Molotov

Last-modified: 2024-02-17 (土) 15:11:42

モロトフ級巡洋艦(26-bis型巡洋艦) モロトフ

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ヒストリカル迷彩

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効果︰HP+4%、主砲射程+4%、魚雷速度+4%、対空射程+4%、EXPアップ+30%、シルバーアップ+30%

性能諸元

編集時 ver.4.2

基本性能

※アップグレード済み、装備、迷彩、エリートなし

Tier6
生存性継戦能力20470
抗堪性・防郭防御7.50%
・火災浸水耐性10%
・装甲7.50%
・対水雷防御7.50%
主砲射程11.29km
機動性最大速力35.43ノット[kt]
最大出力への到着時間18.88秒
転舵速度5.90度/秒
転舵所要時間8.40秒
隠蔽性8.76km



・兵装

主兵装口径,搭載基数×門数最大ダメージ(火災率)(防郭率)装填時間砲塔旋回速度
180mm 57口径 MK-3-180M, 3基×3門HE弾 575(6%)
AP弾 782(200%)
11.50秒7.20度/秒


魚雷口径,搭載基数×門数(片舷指向門数)射程雷速最大ダメージ装填時間浸水率魚雷管旋回速度
533mm, 2基×3門(3門)4.50km66.69kt345038.40秒12%20度/秒


対空砲種類平均ダメージ射程
大口径
小口径
76
69
3.60km
1.50km



・艦艇スキル

種類効果持続時間クールタイム使用可能回数
対空警戒Ⅱ大口径対空砲ダメージ+100%、小口径対空砲ダメージ+100%20秒間75秒3回

ゲーム内説明

キーロフ級としても知られる派生元の26型巡洋艦を改良した26型の"サブクラス"。強化された装甲を持ちながら、強力な武装と航行速度は、巡洋艦の標準的な水準を満たしていた。

解説

ソ連TierⅥのプレミアム巡洋艦。同郷の「キーロフ」の発展型であり、同ティア帯の「アドミラル・マカロフ」と比較するとこちらは単発火力や貫通に勝り、向こうは瞬間火力やDPMに勝るといった具合である。いずれもソ連艦らしく火力に数値を振った代わりに撃たれ弱いという弱点を持っており、癖は強いがハマると非常に強い(嵌められると非常に脆い)。

・主砲
 180mm砲を3連装で3基搭載。砲配置は艦首部に背負い式で2基6門、艦尾に1基3門という構成である。砲口径そのものは「キーロフ」から変わりないが、本艦の砲はキーロフ砲の装填を速くし、精度を上げたかのような調整となっている*1。具体的には砲弾の性能そのものはAP弾・HE弾共にダメージが微増した程度、HE弾の発火率も変わりないが装填速度が向上し発射サイクルが向上した事からDPMとして観ると火力が向上。ソ連艦としてはかなり残念であった1分間辺りの期待発火率も他国の平均と同程度までは改善した。
 反面、素の射程距離の伸びはイマイチであり、本艦はエリート特性で「新型砲撃照準器」を選択して射程延長ができない事もあってティアが向上しているのにキーロフと同程度の距離で射撃戦に挑むことになる*2。それでも他国同格の砲と比較すると砲弾の初速が速く、弾道特性が低めで偏差が取りやすく敵艦に対して命中させ易いうえに射角も優れているので距離をキープしながら戦うことで攻撃と防御をバランスよく両立させることが可能。ただしキーロフよりも敵に距離を詰められ易く、いつの間にか接近された近距離の軽巡洋艦や中近距離の駆逐艦に対して過貫通でカスダメしか出ないというケースも発生し易いので注意が必要。また高貫通ではあっても戦艦に対しては装甲の固い部分には当然弾かれるので、上部構造物や艦首・艦尾といった装甲の薄い部分に対して当てていく必要がある。如何に散布界が狭い優れた砲と言えども、ティア帯を考慮すると弱点をピンポイントに狙い撃つような精密射撃は不可能…よって最大射程ギリギリでの敵艦の弱点をAP弾で狙い撃つ様な運用はカスダメ連発になり易く、あまりお勧めしない。

