AMX 50 120

Last-modified: 2024-04-16 (火) 14:55:56

Fr_amx_50_120.png

Tier 9 フランス 中戦車

公式紹介ページ

スペック

HP1,750
車体装甲厚(mm)100/80/60
最高速度(km/h)65
重量/最大積載量(t)59.1/60.0
本体価格(シルバー)3,565,000

詳細

パッケージ名エンジン主砲履帯砲塔HP通信機
出力下記参照車体旋回速度砲塔装甲通信範囲
出力重量比地形抵抗旋回速度視認範囲
初期状態Maybach HL 29590 mm DCA 45AMX 50 120AMX 50 1201,750SCR 508
85030100/80/60400
14.361.3/1.4/2.430390
100 mm SA47開発時Maybach HL 295100 mm SA47AMX 50 120AMX 50 1201,750SCR 508
85030100/80/60400
14.301.3/1.4/2.430390
120 mm SA46開発時Saurer120 mm SA46AMX 50 120 bisAMX 50 1201,750SCR 528F
1,00032100/80/60750
16.661.2/1.3/2.232390

青字:オートローダー砲・機関砲

 

主砲性能
名称弾種弾代貫通ダメージ発射速度
連射[間隔]
弾倉[交換時間]
AP弾
DPM
照準時間精度総弾数最高角
最伏角
90 mm DCA 45AP
APCR
HE
255
12G
255
212
259
45
240
240
320
8.25
単[2.73]
倉[30]
1,9802.700.36
?
1.71
72
[6×12]
+11
-9
100 mm SA47AP
APCR
HE
1,030
10G
650
232
263
50
300
300
400
7.40
単[2.73]
倉[35]
2,2202.700.36
?
1.71
60
[6×10]
+11
-9
120 mm SA46AP
APCR
HE
1,060
12G
900
257
325
65
400
400
515
5.33
連射[3.33]
弾倉[35]
2,1322.700.35
?
1.71
40
[4×10]
+11
-9

※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。

解説

  • 概要
    ー仏門の頂まであとすこしでありますよー
    Tier9フランス中戦車
    120mm SA46が搭載可能になり、揺動砲塔が巨大化している。
     
  • 火力
    • 90 mm DCA 45
      AMX 50 100から引き継いだ初期砲。
      100 mm SA 47と比べて、弾倉交換時間が5秒早いことぐらいしかまともに優れている点がない。
    • 100 mm SA47
      AMX 50 100から引き継いだAMX 50 100の史実砲。
      1セット6発を撃ち切った後の再装填時間が大幅に短縮されており、自身を1セットで倒しきれる高い火力は魅力的。
      しかし、敵戦車の装甲が順当に厚くなる中、通常弾・課金弾共に貫通がいまひとつとなっており、
      的確に弱点を狙う腕や、中戦車らしい高い機動力を生かして側面を撃てるような動きが必要となってくる。
    • 120 mm SA46
      AMX 50 120の史実砲。
      単発火力400はTier9中戦車の中では最高クラスで、自動装填装置により瞬間火力は非常に高い。
      1セット4発になった事により、少ない射撃タイミングでも火力を活かせるようになっている。
      しかし、100 mm SA47から弾倉火力自体は低下している他、弾倉内の装填数に余裕が無いので履帯切りや探り撃ちといった小技には使いにくい。
      高い貫通力と瞬間火力は魅力だが、総じて癖が強いので扱いには慣れが必要。
       
  • 装甲
    車体前面の形状もIS-3と同じ楔型装甲が採用されている。
    車体砲塔とも前面100mmに強化されており、傾斜も併せて格下の砲なら多少は防いでくれる事もあるが、基本的には弾いたらラッキー程度。
     
