勢力図
「反董卓連合」は志半ばに瓦解し、諸侯はそれぞれの思惑で動き始めた。連合軍の盟主だった袁紹は韓馥から冀州を奪い、公孫瓚と激突する。一方、袁紹と反目する袁術は、劉表を打倒せんと孫堅に荊州侵攻を持ちかけた。
勢力一覧 [添付]
色 | 勢力 | 爵位 | 軍師 | 現役 | 資源 | 難度 | 都市 | コメント |
曹操 | なし | 荀彧 | 21 | 金6200 兵糧26000 兵士14000 | ★★★ | 1 | 人材は揃っているので戦力拡充を | |
劉備 | なし | 関羽 | 5 | 金4200 兵糧16000 兵士9000 | ★★★★★ | 1 | まずは生き残ることから始めよう | |
孫堅 | なし | 程普 | 15 | 金8000 兵糧42000 兵士22000 | ★★ | 2 | 荊州を奪えば天下が見えてくる | |
袁紹 | 州牧 | 逢紀 | 33 | 金16600 兵糧96000 兵士46000 | ★★ | 2 | 中原が収まる前に河北を制したい | |
袁術 | 州牧 | 楊弘 | 16 | 金13200 兵糧77000 兵士39000 | ★★ | 1 | 曹操が巨大化する前に勢力拡大を | |
董卓 | 大司馬 | 李儒 | 45 | 金55600 兵糧163000 兵士120000 | ★ | 3 | 戦力は圧倒的なので何でもできる | |
劉表 | 州刺史 | 蒯良 | 16 | 金10800 兵糧49000 兵士25000 | ★★★ | 2 | 孫堅の猛攻をしのいで機を待とう | |
公孫瓚 | 州牧 | 関靖 | 14 | 金12500 兵糧64000 兵士32000 | ★★★ | 1 | 袁紹を警戒しつつ幽州を制したい | |
馬騰 | なし | 韓遂 | 12 | 金6600 兵糧43000 兵士23000 | ★★★★ | 1 | 戦力を整え董卓の背後を突きたい | |
劉焉 | 州牧 | 黄権 | 17 | 金10600 兵糧53000 兵士26000 | ★★ | 2 | 益州に地盤を広げれば割拠は可能 | |
張魯 | なし | 閻圃 | 7 | 金5700 兵糧35000 兵士14000 | ★★★★ | 1 | 守りは固められるが攻め手がない | |
公孫度 | なし | なし | 4 | 金6400 兵糧33000 兵士15000 | ★★★★ | 1 | 襄平に引き籠って戦力を拡充したい | |
劉虞 | 大司馬 | 魏攸 | 5 | 金6800 兵糧54000 兵士28000 | ★★★★★ | 1 | 人材に乏しく強敵に囲まれている | |
陶謙 | 州刺史 | 陳珪 | 15 | 金1000 兵糧57000 兵士26000 | ★★★ | 2 | 曹操が巨大化する前に勢力拡大を | |
孔融 | なし | 王脩 | 5 | 金6000 兵糧36000 兵士18000 | ★★★★★ | 1 | 守りは固められるが攻め手がない | |
劉岱 | 州刺史 | 袁遺 | 5 | 金9500 兵糧48000 兵士25000 | ★★★★ | 1 | 曹操にどう対応するかが戦略の鍵 | |
孔伷 | 州刺史 | なし | 3 | 金6500 兵糧32000 兵士15000 | ★★★★★ | 1 | 何をするにも人材不足は否めない | |
張楊 | なし | なし | 2 | 金5800 兵糧35000 兵士17000 | ★★★★ | 1 | 晋陽に引き籠って戦力を拡充したい | |
士燮 | なし | なし | 6 | 金7700 兵糧29000 兵士16000 | ★★★★ | 2 | 生き残りは可能だが展望は厳しい | |
張超 | なし | 臧洪 | 2 | 金4800 兵糧25000 兵士12000 | ★★★★★ | 1 | 陶謙を避け南に活路を見出したい |
シナリオ俯瞰 [添付]
PKで投入されたシナリオ。序盤の史実群雄割拠が好きなプレイヤーには大いにおススメ。
イージーな大勢力と呼べるのは董卓と袁紹。
