アイオワ級戦艦 4番艦 ウィスコンシン


性能諸元
性能諸元の数値は、アップグレード・基本特性・艦長スキル・ブースター・迷彩などの補正がかかっていない素の状態の数値を入力してください。
部位ごとの装甲厚や散布界など、ゲーム内には載っていない情報は将来ゲーム内で見れるようになる可能性があるので暫定で0や0-1などとする
・基本性能
| Tier | 8 | 種別 | プレミアム艦艇 |
|---|---|---|---|
| 艦種 | 戦艦 | 派生元 | ‐ |
| 国家 | アメリカ | 派生先 | - |
| 生存性 | 継戦能力 | 75,500 | |
| 装甲 | 全体 6-439mm ・防郭 58mm-307mm ・艦首・艦尾 32mm ・砲郭 38mm ・装甲甲板 16mm-152mm | ||
| 対水雷防御 | ダメージ低減 | 40% | |
| 機動性 | 機関出力 | 212,000馬力[hp] | |
| 最大速力 | 32.5ノット[kt] | ||
| 旋回半径 | 920m | ||
| 転舵所要時間 | 17.2秒 | ||
| 隠蔽性 | 通常 | 主砲発砲時 | 火災発生時 | 煙幕内からの主砲発砲時 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 海面発見距離 | 15.8km | 17.4km | 17.8km | 15.3km | |
| 航空発見距離 | 12.7km | 20.8km | 15.7km | - |
| 射撃管制装置 | 艦体 | モジュール | 主砲射程 | 最大散布界 |
|---|---|---|---|---|
| - | mod.1 | 17.4km | 0m |
| 主砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 180度旋回 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| - | 406mm Mk7 | 3基×3門 | HE弾 5,700(36%) AP弾 13,000 | 36.0秒 | 45.0秒 |
| 副砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 射程 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| - | 127mm Mk32 | 10基×2門 | HE弾 1,800(5%) | 6.0秒 | 5.0km |
| 対空砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 秒間平均ダメージ | 射程 |
|---|---|---|---|---|---|
| - | 20mm Oerlikon Mk4 | 49基×1門 | 176 | 2.0km | |
| 40mm Bofors Mk2 | 20基×4門 | 318 | 3.5km | ||
| 127mm/38 Mk32 | 10基×2門 | 151 | 5.0km |
・アップグレード
| スロット0 | スロット1 | スロット2 | スロット3 | スロット4 |
| ○ | ○ | ○ | ○ |
| 1 | ![]() | 主砲改良2 | +20%:主砲旋回速度 |
![]() | 副砲改良2 | +20%:副砲最大射程 -20%:副砲弾の最大散布界 | |
![]() | 対空砲改良2 | +20%:対空砲座の最大射程 | |
| 2 | ![]() | ダメージコントロールシステム改良2 | -15%:消火時間 -15%:浸水復旧時間 |
![]() | 操舵装置改良2 | -20%:転舵所要時間 | |
![]() | 推力改良2 | -50%:最大出力への到達時間 | |
| 3 | ![]() | 隠蔽システム改良1 | -10%:被発見距離:敵弾の散布界+5% |
![]() | 目標捕捉装置改良1 | +20%:最大視認距離 +20%:魚雷発見距離 +50%:敵艦強制発見距離 | |
