スヴェルドロフ級巡洋艦(68-bis型巡洋艦) ドミートリィ・ポジャールスキー



性能諸元
性能諸元の数値は、アップグレード・基本特性・艦長スキル・ブースター・迷彩などの補正がかかっていない素の状態の数値を入力してください。
部位ごとの装甲厚や散布界など、ゲーム内には載っていない情報は将来ゲーム内で見れるようになる可能性があるので暫定で0や0-1などとする
・基本性能
| Tier | 7 | 種別 | プレミアム艦艇 |
|---|---|---|---|
| 艦種 | 巡洋艦 | 派生元 | - |
| 国家 | ソ連 | 派生先 | - |
| 生存性 | 継戦能力 | (-) 40,700 | |
| 装甲 | 全体 13-175mm ・艦首・船尾 25mm ・上部構造 13-130mm ・砲郭 40-130mm ・主砲 40-175mm ・重要区画 25-120mm | ||
| 対水雷防御 | ダメージ低減 | (-) 0% | |
| 機動性 | 機関出力 | 121,000馬力[hp] | |
| 最大速力 | 33.0ノット[kt] | ||
| 旋回半径 | 760m | ||
| 転舵所要時間 | (-) 6.5秒 | ||
| 隠蔽性 | 通常 | 主砲発砲時 | 火災発生時 | 煙幕内からの主砲発砲時 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 海面発見距離 | 14.0km | 16.0km | 16.0km | 7.3km | |
| 航空発見距離 | 8.4km | 11.4km | 11.4km | - |
| 射撃管制装置 | 艦体 | モジュール | 主砲射程 | 最大散布界 |
|---|---|---|---|---|
| - | mod.1 | 16.0km | 0m |
| 主砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 180度旋回 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| - | 152mm/57 MK-5-BIS | 4基×3門 | AP弾 3,150 | 6.8秒 | 25.0秒 |
| 副砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 射程 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| - | 100mm/70 SM-5-1s | 6基×2門 | HE弾 1,400(6%) | 4.0秒 | 5.0km |
| 魚雷 | 艦体 | 口径 | 基数×門数(片舷) | 最大ダメージ(浸水) | 装填 | 射程 | 雷速 | 発見 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| - | 533mm 53-38 | 2基×5門(5門) | 14,400(240%) | 131秒 | 6.0km | 65kt | 1.3km |
| 対空砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 秒間平均ダメージ | 射程 |
|---|---|---|---|---|---|
| - | 37mm V-11 | 16基×2門 | 147 | 3.5km | |
| 100mm/70 SM-5-1s | 6基×2門 | 117 | 5.0km |
・アップグレード
| スロット0 | スロット1 | スロット2 | スロット3 | スロット4 |
| ○ | ○ | ○ | ○ |
| 1 | ![]() | 主砲改良2 | +20%:主砲旋回速度 |
![]() | 照準システム改良1 | -7%:主砲弾の最大散布界 +20%:魚雷発射管旋回速度 +5%:副砲最大射程 -5%:副砲弾の最大散布界 | |
![]() | 副砲改良2 | +20%:副砲最大射程 -20%:副砲弾の最大散布界 | |
![]() | 対空砲改良2 | +20%:対空砲座の最大射程 | |
| 2 | ![]() | ダメージコントロールシステム改良2 | -15%:消火時間 -15%:浸水復旧時間 |
![]() | 操舵装置改良2 | -20%:転舵所要時間 | |
![]() | 推力改良2 | -50%:最大出力への到達時間 | |
| 3 | ![]() | 隠蔽システム改良1 | -10%:被発見距離:敵弾の散布界+5% |
![]() | 操舵装置改良3 | -40%:転舵所要時間 -80%:操舵装置修理時間 | |
![]() | 目標捕捉装置改良1 | +20%:最大視認距離 +20%:魚雷発見距離 +50%:敵艦強制発見距離 | |
| 4 | ![]() | 主砲改良3 | -12%:主砲装填時間 -13%:主砲旋回速度 |
