ツィーテン級巡洋戦艦 ツィーテン



性能諸元
性能諸元の数値は、アップグレード・基本特性・艦長スキル・ブースター・迷彩などの補正がかかっていない素の状態の数値を入力してください。
部位ごとの装甲厚や散布界など、ゲーム内には載っていない情報は将来ゲーム内で見れるようになる可能性があるので暫定で0や0-1などとする
・基本性能
| Tier | 7 | 種別 | ツリー艦艇 |
|---|---|---|---|
| 艦種 | 戦艦 | 派生元 | P.Heinrich |
| 国家 | ドイツ | 派生先 | P.Rupprecht |
| 生存性 | 継戦能力 | (A) 57,200 (B) 62,900 | |
| 装甲 | 19-380mm ・艦首・船尾 27-350mm ・対水雷防御 32-350mm ・上部構造 19-350mm ・砲郭 20-250mm ・主砲 90-380mm ・重要区画 32-350mm | ||
| 対水雷防御 | ダメージ低減 | (A-B) 22% | |
| 機動性 | 機関出力 | 前期 0,000馬力[hp] 後期 152,000馬力[hp] | |
| 最大速力 | 前期 28.5ノット[kt] 後期 31.0ノット[kt] | ||
| 旋回半径 | 820m | ||
| 転舵所要時間 | (A) 21.4秒 (B) 15.3秒 | ||
| 隠蔽性 | 通常 | 主砲発砲時 | 火災発生時 | 煙幕内からの主砲発砲時 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 海面発見距離 | 14.8km | 16.7km | 16.8km | 14.3km | |
| 航空発見距離 | 11.8km | 19.9km | 14.8km | - |
| 射撃管制装置 | 艦体 | モジュール | 主砲射程 | 最大散布界 |
|---|---|---|---|---|
| A-B | mod.1 | 15.2km | 0m | |
| mod.2 | 16.7km | 0m |
| 主砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 180度旋回 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| A-B | 406mm/52 SK L/52 | 3基×2門 | HE弾 4800(38%) AP弾 11500 | 22.5秒 | 30.0秒 |
| 副砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 射程 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| A-B | 105mm L/65 Dop.L. C/31 150mm/55 SK C/28 150mm/55 SK C/28 | 8基×2門 4基×1門 4基×2門 | HE弾 1200(5%) HE弾 1700(8%) HE弾 1700(8%) | 3.3秒 8.6秒 8.6秒 | 7.5km 7.5km 7.5km |
| 魚雷 | 艦体 | 口径 | 基数×門数(片舷) | 最大ダメージ | 装填 | 射程 | 雷速 | 発見 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| A | 533mm Drilling | 2基×3門(3門) | 16533(279%) | 90秒 | 7.5km | 56kt | 1.2km | |
| B | 533mm Vierling | 2基×4門(4門) | 110秒 |
| 対空砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 秒間平均ダメージ | 射程 |
|---|---|---|---|---|---|
| A | 30mm Flak 103/38 105mm L/65 Dop.L. C/31 | 12基×2門 8基×2門 | 121 133 | 3.0km 4.5km | |
| B | 30mm Flak 38 105mm L/65 Dop.L. C/31 | 12基×4門 8基×2門 | 172 133 | 3.0km 4.5km |
・アップグレード
| スロット0 | スロット1 | スロット2 | スロット3 | スロット4 |
| ○ | ○ | ○ | ○ |
| 1 | ![]() | 主砲改良2 | +15%:主砲旋回速度 +5%:主砲装填時間 |
![]() | 照準システム改良1 | -7%:主砲弾の最大散布界 +20%:魚雷発射管旋回速度 +5%:副砲最大射程 -5%:副砲弾の最大散布界 | |