・魚雷
魚雷性能はツリー艦であるティア6のブジョンヌイと同様であるが、一応解説しておこう。533ミリの3連装魚雷を艦尾の左右に搭載。魚雷は装填時間が38.4秒と短く、雷速は66.69ノットと非常に速いのが特徴。魚雷ダメージも3450と平均以上であるが、欠点として射程が4.5kmと短い点が挙げられる。しかし旋回性能に劣る本艦にとっては魚雷管旋回速度が20度/秒とそれなりに速い事から護身用の武器として非常に心強い。接近戦においては強力な武器になるので、癖を把握して使いこなそう。

・対空
 素の対空値は145とお世辞にも高いとは言えない(参考までに同格のダラスは251である)。とはいえ本艦には艦艇スキル「対空警戒Ⅱ」が搭載されているので、単純に大口径対空砲と小口径対空砲のダメージを2倍にすることが可能。スキルの有効時間内に限っては大口径対空砲ダメージは152、小口径対空砲ダメージは138となり対空値が300近くに上昇するので格下空母や同格空母の艦載機であればそれなりには頼りになる。
 しかしTier7戦場においては素の状態で対空値300越えが複数存在するので、完全に狙われる側に転落する。さらに本艦は小口径対空砲の射程が短く、見た目ほどの反撃能力が無い。格上空母とマッチングしてしまった場合は絶対に単独行動を避け、対空艦の傍で砲撃支援を行う等役割分担を徹底したい。

・装甲
装甲7.5%の防郭防御7.5%という値は他国同格巡洋艦のうち固い方のグループの平均値でしかない(参考までに柔らかい方のグループは装甲6%、防郭防御7.5%)。たしかにキーロフ(装甲6%)からは進歩しているものの、ティアが一つ上がり41cm級の砲弾等に晒される機会が増えたのでフレーバーテキストの内容を真に受けて回避を怠ると、あっという間にHPを失ってしまうだろう。火災浸水耐性10%、対水雷防御7.5%も他国同格巡洋艦のうち高い方のグループの平均値であり、特筆すべきものは無い。

・機動性
 最高速度は素で35.43ノットと他国同格巡洋艦を上回るが、舵の重さはキーロフ(6度/秒)よりも悪化して5.9度/秒となり、同格巡洋艦内では最も舵が重い。このためまともに扱うには装備等による強化が必須である。しかし装備で転舵特化を選択しても他国の軽巡のような機動は無理である(ソ連巡洋艦のほぼ全てに言えることであるが、軽巡らしくひらひらと機動力で敵弾を回避しつつ相手を攻撃する事は不可能と考えよう)。さらにいうと本艦は同格巡洋艦内では最も加速が鈍いため、座礁や衝突による減速もなるべく避けたい。船体が長めで加速が鈍い艦が停止していると敵戦艦の主砲や駆逐艦の魚雷の良い的でしかない。このため、他国巡洋艦の如く駆逐艦の直掩にまわる運用よりはやや後ろに位置して火力支援する運用が求められる。

・隠蔽性
ソ連艦の宿命ではあるが他国同格巡洋艦と比較すると非常に悪い。どの位悪いかというと、他国同格の軽巡洋艦の被発見距離は平均して8km未満であるが、一部の艦のみ8km後半という「悪目立ちするグループ」が存在する。このグループ内で断トツの1位はツリー艦のブジョンヌイの8.88kmだが、2位が本艦の8.76km、3位はド・グラースの8.70km。この3隻に限って言えば、同格空母(8km前半)よりも先に発見されてしまう。

・生存性
 素のHPは20000台であり、他国同格軽巡洋艦の低い方の平均値である。一部の艦はHPが24000近くあるため、それらの艦と比較すると体力的に見劣りする。また、本艦は装甲や耐性に優れる艦では無いことや、隠蔽の悪さや機動性(最高速度のみは優秀だが、加速や旋回性能の悪さ)を考慮すると、生存性が高いとは言えないだろう。
 しかし、本艦は艦首部の主砲射角が良く、防御姿勢を堅持したままでも2基6門を指向できることから、距離を取って艦を立てるという相対的な防御との相性が良い。このため、乗り手が地形や位置取りの妙を駆使して耐え凌ぐ技量を持っていれば生存性の低さを補う事ができるだろう。

