【二刀の心得】

Last-modified: 2021-10-30 (土) 16:08:55

DQ11

【主人公(DQ11)】【カミュ】【セーニャ】【シルビア】【グレイグ】が習得できる能力。
利き手ではない手(本来の意味とは異なるものの、便宜上『逆手』と表現する)に盾の代わりに片手武器を装備し、二刀流をすることが出来るようになる。
 
二刀流の仕様は基本的にDQ10と同様だが、太字で記した点が異なる。

  • 左右の手に攻撃力が設定される。
    利き手の攻撃力は一刀流の時と同じように計算され、逆手は「ちから」が本来の1/2として計算される。
    つまり左右で同じ武器を持った場合、逆手の攻撃力は利き手より力の値の半分だけ低くなる。
    力が落ちる分、逆手での攻撃は、守備力の高い相手に対してはダメージがあまりにもショボいことがある。
    勘違いされやすいが、「武器そのものが持つ攻撃力」と「特技による攻撃力補正」は下がらない。
  • 通常攻撃を行うと、利き手で攻撃した後に逆手での追加攻撃が発生する。
  • 特技で攻撃すると、本来の攻撃回数分利き手で攻撃した後に逆手で+1ヒットの追加攻撃が発生する(一部特技では発生しない)。
    要は逆手の攻撃力で1回追加攻撃すると考えればよい。例えばつるぎのまいは4+1の5回となる。
  • 敵1グループや敵全体に攻撃する特技の場合、攻撃した全ての敵に追加攻撃を行う。ただしブーメランは通常攻撃が敵全体攻撃なため、追加攻撃は通常のブーメラン攻撃を1回だけ行う。
  • 追加効果を持つ攻撃特技を使用したとき、逆手での追加攻撃は特技扱いにはならないため、特技の追加効果が乗らない。
  • 一方で、逆手攻撃でも武器の特殊効果や追加効果は発生するので、逆手に追加効果のある武器を装備すればその追加効果は発動する(武器の追加効果が消える特技を使用した場合は別だが)。利き手は攻撃力重視、逆手は追加効果重視、というのもアリ。
  • 利き腕と逆手で異なる武器系統を装備することは出来ず、必ず同一の武器系統を装備することになる。
    (例:利き腕に片手剣のぎんがのつるぎ・逆手に短剣のトリリオンダガーを装備する、といったことは出来ない)
  • ブーメランで複数の敵を攻撃するとき、逆手による攻撃順は利き手と逆になるが、この時のダメージ仕様がPS4版(DQ11S3Dモード)と3DS版(DQ11S2Dモード)で異なる。
    PS4版基準だと敵A、B、C、Dと出てAの敵を指定した場合、利き手の攻撃はA→B→C→Dの順で、逆手の攻撃はA→D→C→Bと初撃は指定した敵を中心にそれぞれ反対方向になる。
    3DS版基準だと利き手の攻撃は同様だが逆手の攻撃はD→C→B→Aと単純に反対になる。
  • 当然ながら両手武器は二刀流できない。

要は二刀の心得を生かす場合、攻撃力の高い状態を保つことが重要になる。逆手にもできるだけ強力な武器を持たせよう。
ふくろにあった適当な余り物を装備するのでは不十分である。
 
物語の中盤以降にかけて習得できるロマンたっぷりのスキルだが、意外と実用性という面に関しては最優先というレベルで優秀というわけではなく、終盤にかけて生きてくるスキルである。
 
敵サイドの場合、過去作を含めても二刀流もしくはそれ以上に武器を構えたモンスターは数多くいるが、PS4版等の【ホメロス】(1戦目)と【マスク・ザ・ハンサム】のみ「二撃目が弱くなる二刀流通常攻撃」という味方側の二刀の心得がそのまま再現されている。
ただし3DS版等では敵側の二刀の心得システムが実装できなかったのか、普通の【2回行動】になっている。

