アドミラル・マカロフ(ライプツィヒ級軽巡洋艦 2番艦 ニュルンベルク)
性能諸元
・基本性能
Tier | 5 | 種別 | プレミアム艦艇 |
---|---|---|---|
艦種 | 巡洋艦 | 派生元 | - |
国家 | ソ連 | 派生先 | - |
生存性 | 継戦能力 | 27,000 | |
装甲 | 13-100mm ・艦首・船尾 16-35mm ・対水雷防御 19mm ・上部構造 13-100mm ・砲郭 16-50mm ・主砲 16-80mm ・重要区画 16-70mm | ||
対水雷防御 | ダメージ低減 | 7% | |
機動性 | 機関出力 | 60,000馬力[hp] | |
最大速力 | 32.0ノット[kt] | ||
旋回半径 | 720m | ||
転舵所要時間 | 7.6秒 |
隠蔽性 | 通常 | 主砲発砲時 | 火災発生時 | 煙幕内からの主砲発砲時 | |
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海面発見距離 | 12.9km | 14.9km | 14.9km | 6.3km | |
航空発見距離 | 7.7km | 10.7km | 10.7km | - |
射撃管制装置 | 船体 | モジュール | 主砲射程 | 最大散布界 |
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- | GFCS VI mod.1 | 14.9km | 146m |
主砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 180度旋回 |
---|---|---|---|---|---|---|
- | 150mm L/60 SK C/25 | 3基×3門 | HE弾 1700(8%) AP弾 3900 | 6.0秒 | 23.7秒 |
副砲 | 船体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 射程 |
---|---|---|---|---|---|---|
- | 88mm L/76 Dop. L. C/32 | 4基×2門 | HE弾 1100(7%) | 4.0秒 | 4km |
魚雷 | 船体 | 口径 | 基数×門数(片舷) | 最大ダメージ | 装填 | 射程 | 雷速 | 発見 |
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- | 533mm 3連装 | 2基×3門(3門) | 13700 | 68秒 | 6.0km | 64kt | 1.3km |
対空砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 秒間平均ダメージ | 射程 |
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- | 20mm Flakvierling 38 37mm V-11 88mm L/76 Dop. L. C/32 | 2基×4門 10基×2門 4基×2門 | 12 92 32 | 2.0km 3.5km 4.0km |
・アップグレード
スロット0 | スロット1 | スロット2 | スロット3 | スロット4 |
○ | ○ |
1 | 主砲改良2 | +15%:主砲旋回速度 +5%:主砲装填時間 | |
照準システム改良1 | -7%:主砲弾の最大散布界 +20%:魚雷発射管旋回速度 +5%:副砲最大射程 -5%:副砲弾の最大散布界 | ||
副砲改良2 | +20%:副砲最大射程 -20%:副砲弾の最大散布界 | ||
対空砲改良2 | +20%:対空砲座の最大射程 | ||
2 | ダメージコントロールシステム改良2 | -15%:消火時間 -15%:浸水復旧時間 | |
操舵装置改良2 | -20%:転舵所要時間 | ||
推力改良2 | -50%:最大出力への到達時間 |
・消耗品
搭載可能 消耗品
十字キー左 | |||
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応急工作班 | 無制限 | 消耗品動作時間:5 秒 準備時間:60 秒 | |
