*タリン (A.ヒッパー級リュッツオウ改装案、83型巡洋艦) [#Title]
//艦名表記について、注意書き付に注意書きが記載してあるので、読んだうえで編集すること
&attachref(./Tallinn.jpg,nolink);
//↑画像はゲーム内画像を使うこと。撮り方は注意書き付のテンプレを参照
#region(装甲厚の詳細)
&attachref(./Tallinn000.jpg,nolink);
#endregion
#contents
*性能諸元 [#Ability]
&color(red){性能諸元の数値は、アップグレード・基本特性・艦長スキル・ブースター・迷彩などの補正がかかっていない素の状態の数値を入力してください。};
&color(red){部位ごとの装甲厚や散布界など、ゲーム内には載っていない情報は将来ゲーム内で見れるようになる可能性があるので暫定で0や0-1などとする};
・基本性能
|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~Tier|6|~種別|ツリー艦艇|
|~艦種|[[巡洋艦]]|~派生元|''[[Gorky]]''|
|~国家|[[ソ連]]|~派生先|''[[Riga]]''|
|>|>|CENTER:SIZE(12):|LEFT:SIZE(12):|c
|~生存性|>|継戦能力|(A) 32,000&br;(B) 36,000|
|~|>|装甲|全体 13-150mm&br;・艦首・船尾 25-80mm&br;・上部構造 13-150mm&br;・砲郭 25-80mm&br;・主砲 50-80mm&br;・重要区画 20-80mm|
|~|対水雷防御|ダメージ低減|(A-B) 7%|
|~機動性|>|機関出力|132,000馬力[hp]|
|~|>|最大速力|33.1ノット[kt]|
|~|>|旋回半径|900m|
|~|>|転舵所要時間|(A) 15.3秒&br;(B) 10.9秒|
//艦体が1種類のみの場合、(A)の表記は不要で数値のみを記載、艦体欄には「-」
//プレミアム艦艇の派生元・派生先は「-」
&br;
|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~隠蔽性|~ |~通常|~主砲発砲時|~火災発生時|~煙幕内からの主砲発砲時|
|~|海面発見距離|13.4km|15.4km|15.4km|7.3km|
|~|航空発見距離|8.0km|11.6km|11.0km|-|
//主砲発砲時の海面発見距離は最終状態(最終砲・最終射撃管制装置・最終船体)の素の主砲最大射程にする
&br;
|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~射撃管制装置|~艦体|~モジュール|~主砲射程|~最大散布界|
|~|A-B|mod.1|14.0km|0m|
|~|~|mod.2|15.4km|0m|
&br;
|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|SIZE(12):|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~主砲|~艦体|~口径|~基数×門数|~最大ダメージ(火災)|~装填|~180度旋回|
|~|A|180mm/57 MK-3-180 U|4基×3門|HE弾 2,500(11%)&br;AP弾 4,400|16秒|22.5秒|
|~|B|~|~|HE弾 2,500(11%)&br;AP弾 4,400|15秒|22.5秒|
//主砲を装備していない場合、枠ごと削除
//ページの横幅に収まらない場合は口径の文字サイズを縮小 SIZE(11):
&br;
|>|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~副砲|~艦体|~口径|~基数×門数|~最大ダメージ(火災)|~装填|~射程|
|~|A-B|100mm/70 SM-5-1s|6基×2門|HE弾 1,400(6%)|4秒|4.5km|
//副砲を装備していない場合、枠ごと削除
&br;
|>|>|>|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~魚雷|~船体|~口径|~基数×門数(片舷)|~最大ダメージ(浸水)|~装填|~射程|~雷速|~発見|
|~|A-B|533mm PTA-53-68-bis|2基×5門(5門)|15,100(302%)|131秒|4km|70kt|1.4km|
//魚雷を装備していない場合、枠ごと削除
//魚雷の口径は「魚雷発射管の口径+魚雷のモジュール名」
&br;