・消耗品
「改良型ディーゼルエンジン」「高級船員食料」の搭載を推奨。残り1つは「予備整備パック」辺りが無難か。

・艦艇スキル/艦長スキル
艦艇スキルは「キーロフ」同様に「対空警戒」のスキルしか持っていない。しかし「キーロフ」のスキルレベルが1であるのに対して本艦は2にグレードアップしている上に、素の使用回数も上回っている。
艦長スキルは専用艦長を用意するのであれば「キーロフ」と同じように「対空警戒」のスキルを強化するだけでよい。ツリー艦長の育成で乗り換えている場合でも巡洋艦ツリーの場合は「対空警戒」のスキルを強化した分をそのまま生かす事ができるだろう。しかし戦艦ツリーの艦長の場合は残念ながらそのままで我慢してもらうしかない。

・装備
兵装は砲塔旋回の速度を補うか、装填時間の短縮を狙うかの2択だろう。防御は弱点である舵か加速度のどちらかを補うのが無難か。適正はお好みで。

・エリート艦艇特性
・巡洋艦近代化改修 HP+2%、対空火力+5%、主砲旋回速度+7%
・エリート砲術員 主砲装填時間-3%、主砲旋回速度+7%
・功績 EXPアップ+10%
※主砲が特徴の艦のため基本は「エリート砲術員」を推奨。しかし全体の能力値をマイルドに底上げしたい艦長は「巡洋艦近代化改修」を選択すると良いだろう。

・総論
 本ゲームにおける「モロトフ」はプレミアム艦である「キーロフ」の主砲性能を向上させ、それ以外の性能はほぼそのままでティアを6に変更したような艦である。火力と速度以外のステータスが軒並みティア5レベルという癖のある構成のため、慎重な運用が求められる艦であるのは間違いない。とはいえそのツケを払った上で手に入れた火力に関してはドミートリィ・ドンスコイの砲をティア6用に調整したものという優遇ぶりである。
 しかしいくら優れた主砲を持っていても本艦の船体はティア5相当…何も考えずに敵との殴り合いに持ち込んでしまうと体力に劣る本艦はあっという間に沈んでしまう。このため基本は防御を固めつつ艦首部の2基6門のみで相手とやり合わねばならない。更に遠距離での砲戦になる事から乗り手の位置取りとエイム能力が戦果に直結し易い。速度こそ速いが隠蔽が悪い本艦は敵駆逐に接近されると文字通り詰んでしまうし、離れた位置の駆逐を狙うにはそれなりの経験が必要。このため自身が巡洋艦という艦種であっても敵駆逐艦や軽巡洋艦からの横槍には十分な警戒が必要である。しかし逆に言えば自身の適切な位置取りやエイム能力を駆使できる乗り手の手に掛かれば、本艦は恐ろしいポテンシャルを発揮し試合を有利に進める事が可能な筈だ。