十字キー上 | |||
水中聴音 | 2 回 | 魚雷の発見:2.8 km 艦艇の発見:4.0 km 消耗品動作時間:92 秒 準備時間:180 秒 | |
対空防御放火 | 2 回 | 平均対空ダメージ:+200% 消耗品の動作時間:40 秒 準備時間:150 秒 |
詳細は消耗品を参照
ゲーム内説明
1945 年、ドイツの軽巡洋艦ニュルンベルクが、戦時賠償艦としてソ連に引き渡されました。本艦はアドミラル・マカロフと改名され、部分的な兵装変更が施されました。その際、対空機関砲やその他の設備は変更されたものの、主砲として搭載されていた速射砲は、艦の大きさの割に極めて強力なものであったため、そのまま使用され続けました。
就役:1935
同型艦数:1
解説
- 概要
ソ連Tier5プレミアム巡洋艦。
ドイツTier5ツリー巡洋艦Nürnbergの戦後賠償艦となった後の姿である。
諸元的にはNürnbergとほぼ同じであり、元になった船と比べて対空火力が強化された代わりに、艦載機がなくなり、魚雷管が片舷1基3門に減らされている。
- 抗堪性
Nürnbergとほぼ変わらない。
- 主砲
主砲はNürnbergとおなじくHE貫通力補正をうけており、32mm装甲を貫通する。艦長スキルである力の均衡を無理に積まずとも貫通しやすいのでこの点は利点。 - 副砲
副砲はNürnbergよりやや強力だが射程は相変わらず短いので気休め程度と考えよう。 - 魚雷
両舷共に1基づつに減ってしまったので接近戦になった際は丁寧に当てる必要がある。
魚雷発射管は若干ではあるがNürnbergより前方6°、後方8°広い。 - 対空
対空火力は機銃のほとんどが口径37mm機関砲(中距離砲火)に置き換えられ、中距離火力に限ると優秀だが、遠距離砲の射程および威力は低いまま。長距離の継続ダメージはNürnbergよりさらにやや低い。
- 機動性
Nürnbergとほぼ変わらない。 - 隠蔽性
Nürnbergに対し隠蔽性に優れ、射程に劣るがどちらも内側に200mずれただけ。
- 消耗品
水中聴音はドイツのそれではなく、通常性能のもの。←HE貫通力補正と合わせてそういうとこ。
- 総評
元となったニュルンベルクが「そこそこの速度と機動性を誇る船体に、強力な主砲と魚雷を搭載し、防御は最低限とした攻撃的な艦」であったが、本艦はその特性の一部をソ連流に従って改造したような艦となっている。具体的には魚雷性能を削って中近距離砲火力を増した形で、瞬間火力および継続的な投射能力はかなりの脅威である。半面、接近戦で頼りになった6射線魚雷は射線数が半減、対駆逐戦において相手の魚雷を封じることができるソナーも通常仕様になっているため、駆逐艦から身を護る・先制する能力は激減していると言っても過言ではない。
このため、味方駆逐(もしくはそれに準ずる艦)を先頭に立てて敵駆逐と対峙する際には本艦の能力は最大限発揮できるだろう。しかし、本艦が先頭に立って敵駆逐と対峙する際には元のニュルンベルクのような対処能力を発揮するのは難しい筈だ。とはいえ、敵駆逐の魚雷攻撃さえ回避してしまえば強化された近接火力で処分するのはたやすい。注意を怠らなければニュルンベルク以上の活躍を見込めるだろう。
史実
ソ連海軍に引き渡されアドミラル・マカロフとなった本艦は、タリンを本拠とする第8艦隊(バルチック艦隊)所属となり、1948年には旗艦となった。1957年にボイラー故障により第一線を退き練習巡洋艦となった。1959年に除籍、その後解体された。
本艦はドイツ賠償艦として唯一戦後も現役艦艇として任務に就いた艦である。
小ネタ
コメント欄
- 発射レートこそ早いもののドイツ時代と変わらず微妙な火力でツリー艦では最弱な火災発生率も引き継いじゃっててソ連巡洋艦の良さが全く見当たらないかわいそうなやつ 頼みのソナーも弱体化してて正直酷い -- 2022-12-16 (金) 14:47:25
- 稼ぎ屋付いてる分マシかもしれんがそもそもニュルンベルク自体あんま乗らんし当たってもそんなにも嬉しく無いね。てか魚雷減らせてる分何かが強くなってるのかと思ったけど兵装もほぼニュルンベルクのままか…ますます要らねえ -- 2023-12-15 (金) 20:15:56