| 4 | ![]() | 主砲改良3 | -12%:主砲装填時間 -13%:主砲旋回速度 |
![]() | 副砲改良3 | -20%:副砲装填時間 | |
![]() | 射撃管制室改良2 | -11%:主砲弾の最大散布界 | |
![]() | 対空砲改良3 | +25%:平均対空ダメージ |
・消耗品
搭載可能 消耗品
| 十字キー左 | |||
|---|---|---|---|
![]() | 応急工作班 | 無制限 | 消耗品の動作時間:20秒 消耗品の準備時間:80秒 |
| 十字キー上 | |||
![]() | 修理班 | 3回 | 消耗品の動作時間:28秒 消耗品の準備時間:80秒 回復:0.66% HP/秒 |
| 十字キー右 | |||
![]() | 水上戦闘機 | 4回 | 消耗品の動作時間:60秒 消耗品の準備時間:80秒 |
![]() | 着弾観測機 | 4回 | 消耗品の動作時間:40秒 消耗品の準備時間:200秒 動作中の自艦の砲安定性:+10% |
![]() | 強化型副砲照準器 | 3 回 | 副砲の安定性:+100% 副砲の散布界:-50% 消耗品の動作時間:30秒 消耗品の準備時間:160秒 |
| 十字キー下 | |||
![]() | 主砲装填ブースター | 無制限 | 主砲装填速度:+65% 消耗品の動作時間:20秒 消耗品の準備時間:180秒 |
![]() | 対空防御砲火 | 4 回 | 平均対空ダメージ:+200% 消耗品の動作時間:25 秒 消耗品の準備時間:120 秒 |
詳細は消耗品を参照
ゲーム内説明
アイオワ級戦艦ウィスコンシンは、世界中で就役した最後の戦艦のうちの1隻でした。本艦は航空母艦を護衛し、沿岸要塞を砲撃することで太平洋戦争の終盤戦に貢献しました。また第二次世界大戦後には、朝鮮半島とペルシャ湾での紛争に参加しました。 1956年に駆逐艦と衝突した後、未完成だった姉妹艦Kentucky (ケンタッキー)の艦首部を使用して修理されました。そして2001年以来、本艦は博物館船としてノーフォークに恒久的に係留されています。
就役1944
同型艦数:6
解説
- 概要
アメリカTier8プレミアム戦艦。アイオワ級戦艦のうちの1隻であり、4番艦である。
2025年6月30日以降から始まる*1連続ミッション「自由への前進」キャンペーンの報酬艦艇である。*2
本来であればPC本家同様のティア10、レジェンズでいう所のレジェンダリー戦艦になる予定だったのだが、OhioやVermontといった同郷戦艦と同じだとその陰に埋もれてしまう可能性を考慮しての判断なのかティア8戦艦の位置に収まった。
だがある意味ではアイオワ本来のティアの位置に収まったともいえる。*3
- 抗堪性
体力は75,500とIowaB船体から5,000ほど微増。Tier8の戦艦としてはやや低めの数値である。しかしながらアイオワ級戦艦、ちゃんと艦首艦尾は32mmのまま変わらないため、457mmまでのAP弾は艦を立てればある程度跳弾できる。ただアメリカ戦艦の宿命とも言うべきか、上部構造物が大きいためそこを狙われると着実にHPは減っていく。更に船体中央部の船殻38mm装甲の下は薄くなっているためMalta?を除くAP爆撃機にバイタルを抜かれる危険はある。しかし後述するように消耗品の優遇の存在から、短期決戦や持久戦、浸水・火災にはかなり強い。上手く立ち回ればTier8戦艦としてそこそこの抗堪性を誇ると言ってよいだろう。
- 主砲
Iowa同様に16インチ3連装砲3基、合計9門を搭載している。AP弾、HE弾共にIowaと比べて空気抵抗係数が若干軽減されており、AP弾の飛翔時間はほぼYamatoと同程度というアメリカ戦艦らしからぬ性能となっている。また「SHS」のAP弾の特徴でもある口径にしては高めのダメージが設定されている。*4
しかし、慣れてしまえば弾道のおかげで敵のバイタルを天板から抜いたり、過貫通しそうな距離でもしっかりバイタルに入ったりしてくれる。