戦闘名誉章

レベル12
報酬シルバーブースターⅢ×2
EXPスーパーブースターⅡ×2
シルバー150k
カッパー2
ミッション内容5戦一戦中に巡洋艦2隻撃沈

史実

格納

 「マクシム・ゴーリキー」および同型艦「モロトフ」は、26号計画に基づく「キーロフ」級巡洋艦の改良型として、26⁻bis号計画として新たに設計された。26号計画で建造された艦よりも、装甲面での強化が図られている。また、特徴的な点としては「モロトフ」にはレーダー(レドュートK)が搭載されており、ソ連の艦艇で初めてレーダーを装備した艦となった。
 「モロトフ」は南ウクライナの都市であるムィコラーイウにて1937年1月に起工、1939年12月に進水、1941年6月14日に竣工(就役)している。実のところ、この竣工はかなり急ぎの作業であったらしく、対空レーダーは就役後の取り付けとなったようだ。急いで作業を強行した海軍の不安は的中し、竣工のわずか1週間後である6月22日にはドイツ軍がソ連に侵攻、独ソ戦が始まった。この時点で黒海艦隊に所属していた「モロトフ」は貴重なレーダー搭載艦として、対空警戒任務に就いていた…ところが初陣(6月22日)においては敵機を発見できず、旗艦である「タシュケント」から敵機襲来を教えられて大慌てする始末(原因は対空レーダー起動のスイッチ入れ忘れで、発覚後にこってり絞られる)。散々なデビュー戦を果たしたものの、その後に実戦を経験して搭乗員は急速に錬度を上げた。同年11月9日にはフェオドシヤ(クリミア半島の黒海沿岸の港湾都市)付近のドイツ軍部隊に対して200発近い主砲弾を発射したり、11月10日には報復として差し向けられたドイツ軍航空機の攻撃を華麗に回避し、それどころか航空機(He-111)を数機撃墜するという戦果も挙げている。
 しかし、戦争は良い結果ばかり出るとは限らない。同年12月末にソ連軍のケルチ半島逆上陸作戦に「タシュケント」らと共に参加するも、兵員の揚陸には成功するがドイツ側からの砲撃により艦尾に損傷を受け2名が死亡、初の戦死者を出してしまった。また1942年1月22日にはトゥアプセ港で大嵐に遭遇、防波堤に乗り上げる形で艦首(艦尾とも)を損傷し、2月のほとんどをかけて修理を行うも最高速度は3ノット程低下したままであった。とはいえ、この時期のソ連艦にゆっくりしている暇は無く、輸送任務やら支援任務に当たることになる。
 同年初夏になるとドイツ軍の攻撃はますます激化し、セヴァストポリの陥落が避けられぬ状況となると「タシュケント」と共に物資や兵員・避難民を輸送する任務を実行した。6月27日の脱出行においては「タシュケント」の活躍により船団は無事にノヴォロシースクまで到達できたが、この任務が開戦以来の僚艦であった「タシュケント」との最後の別れであった(この時「タシュケント」は舵を損傷、その後修理のために停泊していたエレヴァートルヌイにおいて7月2日にJu88から直撃弾を受け再生不可能な程の損傷を受けてしまう)。
 そして、同年8月2日に艦砲射撃任務からの帰路において、イタリア海軍の魚雷艇(MAS-568)とドイツ空軍の攻撃を受け、船尾部を20mに渡って吹き飛ばされ深刻な火災が発生、艦は航行不能に陥ってしまう(この時、機関にまで損傷がおよび臨界爆発の危険もあったが、火災の中乗組員が緊急弁の開放に成功。大量の蒸気が漏れたことでイタリア海軍はモロトフを撃沈したと勘違いし、引き揚げる。この処置を行った乗組員の名前は不明だが、死亡した18名のうち誰かであった可能性が高い模様)。その後に、火災を鎮火し応急処置を行った後に後退10ノットの速度で航行することができた。明朝「モロトフ」が沈没していない事に気がついたイタリア軍が再度襲撃をかけて来た。ドイツ空軍も参加し、執拗な追撃(海と空で合計20回以上)を受けるも時間の経過とともに友軍機が続々と到着。なんとか帰港することができた。しかし、各部の損傷は深刻で、修理のためには巡洋艦「フルンゼ」の艦尾部、同「ジェレズニャコフ」の舵、同「ラーザリ・カガノーヴィチ」の主機といった具合に手当たり次第の部品をかき集めたものの、船体の歪み等が発生しており簡単にポン付けする事はできずに少しづつ修正しながらコツコツと進める必要があった。このため、修理そのものは1943年7月一杯を要することになった。
 1943年7月に黒海艦隊に復帰、同年9月にはノヴォロシスクが解放される。そして、10月にドイツ空軍の攻撃で駆逐艦3隻が失われると、スターリンは大型艦を許可なく出撃させることを禁じる命令を出す。これはすでにドイツ軍が劣勢に廻っており、以前のような活躍場所の無い「モロトフ」にとって戦争の終わりを告げる一言であった。

1944年11月、セヴァストポリに母港を変更
1945年5月8日、終戦
戦後
1946年10月、第2砲塔砲弾取扱室付近から出火し、大火災が発生。
1940年代終わりごろ、レーダーの試験艦として活躍
1950年代初頭、近代化改修が実施される
1955年10月、戦艦ノヴォロシスク(元イタリア戦艦のジュリオ・チェザーレ)爆発事故の救援活動に参加
1957年8月、艦名の元となったヴャチェスラフ・モロトフの失脚に伴い、艦名を「スラヴァ(栄光)」に変更
1961年8月、艦種が練習巡洋艦に変更される
1972年4月、スクラップとして売却される

