Marder 38T

Last-modified: 2023-08-18 (金) 17:03:15

G39_Marder_III.png

Tier 4 ドイツ 駆逐戦車

公式紹介ページ

スペック

車体

HP385
車体装甲厚(mm)50/15/15
最高速度(km/h)47
重量/最大積載量(t)10.75/10.8
本体価格(シルバー)125,000
修理費(シルバー)

詳細

パッケージ名エンジン武装履帯砲塔
出力弾種貫通力ダメージ総弾数弾代発射速度
照準時間
精度
旋回速度砲塔装甲旋回速度視認範囲HP通信範囲
初期状態Praga EPA AC7.62 mm Pak 36 (r)Panzerjäger 38 Ausf FMarder 38T270265
150AP
APCR
HE
96
166
38
115
115
165
3788
7G
64
16.67
1.9
0.42
38-/-/-26360
7.5 cm PaK 40/2 L/46開発時Praga NS7.5 cm PaK 40/2 L/46Panzerjäger 38 Ausf MMarder 38T270310
160AP
APCR
HE
108
154
38
110
110
175
3870
7G
38
17.65
1.70
0.37
42-/-/-26360
7.5 cm PaK 40/3 L/46開発時Praga Ausf.IV7.5 cm PaK 40/3 L/46Panzerjäger 38 Ausf MMarder 38T270550
180AP
APCR
HE
108
154
38
110
110
175
3870
7G
38
18.75
1.50
0.34
42-/-/-26360

解説

  • 概要
    Tier4のドイツ駆逐戦車。
    前身であるMarder IIの進化版といえる車両で、砲の強さ・装甲の薄さといった特徴はほぼ同じ。
  • 火力
    限定旋回式ではあるが、旋回範囲が広めで狙い易い。
    • 7.62 cm Pak 36 (r)
      初期砲であり、マルダーIII G型の史実砲。
      マルダーII搭載のものより、発射速度・照準時間・精度が向上している。
      そのままでも戦えるが、Tierが上がったこともありAP96mmという貫通力は少々不安でもある。
      ソ連の鹵獲砲ということもあって精度が少し低めなのも多少気になる所。
    • 7.5 cm PaK 40/2 L/46
      攻撃力とAPCRの貫通力以外は、Pak 36 (r)の上位互換となる優秀な砲。
      こちらもマルダーII搭載のものより発射速度・照準時間・精度が向上している。
      特に照準時間1.70はかなり短く、駆逐戦車でありながら飛び出し撃ちも行えるほど。
    • 7.5 cm PaK 40/3 L/46
      最終砲であり、マルダーIII H型の史実砲。
      貫通力やダメージといった基本性能はPaK 40/2 L/46と同じだが、発射速度・照準時間・精度は更に向上。
      照準時間1.50という短さにより、照準収束が間に合うため速射でも高い命中精度を叩き出せる。
      文句なしの最終砲だろう。
  • 装甲
    カタログスペックでは車体前面が50mmあることになっているが、あくまでそれは車体前面のみ。
    通常の戦車で言う砲塔にあたる戦闘室の防盾は15mmしかなく、相変わらず榴弾だろうと簡単に貫通される。
    戦闘室背面には装甲など無いので、何があたってもダメージになるのはマルダーIIと同じ。
    可能な限り撃たれないよう立ち回ろう。
    前述のとおり照準時間が短いため、地形で身を守りつつ飛び出し撃ちで応戦するのも効果的。
  • 機動性
    初期・中間エンジンでは加速がちょっと鈍いが、最終エンジンまですればなかなか優秀な機動性を発揮できるようになる。
    陣地転換や飛び出し撃ちなどを行うときに、この機動性が役に立つだろう。
  • 総論
    Marder IIを順当に進化させたような駆逐戦車。
    本体の機動性は勿論、主砲の装填速度や照準時間、精度等が向上しているため更に扱いやすくなっている。
    主砲の貫通力やダメージは据え置きなので上位戦車に手こずることもあるが、その辺は課金弾で補おう。
    装甲の薄さも変わらないので、敵に攻撃されないような立ち回りが大事なのは変わらない。
     

史実

バルバロッサ作戦の初期段階から、ドイツ国防軍はI号対戦車自走砲や牽引砲ではなく、
機甲部隊に追従できる対戦車自走砲の必要性を実感していた。
1941年の終わりには、例えばソ連のT-34やKV-1などの登場により、この課題は喫緊のものとなった。
この問題の解決策として、旧式化して前線で通用しなくなった既成の戦車を改造するか、
もしくはその戦車の生産ラインを転用して対戦車自走砲化する案が採用された。
チェコ製の38(t)戦車をベースとしたマルダーIII系列は、この一連の自走砲化計画のうちの一つである。

マルダーIIIは戦争中あらゆる戦場で使用された。
Sd.Kfz.139は主に東部戦線で使用されたが、いくつかは北アフリカ、チュニジアで運用された。
H型も東部戦線やイタリア、西部戦線での使用が主であったが、ごく少数がチュニジアにも送られている。
これらのマルダーIIIは国防軍と武装親衛隊の両方で、
装甲擲弾兵師団や後に国民擲弾兵師団の戦車猟兵大隊に配備された。
また空軍にも、ヘルマン・ゲーリング師団などに配備されている。
すべてのマルダーIII は実績ある38(t)戦車の機構を用いており、機械的な信頼性があった。
搭載火砲も優秀な7.5cm PaK40/3対戦車砲であり、投入条件によっては十分に連合軍戦車とわたりあえた。
後に、38(t)戦車の発展型である38(t)n.Aの足回りを流用して試作された、
密閉式戦闘室を持つ軽駆逐戦車ヘッツァーが登場し、戦車駆逐大隊などに配備された。
これによりマルダーIIIの生産は打ち切られたが、既に生産されていた車輌は終戦まで使用が続けられた。

コメント

  • Tierボトム時は双眼鏡と迷彩ネットで置き偵もできる -- 2019-09-02 (月) 21:16:13
  • 7.62の方が長砲身でカッコいいのが最大の問題 7.62に戻しちゃった -- 2022-01-16 (日) 22:38:03