砲弾の散布界は戦艦と巡洋艦の中間であるシュペー散布で、収束具合を表すσ値は2.0であり、弾はかなりまとまって飛ぶ。*5更に高Tierアメリカ戦艦専用のアップグレードスロット4に搭載できる主砲射撃管制2で散布を11%縮小できるためさらなる精度向上が可能。これにより中距離での主砲精度が非常に高くなり、油断している敵艦を港に送り返すことが出来る。しかし406mmという口径は防御姿勢のTire8~レジェンダリー戦艦相手には若干威力不足であり、そのため適宜HE弾への弾種切り替えが重要になってくる。ただそのHE弾も相変わらずの口径に比して控えめな性能のため、主力砲弾はやはりAP弾になるだろう。
アイオワの主砲装填時間の30秒から36秒に変更されている点に注意、気になるようならUG4を主砲改良3にして装填重視にするという手もある。
- 対空火力
さすがはアメリカ戦艦と言わんばかりに非常に高い対空火力を誇る。Iowaでも強かったのだが何故か対空兵装の構成が変わってないのに本艦は更に強化されており、艦長スキルとアップグレードで対空火力を高めれば消耗品の対空防御放火も相まって、バブル生成数11、中距離対空継続ダメージ1000超えという防空力で温かく艦載機をお迎えできる。空母にとってはなるべく避けたい敵である。味方と防空圏を張れば、艦載機を寄せ付けずに戦うことができる。
- 機動性
Iowaより0.5ノット遅くなってしまった。しかしIowaが速すぎるだけであり、本艦も素で32.5ノットという高速を誇る。陣地転換も容易いだろう。
- 隠蔽性
最良水上隠蔽12.9km、航空隠蔽9.4kmでありTier8ではなかなか優秀な隠蔽性能を誇る。一部巡洋艦よりも良いため、撤退やクロスを取るのも比較的やりやすいだろう。
- 消耗品
Montanaツリー同様に回復量に優遇を受けた修理班*6と動作時間の長い応急工作班を持つ。戦闘機や対空防御砲火など対空用の消耗品も充実している。
目玉なのは主砲装填ブースターだろう。Wisconsin以外にも所持している戦艦は存在するがほとんどが2~3回なのに対し本艦は無制限で使用可能*7。回数を気にすることなく使えるので再使用になったら即使うでもよいだろう。
デフォルト使用時での主砲装填時間は12.6秒*8、UGや艦長スキル等で装填時間を縮めてやればギリ2斉射は可能なので装填特化構成も一考の余地はある。
- 総評
様々な仕事をこなせる万能艦だったが、優遇された消耗品や良好な精度を付け加えることで更に粘り強く、高い攻撃力を発揮できる様になったIowaと言えるだろう。しかし、貰ったバフを活かせなければTierが上がっただけのIowaである。獲得したバフを上手く活かすことが、艦長たちに求められるであろう。
史実
ウィスコンシン(USS Wisconsin, BB-64)は、アメリカ海軍の戦艦。アイオワ級戦艦の4番艦。艦名はアメリカ合衆国30番目の州に因む。艦種分類番号はBB-64だったが、BB-63のミズーリよりも先に完成した。
1941年1月25日起工、1943年12月7日進水、1944年4月16日就役した。
12月9日に第3艦隊に加わり、ウィスコンシンは空母部隊の護衛任務を割り当てられた。12月18日、第3艦隊はコブラ台風の直撃を受け、駆逐艦「ハル」、「モナハン」、「スペンス」の3隻が転覆、沈没したが、ウィスコンシンは無傷で台風をきりぬけた。その後ウィスコンシンはルソン島占領、台湾、ルソン島、南西諸島への空襲を行う第38任務部隊の空母の護衛、リンガエン湾攻撃支援の砲撃などに参加した。
1945年1月にウィスコンシンは第5艦隊に配属となる。第5艦隊隷下の第58任務部隊の空母は東京への攻撃に向かい、本艦もまたそれと共に北方へ移動した。1945年2月16日に機動部隊は悪天候に紛れて本州沿岸に接近し、奇襲に成功した。その結果ウィスコンシンおよび僚艦は敵機499機を破壊した。このとき、軍艦艇及び一般艦艇も徹底的な攻撃を受けている。2月17日に硫黄島に移動し、19日に上陸部隊の直接支援を行った。その後25日に関東沖を再び訪れ翌日八丈島を攻撃、地上施設に大きな打撃を与えた。
3月14日、沖縄沖のアメリカ艦隊に対する日本本土からの航空攻撃の排除するためウィスコンシンと機動部隊は出撃。呉および神戸から出航した日本艦隊を艦載機により攻撃した。3月18日、19日に第58任務部隊は日本軍部隊と交戦。特攻機の攻撃を防ぐことができず、空母「フランクリン」が大きな被害を受けた。同日午後、部隊は燃えさかるフランクリンを護衛しながら九州沖を撤退した。
