【あくまの調べ】

DQ11

【セーニャ】が【たてごと】スキルで習得する。
【イゴルタプ】に能力を呼び覚ましてもらった際にパネルに追加される。
　
消費MPは12。67%の確率で5～7ターンの間、敵一体の全属性耐性を下げ、属性の付いた攻撃で与えるダメージを増やす。10でいう【フォースブレイク】。
ダメージの増加量が機種によって異なっており、PS4版では1.4倍、3DS版では1.3倍になる。
【火炎陣】による炎耐性低下、土耐性低下などの単一耐性低下と効果は重複し、その場合はPS4版では1.4×1.2＝1.68倍、3DS版では1.3×1.2＝1.56倍のダメージとなる。
また、【ディバインスペル】や【ぶきみなひかり】との重ねがけも有効となる。
ただし全属性耐性低下は１段階止まりであるのでこの特技自体は重ねがけできない。また、「旋律効果アップ」の対象にならない。
　
属性攻撃ということで攻撃呪文を補助するイメージが先行するが、【ライトニングダガー】や【サラマンダー】、【フェンリルのキバ】などの属性付き武器、【氷結らんげき】などの特技の威力も強化できるため活躍の場は多い。特に前述した短剣は【カミュ】の【タナトスハント】、【ヒュプノスハント】の倍率が状態異常が毎回必要なものの6.2倍と極めて高いため、その一撃に全てを賭ける戦術が強い。よってそれと【バイキルト】や【ルカニ】、【分身】、【二刀の心得】、【二刀の極意】に弱点属性の短剣とこの特技を組み合わせることで相乗効果により弱点属性倍率が1.25倍と仮定すると[(6.2+1)☓3☓1.5☓1.4☓1.25]で倍率は脅威の５６．７倍に達する。敵の弱点属性倍率によって左右されるものの、攻撃力が３００以上あれば大抵のクリア後ボスがこれ一発で即死または瀕死になる。ここでの1.4倍はかなり貢献しているため、あまり注目されていないが知る人ぞ知る隠れた強技と言える特技であろう。
　
目覚めしセーニャでは覚えない技のひとつとなっている。
覚えたところで攻撃・回復に手一杯となる彼女に使う暇など無かっただろうが。