巡洋戦艦 妙義(金剛型巡洋戦艦設計案B40)
性能諸元
性能諸元の数値は、アップグレード・基本特性・艦長スキル・ブースター・迷彩などの補正がかかっていない素の状態の数値を入力してください。
部位ごとの装甲厚や散布界など、ゲーム内には載っていない情報は将来ゲーム内で見れるようになる可能性があるので暫定で0や0-1などとする
・基本性能
Tier | 4 | 種別 | プレミアム艦艇 |
---|---|---|---|
艦種 | 戦艦 | 派生元 | - |
国家 | 日本 | 派生先 | - |
生存性 | 継戦能力 | 45,700 | |
装甲 | 6-305mm ・艦首・船尾 19-254mm ・対水雷防御 19-203mm ・上部構造 13-254mm ・砲郭 25-254mm ・主砲 51-305mm ・補助区画 6-19mm ・重要区画 13-254mm | ||
対水雷防御 | ダメージ軽減 | 34% | |
機動性 | 機関出力 | 77,000馬力[hp] | |
最大速力 | 30.0ノット[kt] | ||
旋回半径 | 730m | ||
転舵所要時間 | 12.3秒 |
隠蔽性 | 通常 | 主砲発砲時 | 火災発生時 | 煙幕内からの主砲発砲時 | |
---|---|---|---|---|---|
海面発見距離 | 13.7km | 13.9km | 15.9km | 11.8km | |
航空発見距離 | 10.9km | 18.1km | 13.9km | - |
射撃管制装置 | 艦体 | モジュール | 主砲射程 | 最大散布界 |
---|---|---|---|---|
- | mod.1 | 13.9km | 0m |
主砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 180度旋回 |
---|---|---|---|---|---|---|
- | 356mm 41st Year Type | 3基×2門 | HE弾 5,700(25%) AP弾 10,000 | 30.0秒 | 37.5秒 |
副砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 射程 |
---|---|---|---|---|---|---|
- | 120mm 10th Year Type mod.B2 152mm 41st Year Type | 6基×1門 16基×1門 | HE弾 2,000(8%) AP弾 2,900 | 6.0秒 10.0秒 | 4.0km 4.0km |
対空砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 秒間平均ダメージ | 射程 |
---|---|---|---|---|---|
- | 25mm Type96 mod.1 120mm 10th Year Type mod.B2 | 8基×2門 6基×1門 | 40 15 | 3.1km 4.5km |
・アップグレード
スロット0 | スロット1 | スロット2 | スロット3 | スロット4 |
○ |
1 | 主砲改良2 | +15%:主砲旋回速度 +5%:主砲装填時間 | |
照準システム改良1 | -7%:主砲弾の最大散布界 +20%:魚雷発射管旋回速度 +5%:副砲最大射程 -5%:副砲弾の最大散布界 | ||
副砲改良2 | +20%:副砲最大射程 -20%:副砲弾の最大散布界 | ||
対空砲改良2 | +20%:対空砲座の最大射程 |
・消耗品
搭載可能 消耗品
十字キー左 | |||
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応急工作班 | 無制限 | 消耗品の動作時間:10 秒 消耗品の準備時間:80 秒 | |
十字キー上 | |||
修理班 | 2 回 | 回復:+228(0.5%) HP/秒 消耗品の動作時間:28 秒 消耗品の準備時間:80 秒 | |
十字キー右 | |||
水上戦闘機 | 3 回 | 消耗品の動作時間:90 秒 消耗品の準備時間:80 秒 | |
着弾観測機 | 3 回 | 動作中の自艦の砲安定性:+10% 消耗品の動作時間:30 秒 消耗品の準備時間:200 秒 | |