DQ11S

敵側の二刀の心得の使い手に【ニマ】(3Dモード時)が追加された。
 
すべての敵が強い縛りをすると敵の守備力がアップするため、力が半分になり攻撃力が下がる逆手の攻撃ではほとんどダメージを与えられないことが多い。
二刀の心得を生かすなら、【ルカニ系】【バイキルト】による支援はほぼ必須となる。
よって二刀の心得の価値は下がっており、早めに【二刀の極意】を習得したり、素直に両手武器や盾を装備した方が良い場合が多い。

主人公

【片手剣スキル】で習得。片手剣を二刀流できる。
異変前の中盤、【クレイモラン城下町】に着く頃には大抵のプレイヤーが習得可能になると思われる。
 
ただし、その段階ですぐ二刀流をしても十分な火力は得られず、同じく盾が装備できない両手剣の【全身全霊斬り】の威力に大幅に劣る。
ほぼ両手剣の劣化版状態であり、片手剣のメリットである「盾による防御力」を手放しただけの見返りがあるとは言いがたく、実用的な観点ではまだ価値が薄い。
意気揚々と二刀流を取得してみたはいいものの、さほど火力が伸びなくてがっかりしたプレイヤーも多いのではなかろうか。
 
しかし、異変後で上位の剣技を取得可能になったあたりから二刀流の実用性が高まってくる。
特に範囲攻撃の威力増強がそれなりに有効で、【ギガスラッシュ】や各種勇者の剣技にも効果が乗るため、二刀目の追加攻撃を敵全体に加えることができる。時期と装備にもよるが、片手のみと比較してダメージが約15~20%増しになる。
【つるぎのまい】を覚えることで、片手剣の課題である単体に対しての火力もある程度カバーできるようになる。
【勇者のつるぎ】が片手剣であることもあって、勇者のつるぎが使いたくて終盤に片手剣に鞍替えする人も多いのではなかろうか。
この頃になるとカミュやマルティナもぐんぐんと火力を伸ばしてくるので、目を見張るようなダメージを叩き出せるわけではないのが惜しいところである。

カミュ

【短剣スキル】で習得。短剣・片手剣・ブーメランと使用可能な武器の全てで二刀流ができる。
他キャラよりも比較的早期に(直行でレベル18)習得可能。多くのプレイヤーが最初の二刀流はカミュになるだろう。
両手武器や盾を装備できないカミュにとっては二刀流のデメリットは皆無なので、もっとも有効に二刀を活用できる。上記の通りどの武器であっても腐らず活用できるのもプラス。というかカミュはこれが無いと右手が宙ぶらりん状態になってしまう(ゴールドは武器2つ分必要になるが…)。
 
しかし、カミュにとっても他のキャラ同様に早期に二刀の心得を習得しても劇的に攻撃の威力が上がるわけではないため、そこまで火力アップには繋がらないことも留意すべし。
あくまでも他のキャラに比べて二刀流のデメリットが無いだけということ。特に非利き手のブーメランはそよ風程度のダメージしか追加されない。
最短で習得する場合、【スリープダガー】【ヒュプノスハント】を通るルートになるのだが、このルートを取ると、かえって火力が減退する可能性が出てくる。
上記の通りこのルートは眠りをトリガーとするスリープダガー+ヒュプノスハントのコンボが可能だが、カミュ一人が打撃担当ならまだしも他のメンバーも打撃を狙う場合は眠りから起こしてしまうため、結果的に総火力が落ちかねないし、呪文攻撃を重視することになってMPを浪費してしまう可能性もある。
そのため、異変前であれば先に【ヴァイパーファング】及び【タナトスハント】を取得した方が安定して活躍が見込めるだろう。この2つの特技は強敵やボス相手に大活躍する。
 
いちいち状態異常を入れるのが面倒ならいっそ【かえんぎり】を取って片手剣二刀流にしてしまうのもあり。スタート地点のすぐ近くでSPも3と少なく最短で取ってもすぐに習得出来るのがポイント。短剣のコンボより当然火力は劣るが、片手剣自体の攻撃力で結構な火力になり燃費も良い。
 
