T67

Tier 5 アメリカ 駆逐戦車

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スペック

詳細

解説

• 概要
  Tier5アメリカ駆逐戦車。
  M8A1に続く砲塔付き高速駆逐戦車の第2弾。
   
• 火力
  最終砲以外は、前身どころか前々身からの引き継ぎとなる。
  全周旋回式砲塔の代償なのか砲性能が低く、駆逐戦車でありながら中戦車クラスの火力しか発揮できない。
  特に砲精度が低めで、遠距離での命中率に難を抱えているのが厳しい。
  照準時間が全て1.70と短めなのは、数少ない強み。
  • 57 mm Gun M1 L/50
    3インチ砲と同じく、Tier3から引き継ぎとなる手数重視の砲。
    妙に肉厚な砲身が特徴的。
    Tier5中戦車T-34の57mm砲に貫通・威力・発射速度・精度の全てで負けており、唯一勝っているのは照準時間のみ。
    Tier5駆逐戦車の砲としては力不足と言わざるを得ない。
  • 3-inch AT Gun M7
    57mmと同じく、Tier3から引き継ぎとなる威力重視の砲。
    こちらもTier5になると中戦車の初期砲クラスにすぎず、Tier5駆逐戦車の砲としては力不足。
    精度0.43という当車両主砲ワースト精度の割に装弾数が45発と少ないので、無駄撃ちには注意。
  • 76 mm AT Gun M1A1
    M4の76mmとほぼ同等の砲。
    当車両の砲としては最高の能力を持つが、同格駆逐戦車と比較すると、威力・貫通力・精度全ての点で劣る。
    特に精度が駆逐戦車としては不足しており、遠距離砲撃する際は苦労するだろう。
    幸い発射速度には優れているが、こちらも装弾数45発と少ないので無駄撃ち注意。
     
• 装甲
  本車はM8A1以上に装甲が薄くなっており、榴弾すら貫通しかねない。
  敵に強力な火砲を備えた車両が増えるため、一撃死の危険性はより高まっている。
  特に大口径榴弾砲を搭載している可能性がある戦車と相対する際は気をつけよう。
  うまく機動性を活かし、地形や建物を使って被弾を避けよう。
  なお初期砲塔では密閉式だが改良砲塔ではオープントップに戻るので、榴弾には特に注意。
   
• 機動性
  非常に軽量で、駆逐戦車の中で最も高い出力重量比を誇る。
  とは言え、やはり砲塔旋回は遅く、車体の旋回速度も軽戦車ほど速くはない。
  高速走行中には特に曲がらないため、格闘戦を挑もうものなら最悪進路を塞がれ激突する羽目になる。
  高い機動性は、マップの要所の確保や、待ち伏せ攻撃に適したポイントへの移動に活用しよう。
  その際には、味方の動向を見極め、孤立することのない位置取りを心掛けたい。
   
• 総論
  砲精度に劣るが、中・遠距離からの弱点狙撃を心掛けよう。この際、稜線や障害物などを活かし被弾しないように気を付けること。
  良好な機動性を活かし厳しい戦況下の支援に駆け付ける事ができればチームに貢献できるだろう。

史実

M10 Wolverineに一応の成功を見たアメリカ陸軍ですが、戦車駆逐委員会は、機動性と火力、低車高を求めた一撃離脱戦法を主体とする駆逐戦車の研究を命じました。
M4A3をベースとするM10に対して、空挺軽戦車として試作されたT9に37mm砲を搭載した、まったく新設計のT42駆逐戦車を試作し、研究模索していきました。
更に強力な57mm砲を搭載し、T49としてテストされ、オープントップ式に75mm戦車砲を搭載した砲塔を搭載する火力支援型をT67、主砲をM4と同じ75mm砲へ換装したものをT69、76mm砲を搭載したしたものを、T70としてテストされました。
この結果、T70のサスペンションをトーションバーに交換したものが、M18ヘルキャットとして正式化されました。

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