Tier 6 ソビエト連邦 重戦車
スペック
車体
HP | 945 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 90/90/75 |
最高速度(km/h) | 35 |
重量/最大積載量(t) | 50.11/51.0 |
本体価格(シルバー) | 880,000 |
※KV-1から開発した場合の値。KV-2からの場合は13,000で開発できる。
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
初期状態 | V-2K | 76 mm ZiS-5 | T-150 | T-150-KV | 945 | 10R | |
500 | 16 | 90/90/90 | 360 | ||||
9.96 | 1.4/1.8/3.0 | 24 | 320 | ||||
57 mm project 413開発時 | V-2K | 57 mm project 413 | T-150 | T-150-KV | 10R | ||
500 | 16 | 90/90/90 | 360 | ||||
10.04 | 1.4/1.8/3.0 | 24 | 320 | ||||
122 mm U-11開発時 | V-5 | 122 mm U-11 | T-150 | T-150-KV | 10RK | ||
600 | 16 | 90/90/90 | 440 | ||||
11.85 | 1.4/1.8/3.0 | 24 | 320 | ||||
85 mm S-31開発時 | V-5 | 85 mm S-31 | T-150 | Т-150-KV | 10RK | ||
600 | 16 | 110/110/75 | 440 | ||||
11.87 | 1.4/1.8/3.0 | 24 | 330 | ||||
107 mm ZiS-6開発時 | V-5F | 107 mm ZiS-6 | T-150M | Т-150-220 | 1000 | 10RK | |
700 | 18 | 110/110/75 | 440 | ||||
12.89 | 1.3/1.5/2.4 | 24 | 330 |
主砲性能 | |||||||||||
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名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 発射速度 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
76 mm ZiS-5 | AP APCR HE | 56 6G 56 | 86 102 38 | 110 110 156 | 15.00 | 1,650 | 2.30 | 0.46 4.35 1.55 | 111 | +25 -7 | |
57 mm project 413 | AP APCR HE | 56 7G 28 | 112 189 29 | 85 85 95 | 26.09 | 2,218 | 2.30 | 0.34 3.21 1.14 | 166 | +25 -7 | |
122 mm U-11 | HE HEAT | 257 12G | 61 140 | 450 370 | 5.26 | 1,946 (HEAT) | 2.90 | 0.57 4.99 2.19 | 48 | +25 -7 | |
85 mm S-31 | AP APCR HE | 109 7G 98 | 119 159 43 | 160 160 280 | 12.00 | 1,920 | 2.90 | 0.42 3.67 1.61 | 91 | +20 -7 | |
12.50 | 2,000 | ||||||||||
107 mm ZiS-6 | AP APCR HE | 270 11G 280 | 167 219 54 | 300 300 360 | 5.88 | 1,764 | 3.40 | 0.45 3.94 2.16 | 54 | +20 -7 |
※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
解説
- 概要
Tier6ソ連重戦車。
アップデートImperial Steelで追加された。
乗り出しが尋常でなく辛いが、育てきると銀策面で非常に強力な戦車となるだろう。
初期状態ではKV-1をそのまま使いまわしたかのような外見で戦い方もそのままとなる。
ただし、Tier が上がった分だけ敵の能力も向上しており、初期状態では大変な苦戦を強いられる。
速やかにモジュール開発を進めていきたい。 - 火力
砲の種類はたくさんあるが、最終砲以外は頼りになるとは言えない。
フリー経験値を積極的に使って開発を進めて行きたい所。- 76 mm ZiS-5
初期砲であり史実砲。
何も開発しないとこれで戦う事になり、その場合Tier5プレミアム車輌KV-220-2にHP以外ほぼ全ての性能で劣ることになりきついどころではない。
というかはっきり言って存在が戦犯
とりあえず、フリー経験値を使って次の砲に交換したい。 - 57 mm project 413
最初に開発できる砲。
KV-1でも使った57mm砲であり、T-34で使った57mm砲の重戦車バージョン。
金弾貫通力189mmと高いが、単発85というダメージの低さがネック。
AP弾の性能も低く、どうしても金弾を連射せざるを得なくなるのでシルバー収支に大きな影響がある。 - 122 mm U-11
中間エンジンと通信機の次に開発できる砲。
前身では頼りになったが、敵戦車の全体的な装甲厚の上昇もあって信頼性が下がった。
初期状態は砲も内装もかなり貧弱なので、エンジンと一緒に開発しても良いだろう。 - 85mm S-31
中間砲でKV-1Sの最終砲と同じ。
