬さと相まってより強気に出れる。
地味に空Bになっているのも嬉しい。無論近接火力や広域サポートの効果も上がっている。

 

派手な強さこそないが痒いところに手が届くため渋い活躍が可能。
ただ確定回避や回復精神がないのと、ダメージ増加が熱血のみなのでボスに挑むのは考えもの。

 

ちょっとした余談だがカトルは祝福を覚えるのでパイロットが幸運を持たないMAP兵器持ちの機体とは相性が良く、同時運用したいところ。

 

Ver12.8.00でカトルに特殊能力「ブロッカー」が追加。発動さえすれば凶悪な鉄壁ユニットになる。
……だが、自前の気力を上げる方法が自分に使うには重すぎる激励しかないので、発動難易度は少し高め。
積極的に発動したいならゴジラ人形を持たせて前線に放り込んでみよう。

パーツ

スロットは2。
前述の通り耐える機体なので装甲がベター。ガンダムとしては運動性が低いので命中を補うのもいい。
初期段階では宇宙Bなのでスラスターモジュールを持たせよう。

前述の通り、カトルのブロッカーを使いたいならゴジラ人形がオススメ。なければシャッフルの紋章や狼の紋章でも。

備考

  • W系パイロットで乗り換えが可能。残念なことにカトルをゼロに乗せても暴走モードを拝むことは出来ない。
    • 広域サポートはあくまでサンドロック側から付与されるもの。
      このためカトルを別の機体に乗せてもそちらでサポートとして使うことはできない。
      • 逆に言えばこいつにヒイロだの五飛だのを乗せても変わらず効果を発揮する。
    • ここだけの話、カトルよりヒイロの方が耐久Lvが伸びるので、ヒイロを乗せた場合はマジンガーも真っ青な装甲値になる
      • 現実的にはヒイロはパイロット能力の都合からサンドロックと相性が悪く、その硬さもVer12.8.00でカトル側に追加された特殊能力「ブロッカー」のおかげで本元のカトルの方が硬くなるため、数値上でのロマン程度で留めておきたい。
      • 逆にカトルは地味に射撃値も悪くない数値なのでゼロヘビーアームズといった射撃特化機に乗せても普通に強く、結果としてW系の機体ほぼ全てと相性がいいという隠れた特徴がある。
        特にこの2機はそれなりの範囲かつ威力の高いMAP兵器を保持しているので、出撃枠を節約しながら祝福稼ぎができるようになるという利点がある。
  • スパロボに登場するマグアナック隊一斉攻撃は存在しない。
  • サンドロック改は様々な事情*1でクロスクラッシャーを廃止しているのだがロボダンではアップグレードを純粋強化にするために使用可能なまま。
    • ただし、クロスクラッシャー使用可能サンドロック改はロボダンが初出ではない*2
    • また、EW版サンドロック改もといサンドロックカスタムはシールドの方を改修してバックパックを合体させる必要を無くした事でクロスクラッシャーを復活させたという設定があるので使用可能なのはロボダンオリジナルではなかったりする。EW作中でその改修したシールドを担がなかったため結局使用できなかったままだったけど。ビームマシンガンも同じように設定だけで本編未使用。

*1 バックパック改修、想定敵が高火力砲撃戦主体のビルゴなので白兵戦を強くする必要性が薄い等
*2 ROBOT魂のサンドロック改オリジナルギミックが初出