袁術はプレイヤーが使う分には強いがNPCだと孫家吸収イベントを起こしても曹操に当たり負ける為、次点といったところ。
洛陽をすぐ取り返す董卓のおかげで群雄割拠系で強い曹操がそこまで無双しない事もあり、全体的な混沌度が高い。
史実イベントをどこまで起こすかで大分色模様が変わり、再現性が低いので飽きづらいシナリオ。
各勢力分析 [添付]
曹操
- 人材こそ多いが、兵数が少ない。洛陽と許昌が空白地。許昌奪取はマスト。洛陽側は維持を考えると手を伸ばすのは虎牢関までにしておこう。
- 序盤、周囲の敵が領地を狙ってくるので防衛に掛かりきりになるが、まもなく青州兵イベントが起こり、大量の兵士と東の濮陽が手に入る。于禁・盧植といった名将が手に入るのも美味しい。同時期、郭嘉・許褚・陳羣・梁習といった人材も芋づる式に配下に入り、国力が一気に充実する。
- 青州兵イベントを起こしたら「劉備、小沛へ」イベントで劉備を小沛へ移動させ、力攻めで滅ぼしてしまえば桃園三兄弟も手に入る。
- 袁紹と同盟を結んでいるおかげで北側の防衛は心配ない。西の袁術もイベントで遠地に消え去るので、空白地になった宛をそれから悠々と手に入れれば良い。
- 董卓も「連環の計」イベントで分裂するので脅威が半減する。
- 許昌・宛・濮陽・陳留は府が多いので、一気に手に入ると空白地埋めにやや苦労する。「名声」持ちの荀彧・陳羣・張邈・盧植は重宝する事になるだろう。
- 弱小勢力だった曹操軍が、イベントで強化されて列強に上り詰めるのを追体験できる、曹操ファンにとってはたまらない展開。領土が少なく、董卓軍の圧迫もすぐに消えるので、他のシナリオの曹操軍よりも初心者にもオススメしやすい。「信長の野望」で言えば、1560年シナリオの信長にあたるだろうか。逆に言うと史実イベントがなければ歯ごたえは一気に増す。
劉備
劉備・関羽・張飛三兄弟の質と親愛補正があまりにもえげつないので、防衛は207年シナリオより遥かに楽。
最初の敵は袁家になる可能性が高い。デフォでこちらから攻め込めるほどの戦力拡充はまず無理なので、少数兵力での釣り出しや要塞化で壊滅させるなどして戦力を削った後で反攻に出よう。
相手の主力である張郃・高覧・顔良・文醜などは、捕縛できれば登用可能(特に前者2名は狙い目)。彼らさえ潰してしまえば後は大した武将もおらず、恐れる事はないだろう。
袁紹軍⇒公孫瓚軍と順当に吸収し、河北を平定すれば充実の国力と戦力で天下を狙える。
孫堅
因縁の劉表には人材の質で圧倒しており、難易度問わず初手で襄陽攻略は可能。
荊州・揚州制覇でもはや敵なし。揚州や荊州南部のだだっ広い領地には韓当などの慰撫持ちを送り込んでワンオペを担当して貰うのも良い。
一方でイベント「孫堅、墜つ」で領土が長沙のみ、人材も孫策・周瑜・孫静・孫瑜・孫賁のみになるので一気に弱体化する。「周瑜、魯粛を推挙す」で魯粛を登用しているとそのまま袁術に流れるので注意が必要。
親愛補正のおかげで負ける事はないため、荊州に留まって父の敵討ちを目指しても良いが、江東に引っ越しした方が楽。
空白地を切り取り放題だが「慰撫」「柱石」持ちの孫呉の宿将達がいないので賊の発生には注意。会稽に「慰撫」持ちの董襲がいるのがありがたい。
袁紹
190年シナリオと比較して、(だいたい趙雲のせいで)攻略に苦労する鄴は既に支配下にあり国力も人材もさらに充実。
支配都市も2都市で多すぎず少なすぎないレベルであり、より初心者向けになったと言える。
兵書・経書系アイテムも多数埋まっているので、早い段階で掘り出して配下や袁紹本人を強化しておこう。
PKで追加された鮮卑や烏桓と衝突しないようにさえ注意すれば、公孫瓚を初め大体の勢力は物量と人材で押し潰せる。
初手で平原の劉備をサッサと潰して三兄弟を吸収すれば、もはや恐れるものはないだろう。
公孫度は襄平を除く河北+青州あたりでも押さえて大将軍になれば、降伏勧告であっさり降るのでわざわざ遠征する必要すらない。
ライバルの曹操軍だが、初期は同盟状態であり、同盟延長もできるので序盤は脅威にならない。
