Tier 6 イギリス 駆逐戦車
スペック
HP | 800 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 152/95/51 |
最高速度(km/h) | 26 |
重量/最大積載量(t) | 38.19/40 |
本体価格(シルバー) | 965,000 |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 武装 | 履帯 | 砲塔 | 他 | ||||||||
出力 | 弾種 | 貫通力 | ダメージ | 総弾数 | 弾代 | 発射速度 照準時間 精度 | 旋回速度 | 砲塔装甲 | 旋回速度 | 視認範囲 | HP | 通信範囲 | |
初期状態 | Meadows D.A.V. | 3-inch 20 cwt AT Gun Mk. III | Churchill Gun Carrier | Churchill Gun Carrier | 800 | 400 | |||||||
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300 | AP APCR HE | 112 140 38 | 140 140 190 | 65 | 105 7G 68 | 15 1.70 0.36 | 22 | --/--/-- | 26 | 340 | |||
QF 3.7-inch AT Gun開発時 | Bedford Twin-Six | QF 3.7-inch AT Gun | Churchill Gun Carrier Mk. II | Churchill Gun Carrier | 450 | ||||||||
350 | AP APCR HE | 151 189 47 | 230 230 300 | 46 | 270 9G 180 | 8.57 2 0.35 | 24 | --/--/-- | 26 | 340 | |||
OQF 32-pdr AT Gun開発時 | Bedford Twin-Six | OQF 32-pdr AT Gun | Churchill Gun Carrier Mk. II | Churchill Gun Carrier | 550 | ||||||||
350 | AP APCR HE | 214 246 47 | 250 250 330 | 46 | 630 11G 250 | 7.06 2.10 0.34 | 24 | --/--/-- | 26 | 340 |
解説
- 概要
Tier6イギリス駆逐戦車。
車体や名前から分かるように、首相をベースに作られた駆逐戦車である。
2021年6月のアップデートで左右の水平可動域が-5/5 -> -9/9へと大幅に強化された。 - 火力
- 3-inch 20 cwt AT Gun Mk.III
初期砲。
DPMは2100と悪くはないものの、APの貫通力が112mmと格下中戦車程度しかない。
幸い照準速度は1.70と速いので弱点を狙って撃とう。 - QF 3.7-inch AT Gun
中間砲。
他国Tier6TDと同等クラスの平均的な性能であり、特別不満を抱くことはないだろう。 - OQF 32-pdr AT Gun
最終砲。
なんとTier9TDTortoiseの初期砲である。
精度は同格TDとほぼ同等で、APのダメージも250と十分強く、貫通もAPですら圧巻の214mmで、殆どの同格戦車のAPCRを上回る。
もっと言うと、金弾のAPCRはアメリカ勢を上回る246mmもあり、あらゆる敵を正面からぶち抜ける。
なお、完璧な豚飯を決めたブラックプリンスやハルダウン中のT29など、どうしても抜きにくい状況は発生するため、嫌がらせ目的のHEもいくつか持って行った方が良い。
しかしキューポラ等の弱点を抜く腕があるなら積極的に狙っていこう。
- 3-inch 20 cwt AT Gun Mk.III
- 装甲
正面装甲は垂直だが152mmと格下のAPを弾くことは出来る、側面装甲も95mmとそこそこ厚い。
しかしチャーチルシリーズ伝統の履帯裏の悪魔が存在する為、過信は禁物。
前身から強化された(垂直部95mm、傾斜部は51∼70mm)ものの、tierが上がったのを考えると、履帯ごと撃ち抜かれる危険はあるだろう。 - 機動性
紅茶を楽しめる。
味方に置いて行かれるのは当然で、ほんの少しの坂道で早歩き程度となる。