|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~対空砲|~艦体|~口径|~基数×門数|~秒間平均ダメージ|~射程|
|~|A|45mm SM-16|8基×2門|90|3.5km|
|~|~|100mm/70 SM-5-1s|6基×2門|117|5.0km|
|~|B|45mm SM-20-ZIF|8基×4門|261|3.5km|
|~|~|100mm/70 SM-5-1s|6基×2門|135|5.0km|
//対空砲を装備していない場合、枠ごと削除
&br;
・アップグレード
|>|>|>|>|CENTER:60|c
|BGCOLOR(#eeaaaa):スロット0|BGCOLOR(#eeaaaa):スロット1|BGCOLOR(#eeaaaa):スロット2|BGCOLOR(#aaccaa):スロット3|BGCOLOR(#aaccaa):スロット4|h
||○|○|○||
//アップグレードとは、主砲改良~など、初期状態で搭載できるものを指す
//搭載できないスロットは○だけを消す
//スロット0~4の意味はアップグレードのページを参照
#fold(搭載可能アップグレード){{
|BGCOLOR(#eeaaaa):1|&attachref(アップグレード/Main Battery Modification 2-min.png,nolink,30%);|主砲改良2|+20%:主砲旋回速度&br;+20%:魚雷発射管旋回速度|
|~|&attachref(アップグレード/Aiming Systems Modification 1-min.png,nolink,30%);|照準システム改良1|-7%:主砲弾の最大散布界&br;+5%:副砲最大射程&br;-5%:副砲弾の最大散布界|
|~|&attachref(アップグレード/Secondary Battery Modification 2-min.png,nolink,30%);|副砲改良2|+20%:副砲最大射程&br;-20%:副砲弾の最大散布界|
|~|&attachref(アップグレード/AirDefense 2_0.jpg,nolink,30%);|対空砲改良2|+20%:対空砲座の最大射程|
|BGCOLOR(#eeaaaa):2|&attachref(アップグレード/Damage Control System Modification 2-min.png,nolink,30%);|ダメージコントロールシステム改良2|+20%:応急工作班動作時間&br;-15%:消火時間&br;-15%:浸水復旧時間|
|~|&attachref(アップグレード/Steering Gears Modification 2-min.png,nolink,30%);|操舵装置改良2|-25%:転舵所要時間|
|~|&attachref(アップグレード/Propulsion Modification 2-min.png,nolink,30%);|推力改良2|-50%:加速時における最大出力までへの到達時間|
|BGCOLOR(#aaccaa):3|&attachref(アップグレード/Concealment System Modification 1-min.png,nolink,30%);|隠蔽システム改良1|-10%:被発見距離:敵弾の散布界+5%|
|~|&attachref(アップグレード/Steering Gears Modification 3-min.png,nolink,30%);|操舵装置改良3|-40%:転舵所要時間&br;-80%:操舵装置修理時間|
|~|&attachref(アップグレード/Target Acquisition System Modification 1-min.png,nolink,30%);|目標捕捉装置改良1|+20%:最大視認距離&br;+20%:魚雷発見距離&br;+50%:敵艦強制発見距離|
|~|&attachref(アップグレード/Chromium Plated Barrels 1.jpg,nolink,around,30%);|クロムメッキ砲身|:-5%主砲の散布界|
//その艦で搭載できないアップグレードは項目ごと消す
}}
・開発ツリー
#region(開発ツリー)
//ここで扱うのは主砲・船体・射撃指揮装置など経験値を貯めて解除するモジュールと次の軍艦まで
//主砲改良~など、初期状態で搭載できるものはアップグレードの項で扱う
//以下を参考に艦ごとに改良すること(基本1本道なので、ツリー表も原則1本道とする)
//1個前の開発項目からの必要経験値とする。例えば、「モジュールスロット2」の必要経験値は、「モジュールスロット1」を必要経験値ぴったりで解除した状態からの必要経験値とする
