【ポルテ】

Last-modified: 2024-04-29 (月) 13:24:16

概要

Ver.7のメインヒロインとなる【人間】の少女。CVは野口瑠璃子
初登場はVer.6.5後期のエンディングで、謎のオブジェを前に何やら儀式めいたことを行っていた。
 
本作の歴代ヒロイン枠の中でも特に年少と見られる少女で、いわゆるアホ毛のある赤髪と花柄の服が特徴的。
天真爛漫な明るい人格と、落ち着き払い超然とした人格の二面を併せ持つ謎の人物。
前者は人懐っこく、物怖じしない性格で、初対面の者にも(たとえ相手が神であろうと)あだ名をつけてその名で呼ぶ。また、創生のチカラを感じ取ることができるようである。
後者は年寄りめいた口調で話す。また、こちらの人格に変わるとケープのフードを被ると共に杖を取り出し、魔法使いのような格好になる。Ver.6のエンディングに登場したのもこちら。
前者は後者でいる間のことを認識できないようだが、後者は前者の行動を把握している。
また両人格とも主人公以外の人間では唯一【創失】を知覚でき、消失した人物や物事を覚えていられる。
Ver.7.0現在、その出自やふたつの人格を持つ理由は不明。
 
なおVジャンプ2024年5月号の安西Dへのインタビューによると、当シリーズのテーマが「共に旅する」なので物語を引っ張れる活発な性格とし、主人公以外のキャラとの絡みも多くしたとのこと。
名前に関しては、今までヒロインの名前は5文字が多かったので「3文字」という縛りを設け、可愛らしさから付けたという。
ちなみに「ポルテ(porte)」はフランス語で「扉」「ドア」を意味する言葉でもある。Ver.7のサブタイトルを思うと考えさせられる名前である。
 

ポルテが付けたあだ名一覧
本名あだ名
【メレアーデ】メレちー
【ジーガンフ】ジーくん
【ヒューザ】ヒューくん*1
【アスバル】バルくん
【エステラ】エッちゃん
【ナブレット団長】ナブおじさん
【トープス】トーくん
【女神ゼネシア】ネーしゃま
【創造神グランゼニス】パパゼニス様

【未来への扉とまどろみの少女】(Ver.7.0ストーリー)

【エテーネ王国】をアストルティアに受け入れてもらうためのお披露目式で、突如【マローネ】が消失し、しかも他者はそれを認識しておらず愕然とする主人公の前にフードを被った彼女が現れる。
この現象が【創失】であり、このままではアストルティアの全てが失われるであろうと語り、【ジア・クト念晶体】の残した遺物を調べるよう言い残して去って行く。
 
ジア・クトの遺物を通じて謎の異世界に辿り着いた主人公たちは、その世界【果ての大地ゼニアス】を探索するため【燈火の調査隊】を旗揚げした。
その出発の直前、師匠の言いつけで主人公を手伝いに来たと押し掛けてくる。式典で会った時とはまるで雰囲気が違う上、主人公とは初対面と語る。
隊員の募集は締め切っていたので追い返されそうになるところ、花のタネをまたたく間に成長させる不思議な術を見せ、なんとか調査隊に加わる。
意外と根に持つタイプなのか、この時「足手まとい」と邪険にした【ヒューザ】にはしばらくあだ名も付けずに呼び捨てで剣呑な態度を取っていた。
【ドゥラ院長】の采配により主人公とチームを組み、西方面の調査を開始しようとするが、その先は禁足地であり、【女神ゼネシア】の頼みもあってひとまず他の3方面でそれぞれの先遣隊を手伝うことになる。
 
東の【ムニエカ地方】では、【結晶の森】の枯れた精霊の泉を前に、何もできず泣く彼女を見かねてもうひとりのポルテが出現。水脈にはたらきかけ、泉を復活させた。
普段のポルテを「バカ弟子」と呼んでいるので、彼女に主人公の手伝いを命じた「師匠」と呼ばれているのがもうひとりのポルテである可能性がある。



*1 当初は「足手まとい」と言われたのを根に持って呼び捨てにしていた