強化型副砲照準器 | 3 回 | 副砲の安定性:+100% 副砲の散布界:-50% 消耗品の動作時間:30秒 消耗品の準備時間:160秒 |
詳細は消耗品を参照
ゲーム内説明
巡洋戦艦妙義の設計には、極めて高い速力と比較的軽装甲という特徴があり、これは巡洋戦艦としては典型的なものでした。本艦は計画案のみに終わったものの、金剛型巡洋戦艦の原型となりました。
設計年:1910
解説
- 概要
日本のTier4プレミアム(巡洋)戦艦。PC版ではツリー艦扱いだったがwows Legendsではプレミアム艦として扱われる。
同格には金剛が存在するが細かな部分で差別化されている。が、本艦よりも優れた同格戦艦は数隻いるので拘りがない限りは無理に買う必要はない。そもそも金剛で事足りるのが現状である。
- 抗堪性
HPは45700と同ティアでは少なめ。
大出力を得るため機関部が大幅に広がっており、全長は長く、当然被弾面積もそれだけ増大している。巡洋戦艦のため装甲の最大厚も薄い。戦艦のAP弾を真横から被弾すると、簡単に大ダメージを受けてしまう。傾ければ十分な生存性を発揮する。
- 主砲
14in(356mm)の大口径砲を6門搭載する。前部に1基、後部に2基という特殊な砲配置となっている。主砲の貫通力は同格戦艦と比べても高く、AP弾の最大ダメージも申し分ないが、門数が少ないため単純な火力では劣勢。毎分12発という手数はTier2戦艦の三笠についで少ない。手数でゴリ押しする戦法が通じないため、1回の射撃ごとに正確に狙いを付けて敵の装甲を撃ち抜く必要がある。
射界は意外と良好であり、前述の薄い装甲を補いやすい。砲塔の旋回毎秒4.8度と金剛*1より早くクルクルと回る。マッチングする戦艦の中で武装の取り回しは恐らく最良である。転舵に砲が追いつくので、積極的な回避行動を行いたい。
また、主砲の射程は金剛の15.4kmと比較して、13.9kmと短く隠蔽もよろしくないためまず先手は取られると持った方がいい。本艦は門数が少なく遠距離では弾がバラけるため、実際には全く実用的でない。戦闘可能なのは事実上10km以内だと思ったほうが良いだろう。
- 機動性
巡洋戦艦のため30ノットの快速を発揮できる。一部の巡洋艦を追い抜くことができるほどの高速であり、マッチングする戦艦の中で本艦より高速なのは同じ日本戦艦ツリーの金剛だけである。他の戦艦より先に戦場に到着し、味方の巡洋艦や駆逐艦を支援できるのは本艦の大きな強みだが、上手く進路を考えて行動しないとマップ端に追いやられたり、突出してしまうこともある。
転舵性能は戦艦として標準的な部類に入るが、速力が速いため意外と軽快に進路を変えられる。回避行動や対敵姿勢の調整は積極的に行っていけるので、直進のまま撃たれることがないようにしよう。
- 隠蔽性
海面発見距離は13.9kmと同格戦艦と比べても隠蔽が悪い。
戦闘が始まると発見されている時間の方が長いだろう。予想外の方向から不意に飛んでくる砲弾には注意が必要。
- 対空
雷撃機編隊に襲われた際には数機程度の撃墜しか期待できない。他の味方や空母の戦闘機と協力してできるだけ数を減らした後は、頑張って雷撃を避けよう。
- 総評
史実
正確には、金剛型戦艦の設計原案計画番号B40。
計画では、機関出力65000HPで27knt,75000SHPで28kntが予定されていた。
平賀譲デジタルアーカイブでそれらしい図面が確認できる
カテゴリ:主力艦:金剛型
目録:「金剛」、扶桑設計前ノ進行
表題:なし
〔B39~41、A47~50の所元・一般配置〕
艦名「妙義」は赤城、榛名と同じ群馬県の山の1つが由来と思われる。
妙義の名を冠した艦は存在しないが、建造中止となった雲龍型航空母艦「生駒」の名前候補に選出されている。
Tier IV の戦艦、妙義は実際には建造されなかった未成艦である。日本海軍は河内型戦艦を自力で建造したが、これは誕生から間もない海軍が成し遂げた偉業であった。しかし同じ頃に主要海軍国はイギリスが戦艦ドレッドノートで口火を切った建艦競争に邁進しており、河内を産んだ日本独自の努力だけでは世界水準に追いつけないことも、逆に明らかになってしまった。そこで帝国海軍では、まず最先端の戦艦を海外に発注し、これをテコにして世界水準の建艦技術を入手することにした。
後にこれが Tier IV の金剛型巡洋戦艦として結実するわけだが、最初から完成形が見えていたわけではない。帝国海軍はイギリスのヴィッカース社に金剛の建造を依頼したが、先に予備研究としていくつかの巡洋戦艦案を独自にまとめ、これをヴィッカース案とすり合わせながら金剛型としてまとめ上げたのだ。