//当艦の項の必要経験値/購入クレジットは記載不要
|CENTER:|CENTER:|c
|軍艦名&br;(必要経験値/購入クレジット)|モジュールスロット&br;(必要経験値)|
|>|>|>|>|>|>|>|>|CENTER:|c
|BGCOLOR(#d3d3d3):当艦|━|BGCOLOR(#FFDDBB):モジュールスロット1&br;(42,000)|━|BGCOLOR(#FFDDBB):モジュールスロット2&br;(84,000)|━|BGCOLOR(#FFDDBB):モジュールスロット3&br;(105,000)|━|BGCOLOR(#d3d3d3):RIGA&br;(210,000/-)|
#br
|>|>|CENTER:|c
|>|>|~船体|
|&attachref(新規軍艦ページ作成テンプレ/Hull-min.png,nolink,50%);|モジュール名|1,800,000|
|>|>|~主砲|
|&attachref(新規軍艦ページ作成テンプレ/Main Battery-min.png,nolink,50%);|モジュール名|225,000|
|>|>|~射撃管制装置(照準装置)|
|&attachref(新規軍艦ページ作成テンプレ/Gun Fire Control System-min.png,nolink,50%);|モジュール名|225,000|
//開発できない物の行は削除してください。
#endregion
・消耗品
#region(搭載可能 消耗品)
搭載可能 消耗品
|CENTER:||CENTER:||c
|>|>|>|CENTER:~十字キー左|
|&attachref(消耗品/応急工作班I.png,nolink,50%);|応急工作班| 無制限 |消耗品の動作時間:5 秒&br;消耗品の準備時間:60 秒|
|>|>|>|CENTER:~十字キー上|
|&attachref(消耗品/水中聴音I.png,nolink,50%);|水中聴音|2 回|消耗品の動作時間:94 秒&br;消耗品の準備時間:180 秒&br;魚雷発見:-3 km&br;敵艦発見:-4.2 km|
|&attachref(消耗品/対空防御砲火.jpg,nolink,45%);|対空防御放火|2 回|平均対空ダメージ:+200%&br;消耗品の動作時間:40 秒&br;消耗品の準備時間:150 秒|
|>|>|>|CENTER:~十字キー右|
|&attachref(消耗品/警戒レーダーI.png,nolink,50%);|警戒レーダー|2 回|消耗品の動作時間:15 秒&br;消耗品の準備時間:180 秒&br;敵艦発見:-9 km|
詳細は[[消耗品]]を参照
#endregion
//搭載できない物の行は削除してください。
//x の箇所は艦やTierによって違うので各艦ごとに変更してください。
//修理班の毎秒回復量もごく一部の艦では違う可能性があるので、念のため確認してください
//同じ種類の消耗品でも艦によって十字キーの上下左右どのキーに割り当てられるか異なる可能性があるので注意してください
//艦体によって搭載の可不可がかわるものは、右端列(数値表示列)に搭載できる艦体のアルファベットを記入してください
**ゲーム内説明 [#Explain]
タリンは、ドイツから購入したアドミラル・ヒッパー級重巡洋艦を完成させるという計画案 (プロイェークト 83) であり、1940 年代の後半に提案されました。本案では火砲をソ連製のものに変更することになっており、主砲としては 180 mm 砲を採用していました。
設計年:1947
**解説 [#Manual]
-概要
[[ソ連]]ティア6巡洋艦。
Tallinnと諸元が比較的似ているプレミアム艦の[[Pyotr Bagration>P.Bagration]]がある。
Tallinnは、手数は少なめで散布界も一般的な巡洋艦よりも悪いものの、AP弾に跳弾優遇があり高速低弾道で貫通力も非常に高い、総じて大型巡洋艦よりの性能となっている。
-''主砲''
180mm砲を4x3門搭載。同口径の主砲を搭載した実装艦は多いが、Talinn独自性能となっている。
比較的強力なAP弾を生かした戦い方が求められるだろう。
AP弾は8インチ未満で最速の砲弾であり、15kmを7.8秒で飛んでいく。
貫通力が高く、独巡の8インチ砲を上回り伊巡のそれとほぼ同等。
また通常45度跳弾開始・60度跳弾確定(45~60)であるところ、ソ連重巡ツリーの特徴として50~65度となっている。米巡の60~67.5ほどではないが、米巡より遥かに高弾速であることをふまえると無視できないメリットがある。
威力は8インチ砲に比べ低めだが((それでも[[Wichita]]や[[Albemarle]]より高い))、門数の力でDPSは同格トップ。DPMは同格8インチ砲艦と比べるとやや高め。
