【女神の世界樹の儀式】

Last-modified: 2025-12-17 (水) 22:22:32

概要

その身を物言わぬ世界樹へと変化させることを代償として、主神ですら叶えられないほどの大きな願いを成就させるという神の儀式。
行使できる者は名の通り女神かそれに近しい存在のみで、ver7.6時点の作中で判明している術者は【女神セレシア】および【ポルテ】の2名。
術者が元の姿形を取り戻すには、世界樹となった際に実らせた果実を人間の清き心(【星のオーラ】)で満たして【女神の果実】とする必要があるが、怨念が注ぎ込まれると【黒き果実】?となってしまう。
セレシアの二度目の儀式後の様子を見るに、複数回行うと術者の存在そのものが危うくなるという別のリスクが発生すると思われる。

儀式で願った内容と結果

  • 女神セレシア(1度目)
    • 願いの内容:悪しき人間は滅ぼすべしとした父神グランゼニスの考えを改めさせ、人間の清き心を証明する(DQ9メインストーリー)。
    • 結果:グランゼニスは考えを改めて人間の抹消を取りやめ、己が悪しき心を10の魔物に分割し、眠りにつく。セレシア自身は女神の果実により姿形を取り戻して復活する(DQ9エンディング)。
       
  • 女神セレシア(2度目)
    • 願いの内容:ゼニアスを捕捉した【ジア・クト念晶体】の一族からゼニアスを守護する結界を構築する。
    • 結果:守護結界は構築できたものの、セレシアは雨の中の幻の世界樹となってしまい、存在が消えかかってしまう。
       
  • ポルテ
    • 願いの内容:【創失の塔】から放たれる創失波を消滅させ、アストルティアの創失を阻止する。
    • 結果:創失波を消滅させアストルティアの創失は阻止できた。しかし、直後に【執行者ザジザディリ】の最後の足掻きで主人公が創失させられたことにより魔界とアストルティアの和平が崩れ、両世界が戦火に包まれてしまう。戦火により絶命した多くの人々の怨念を吸収した黒き果実により、ポルテの中の【創失を招くもの】の人格が【創絶を招くもの】へと進化し復活してしまう。

余談

「膨大なコストを支払って任意の事象を実現する」という特性の類似システムとして、ver4の【永久時環】が挙げられる。
 
DQ9冒険開始の時点でゼニアスの雨の島にはすでに幻の世界樹が存在していたことから、セレシアより前にも儀式の術者がいた可能性が考えられる。