十分なダメージが出ないうちは【王家のナイフ】【マジックチャクラム】によるMP補強、【イーグルダガー】などの不意を付く効果がある武器といった付属効果を優先するのもあり。追加効果を持つ武器を両手に装備して、様々な効果を使いこなす作戦も良いだろう。
あるいはいっそのこと二刀の心得は無視して先に【分身】を取る手もある。その場合、分身は二刀の心得よりも火力を出しやすく、上記の通り金も浮くという利点がある。ただし一方で攻撃までに2ターンを要するために速攻性が無い上に毎ターン柔軟に動けなくなり、状態異常や1ターン休み等で簡単に無効化されるという欠点もあるので、どちらを優先するかは各人のプレイスタイルによる。
 
追加パネルが解禁されると逆手のちからの減衰を無くす【二刀の極意】が習得可能になる。極めて強力なので是非とも習得を目指したい。
先に【心眼一閃】を取りに行く場合は、二刀の極意を取る過程で習得できるので、二刀の極意を目指していればいつの間にか心眼一閃を習得していることになる。極意の習得が解禁されても実際に極意を習得できるまではしばらくかかるが、この頃になると片手剣はスキルによる攻撃力+90が作用するため、極意を習得する前でも片手剣の追加ダメージにはある程度の期待が持てるようになる。
一方で、先に【デュアルブレイカー】を取りに行く場合、二刀関係のパネルからは離れた位置にあるため、かなりレベルを上げないと分身と二刀の共存ができないので注意。この場合、すぐに極意が取れないなら、二刀の心得よりも分身の習得を優先した方が良いだろう。

シルビア

【おとめ】で習得。短剣・片手剣を二刀流出来る。
【ハッスルダンス】の近くにパネルがあるため、これを最優先で習得したプレイヤーは早い段階で習得できる。
 
主な恩恵として、ヒュプノスハントやタナトスハント、【ライトニングデス】【かばうの極意】のカウンターの威力が向上する。何気にかばうの極意のカウンターには逆手にも威力2倍の補正が乗る。
ただ、シルビア自身は専門的な物理アタッカーとは言えないので、盾を装備して耐久力を強化した上で【ハッスルダンス】【バイキルト】【ピオリム】などの優秀な補助技でサポートに専念させるか、あるいは攻撃力依存ではない【アモーレショット】【ジャスティス】【ゴールドシャワー】などを主軸にする場合が多く、実際に二刀流にさせてもメリットはさほど無いのが実情である。
強いて言えば片手剣や短剣には【みりょく】が上昇するものが割とあるため、ハッスルダンスを始めとした魅力依存特技のために二刀流をするという使い方もできなくはない。
ただその場合でも、クリア前だと多くて30程度なのでこのくらいならアクセで補完できるし、クリア後なら魅力が40程度上昇する武器がある一方で、盾でも最大で魅力+36の【みかがみのたて】があるため、みりょく上昇狙いのために二刀流にする有用性はそれほど大きくない。
現状としては3DS版3Dモードの【ダメージ限界突破】のやりこみに使われる程度であろう。

グレイグ

主人公同様、片手剣スキルで習得。片手剣二刀流のほか、斧二刀流という豪快なこともできる。
周囲には片手剣スキルの他【オノスキル】のパネルもあるため、片手剣と斧のどちらで使うにせよある程度両方のスキルに振る必要がある。
 