(董卓が死んでいる場合)河北統一が済む頃にはそこそこ巨大化しているが、南下しすぎて肝心の曹操ら主力が中原にいなかったりと、背後がお留守になっている事も多いため、そこを攻めれば楽勝である。後は煮るなり焼くなり好きに料理してやろう。
ヌルゲーすぎるのが嫌なら、敢えて董卓を生かしておいたり、劉備の徐州移動等史実イベントを回収するなどしながらまったりプレイしよう。
河北統一のついでにいきなり烏桓と鮮卑の制圧を目指すのも面白い。
烏桓と鮮卑を討伐する際、事前にもう片方を味方につけて野戦を任せると格段に楽になる。
袁術
曹操とは対照的にイベントを進めるとどんどん落ちぶれる……と思いきや、孫堅旧臣が加入してくるので難易度は下がる。蘆江まで自動的に移動するので、そのまま江南入りを目指そう。
イベントを起こすかどうかにかかわらず、宛や許昌の優秀な人材は確保したいところ。特に郭嘉は軍師として当分替えが効かないので、絶対に登用しておこう。
董卓
「何でもできる」というコメントの通り、戦力が圧倒的なので特に困る事はない。
194年シナリオの李傕軍と同じように、開始直後に洛陽を獲りに行きたい。あちらと違って曹操はまだ青州兵を取り込んでおらず兵数が少ないため、よほど兵を少なくしない限りは攻めてこない。
馬騰は初期兵力の安定と天水から攻撃を仕掛ければ問題なく落とせるので、呂布や張遼などの優秀な武将を移動させたら一気に倒してしまおう。
羌とは最初から友好状態なので、親善をしなくてもすぐに武将を借り受けられる。
天水から出撃させて山道を迂回し、張魯をスルーして劉焉軍より先に白水関を奪取する事も可能。
劉表
ゲーム開始後はまず空白都市の新野をゲットしよう。初期支配都市の襄陽や江夏と合わせて在野武将が多くいる。
礼教の学者に加えて地の利【学宮】の効果で主義経験が毎ターン240ほどアップするのは大きなメリット。
施政面ではあっさりと地域振興がLv10に達し、施政Lv2になったタイミングで人事スロットをひとつ開放すると水軍育成もLv10になる。
このシナリオは「青州黄巾」や「連環の計」など勢力変遷に関するイベントが多いので、イベントをどれだけ発生させるかによって周辺勢力の様相もガラリと変わってくる。
特に南の脅威である孫堅は「孫堅の死」で一気に弱体化し、北の障壁になる袁術も「匡亭の戦い」で拠点が変わので、プレイスタイルによって侵攻ルートは十人十色であるとも言える。
孫堅を史実イベントで消せば余裕。江東を併合しても良いし、曹操と一緒に袁術をサンドイッチしても良い。
孫堅とガチるとなると、単純にそれに勝てば勢力拡張できる形となる。
公孫瓚
端的に言えば『楽な劉虞シナリオ』。
いつも通り趙雲がとにかく強い。セオリー通りに劉虞軍を攻める事となり、嫌悪されている劉虞・鮮于輔・田疇は登用できないが、何処かに流れ着いた後にこちらが大将軍となった後で降伏勧告を出せば、無理やり配下にする事も可能は可能。
その後は袁紹ではなく西を攻めて行き、并州を併合したら南に注意が向く袁紹を奇襲するのがオススメ。
幽州の2都市は山麓や河のおかげで掎角の計ドンピシャの立地になっており、補給線を切りやすいため守るだけなら袁紹からでも余裕。
鄴の広い北部地域はかなり荒らせる。恒常的に兵数3000程度の趙雲を送って、来る敵来る敵をタイマンで倒して……のループもなかなか強力。
ただし、特にイベントを起こさずに袁紹が劉備を併合した場合、桃園三兄弟に対して趙雲だけでは当たり負けてしまう。
特に関羽が強いため、南皮を奪いに行くのは関羽が南にいる時にしておこう。
馬騰
呂布謀反イベントで董卓軍を分裂させるかどうかで難易度が全く変わる。
董卓に死んでもらうルートなら李傕とガチンコも十分可能。呂布や張魯も巻き込めば西方全域を獲って曹操・袁紹と戦うのも容易い。
反面、董卓を健在とするならかなり難しい。
馬超を筆頭に戦争での武将の質は揃っているが、董卓麾下の呂布・張遼・高順らはそれ以上。
何とかして董卓の目が東や南に向き、残る武将が雑魚ばかりの時に天水を獲りたい。
一度天水を獲れれば給線を切りやすいため、守りは簡単。
劉焉
公式表記通り、難易度は低い。
史実イベントをどう起こそうが空白地を獲れば地盤は強く、張任・厳顔・呉懿らのおかげで守りも完璧。