  • 機動性
    超信地旋回は不可能であり旋回性能もやや低めだが、機動性は中戦車相応なレベルにはある。
    最高速度は65km/hと軽戦車並の値に上昇しており、下り坂を利用すると中戦車とは思えない速度を発揮する。
    但し、重量の増加にエンジン出力の向上が追いついておらず、加速性能は若干悪化している。
    高性能な無線機と標準的な視認範囲を持ち、索敵能力は悪くないものの隠蔽性は重戦車だった頃のままなので、偵察には向いていない。
    索敵を行う際は、見つかっていることを前提に稜線などの障害物からチラ見して敵の有無や配置を確認する程度にするべきだろう。
     
  • 総論
    元々は重戦車であり当時の性能そのままに中戦車となったため、瞬間火力の高さという特徴がより際立っている。
    しかし火力が高いとは言え弾倉交換時間が長いオートローダー砲の都合上、無力な時間が長く防御面も隠蔽性も壊滅しているため、身を守る手段に乏しいのが欠点。
    自衛も難しく、軽戦車に絡まれようものなら一巻の終わりである。
    基本的には隙をフォローしてくれる味方と共に行動し孤立を避けるべきであり、単独行動をする場合は他の戦車以上に早めの退避とミニマップで敵の位置の確認を心がけよう。
     

史実

第三のAMX-50計画が1951年の8月に開始され、どうにか先行量産車両の製造10両がDEFA によって製作されていますが、実際、ちゃんとした試作型が最初に完成したのは1953年でした。
このタイプはIS-3T-10などを筆頭とするソ連軍重戦車の脅威への対応のため、100mm砲の火力はいささか心許ないと判断されて、100mm砲搭載型の試験と平行する形で火力の増強が模索され、100mm砲搭載型AMX50の車体をベースとする120mm砲搭載型AMX50の開発計画が、1951年より開始されました。

計画当初は、大型の120mm砲を装備するために、新型の砲塔も大型化し搭載することが検討されましたが、このタイプでも結局、100mm砲型の揺動砲塔を120mm砲用に再設計する案の採用が決定し、試作車両が1953年に完成しました。

東側諸国の重戦車に引けを取らない火力を得たことで、AMX50の火力面での試行錯誤は終了しました。
しかし、それは防御面における試行錯誤の始まりでもあったのでした。
AMX50の車体形状は、大戦中のパンターの車体形状をそのまま引き継いでいるものの、装甲も増強されていましたが、これらの改良のために重量は59.2tまで増加してしまいます。
1950年代の戦車としては、もはや旧弊な部類となっていた試作車は、ライバルになるであろうIS-3やT-10が大胆な避弾経始を採用した、斬新な車体形状をしているのと比較すれば大きく見劣りするため、1954年から1955年までこのタイプをさらに重戦車化することが目指され、surblindé(サブリンド)と呼ばれる、IS-3のような低い砲塔に高い車体を持ち、重量は64tに達する120mm砲搭載型をベースとするAMX-50装甲増強型が製作されました。
この過程でサスペンションの補強も行われたのですが、機械的な信頼性のために、1956年から1958年にかけ、車体全高を低めることで57.8tまで重量低減が試みられています。
これはsurbaissé(サーバイス)という車高低減型として生産されましたが、砲塔は再び背の高いTourelle D(D型砲塔)となりました。
これまで、マイバッハのエンジンを使い続けてきたのですが、出力1,000馬力が望まれており、1955年に特別に組まれた設計陣がドイツとの協力を得て開発に取り組み、楽観的に見積もって65km/hにまで速度は向上するように計画されました。
AMX-50は最終型を含めて5種類のプロトタイプが製作されました。

コメント

  • 思ったより機動力悪くてがっかり。平地じゃT54E1と変わらないじゃん。 -- 2020-08-07 (金) 11:50:00
    • そりゃ元重戦車でHPとカテゴリーが調整されただけだし…。 -- 2020-08-07 (金) 18:34:11
  • ストレスの塊みたいな子だった。機動力1.5倍かリロード30sか発射間隔2.5sにしてくれなきゃダメだわ。 -- 2020-08-29 (土) 01:00:59
  • どうして、中戦車にしたのだ、重戦車として努力して来たから残念だ。 -- 家康? 2021-03-01 (月) 14:11:36