小ネタ

艦橋

マクシム・ゴーリキー級はキーロフ級の改良型であり、基本設計は似ているが艦橋を見て分かる通り区別は簡単である。

艦名の由来

艦名となっている「モロトフ」とは当時外務人民委員を務めていたヴャチェスラフ・モロトフから。スターリンの右腕として外交を取り仕切るも、フルシチョフとの政争に敗れて失脚した。

修復痕

本艦は1943年に艦尾を修復し、黒海艦隊に復帰した際の姿となっている。このため艦尾をよく見ると、巡洋艦「フルンゼ」の艦尾をポン付けした跡が再現されている。興味のある人は修復の痕跡を探してみると良いだろう*3

母港セヴァストポリとノヴォロシースク

 黒海艦隊に所属していた「モロトフ」ではあったが、ドイツ側の攻撃が激しくなると母港であるセヴァストポリも安全では無くなってきた(バルバロッサ作戦)。このため1941年6月にソ連軍は全面撤退を決断、使えるフネはすべて使うという方針のもと「モロトフ」も艦橋一杯に溢れる避難民・兵士・その他物資等を満載して輸送任務に従事し、約9000人の輸送に成功する。ただし、この時は艦橋は勿論のこと砲の周辺にまで人や物資が溢れ、あまりの重さに艦が沈み込んで沈没の恐れもあるという状況での出港。しかも「モロトフ」だけでなく、他の艦も同じような状況であって敵の追撃を受けた場合、反撃がままならないどころか容易に全滅する恐れもあった。予想通りドイツ軍の航空機から追撃を受けたが、最後尾を引き受けた「タシュケント」がサーチライトを照射し、囮となって攻撃を引き受けたため船団は無事に避難先のノヴォロシースクまでたどり着く事ができた。
 これ以降「モロトフ」の母港はセヴァストポリ奪還が成るまでの間、ノヴォロシースクとなる。ところが1942年6月になるとドイツ軍が今度はロシア南部のバクー油田とその輸送路を攻略すべく作戦行動を開始(ブラウ作戦)。その余波を受ける形で8月になるとノヴォロシースクの街もドイツ軍の手に落ちてしまう。このまま港も占領されてしまうと思いきや、水兵の一部が港の一部を占拠し、その後なんと225日に渡って保持し続けたことにより、ドイツ軍は港を使用できなかった(1943年9月に赤軍によって解放)。この功績が認められ、1973年にノヴォロシースクは「英雄都市」の称号を与えられる(なお、ソ連時代にこの称号を授けられた都市は非常に少なく、珍しい)。2000年には包囲下で戦う乗組員の姿をモチーフにしたルーブルコインが発行されたりしている。

編集用コメント

編集用のコメントはこちら
  • 戦闘名誉賞を追加 -- 2020-04-02 (木) 19:35:47
  • 性能、書式を修正。 -- 2021-06-09 (水) 01:23:39
    • ゲーム内説明も修正。 -- 2021-06-09 (水) 01:23:54
  • トップ画像を差し替え -- 2021-07-26 (月) 02:15:10
  • 解説の序文が古かったので同郷のライバルとの比較を記載。 -- 2022-06-05 (日) 14:43:07