強いて言うなら、サッサと劉焉自身が死んでしまうのが惜しいところか。
荊州を獲れば人材が一気に充実し、天下は目の前。
張魯
★4とはなっているが相当ツラい。
理由としては他の張魯シナリオで活路を見出しやすい上庸には袁術が進出し、長安・天水には董卓(呂布)が腰を据えていて開幕から手詰まりなため。
北は陽平関があまりにも堅く、5000程度の兵士を置いておけば董卓や姜の攻撃は完璧に防げるほどだが、東はそれほどでもなく南への進出が厳しい。
上庸を維持する戦略か劉焉とガチンコする戦略のどちらかでいく事になるが、後者はかなり非現実的である。
董卓軍分裂を起こすなら、曹操相手に疲弊している隙に天水を狙う手もあるが、悠長すぎて中盤以降がさらにツラくなるので現実味に乏しい。
公孫度
遼東勢シナリオとしては簡単な方。
漁夫の利で公孫瓚さえ脅かせば趙雲を起点として勢力拡張が可能。
強いて言えば史実イベントを起こさない場合、袁紹が劉備を巻き込んで人材含めて最強勢力化するのが懸念なぐらい。
……とはいえマゾ立地である事は変わりはない。
劉虞
数あるシナリオの難易度★5勢の中でも簡単な方(実質★4ぐらい)で、最高難易度をかじってみたい人にオススメ。
劉虞本人が内政でガンガン塗れる上に開幕大司馬とスペックが高く、一線級とは言わないが能力70クラスの武将が開幕からちょくちょく支配地に投入されていく。
史実イベントあり・なしどちらでもある程度安定したクリアは可能。
完全にマゾくはない弱小勢力といった感じ。
袁紹と開幕から友好関係だが、同盟を結ぼうとすると基本的に嫌がられる。
公孫瓚vs袁紹の漁夫の利を突き、北平を狙う戦略が良い。戦場で当たり負けしない趙雲さえ手に入れば一気に視界が開ける。
そこからは南皮と并州どちらから獲るか天秤にかける情勢になるが、袁紹は多少の空き巣には動じないぐらいの強敵なため、よっぽど注意が南に向かない限りはその隙に并州併合路線の方が上手く行きやすい。
陶謙
徐州で2都市を保有しており、武将もそれなり。周りは空白都市が多く、陶謙としては発展性のあるシナリオ。
初期から州刺史であり、空白の寿春・廬江を獲って淮南を制覇すると州牧に就任して采配武将を使う事も可能。
また在野も充実しており、小沛に劉馥、寿春に蒋欽、廬江に周泰・魯粛と優れた武将が多く出現する。
序盤はこれらの都市を確保して武将を引き入れながら、周辺勢力と戦えるだけの国力や地盤を整えてゆく。
時間を進めていくと「孫堅墜つ」で孫家が長沙に移動、「曹嵩惨殺」で曹操との関係悪化、「匡亭の戦い」で袁術が建業に引っ越してくるなどのイベント変化が起こり、周辺状勢も定まっていく。
そのためこちらは広陵の張超を攻略しつつ、曹操か袁術を当面の攻略対象とする事になる。
外交面では孔融・孔伷といった弱小勢力はこちらと同盟しようとするため、同盟を結んでおいて食べ頃になったら滅ぼしにいこう。
袁術や劉表とは同盟してもかまわないが、長江を挟んでおり攻められても防衛しやすいため、それほど無理に同盟する必要はない。
孔融
人材的には太史慈がいてくれるのと在野に武闘派の管氏三人衆が転がっているが、それ以外はとても正面から戦える性能ではない。武安国の不在が悔やまれるレベルだ。
北海も地勢的に攻めに出る事が難しい地形であるため、孔融を取り巻く状況は芳しくない。とはいえ内政は比較的整えやすいため、物資はそこまで苦労せずに揃うだろう。
転機となるのはイベントで劉備が徐州へ移転する時。これで平原が空き家になるので、事前に管亥を錐行で派遣して平原を奪うか、あえて袁紹に獲らせて武将を入れさせたところで急襲するかの二択。
正直、平原単体ではそこまでの旨味はないので、袁紹に獲らせてから捕虜ガチャ狙いでハイエナするのが良い。劉備は到底手に負えないため同盟しておくのが吉。
その後は袁紹軍の攻撃を捌きながら、隙を見て冀州を攻略していこう。袁紹軍の人材と豊かな冀州が手に入れば後は恐れるものはない。
劉岱
開幕から曹操・袁紹と強豪に南北を挟まれているが、拠点の濮陽の豊かさと初期兵力のアドバンテージがあるので、さほど苦しい状況ではない。古参の于禁・鮑信と在野に程昱がいるのも強みだ。