ウィスコンシンは3月24日に沖縄に向けての主砲による艦砲射撃を行った。部隊の他の戦艦と共に、ウィスコンシンは上陸に備えて陸上の日本軍拠点を砲撃した。
第58任務部隊は4月7日に戦艦「大和」と交戦した。艦載機部隊が大和とその護衛艦隊を攻撃している間、日本軍機はアメリカ軍艦艇への攻撃を行った。18機の敵機を撃墜したが、1機の特攻機が防御をすり抜け空母「ハンコック」に直撃した。4月11日に日本軍は再び特攻を行う。激しい対空砲火により特攻機を迎撃し、29機を撃墜した。翌日151機の日本軍機が襲来したが、ウィスコンシンを始めとする護衛部隊の砲撃は空母への攻撃を寄せ付けず、艦へ達する直前にそれらを撃破した。しかし日本軍の攻撃は空母「イントレピッド」、「バンカー・ヒル」、「エンタープライズ」に損害を与えた。
6月4日に艦隊は(ウィスコンシンにとっては2回目の)台風に遭遇した。ウィスコンシンは無傷で乗り切ったが、3隻の巡洋艦、2隻の空母と駆逐艦が深刻なダメージを受けた。攻撃作戦は6月8日に九州への空襲で再開された。
7月10日、第38任務部隊の空母艦載機は関東地区の工業施設と地上に駐機された日本軍機72機を撃破した。この頃にはもう日本軍の抵抗はほとんど無くなっていた。
7月16日に北海道室蘭市に、18日に茨城県日立市および勝田町に砲撃を行った。この砲撃にはイギリス海軍の戦艦も参加している。この時ウィスコンシンら連合軍の戦艦は本州に対して効果的な艦砲射撃を繰り返した。
第38任務部隊の艦載機は横須賀海軍基地を攻撃し、停泊していた戦艦「長門」と他の艦艇2隻を破壊した。7月から8月にかけて艦載機部隊は日本本土攻撃を行い、最後の攻撃は終戦2日前の8月13日で東京に対するものであった。
8月15日に日本はポツダム宣言を受諾し太平洋戦争は終結。ウィスコンシンは9月6日に東京湾に入港した。1948年7月1日にウィスコンシンは予備役となりノーフォークの大西洋予備役艦隊に入った。しかし1950年6月に勃発した朝鮮戦争により1951年3月に再就役。第七艦隊の旗艦となり、北朝鮮軍に砲撃を行った。1958年4月8日にベイヨンで再び予備役となり、予備役艦隊入りした。1986年、25年にも及ぶモスボール保管の後、ウィスコンシンは同級三隻と共に再就役が決定し、大幅な近代化改修が行われ(旧対空砲全撤去、副砲半減、トマホーク、ハープーン、CIWS装備、レーダー換装等)湾岸戦争に参加。イラク軍に対して砲撃を行った。1991年9月30日に退役し、現在はバージニア州ノーフォークのナショナル・マリタイム・センターで記念艦として保存されている。
小ネタ
本艦は散布界にシュペー散布と呼ばれるものを採用している。どのくらい良いかと言うと…↓
| 艦種 | 最大散布界(単位:m) | 例:7km | 例:10km | 例:15km | 例:18km |
|---|---|---|---|---|---|
| 日本戦艦 | 射程[km] × 7.2 + 84 | 134m | 156m | 192m | 214m |
| アメリカ戦艦 イギリス戦艦 ドイツ戦艦 | 射程[km] × 10.0 + 60 | 130m | 160m | 210m | 240m |
| イタリア戦艦 フランス戦艦 | 射程[km] × 9.8 + 66 | 135m | 164m | 213m | 242m |
| ソ連戦艦 | 射程[km] × 12.1 + 29 | 114m | 150m | 211m | 247m |
| シュペー散布 | 射程[km] × 8.4 + 48 | 107m | 132m | 174m | 199m |
このように他国の戦艦と比べても非常に良好な精度を誇る。しかし、砲弾が散らばらないため狙いどころを間違えると当たらないと言うことである。何度も言う事になるが、狙いが非常に大切である。
※表は主砲ページ、散布界表より引用


















でも肥前君は座っててくれ-- 2025-08-09 (土) 00:50:23