将軍キャラということもあってその力で最大限に二刀流が活かせそうな気もするが、カミュや終盤の主人公ほど物理アタッカーとして二刀流を生かせるとはやや言い難い。
片手剣は多段ヒット攻撃の【超はやぶさ斬り】が主力となり、主人公と違って範囲攻撃技も無いため、相対的に+1ヒットの恩恵が小さい。
斧には【蒼天魔斬】があるものの、両手剣の全身全霊斬りを上回る威力を出すのは難しい。
さらにDQ10と違って追撃に追加効果が乗らないため、【鉄甲斬】の守備力低下判定を増やす使い方もできない。
ただし、3DS版では最強の斧である【ゴッドアックス】が量産可能なので、一品物の【ぎんがのつるぎ】【ひかりの大剣】を他のキャラクターに回した場合は斧二刀流をやってみる価値もあるかもしれない。
当然だが、【におうだち】による完全な壁役運用を考える場合は素直に盾を持った方が良い。

セーニャ

【スティックスキル】で習得。スティック二刀流というこれまたシュールな光景を見ることができる。
 
元々スティックは物理攻撃用の武器ではなく二刀流の追加攻撃を行う特技が一つもないこともあり、主に【かいふく魔力】【こうげき魔力】を上げる使い方となる。
ただし、攻撃面でスティックの攻撃魔力補正は両手杖ほど高くなく、一番補正が強力なスティックでも【げんまの盾】とほぼ一緒でこちらで十分いうこともあり、バギ系呪文の威力を爆発的に底上げできるわけではない。
一方で、かいふく魔力を上げる恩恵はそれなりに大きい。終盤までにセーニャは全快呪文の【ベホマ】【ベホマズン】を覚えるが、今作での【ベホマラー】【ベホイム】の回復量には驚くだろう。
意外と目に見える形で二刀流の恩恵を感じることができるキャラだが、やはり後衛ということもあって盾による防御面の補強が優先されてしまいがちである。
 
あまり気にしないかもしれないが、何気にMP吸収も武器の追加効果の一種なので、両手にスティックを装備すればMP吸収も2回分発生するようになる。MPに悩まされがちな序盤のMP補充や、敵のMP枯渇狙いといった運用もできなくはない。
さらに、スティックスキルの「スティック装備時かつ戦闘終了時MP回復」も両手分発生する。これはおトク。
…とここまで述べてきたが、そもそもセーニャは純粋なアタッカーではないし、倒れてしまっては元も子もないので、盾で耐久力を強化するのが無難ではある。
 
ただし、過ぎ去りし時を求めた後には【ファンタスティック】【ときのおうしゃく】【ラクリマタクト】といった戦闘開始時に自分に強力な特殊効果がかかるスティックが登場するため、これらの効果を複数種得るために二刀流をするという運用法が生まれる。
装備変更の手間を惜しまないなら、スティック二刀流で戦闘開始した後、手番が回ってきたら盾に持ち替えると良い(ついでに戦闘開始時の効果が主目的となる右手のスティックも、全ダメージを10%軽減してくれる【精霊王のタクト】などに変えるとなお良い)。
この運用なら、耐久力を落とさずに開戦時だけ二刀流の恩恵を受けることができる。
ただし行動開始前に装備を変えられる3DS版では問題ないが、自分の順番が来ないと装備が変更出来ないPS4版では盾に持ち替える前に敵の攻撃が飛んでくることもあるため注意。

DQR

第9弾カードパック「再会と誓いのロトゼタシア」にて実装された新職業「盗賊」のベーシックカードとして、「二刀の心得・壱」名義で実装。

コスト2
敵1体に2ダメージ
二刀の心得・弐1枚を手札に加える

二刀の心得・弐は1コスト特技で、敵1体に1ダメージ。つまり実質3コストで3ダメージということになる。
同一の相手に使うなら同作の【メラミ】にコストで劣るが、それと違って振り分けて2体除去したり、【アサシンアタック】などの起点にしたり、【ヘルクラッシャー】などのカウントを進めることもできる。盗賊らしく、器用に扱ってやろう。

星ドラ

DQ11イベントより短剣の特性として実装。左手に盾の代わりに短剣を装備する事ができる。また、左手部分の攻撃力は反映されないが追加効果は反映されるほか、メインスキルのみが使えるようになる。
DQ11版【トリリオンダガー】を皮ぎりに、後に実装される一部の短剣の特性として登場している。