![]() | 副砲改良2 | +20%:副砲最大射程 -20%:副砲弾の最大散布界 | |
![]() | 対空砲改良2 | +20%:対空砲座の最大射程 | |
| 2 | ![]() | ダメージコントロールシステム改良2 | -15%:消火時間 -15%:浸水復旧時間 |
![]() | 操舵装置改良2 | -20%:転舵所要時間 | |
![]() | 推力改良2 | -50%:最大出力への到達時間 | |
| 3 | ![]() | 隠蔽システム改良1 | -10%:被発見距離 |
![]() | 目標捕捉装置改良1 | +20%:最大視認距離 +20%:魚雷発見距離 +50%:敵艦強制発見距離 | |
| 4 | ![]() | 主砲改良3 | -12%:主砲装填時間 -13%:主砲旋回速度 |
![]() | 魚雷発射管改良3 | -15%:魚雷発射管装填時間 +50%:魚雷発射管の損傷(機能停止)の発生率 | |
![]() | 副砲改良3 | -20%:副砲装填時間 | |
![]() | 対空砲改良3 | +25%:平均対空ダメージ |
・開発ツリー
| 軍艦名 (必要経験値/購入クレジット) | モジュールスロット (必要経験値) |
| 当艦 | ━ | モジュールスロット1 (-) | ━ | モジュールスロット2 (-) | ━ | モジュールスロット3 (-) | ━ | 次の軍艦1 (-/-) | ━ | 次の軍艦2 (-/-) |
| 船体 | ||
|---|---|---|
![]() | Zieten 船体B | 3,600,000 |
| 主機(エンジン) | ||
![]() | 推力 152,000馬力 | 450,000 |
| 射撃管制装置(照準装置) | ||
![]() | 照準装置 Typ 8 Mod.2 | 450,000 |
・消耗品
搭載可能 消耗品
| 十字キー左 | |||
|---|---|---|---|
![]() | 応急工作班 | 3 回 | 消耗品動作時間:10 秒 準備時間:40 秒 |
| 十字キー上 | |||
![]() | 修理班 | 3 回 | 回復:0.5% HP/秒 消耗品動作時間:28 秒 準備時間:80 秒 |
| 十字キー右 | |||
![]() | 強化型副砲照準器 | 3 回 | 副砲の安定性:+100% 副砲の散布界:-50% 消耗品の動作時間:30秒 準備時間:160秒 |
| 十字キー下 | |||
![]() | 水中聴音 | 2 回 | 魚雷の発見:3.8 km 艦艇の発見:5.6 km 消耗品動作時間:118 秒 準備時間:180 秒 |
詳細は消耗品を参照
ゲーム内説明
ツィーテンは 406 mm 砲を 6 門搭載した高速戦艦です。本艦の構造と砲配置は、第一次世界大戦の直前に設計された巡洋戦艦の計画案が基になっています。
設計年:1944
解説
- 概要
ドイツの第2ツリーTier7巡洋戦艦。帝政ドイツの設計案をWGが魔改造した姿である。
- 抗堪性
巡洋戦艦らしく脆い。HPはB船体で62900あり同格巡洋戦艦ズの中では高めの抗堪性を誇るが、Tier7戦艦全体の中では下から数えた方が早い程度の数値に留まる。
艦首艦尾非装甲部が27mmと、40cm砲以上には強制貫通されてしまう。また、ここにきて甲板が32mmになり、HE弾への耐性も下がった。
一応、喫水線部に60mmの艦首装甲帯があり、VPもかなり細いため艦首からVPは抜かれにくい。
側面のバイタル防御も250mm or 350mm+70mmあり、ドイツ戦艦としては心もとないだけでTier7戦艦としてみれば極端に薄いというわけでもないため傾けてさえいれば簡単には抜かれない。
上部構造物は独特な艦橋含め船体比で非常に大きくダメージをもらいやすく装甲も薄い。またAP爆弾に対して非常に脆弱である。後述する対空性能の低さも含め艦載機やHE弾幕には注意が必要。
タートルバック装甲を持たず構造物の被弾面積が大きく装甲も薄く応急工作班も有限で対空も低く対水雷防御も最底辺とあらゆる面で不遇をかこっており、Tier7戦艦ではワーストの脆弱な耐久力と言って差し支えないほどの低水準である。ぶっちゃけ、ほとんど全てのTier6戦艦より脆い
このため、序盤から積極的に前に出るとあっという間に真っ先に撃沈されてしまう事も珍しくない。島を盾にするなりして辛抱強く戦況を見極めつつ突撃のチャンスを待とう。
後述する砲火力の低さもあって戦艦同士や弾幕巡洋艦との撃ち合いはあまりにも分が悪いので(可能かどうかは別問題として)極力避けたいところ。
- 主砲
装填は早いがAPダメージが低めな406mm連装砲を3基6門、前1基・後2基と妙義のように配置している。