![]() | 魚雷発射管改良3 | -15%:魚雷発射管装填時間 +50%:魚雷発射管の損傷(機能停止)の発生率 | |
![]() | 射撃管制装置改良2 | +5%:主砲最大射程 -3%:主砲の散布界 | |
![]() | 副砲改良3 | -20%:副砲装填時間 | |
![]() | 対空砲改良3 | +25%:平均対空ダメージ |
・消耗品
搭載可能 消耗品
| 十字キー左 | |||
|---|---|---|---|
![]() | 応急工作班 | 無制限 | 消耗品の動作時間:5 秒 消耗品の準備時間:60 秒 |
| 十字キー上 | |||
![]() | 水中聴音 | 2 回 | 消耗品の動作時間:96 秒 消耗品の準備時間:180 秒 魚雷発見:-3.1 km 敵艦発見:-4.4 km |
![]() | 対空防御放火 | 2 回 | 平均対空ダメージ:+200% 消耗品の動作時間:40 秒 消耗品の準備時間:150 秒 |
| 十字キー右 | |||
![]() | 発煙装置 | 5 回 | 消耗品の動作時間:20 秒 煙幕の持続時間:40 秒 消耗品の準備時間:70 秒 |
| 十字キー下 | |||
![]() | 修理班 | 2 回 | 消耗品の動作時間:28 秒 消耗品の準備時間:60 秒 回復:0.6% HP/秒 |
詳細は消耗品を参照
ゲーム内説明
プロイエークト68-bis巡洋艦は、本来1938年に実施が予定されていた造船計画の一環でしたが、その一隻であるDmitry Pozharsky (ドミートリイ・ポジャールスキー)が実際に海軍に加わったのは 1954年のことでした。この新しい巡洋艦の設計には、最新技術と第二次世界大戦からの知見が組み込まれていました。本艦は軍歴のほとんどを北と東の海と大洋で過ごし、1990年にスクラップとして売却されました。
就役:1954
同型艦数:1
解説
- 概要
ソ連ティア7プレミアム巡洋艦。あの悪名高きMikhail Kutuzovの姉妹艦でありそのマイナーチェンジ版であるが、全くといって良いほど異なる味付けになっている。
2024年12月16日以降から始まる*1「最高の攻撃」キャンペーンのイベント報酬艦艇であり、入手するには10,000サイバーセントを収集しないといけない。
- 抗堪性
HPはChapayevより3,700多い40,700。装甲は艦首艦尾25mm、甲板27mmとTier7巡洋艦として標準的な抗堪性をもつ。お腹が弱いのは他のソ連巡洋艦と一緒。転舵時に抜かれないように気を付けよう。
格上とやりあうには心もとないものなので、ボトムマッチでは細心の注意が求められる。
- 主砲
同国籍の同格ツリー巡洋艦のChapayevと同じように152mm三連装砲を4基搭載。装填時間は6.8秒と同じ主砲を持つ同格軽巡より短い一方でAP弾しか撃てない。跳弾角度優遇は5°と控えめ、早発信管は付いていない。高速弾であり貫通力も高く、射程は16kmと非常に長い。
総じて高速弾で中遠距離の敵艦を殴る様な運用を得意とする。巡洋艦のバイタルを抜くのは勿論、大型艦もAPが刺さりさえすればゴリゴリ削れるため軽巡として最低限以上の火力は持っていると言える。HE弾持ちと比べダメージを出せる状況はどうしても限られてくるが、その高い瞬発火力を生かしてダメージを蓄積させながら終盤まで生き残れれば、自ずと十分以上のダメージを稼げるだろう。跳弾角度優遇が控えめである事から、敵艦に角度をつけられるとたちまちダメージが入らなくなってしまう。そのため巡洋艦ではあるが味方艦とのクロスを意識した立ち回りが必要。
早発信管がついていない事から駆逐艦には過貫通を量産する。だからと言って駆逐艦を撃たない理由にはならないが、単艦でどうこうできるレベルではない。
単発ダメージはChapayevやその他152mm級の軽巡よりも低い3150ダメージに留まっているが、12門の門数と短めの装填時間からDPMは非常に高い。敵艦の側面を取れば、たちまち万単位のダメージを与えてしまう。
長い射程のお陰でボトムでも火力投射は容易であり、高速弾のお陰で最大射程でも比較的容易に命中弾を得、貫通させられる。
また本艦のAP弾は152mmとしては最強クラスの貫通力を持ち*2、重巡砲に並ぶ貫通力を誇る。中距離で側面を見せた軽重巡のバイタルを打ち抜く、さながらミニスラヴァの様な運用も可能である。側面を見せている巡洋艦がいたら、とりあえずまずバイタルに刺さるか試してみよう。
- 副砲
どこにでも転がっているおまけ艤装。唯一火災を起こせる艤装だが、射程は特に長いわけでもなく標準散布界で片舷3基×2門しかないため全く期待できない。また、17mm装甲までしか貫通しないため同tierでは駆逐艦と巡洋艦の上部構造へしかダメージを出すことができない。*3
- 魚雷
BudyonnyやGnevny前期など、ソ連Tier5艦に搭載されている魚雷を2基の5連装発射管に搭載。
射程は6.0kmであり、威力は他の同格ソ連艦と比べ見劣りする上に、装填時間が2分以上とタリンと同じで非常に長い。だからどうしたというはなしではあるが