まずは川向こうの劉備を狙い、こちらに不足している武力と魅力を補強したい。大体袁紹が二方面から平原を攻めてくるが、超級以上なら劉備軍の寡兵でも地域効果で撃退できる。
しかしその後の劉備は瀕死なので、袁紹が城に取り付く直前くらいのタイミングで出兵して猫ババしてあげよう。一足先に鋒矢が使える武将で袁紹軍の兵站を切れるようにしておくとなお良い。
攻める前までに陶謙と同盟を組んでおくのも忘れずに。曹操は次の攻略対象なので間違っても仲良くしてはいけない。
劉備を滅ぼして三兄弟らを吸収(相性が悪くほとんど登用できないが、ひたすら劉備を攻めて登用すると芋づる式に他の皆も付いてくる)したら次は曹操だ。
これは曹操が袁術か陶謙を攻めたところを猫ババしてやる形が理想的。陶謙側に行ったならば、敵領深く攻め入ったところをこちらから兵站を切れるので美味しい。残りカスのお掃除は陶謙がしてくれるので後ろは気にしなくて良い。
多分袁術や董卓(筆者の場合、董卓処断につき牛輔)も曹操を狙うので、彼らに先を譲って削りをしてもらい、こちらは後から悠々と彼らを弾除けにして猫ババしよう。削りをしてもらっている間に遊軍で周りの府を獲っておくとより効率が良い。
袁術とは曹操戦前に親善し、同盟を組んでおけると今後の安定感が増すためオススメだ。このあたりの外交はニ袁の期待要素と噛み合っているのでシナリオを楽しむ意味でも満腹度が高い。
その後の劉岱軍は袁紹→孔融→陶謙……という風に進めていけば無難に攻略できると思われる。曹操軍討伐後は南は防衛に徹し、河北統一というプランも魅力的だ(筆者は後者)。
孔伷
スタート地は汝南。南には劉表、北には発展途上の曹操がいる。
未発見在野に袁渙・李通・呂範、デフォで周倉・廖化・劉辟・龔都ら黄巾残党がいるが、全てかき集めても武将全体の質を考えれば序盤はキツい。
許昌まで行けば郭嘉や許褚ら一級武将がいるのでそこから戦略を練った方が良い。
孔伷自身や初期配下の許靖と徐璆、前述の在野の面々など内政要員の頭数は揃うので許昌はすぐ発展し物資も充実してくるはず。
劉表相手の場合、孫堅との戦いで江夏にザコ武将+少数の兵しかいない場合はそこを奇襲したり、あえて陶謙とガチンコ勝負を仕掛けたりと幅は広がる。
安定した戦いを求めるなら曹操とは同盟を結ぶべきだろう。
袁術はどうせ董卓に滅ぼされるかイベントで南に移住するため正直あまり気にしなくても良い。
張楊
初期武将が厳白虎並みの2名と一見厳しそうだが、在野に各方面で使える将が揃っており鮮卑もいるため、晋陽の守りやすさと相まって生き残りは難しくない。洛陽北部を獲れば収入増加しつつ徐晃の登用も狙える。
領土拡大は劉虞を横取りするのが楽か。どこに攻めるにも遠いので兵糧は多めに溜め込んでおきたい。
士燮
孫堅がすぐ北にいる。とりあえず孫堅が生きているうちは手出しせずに揚州方面に進んでいこう。
ただし、早く行かないと徳王様が独立するので、急いだ方が良いだろう。(なお、張超が建業にほぼ確実にくるが、人材難でほとんど兵士が増えないためほとんどの場合呉までは来ない)。
やがて孫堅が死ぬと、孫策軍は人材の大半を失い、さらに領土、物資を失う。こうなれば怖いのは孫策ぐらいなので、揚州の人材たちを使って南荊州制覇を目指そう。
南荊州を獲った後はどこに出ても良い。劉表を攻めて地盤を固める、張超を攻めて徐州や淮南から中原に出るなど様々な選択肢が生まれる。
(ちなみに、孫堅の死のイベントを起こさなければ難易度が爆上がりするので、マゾプレイがお好みの人にはこちらがオススメ)。
張超
在野に呂岱と徐宣がいるのが唯一の救い。
しかし広陵の金収入は結構悪いため建業や呉などに行くのが得策。
呉には凌操や厳畯などがいるので必ずゲットしたい。
後は、江東にこもって敵を迎撃すれば生存できる。
董卓死亡イベントは起こさないように。袁紹と曹操は同盟が切れると争い始めるので、曹操が鄴やらを攻めている間に許昌を取り、袁紹や董卓との戦いでボロボロの曹操軍を滅ぼせばあとは消化試合。 -- 2022-01-02 (日) 08:18:03