戦艦妙義は、この金剛型候補案のひとつであり、7万5000馬力で28ノット超、主砲口径は河内の30.5cmに対して35.6cmと、速力、砲撃力ともに大幅に強化したB40案をベースとしている。しかし、その特徴――ありていにいえば弱点――は、艦首に一基、艦尾に二基の主砲配置に尽きる。戦艦河内より砲門数が半減しただけでなく、使用頻度が高い艦首側に一基しかないので、単艦での火力集中が難しいのだ。速度を活かして敵砲撃をかわしながら側面の斉射で削る戦い方をしなければならない。河内がインファイターであるならば、妙義はアウトレンジからの正確な攻撃が必須となる。
ちなみに艦名となった妙義とは、群馬県南西部にある峻険な霊山で、赤城山、榛名山と並ぶ上毛三山として知られている。
小ネタ
妙義という艦名は史実欄の解説にある通り、群馬県の那須火山帯に属する赤城山と榛名山に並ぶ妙義山から取られた。
発案者はWGミリタリーアドバイザーの宮永忠将氏であり、氏の出身も群馬県である。
本艦の最大の特徴は、前1基、後2基という主砲塔の配置である。史実でこのような砲塔配置の戦艦が建造されたことはなく、端的に言ってゲテモノである。*2
艦名の元になった妙義山は古火山の山体が長い年月を経て激しく浸食された岩山で、奇岩怪石が露出する奇怪な光景から日本三大奇勝に数えられる。
コメント欄
- 買うと損しか残らない記念艦にもならない -- 2022-06-23 (木) 03:41:56
- これだけは伝えておきます、金剛で十分です。 -- 2022-06-26 (日) 23:09:49
- 何故本来石鎚と同格のこいつを強化もせずにひとつ格上げしてしまったのか…?格上げするにしても雑に装填ブースター付けるとか、精度増し増しにするとか、やりようはいくらでもあっただろうに… -- 2022-08-01 (月) 12:28:44
- 本家Tier4ならTier3だよな 唯一無二の356mm砲はこっちのTier4だとそこそこいるし、Tier4だとTier5空母やら倍の砲と精度を持つカリフォルニア、ニューメキシコ、日向とマッチングする可能性がある いくらなんでも無理では? -- 2022-12-27 (火) 08:32:37
- 戦力にならない珍艦 -- 2022-12-28 (水) 03:39:18
- あのニューヨーク級姉妹に迫るレベルでゴミ。足が早くて装填速度が普通な時点でいくらかマシではあるが… -- 2023-01-14 (土) 12:47:05
- どんな理由があるにしろ、今までに2回程度しか御目にかかれないレア物?珍艦? -- 2023-02-21 (火) 03:45:19
- 黄河乗ってフルヘルでタイマンしたら勝てた… -- 2023-02-21 (火) 08:14:57
- 闘争で1回だけ使ったけど…………装填だけなんとかできなかったのかね。6門30秒なら口径が380mmでダメージ12000くらいはないとほんとにカスやぞマジで。22秒装填にしろ😡 -- 2023-07-22 (土) 21:09:44
- まあそもそもこのTierにいること自体カスなんだけど。しかもTierを上げられただけ何かしらバフを貰えてるかと言われるとそんなこともないし -- 2023-07-23 (日) 09:15:06
- こいつの存在意義は? -- 2024-01-23 (火) 02:17:36
- ない -- 2024-01-23 (火) 08:07:15
- ( つω;`) 砲配置的にTier4のツィーテンみたいな船になればよかったのに…Tier4には副砲特化艦艇が少ないし需要あるんだがな -- 2024-01-23 (火) 08:43:19
- ↑んねー。副砲特化できる性能だったらTier4だからそれこそキャンペーンミッションの日本/副砲リボン200個みたいなミッションでマトモに稼げるのはコイツしかいなくなるだろうし、リボンなんでも350個でもリボンを稼げる船が秋月、北風、コイツと選択肢に食い込めるしね。エジンコートが許されるなら副砲射程5km、6インチ副砲の装填4秒、4.7インチ副砲の装填3.5秒にして欲しいンゴ。当然副砲散布界はマサチューセッツのアレね。 -- 2024-01-23 (火) 16:31:48
- ない -- 2024-01-23 (火) 08:07:15