対照的に、HE弾は残念な性能と言わざるを得ない。
最大ダメージが独巡HE並に低く、更に悪いことに[[Pyotr Bagration>P.Bagration]]の砲弾よりも発火率が低い。
そして180mmという主砲口径の特性上、30mmまでしか貫通できない。しかし[[力の均衡>艦長スキル(た~は)#EquilibriumofPower]]をつけるとまず火が点かなくなるので、つけない方がマシかも知れない。
こちらも門数の力でDPSは同格3位、DPMは同格8インチ砲艦と比べると真ん中辺り。
射程は15km超でTier6ではYorckと並んで3位と長射程。射角が悪く、無理して全門斉射するのはやめた方がいいだろう。
散布界は[[Riga]]が採用する[[吾妻>Azuma]]のそれを少し悪くしたものである。
一般的な巡洋艦よりは全距離で悪いが、最大射程でもシュペー散布界よりは良い。
-''魚雷''
ソ連艦お馴染みの、射程4kmのお守り魚雷である。
-''対空''
[[Mikhail Kutuzov]]を気持ち上回る、Tier6としては比較的強力な対空を誇る。
-''抗堪性''
HPは36,000とTier6巡洋艦の中では3位。
装甲レイアウトは[[Prinz Eugen]]とほぼ同じで同様の舷側装甲帯80mm+中央防郭装甲甲板スロープ40mm(Hipperより10mm厚い)のタートルバック方式だが、耐水雷防御装甲板が25mmとEugen/Hipperより2mm薄い。そのせいか対水雷防御は7%でHipper/Eugenの10%より低くなっている。
一部の艦首・艦尾は25mmに調整されているので380mm以上の砲持ち戦艦と対峙した際は注意。
-''機動性''
特に足が速いわけでもなく舵もやや重めなTier7独巡に、ソ連艦の劣悪な旋回半径(その中でもワースト)をプラス。旋回半径は他国のすべてのTier6~7戦艦より悪い。
かなり鈍重である。
-''隠蔽性''
海上被発見距離はほぼ[[Admiral Hipper>Hipper]]と比べ少し悪いが、[[Mainz]]のように劣悪と言うほどでもない。最良で11.4kmまで縮む。
航空被発見距離は[[Amalfi]]と並んで同格ワーストタイ。
-''消耗品''
鉄板のソナーと9kmレーダーを搭載。
ただし同格米巡洋艦が20秒のところ15秒しかない。
-''総評''
独巡の優秀な装甲とソ連巡洋艦の優秀な弾道、9kmレーダーを併せ持ってはいるが多少癖の強い艦だと言える。
一番ネックになるのは遠くなればなるほどバラける特有の散布界と、少し残念なHE性能。この特性のため、他の巡洋艦と同じ感覚で遠距離の艦艇にHEを投げるだけではダメージが伸び悩んでしまう。
おそらく一番重要なのは強力なAP弾をいかに上手く取り扱っていくか、だろう。だいたい15km以内で側面を向けている巡洋艦がいればVP貫通含めて大ダメージが狙えるし、戦艦相手にも主装甲帯を避けて狙えばHE弾より高いダメージを出せる。散布の悪さは砲門数で補おう。
もちろん効果時間が短いとはいえレーダーを使えることも非常に強い。被発見距離に入ってきた敵駆逐をレーダーと味方を上手に使って処理できればそれだけでも勝利に近づく。
薄い船体装甲と(船体はヒッパーの癖に)劣悪な旋回半径、その他もろもろの都合上あまり戦艦に対しては強気に出れないので、基本的には巡洋艦&駆逐艦キラーとして立ち回るのが理想的である。
**史実 [#History]
本艦は1937年に起工されて1960年代に解体されており、「タリン」の名を冠していたのは1944年9月から1953年に改名されるまでの間だった。
…この船体に見覚えがあるという方はいるだろうか?
#region(詳しい説明)
この船はゲーム内説明にもある通り[[アドミラルヒッパー級重巡洋艦>Hipper]]の1隻であり、ドイツからソビエトに売り渡されたヒッパー級5番艦の「リュッツォウ」そのものである。設計段階では[[軽巡洋艦バージョンのアドミラルヒッパー級>Mainz]]としての建造が検討されていたものの、最終的には姉妹艦と同じく8インチ砲を装備しての仕様で1937年に起工、1939年に進水した。
そんな彼女に転機が訪れたのは同年10月。不可侵条約で急接近してきたソビエト連邦が、当時未完成であったヒッパー級のうち「[[プリンツ・オイゲン>Prinz Eugen]]」「[[ザイドリッツ>Weser]]」そしてこの「リュッツォウ」の購入を要請。これに対しドイツ側は「リュッツォウ」のみの売却を承認。1940年2月には協定が締結され、4月にリュッツォウはレニングラードに回航された。