貫通力が微妙。 - 107mm ZiS-6
KV-2でも開発できる本車の最終砲。
単発300ダメージ、貫通167mmと同格戦車と渡り合うに十分な性能となっている。
ただし精度と収束はそれほど良くなく、遠距離戦は不向きであり、また停車後長い時間を照準に掛ける必要がある。
物陰から飛び出し撃ちや豚飯などを利用する際は一速前進などのテクニックも活用しよう。
- 76 mm ZiS-5
- 装甲
- 車体
正面と側面が90mmとそこそこ厚いため、昼飯でも豚飯でもその頑丈さを遺憾なく発揮できる。
昼飯をとれば背面以外135mm相当と格下に対して相当強気に出られる堅さになる。
豚飯を取れば同格重戦車の弾はもちろん、運が良ければ格上戦車の弾も弾くことがある。
しかし、ソ連戦車特有のモジュールレイアウトの為、側面や背面を撃ち抜かれるとあっという間に火災が発生するので特に豚飯の際は装甲を過信し過ぎないように注意しよう。 - 砲塔
初期砲塔はKV-1のものにキューポラを追加した以外は特に変わったところはない。
改良砲塔は史実ではKV-220-1に搭載されていたものを装備できる。
装甲は順当に向上してはいるものの、KV-1にはなかったキューポラが存在するため必要以上に晒さないようにしたい。
側面はKV-1からほぼ進歩しておらず、相対的に抜かれやすくなっているため注意。
- 車体
- 機動性
初期エンジンは貧弱そのものなので、早急に交換したい。
最上位エンジンは加速・瞬発力が初期エンジン搭載時と比べ別車両かと思える位に向上し、物陰からの飛び出し撃ちなども可能となる。
反面、旋回性能の悪さはKVシリーズ共通の弱点であり、格闘戦を仕掛けられると対応出来ない。
上述の通りエンジンや燃料タンクから火災が発生しやすいため、背面をとられないようなポジション取りを心がけたい。 - 総論
開発終了までが苦しい戦車だが、全て開発し終わる頃には初期とは全く別物の非常にバランスのいい戦車となっている。
重戦車と十分な火力と装甲、必要最低限の機動力と総合的なハイスペックさを活用し、戦線を構築しよう。
ただし格上や快速戦車には弱く、あくまでも重戦車の域は出ないため、弱点を隠し装甲を活用したり味方との距離を調整するなど基礎をしっかりこなしていく必要はある。
余談だが、ダメージに対する弾薬費の費用対効果が良く、高い耐久性も相まってクレジット稼ぎ戦車としてよく名前が挙げられる。
史実
1940年6月、人民委員会議(SNK)はKV-1の性能には満足しておらず、KV-1の強化車輌の製作を第100工場のSKB-2設計局に命じました。
要求は三つ、車体装甲を75mmから90mmに増厚、砲塔には偵察能力の向上を狙いキューポラを設置、エンジンは700馬力を発揮するV-2の強化型を搭載することでありました。
SKB-2は名称オブイェークト150として設計を開始し、同年11月には試作車が完成、翌年1月から2月にかけて走行テストを開始しました。
結果は最高時速35km/hを発揮、しかし強化型のV-2エンジンはオーバーヒートしやすいことが明らかになり、これの改善をディーゼルエンジンの製造を行っている第75工場と共同で行いました。
3月には問題も概ね解決し、SNKはオブイェークト150の量産決定を第100工場に伝え生産を指示しましたが、同月に諜報機関からドイツが100mm砲を搭載した最大装甲厚120mmの重戦車を密かに配備しているという情報がもたらされ、SNKは同時期に開発中だった107mm ZiS-6を搭載し最大装甲厚130mmを予定していたオブイェークト223に生産を切り替えることを決定し、オブイェークト150の計画中止を第100工場に言い渡しました。
試作されたオブイェークト150は「T-150」と命名され、第123戦車旅団へ配備、その後レニングラード包囲戦にて失われたようです。
本車で行った改良は後に装甲強化型のKV-1Eを生み出したり、KV-1Sの砲塔にキューポラを標準装備する等で活かされました。
余談ですが、ゲーム中においては史実と違う装備に変更されたKVシリーズが多数存在します。
本車も、T-150の車体にKV-220-1の砲塔とKV-1S用の85mm S-31やオブイェークト223用の107mm ZiS-6を装備となかなかのキメラっぷり。
他にもKV-13にIS-1用の85mm D-5T、KV-3やKV-4にIS-2用の122mm D-25T、といった感じに沢山ありますが、バランス調整だと思って受け入れましょう。
コメント
- 砲塔正面(と言うか砲の付近)が弱点で、知っている人間が相手にいるとそこを狙われて乙る。よそ見をすれば普通に隠せるのだが、砲の集束が遅いこともあってわりと洒落にならない… -- 2018-03-04 (日) 18:34:18
- 良戦車である事に異論はないですけどね。 -- 木主? 2018-03-04 (日) 18:37:29
- 豚飯で車体揺らして車体と砲塔の側面(正面は見せないようにして)だけちら見せして、先に撃たせたり誤射も誘えると砲塔正面ぶち抜かれる危険が幾分か減るかなぁ、あくまで自分の使用時の感覚だけど… -- 2018-03-04 (日) 21:28:21
- こいつの122mm U-11の外見おかしくないか? -- 2018-10-28 (日) 08:40:19
- 視界を確保して狙撃に 備えない人が多い印象やね -- 2018-10-28 (日) 22:12:39
- ティアトップなら負け確でも暴れられるな。群がってきた雑魚トップやらミドルボトムを45°豚飯で全部弾いて自走もある程度耐えて300ダメをぶっぱなす。4500ダメごっつぁんです。余談だが雑談の方にあった通りアヒルが居たな。一撃必殺だったが。 -- 2020-05-18 (月) 18:09:36
- 強い戦車なんだが、肝心な時に限って、全然貫通してくれないイメージ。100%気のせいだけど。 -- 2020-06-08 (月) 15:02:04