【メルクル】

Last-modified: 2020-10-09 (金) 16:16:08

概要

【王都キィンベル】に住む老婆(【人間】)の錬金術師。
薬剤関係のスペシャリストなため、予約の客で忙しいが、融通がきくところもある。
モリュブという孫を助手にしている。
 
名前の由来は水銀(ラテン語でメルクリウス、フランス語でメルキュル)と鉛(ギリシャ語でモリュブドス)であろうか。
水銀も鉛も現実の中世の錬金術において重要な金属であった。

暮らしを支える錬金術師

「アルケミ水」を求める客のひとり。はやり病の予防薬の材料として必要だという。
 
主人公(主犯は【ルオン】)が持って行った「アルケミ水(と称したガニラスのよだれ)」を助手のモリュブが使ったことで錬成失敗する。なお、この時ルオンからは「メルクルに渡すとすぐばれるからモリュブに渡すように」と言われる。曲がりなりにも助手なら違いに気付いて欲しいところだが・・・見た目や匂い等が似ているのかは不明。
しかし、その失敗品をもとに(ガンダック経由で)ルオンが代用品である「強毒性ザラキール液」(王都ご禁制の危険な毒物)を錬成。それを素材に、アルケミ水を使用しないルート(液+大量のいやし草)をもって予防薬を錬成した。と同時にガンダック含めアルケミ水が不要となり、1本しか無かったアルケミ水はルオンの手に渡ることとなった。
このルートを最初から採用しなかった理由は上記の通り素材の一つがご禁制品であるためで、曰く「バレたら自分もそれを渡した主人公もまとめてブタ箱行き」だったらしい。そんな猛毒も扱い次第で薬になることが錬金の醍醐味と語っており、実際モリュブはその時のメルクルの様子がどこか楽しそうだったとのこと。

魅惑のエテーネ見聞録

カジノキに依頼されている「ハッスルしっぷ」は本来なら予約の順番は後であったが、主人公が素材の「アゲハのりんぷん」を用意することで順番を早めて錬成した。