前方への射撃が厳しいように思うが、3番砲塔は全周砲塔で前方射角が非常に優秀。少し傾けるだけで前方へ撃てるので真正面以外なら4門使うのに苦労はしない。砲旋回も優秀で見た目ほど取り回しには苦労しないだろう。
基本的には防御姿勢を考慮するとほとんどの状況で4門だけで戦うはめにならざるをえないのが実情である装填時間は22.5秒と同格戦艦で最短な上にAP貫通力が前級から大きく改善し、GKの406mm砲に近い貫通力を獲得した。16インチ砲なので米独重巡洋艦や自分の艦首を強制貫通できるのはBismarckにはない強み。しかしながら単発APダメージは11500と何故かBismarckの15インチ砲より低くDPSは同格でぶっちぎりの最下位になっている。DPMもVittorio Venetoよりも低く同格最下層になる。これよりDPMの低い艦はChampagneのような精度が優秀だが、本艦の精度は比較的普通。総合的に、純粋な主砲火力では最下層と言って良い。
主砲精度はシュペー散布界とシグマ1.7と言う組み合わせ。これは射撃改良システム1を搭載したBismarck(戦艦散布のシグマ1.8)よりも狭い範囲への集弾が期待できる。そのため、射撃改良システム1よりも副砲改良1の選択肢を取りやすい事はメリットだろう。
- 副砲
いよいよ本ツリーの本領発揮である。Tier7になったことで射程が大幅に伸び、最大強化で11.5kmとなり、隠蔽特化することでかなり実用的なスペックを持つことになる。
更に砲門数自体はBismarckと変わらないものの精度優遇が付与されており、実行火力は高い。とは言えTier7戦艦は副砲激戦区、生粋のインファイター艦揃いであるため油断は禁物。
射程に捉えさえすれば強力なので間合いを詰めたくなるが、抗堪性に深刻な問題を抱えている本艦で全門斉射を行うのは非常にハイリスクである事をお忘れなく。
- 魚雷
副砲同様こちらも特徴が鮮明になる。同格のドイツ戦艦よりも射程や威力の点で高性能な魚雷を有しており、接近戦の切り札として有用である。
4連装(A船体では3連装)魚雷を左右に1基ずつ搭載する。射角は良好なため使用機会は多い。
しかし、雷速が鈍足故にインファイト中に迂闊に投げると外してしまい目も当てられないことになるため、インファイトの際は十分引き付ける必要がある。
また、前級と異なり露天配置で壊れやすくなっているため、肝心な時に使いたくても使えないケースも多発しがちである。主兵装改良での補強も考慮しておきたい。
- 対空
かなり低い。
長短のダメージは悪くはないが、中距離対空がないためぱっとしない。初動で攻撃機に1火災つけられただけで、工作班(有限)か修理班(1個少ない)の使用を迫られ継戦能力に直結してしまう。耐爆、耐魚雷性能も悪いため空母は天敵である。
- 機動力
前級より高速化している。
最高速力31ノットを発揮でき、陣地転換や敵と距離を詰めるのにはある程度苦労しない。転舵性能も悪くないが、小さそうに見える割に旋回半径は同格Brandenburgと同じ820mで可もなく不可もなくといった具合。
しかしながらティアが上がったことにより所謂新戦艦を中心に他国戦艦も速度アップしている点は注意が必要。
- 消耗品
相変わらず有限の応急班と使用回数の少ない修理班を持つ。
そして本艦から水中聴音の性能が強化され艦艇強制発見距離が5.6kmとなる。うまく利用すれば近距離戦で大いに役立つ。
- 総評
独戦第二ツリーの本領発揮となる「巡洋戦艦」である。
優秀な副砲を装備するが、第一ツリーの様な「戦艦」級の抗堪性は無い。副砲が強いからと敵艦隊に飛び込めばあっという間に沈んでしまう。
近距離向けの兵装が充実しているので接近したくなるが、「巡洋」と言う部分を忘れずに立ち回ろう。第一ツリー以上に繊細な扱いが求められる。
そして副砲が優秀だからと言って最大強化したとしても、第一ツリーのように「敵戦艦を副砲射程に入れればこちらが有利」というわけにはいかない(悲しい)。
敵戦艦相手には、「副砲射程に入れればイーブン」「魚雷でワンチャンス」ぐらいに考えた方が良いだろう。
巡洋戦艦としての装甲とくそでか上部構造物、修理班(1個少ない)が、前級以上に戦艦としての継戦能力を悪化させており、副砲戦を挑めたとしても副砲が効果を出す前に自分の抗堪が尽きかねない。
優秀な副砲や魚雷を使いたくなるが、本艦は「巡洋戦艦」の基本通り、(副砲を当てられる間合いの)巡洋艦に対して強く、戦艦に対して弱い特徴を備えている。
もし戦艦に戦いを挑む際は、セオリー通りに周囲の味方の支援を受けられる状況を作り出して火力勝ちできるようにしたい。そのために盾になるだけの最低限の抗堪は備えている。
なお、空母艦載機や弾幕型巡洋艦を大の苦手としている為、それらと遠距離戦で対峙するのは極めてリスクが高く勝ち目が薄い事を常に念頭に置いておこう。
