GSOR3301 AVR FS

Last-modified: 2023-11-17 (金) 13:25:38

GB103_GSOR3301_AVR_FS.png

Tier 9 イギリス 軽戦車

公式紹介ページ

スペック

車体装甲厚(mm)35/25/20本体価格(シルバー)3,500,000
最高速度(km/h)前進65マッチング範囲(戦闘Tier)9~11
後退25派生元車輌LHMTV
隠蔽率静止時0.33
移動時0.33

詳細

パッケージ名エンジン主砲履帯砲塔HP通信機
出力下記参照車体旋回速度砲塔装甲通信範囲
出力重量比地形抵抗旋回速度視認範囲
初期状態Rolls Royse FB6085mm HV L40GSOR3301 Mk.IA.V.R.F/S turret1,250C.13/B.47
15040 / [36.00]70/30/20600
23.530.9/1.0/1.640390
90mm Cockerill開発時Daimler D2458 V-890mm CockerillGSOR3301 Mk.IIA.V.R.F/S turret1,250C42 VHF
25043 / [60.41]70/30/20750
37.190.8/0.9/1.443390

※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。

 

主砲性能
名称弾種弾代貫通ダメージ発射速度AP弾
DPM
照準時間精度総弾数最高角
最伏角
85mm HV L40AP
APCR
HE
560
11G
320
226
258
42
230
230
280
6.191,4242.000.36
?
1.55
40+35
-10
0.36
?
?
90mm CockerillAP
APCR
HE
635
11G
405
232
254
42
240
240
320
6.321,5172.000.36
?
1.55
40+35
-10

※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。

解説

  • 概要
    2020年6月に追加されたTier9のイギリス軽戦車
    1960年代中期、参謀本部からアルヴィス社へ要求されたCVR(T)シリーズの最初期案の派生形の一つである。
    GSOR*1は「参謀本部要件」、AVR*2は「偵察装甲車輌」、FS*3は「火力支援型」の意。
     
  • 火力
    俯仰角は-10°/+35°とどちらも優れており、仰角に至っては他の車両のほぼ倍である。
    Tier8では大きな特長であった貫通力や単発火力もほぼ据え置きであり、Tier9ともなると少し苦しい。
    周りの車両はより強固な装甲を持つようになっているため、弱点や側背面を狙っても思うとおりにダメージを通すことは難しく、実際に乗ってみるとDPMの低さよりも命中率や貫通率に泣かされることが多いだろう。
    奇襲・狙撃・咄嗟撃ちなどどの状況においても信頼できる主砲性能ではないため、貫通力を過信せずリスクのない立ち回りを徹底しよう。
    • 85 mm HV L40
      LHMTVから引き継ぐ初期砲。Tier8軽戦車としては抜群の貫通力だっただけあって、Tier9であっても実用レベル。
      最終砲と比べると単発火力やDPM等はやや劣るが、重量が軽い本砲を装備すると出力重量比は40.88にまでなる。
       
    • 90 mm Cockerill
      最終砲。初期砲から性能向上の幅が小さく、課金弾のAPCRの貫通力に至っては若干低下してしまう。
      開発の優先順位はかなり低いが、その貫通力は通常弾・課金弾ともに同格軽戦車内でトップ。一発一発をきっちり貫通させることでDPMの不利を補いたい。
      ちなみに、砲の名称のとおり口径は90mmだが、通常の90mm砲より榴弾の貫通力がやや低く(通常は口径の半分)なっている。運用上の差はないが、自走砲を除くと唯一といえるマイナスの特性である。
       
  • 装甲
    LHMTVからそれぞれ少しずつ増厚されているが、やはり基本的には被弾=貫通。
    撃たれない立ち回りを徹底するほか、引き続き軽量であるため敵からの体当たりにも十分注意しておこう。
     
  • 機動性
    まずこの車両は初期エンジンで出撃してはならない。
    初期エンジンでは重駆逐戦車や重戦車と大差ない劣悪な旋回性能の低さから、体を振って弾をよけるどころかまともなコーナリングもできずに市街地では壁に追突することすらありえる。
    偵察ポイントの確保・離脱を安全に行うには程遠い機動力のため、必ずフリー経験値を用意しておこう
    改良エンジンを装備した本車両は同格軽戦車の中でも高い出力重量比を持ち、25km/hの後退速度と瞬発力のおかげで置き偵察ポイントからの離脱やチラ見をスムーズに行える。
    機動性については優秀の一言ではあるものの、車体の軽さから少しの障害物で体が大きく跳ね上がり機動力が一気に削がれてしまう危険が常にあるため、わき見運転は禁物である。
     
  • その他
    視認範囲は並だが隠蔽性は高め。また、車体のサイズはSpahpanzer SP I C?と比べても一回り小さく使える茂みも多い。
    置き偵察の適性が高い本車両ではあるが、超信地旋回ができないため小さな草むらでは向きを変えようとして車体が飛び出してしまうことがあるので注意しよう。
     
  • 総論
    貫通力が高いとはいえこのTierではあくまで軽戦車レベルの単発火力、劣悪な砲拡散とDPMを考慮すると前身のLHMTV以上に軽戦車同士の撃ち合いに挑むには慎重な判断が必要である。とくに開幕時の偵察や陣取りは相手の軽戦車の特性をよく理解した上で選ばなければならない。
    交戦時の注意点

    元のDPMが極端に低い本車両は装填棒の優先度合いが低いことも相まって、装輪車両やSpahpanzer Ru 251などの高貫通榴弾を持つ車両はこちらが2発目を撃つ前に榴弾を2発撃ちこんで物陰に隠れることができる。
    そのため、[与240]ダメージに対して[被640]ダメージの圧倒的に不利なダメージ交換となる。さらにこの小さな車体にパーツと乗員が詰まっていることから、何らかの損害を受けることは免れない。このような対面は絶対に避けよう。

    戦闘能力に大きな問題を抱える本車両ではあるが、小柄な車体や良好な機動力と悪くない視認範囲のおかげで小さな草むらの間を縫って敵陣地へと侵入することが可能である。迷彩ネット・双眼鏡・被膜レンズなどを装備して味方に撃たせて勝つ立ち回りを基本にしつつ、丁寧にダメージを稼いでいくようにしよう。
     

史実

GSOR3301 AVR FS は 1960 年代に開発された軽戦車の一種です。本計画では、様々な兵装、エンジン、砲塔を搭載した各種の派生車輌が想定されましたが、実現には至りませんでした。

 

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*1 General Staff Office Requirement
*2 Armoured Vehicle Reconnaissance
*3 Fire Support