ソビエト海軍に移管され「ペトロパブロフスク」と改名された本艦は当時4基中2基のみの砲塔と不完全な艦上構造物が船体に乗っている状態であり、完成のために「83型巡洋艦」とされた彼女は「82型巡洋艦(のちの[[スターリングラード級>Stalingrad]])」建造のための技術蓄積を兼ねながら完成が目指された。しかしそれを待たずして1941年6月、独ソ戦が始まってしまう。
独ソ戦開始時レニングラードにあったペトロパブロフスクは未完成ながら2基の主砲塔が8インチ主砲を稼働可能という状態であり、浮砲台としてレニングラードを包囲するドイツ軍に砲撃。これに対抗したドイツ軍も激しい攻撃を加え、ペトロパブロフスクは沈没を避けるため故意に座礁させられた。以降も激しい砲爆撃の標的となり、1942年4月にはのちの''「ソ連人民最大の敵」''ことルーデルを含む100機以上のドイツ空軍機の空襲を受けて沈没。同年9月に浮揚され、最低限の修理をされた上で再びレニングラード防衛の任務につき、1944年1月にレニングラードが解放されるまで砲撃支援を続けていた。
1944年9月1日、「タリン」へと&color(Silver){ようやく};改名された本艦は、戦後になって工事を完全に終えるべくいくつかの検討がなされた(その中にwows内でのタリンがあると思われる)。しかし当時の新型巡洋艦[[スヴェルドロフ級>Mikhail Kutuzov]]1隻に匹敵するコストがかかることになってしまい、最終的に1953年には非自走の練習艦として「ドニエプル」と改名。1956年にはさらに海上兵舎「PKZ-112」に格下げされ、1960年には解体された。
#endregion
**小ネタ [#Digression]
#region(ソ連に売却されたリュッツォウの名の由来)
本艦のドイツ海軍時代の名前「リュッツォウ」はプロイセン時代の軍人が由来であり、ドイツ帝国海軍時代のデアフリンガー級大型巡洋艦(日本でいう巡洋戦艦)の2番艦が「リュッツォウ」を名乗っていたほか、装甲艦から重巡洋艦に変更されたドイッチュラント級の1番艦「ドイッチュラント」が改名されて「リュッツォウ」を名乗っている。
後者の改名はチョビ髭の総統閣下いわく「国の名を冠する艦が失われた場合の国民への心理的・宣伝的マイナス要素を憂慮した」らしい。
なおドイッチュラント級のほうのリュッツォウは大戦終結ギリギリまで実戦に参加していた。
#endregion
#region(改名時の由来)
艦名の元となった「タリン」はバルト三国内で最も北に位置するエストニア共和国の主都。世界地図上ではバルト海東部、フィンランド湾の南側に位置する。旧称はレーバル(ドイツ語・フィンランド語)、ロシア帝国時代の名はレーヴェリ、エストニア・ソビエト時代に入ってタリンと改名、ソ連崩壊後にエストニア独立回復後もタリンと呼称。
元々はデンマーク人が1219年頃にトーンペアと呼ばれたエストニア人集落に城塞を築いたのが始まりで、エストニア語で「ダーニーリーン(デーン人の城塞)」と呼ばれた事から、後にタリンと呼ばれる事になる。また、キリスト教改宗が進んだ地域ではドイツ人が入植し、1285年にはハンザ同盟に加入し交易で栄えた。1558年になるとモスクワ大公国はバルト海方面への進出のためにリヴォニア地域を支配するドイツ騎士団に戦いを挑み、デンマーク・スウェーデン・ポーランドの介入を招く(リヴォニア戦争)。戦争が終結した後も各国は帰属権をめぐって争い、最終的にスウェーデン王グスタフ2世アドルフによってリヴォニアはスウェーデンの影響下に入る(バルト帝国)。この時代は「良きスウェーデン時代」と呼ばれ文化・学術の分野が発展したがスウェーデンと反スウェーデン同盟間で起きた大北方戦争において、ロシア皇帝ピョートル1世はスウェーデンの力を削ぐためにエストニアで焦土作戦を実行、飢饉や疫病の発生により1710年にタリンがロシアの占領下に入る。その後は長い間ロシアの統治下にあったが、1917年のロシア革命に際して1918年にエストニア共和国の独立を宣言すると、今度は英国を中心とする連合国のロシア内戦の干渉を受けて内戦が始まる(ボルシェヴィキ政府・親ドイツ派、連合国派の争い)。第1次世界大戦後に一時的に独立を勝ち取るも、第2次世界大戦が始まるとスターリンはバルト3国への領土的野心を持ち、ソ連軍を進駐させる。独ソ戦の影響もあって混乱を極めたが、第2次世界大戦後は再度ソ連に併合、1991年のソ連崩壊までソ連の15の共和国の1つとして存続した。同年国連に加盟し、名実ともに独立を勝ち取ったものの…2007年4月にはタリン中心部にある第2次世界大戦のタリン開放記念碑を撤去する際にはこれに反対するロシア系住民と警官隊との間で衝突が起こる等、各派住人ごとの対立の根は深い。
#endregion
*コメント欄 [#Comment]
#pcomment(./コメント,reply,10)