無理に相手をしようとしても本艦の乏しい砲火力では近づいて副砲を当てない事には有効打を与えるのが難しく、かといって追いつく事も難しいのであまりにも分が悪い。迅速に撤退を決断する勇気も時には必要である。
史実
戦前、1916年計画の戦艦候補のスケッチが描かれており、38cm砲10門または12門、全双型と双・四連装の混合砲配置が検討されていたが、口径を大きくしたのは、イギリスがクイーンエリザベス級とロイヤルソブリン級の15インチ砲8門より口径を大きくしたことに対する保険であった。これらの設計は開戦前に中止されたようである。
1916年5月、GK 1-3大型巡洋艦シリーズと並行して、3隻の戦艦設計(L 1-3)が提出された。それらは、大きさは似ているが、速力は25/26ktsで、装甲は厚く、一例(L 2)では38cm砲10門であった。しかし、新造大型巡洋艦の建造が延期され、エルツ・ヨルク級の再設計が完了するまで、本格的に注目されることはなかった。武装は42cm砲8門、38cm砲10門、38cm砲8門が提示され、前2者は22ktに制限されていたが、後1者は25ktを可能にする予定であった。これらの艦は連装砲塔を基本としていたが、第2将軍府は(すでにフランスのノルマンディー級で使用されていた)四連装砲塔の利点を主張した。
L 1-3設計シリーズにはバーデン級の改良が加えられ、より長く、より速くなった。
ユトランド半島の経験の後、多くの新しいアイデアと設計を含む膨大な議論が始まり、それは終戦まで続いた。この議論の中には、戦艦と巡洋艦の 2 つのタイプを高速戦艦に統合すべきか、また統合できる かという問題も含まれていた。なぜなら、そのような船の喫水と幅は、ヴィルヘルムスハーフェンの港の閘門と乾ドックの拡張を必要とし、わずかな浮きドックでそのような大きな船を維持することができたからである。また、海岸沿いの水路や堤防を浚渫(しゅんせつ)しなければならないという問題もあった。これらの設計で予想される42cm砲(16.5in)は、1916年末からクルップ社で先行開発されていた。だから、この口径は戦後になってからになることは間違いないだろう。
1916年末に42,000トンの基本設計が4種類、42cm砲8門のL 20 b、38cm10門のL 21 b、38cm8門のL 22 cが発表された。1917年8月までに、8基の42cmが優先され、L 20 eとL 24の計画が提出されましたが、後者は速度が1.5kt増加し、3mの長い船体と1対の石油燃焼ボイラー(したがって広いファンネル)を必要とするという点で主に異なっています。さらなる開発(および成長)により、L 20 e_251とL 24 e_251の設計案(排水量44,500トンと45,000トン)が10月に作成され、1918年1月に正式に提出された。
初期の戦艦と比較して、副砲は12門に削減され、L 24 e_251は水上に配置された一対の魚雷発射管を追加した。装甲は概ねバイエルンの線上にあったが、若干の配置変更が行われている。カイザーが検討したところ、単一種類の資本船への合理化の必要性と、継続的な船のサイズアップの不可能性という繰り返しテーマに立ち戻った。そこで彼は、前方に重ねられた砲塔と潜水魚雷発射管を削除することで、より高速な艦を製造するよう指示した。
その後、CinC High Seas Fleetは、3連または4連の砲塔が30ktに達するのに十分な重量を節約できるのではないかと質問し、1918年の夏までさらなる設計作業を遅らせたが、調査の結果、価値のある節約はほとんどなく、発射速度に悪影響があることが判明した。その結果、42cm8連装、試射速度26ktの2種類の設計が提示された。最終的に、1918年9月11日に、L 20 e_251を次のドイツ戦艦の基礎とし、新しい大型巡洋艦と組み合わせることが合意され、両方を単一の「大型戦闘艦」に置き換えるという希望は、実用上の考慮によって打ち消された。
小ネタ
おっきいなぁ。例の出雲程ではないが、それでも艦橋はもすごく立派だ。
艦名の由来となった人物名は、ドイツ、プロシアの軍人Hans Joachim von Zietenである。1714年以来軍務につき、一時罷免されたが、30年に猟騎兵として復職。猟騎兵隊長となり、41年プロシアに軽騎兵隊を創設。七年戦争の際に、ロイテンの戦い、リーグニッツの戦い、トルガウの戦いの各会戦にて活躍、フリードリヒ2世(フリードリヒ大王)が指揮するプロシア軍を勝利へと導いた。



















⑤見た目の欠点はひどいが、①魚雷付き②足が速い という個性で奮闘できた。結論:バイエルンに戻りたいよ
雑談板でいいか-- Bis? 2023-05-26 (金) 07:39:29