Tier 9 イギリス 軽戦車
スペック
車体装甲厚(mm) | 35/25/20 | 本体価格(シルバー) | 3,500,000 | |||
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最高速度(km/h) | 前進 | 65 | マッチング範囲(戦闘Tier) | 9~11 | ||
後退 | 25 | 派生元車輌 | LHMTV | |||
隠蔽率 | 静止時 | 0.33 | ||||
移動時 | 0.33 |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
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出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
初期状態 | Rolls Royse FB60 | 85mm HV L40 | GSOR3301 Mk.I | A.V.R.F/S turret | 1,250 | C.13/B.47 | |
150 | 40 / [36.00] | 70/30/20 | 600 | ||||
23.53 | 0.9/1.0/1.6 | 40 | 390 | ||||
90mm Cockerill開発時 | Daimler D2458 V-8 | 90mm Cockerill | GSOR3301 Mk.II | A.V.R.F/S turret | 1,250 | C42 VHF | |
250 | 43 / [60.41] | 70/30/20 | 750 | ||||
37.19 | 0.8/0.9/1.4 | 43 | 390 |
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
主砲性能 | |||||||||||
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名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 発射速度 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
85mm HV L40 | AP APCR HE | 560 11G 320 | 226 258 42 | 230 230 280 | 6.19 | 1,424 | 2.00 | 0.36 ? 1.55 | 40 | +35 -10 | |
0.36 ? ? | |||||||||||
90mm Cockerill | AP APCR HE | 635 11G 405 | 232 254 42 | 240 240 320 | 6.32 | 1,517 | 2.00 | 0.36 ? 1.55 | 40 | +35 -10 |
※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
解説
- 概要
2020年6月に追加されたTier9のイギリス軽戦車。
1960年代中期、参謀本部からアルヴィス社へ要求されたCVR(T)シリーズの最初期案の派生形の一つである。
GSOR*1は「参謀本部要件」、AVR*2は「偵察装甲車輌」、FS*3は「火力支援型」の意。 - 火力
俯仰角は-10°/+35°とどちらも優れており、仰角に至っては他の車両のほぼ倍である。
Tier8では大きな特長であった貫通力や単発火力もほぼ据え置きであり、Tier9ともなると少し苦しい。
周りの車両はより強固な装甲を持つようになっているため、弱点や側背面を狙っても思うとおりにダメージを通すことは難しく、実際に乗ってみるとDPMの低さよりも命中率や貫通率に泣かされることが多いだろう。
奇襲・狙撃・咄嗟撃ちなどどの状況においても信頼できる主砲性能ではないため、貫通力を過信せずリスクのない立ち回りを徹底しよう。- 85 mm HV L40
LHMTVから引き継ぐ初期砲。Tier8軽戦車としては抜群の貫通力だっただけあって、Tier9であっても実用レベル。
最終砲と比べると単発火力やDPM等はやや劣るが、重量が軽い本砲を装備すると出力重量比は40.88にまでなる。 - 90 mm Cockerill
最終砲。初期砲から性能向上の幅が小さく、課金弾のAPCRの貫通力に至っては若干低下してしまう。
開発の優先順位はかなり低いが、その貫通力は通常弾・課金弾ともに同格軽戦車内でトップ。一発一発をきっちり貫通させることでDPMの不利を補いたい。
ちなみに、砲の名称のとおり口径は90mmだが、通常の90mm砲より榴弾の貫通力がやや低く(通常は口径の半分)なっている。運用上の差はないが、自走砲を除くと唯一といえるマイナスの特性である。
- 85 mm HV L40
- 装甲
LHMTVからそれぞれ少しずつ増厚されているが、やはり基本的には被弾=貫通。
撃たれない立ち回りを徹底するほか、引き続き軽量であるため敵からの体当たりにも十分注意しておこう。 - 機動性
まずこの車両は初期エンジンで出撃してはならない。
初期エンジンでは重駆逐戦車や重戦車と大差ない劣悪な旋回性能の低さから、体を振って弾をよけるどころかまともなコーナリングもできずに市街地では壁に追突することすらありえる。
偵察ポイントの確保・離脱を安全に行うには程遠い機動力のため、必ずフリー経験値を用意しておこう。
改良エンジンを装備した本車両は同格軽戦車の中でも高い出力重量比を持ち、25km/hの後退速度と瞬発力のおかげで置き偵察ポイントからの離脱やチラ見をスムーズに行える。
機動性については優秀の一言ではあるものの、車体の軽さから少しの障害物で体が大きく跳ね上がり機動力が一気に削がれてしまう危険が常にあるため、わき見運転は禁物である。 - その他
視認範囲は並だが隠蔽性は高め。また、車体のサイズはSpahpanzer SP I C?と比べても一回り小さく使える茂みも多い。
置き偵察の適性が高い本車両ではあるが、超信地旋回ができないため小さな草むらでは向きを変えようとして車体が飛び出してしまうことがあるので注意しよう。 - 総論
貫通力が高いとはいえこのTierではあくまで軽戦車レベルの単発火力、劣悪な砲拡散とDPMを考慮すると前身のLHMTV以上に軽戦車同士の撃ち合いに挑むには慎重な判断が必要である。とくに開幕時の偵察や陣取りは相手の軽戦車の特性をよく理解した上で選ばなければならない。元のDPMが極端に低い本車両は装填棒の優先度合いが低いことも相まって、装輪車両やSpahpanzer Ru 251などの高貫通榴弾を持つ車両はこちらが2発目を撃つ前に榴弾を2発撃ちこんで物陰に隠れることができる。
そのため、[与240]ダメージに対して[被640]ダメージの圧倒的に不利なダメージ交換となる。さらにこの小さな車体にパーツと乗員が詰まっていることから、何らかの損害を受けることは免れない。このような対面は絶対に避けよう。
史実
GSOR3301 AVR FS は 1960 年代に開発された軽戦車の一種です。本計画では、様々な兵装、エンジン、砲塔を搭載した各種の派生車輌が想定されましたが、実現には至りませんでした。