コメント欄

  • スペック見たけどどこが強いのか分からない…Pensacolaの下位互換に見える。WoWSみたいに弾道が低いとか? -- 2018-10-31 (水) 17:36:23
  • 砲旋回と舵は少し遅め。そこを補えばそこそこ使いやすい。装甲は紙。 -- 2018-12-20 (木) 12:59:29
  • 戦艦相手にもバイタルを抜き、駆逐は3回斉射すれば撃沈か瀕死にできる、巡洋相手なら撃ち合いで先に沈む事はまず無い、砲性能にガン振りした船。 -- 2019-03-08 (金) 17:34:31
  • 腹さえ見せなければ前6門だけでも同格巡洋艦を圧倒できる。優先順位は駆逐処理>巡洋艦>戦艦が安定しているけど、バイタルがでかいので前線で戦ってはいけない。ヘイト管理をしないと溶ける -- 2019-10-26 (土) 21:14:35
  • 気づいたら艦級がモロトフ級モロトフになってた…マクシム・ゴーリキー級の名前好きだったんだけどなぁ -- 2019-12-05 (木) 21:49:59
  • とうふさんすこ -- 2020-01-09 (木) 00:06:01
  • 任務から出て数戦した使用感。主砲がバカえげつない。巡洋には確実に勝てる。戦艦にも余裕で貫通。そのかわり装甲が箱ティッシュホールドだから気ィ抜いたら秒で死ぬ。キーロフの単純強化版かな。運用はキーロフとかモスクワのそれでおk。あと見た目最高 -- 2020-11-03 (火) 12:56:18
  • こいつで駆逐コロスノたのしいよんっはぁぁぁぁぁ -- 2020-11-04 (水) 19:04:08
  • さっきこいつでアカスタのこと撃ったら赤ダメで1170ダメくらい入った...戦艦のバイタルより駆逐の赤ダメの方がダメ低いとはこれ如何に... -- 2020-11-08 (日) 11:18:32
  • はじめての巡洋艦ってこともあるけど、任務箱から出てめちゃくちゃ使いづらいと思ってた。でも慣れるとめっちゃ強いわ。ソ連巡洋艦乗り慣れてる人からしたら当たり前だけだ、とにかく常に艦を立てることと、距離を取ることが重要だな。すごい楽しい船 -- 2021-01-11 (月) 09:48:54
  • キーロフの正統進化版 -- 2021-03-03 (水) 21:30:47
  • 中央占領、震源しかなくて、隠蔽も強制的に剥がされるリアリスティックだと、みんな艦縦マンになって乱戦になりにくいからモロトフが滅茶苦茶強い。艦ごとの勝率でもモロトフだけ7割超えてる -- 2021-04-04 (日) 11:57:15
    • ほんそれ -- 2021-04-04 (日) 12:13:57
  • シュペーとペンサコーラ以外には砲戦なら負けないね。引き撃ちしてる相手を無理に追わなければ大丈夫。戦艦も縦抜きできる。ペンサコーラより弾当てやすいのいい -- 2021-04-13 (火) 10:27:45
  • APしか使ってないのに何故か発火するバグを確認。いつからあるんだろこのバグ。 -- 2022-06-22 (水) 14:36:00
    • 摩擦で火花が散って燃えたんじゃない? -- 2022-06-22 (水) 15:06:18
    • AP発火は機関破壊で起きるはず -- 名無し? 2022-09-03 (土) 23:48:28
  • 巡洋のバイタルぼこぼこ抜けて楽しい!モスクワ思い出す -- 2024-02-17 (土) 15:11:42

過去ログ

Molotovログ一覧

*1 参考までに本家における本艦の砲はソ連巡洋艦第1ルートのティア9に位置する「ドミートリィ・ドンスコイ」の搭載砲をティア帯に合わせて再調整したものとなっており、いくつかの性能がティア帯に似合わぬ高性能なものとなっている。Blitzにおける本艦の砲もその恩恵の一部を受け継いでいる様だ。
*2 ティア向上を考慮するともう少し距離を取りたいところである。そうはいっても元となったキーロフ砲の射程がそこそこ長かった事もあり、以前の圧倒的なアドバンテージがやや薄まった程度であってそこまで心配する必要は無いだろう。
*3 一番判りやすいのは艦を後方斜め上から見下ろせる視点にし、一番後ろにある浮き輪のさらに後方に「不自然に手摺が曲がった部分」がある。この辺りの甲板を良く見ると「ポン付けした甲板の方が一段高くなっている」事を確認できる。そのラインを元に舷側を見てみると、右舷側には「無理やり溶接した結果、舷窓が一部不自然に無い部分」が確認できる。対して左舷側はやや膨らんでいるかな、といった程度で左右の違いまで確認できる。この辺りは本家のモデリングに準じているのだろうか。