実はチャーチルをベースにしているだけあって、坂道での減速は軽い方だが、元々が遅すぎるので結局は遅い。
旋回は同格TDでも下から2番目(無論ワーストはAT8)、鈍足と射角の狭さも相まって一部HTやTDにすらNDKされる。
敵に近づかれたら正真正銘の経験値BOXとなるしかない。 - 総論
平均的な隠蔽率とそこそこの装甲、強力な火砲等、意外と良車両だと言える。
だが、機動力が悲惨で自衛力が低く、調子に乗ってHPが減った敵を追いかけた途端に爆散する。
視界もあまりよろしくないことから後方からの狙撃を得意とする車両だろう。
幸い砲精度は全体的に高めなので遠距離戦でもそこまで困ることはない筈だ。
MAPの把握及び適切な位置取りが活躍に直結するタイプの車両である。
オススメ拡張パーツ
- 新型装填装置(ラマー)
定番であり必須。 - 改良型射撃装置(ガンレイ)
照準速度が少し遅いのでこれで補おう。 - 改良型修理装置
NDKの為に履帯を狙われる事もあるだろう。
砲身が破損した時に直ぐ復帰できるように搭載してもよい。 - 換気扇
性能の底上げに、工具箱との二択となるだろう。 - 迷彩ネット
焼け石に水レベルだが、とことん芋る運用なら採用しても良いかもしれない。
史実
A22Dチャーチル 3インチ ガンキャリアは、フランス西方電撃戦でのイギリス戦車部隊の大損失を補う目的で、1941年9月に大型固定戦闘室に3インチ高射砲を搭載した急造の対戦車自走砲として計画されました。
対戦車戦闘能力の高い大口径砲として、3.5インチ砲を搭載することが予定されていましたが、前年のダンケルク撤退で多くの戦車や支援火砲を失っていたので、一刻も早く火力支援戦車が欲しいイギリス軍が、完成を急がせたために、手持ちにある中で搭載できる砲として旧式の3インチ砲を代替として搭載することで一応の完成ということになりました。
殆ど突貫のやっつけ作業で、チャーチルを改造を行った程を成していて、車体前方の元は砲塔があった場所を取り払い、そこに急造の大型戦闘室を設けて3インチ砲を据えています。
1942年2月に試作車両が完成して、当初は発注されていた100両が、24両に減らされて生産されましたが、更に強力な17ポンド砲を積むA43の計画が持ち上がり、それが後のブラックプリンスとしての開発が開始されたために、結局は40~50両前後程度で生産は中断、実戦投入されないままとなりました。
チャーチルがベースの特殊車両の中には、工兵戦車(AVRE)があり、280mmペタード迫撃砲を搭載していました。
これは「空飛ぶゴミ箱」とあだ名されていたそうです。(砲身がほとんどゴミ箱のような筒だった事からの揶揄だとか)
そのバリエーションの1つにトーチカや陣地攻略用の90mm臼砲を搭載したものもありました。
コメント
- 軽い気持ちで手を出してみたいけど今さらチャーチルⅠを買い戻して約5万稼ぐのが面倒くさい(白目) -- 2017-03-04 (土) 23:54:32
- PC版のGCが正面85mm程度なのにこいつは・・・・ -- 2017-04-02 (日) 21:07:33
- 88mmな。 -- 2017-04-11 (火) 12:44:59
- 史実のガンキャリアはMk.Iをベースに改造されているので装甲は最大でも102mmしかなかったそうです(ちなみにチャーチルMk.Iの改良砲塔は史実では正面102mmだった…らしい、89mm説もあるにはある) -- 2017-04-11 (火) 13:13:08
- 多少の弄りは仕方ないとして、首相7と同等の152㎜に改変するのは如何なものかと。 -- 2017-04-11 (火) 19:11:08
- そこまでやっても「強いか?」と聞かれると何も言えなくなるのがGCさんの凄い所 -- 2017-04-14 (金) 09:12:16
- 機動力と射角に目を瞑れば十分強い。まあ瞑れない程致命的なのだがw -- 2017-05-21 (日) 12:05:56
- 俯角よし、貫通に発射レートにダメージ良好、そこそこ硬い。が、絶望的に足が遅い… -- 2018-02-06 (火) 14:51:33
- 初陣でトップガンを取ったものの、敗北したちょっぴり苦い思い出 -- 2018-02-06 (火) 14:58:34
- ちょっとまって、今さっきコイツ乗ったんだけど左右角めっちゃ強化されてないか?快適すぎて笑っちゃうんだけどw -- 2022-06-01 (水) 18:04:07