お守り用として割り切ろう。アーケードや闘争の混戦くらいでしか使い所はないだろう。
- 対空火力
姉妹艦のMikhail Kutuzovと同じく同格の中ではそこそこ強めの対空を誇っている。射程は5kmと普通であるが個艦防空としては優秀な方。防御砲火を使用すれば同格までならある程度自衛ができるだろう。
- 機動性
姉妹艦のMikhail Kutuzovと同じく旋回半径が760m、転舵所要時間が6.51秒とソ連巡洋艦にあるまじき凄まじい機動性を誇っている。*4
機動性や後述の煙幕を上手く活かしつつ生存していきたい。
- 隠蔽性
素で14.0km、スキル・アップグレードを併用することで最大で10.7kmまで縮まる。
あまり良い数値とは言えないが、幸いにも主砲射程は長めであり、消耗品でショートバースト煙幕も装備しているためこれらをうまく生かせば心配はないだろう。
なお煙幕内発砲ペナルティは7.3kmと悪い。とっさに煙幕を焚いても駆逐等に隠蔽を破られうる事には注意。
- 消耗品
応急班、DFAAか水中聴音をどちらか一つ、そして英駆のようなショートバースト煙幕を搭載できる。煙幕持続時間が通常の煙幕と比べ短めなため、積極的に煙幕射撃をするというよりは撤退時に目くらましとして使ったり、要所要所でちょこっと煙幕射撃するときに使うなど補助的に使うとよいだろう。使用できる回数はデフォルトで5回であり、回転率の良さから使い出すとすぐに無くなってしまう事も。満載の取得も考慮に入れたい。
- 総評
機動性、抗堪性、対空、煙幕などMikhail Kutuzov譲りの高性能な面を持つ一方、APしか撃てないことで難易度がバチクソに跳ね上がったソ連巡洋艦である。
巡洋艦の本分である駆逐処理は苦手なものの、対大型艦においては爆発的な攻撃力を発揮できるポテンシャルを秘めていることには間違いない。
如何に敵艦の側面を取るかがダメージを出すための鍵を握るなど難易度が高めの巡洋艦ではあるが、スウェルドロフ級を愛する諸兄ならきっと使いこなせるだろう。
史実
Mikhail Kutuzovも参照
巡洋艦ドミートリィ・ポジャールスキーは、第2次大戦後の1952-55年にソ連が14隻建造したスヴェルドロフ級巡洋艦(68bis型)の第13番艦である。1952年3月に起工、1954年12月に竣工。1987年3月に退役し、1990年、インドに売却解体された。
小ネタ
ドミートリー・ミハイロヴィチ・ポジャールスキーは、1611年から1612年にかけてポーランド・リトアニア共和国の侵攻によるロシア・ポーランド戦争においてロシア軍を率い、動乱時代に幕を降ろしたリューリク朝の公である。彼はその功績によりミハイル1世から「祖国の救世主」というかつてない称号を授けられた。
コメント欄
- 全世界が待ち望んだタリンの精神的後継艦。HEが無いからなんとなく許されている感じがあるけど相当やってるでこいつ。 -- 2025-01-11 (土) 14:54:53
- なんでタリン?APしか撃てない代わりに早発信管と跳弾角優遇を手に入れたクトゥーゾフでは? -- 2025-01-11 (土) 16:58:45
- 遠距離横向きの巡洋艦ですらバシバシ防郭抜けるし縦ってる戦艦すらガンガン抜けるから敵にすると厄介極まりないな -- 2025-01-17 (金) 12:53:39
- アズレンチャパエフやヴァイマル、マインツ程では無いにしろ、相手に居るとマジでめんどくせぇ…。時々、米戦と伊戦にハカイチされて、分からさせられているのを見る。 -- 2025-07-19 (土) 05:53:33
- うわあソ連優遇を絵に描いたような艦艇だな。こう言う艦艇を嬉々として出すなよ運営は -- 2025-08-30 (土) 16:43:57
- こんなんでもヴォイジャーより遥かにマシ -- 2025-08-30 (土) 18:57:33
- 実装当初ならまだしも今更それをここで書いて何がしたいのやら -- 2025-08-31 (日) 01:47:36
- 最近こればっか乗ってるからレビュー。巡洋艦に乗り慣れて無い人には難しいかもだけどベテランにはむしろ簡単。なんせやる事がポジション取って煙幕張って標的をチェダーチーズにするだけ。シンプル。散布が微妙に悪いのと連射が効くからエイムも適当でいい(減衰率はちょっと高い)。距離と姿勢を取ってれば痛いのをもらいにくいしヤバけりゃショート煙幕を使い捨てればオッケー。隠蔽が悪いのと燃やせない事から後半戦は詰みがち、あと足がおせぇ。甘えた相手に一方的かつ短時間の間にダメージを稼げる足切り能力の高さが最大の魅力かも。評価の割にあんまり見ないのは飽きやすいせいだと思う。 -- 2025-09-17 (水) 15:50:06
- 強いとは思うんだが、勝ちたいと思って乗る艦では無いかな。煙幕艦は総じて味方の優劣に作用されて、最悪煙幕を使わずに戦闘が終わることもしばしば。乗り手が少ないのはそういった側面もある。 -- 2025-09-17 (水) 19:42:56


















