概要 
一般的意味としては、人や物に対するイメージを色で表現したもののこと。
ファミコンの頃はキャラに使える配色が【4色】である為、白をベースに服や周りの色をイメージカラーで統一しているパターンが多い。
DQのゲームシステム用語としては、DQ9で初登場したカラーエディット機能を指す。
当ページでは主に後者について解説する。
DQ9 
仲間も含む【プレイヤーキャラクター】全員に対して設定される。
初期色は【主人公】がゲーム開始時に設定した瞳の色、その他のプレイヤーキャラクターには登録時に自動で割り当てられる。
その後は【さくせん】コマンドから自由にイメージカラーを設定できる。
イメージカラーは各キャラのステータス画面の枠の色とマップ上でのアイコン、戦闘中に敵をターゲットするときのカーソルの色に反映される。
また、各キャラクターの上半身の装備を外したとき、着ているシャツの色もこれになるが、何かを装備すると一切見ることができないので実用性はない。
主人公の瞳の色は8色から選ぶ形だが、イメージカラー自体は全部で16色ある。
キャラクター間の重複も可能で、全員のイメージカラーを統一することも可能。
その他の【キャラクターメイキング】と同じく、見た目以外には特に意味はなく、完全にプレイヤーの趣味で設定してよい。
DQMSL、DQタクト 
各【系統】にイメージカラーが設定されており、育成用素材などの配色に用いられている。
また、DQMSLでは各系統(超魔王系・超伝説系除く)を表す漢字一文字も設定されており、こちらもイメージカラーと合わせて用いられている。
系統 | イメージカラー | 漢字一文字(DQMSL) |
---|---|---|
【スライム系】 | 水色 | 蒼 |
【ドラゴン系】 | 赤 | 竜 |
【自然系】 | 緑 | 翠 |
【魔獣系】 | オレンジ | 獣 |
【物質系】 | 灰色 | 鋼 |
【悪魔系】 | 青紫 | 闇 |
【ゾンビ系】 | 赤紫 | 霊 |
【???系】 | 黄色(DQMSLでは一部の???系用育成素材が黒) | 覇 |
超魔王系(DQMSLのみ) | 紫 | |
超伝説系(DQMSLのみ) | 黄色とオレンジのツートンカラー | |
英雄系(DQタクトのみ) | 銀 |
いたストWii 
【いただきストリートWii】では順番ではなく、各キャラクターにイメージカラーが割り当てられている。
色数はMiiの服に指定できる色と同じ全12色。
同じ色の人同士を入れるとダブらないように片方が別な色になる。詳しくは該当ページを参照。
ダイの大冒険 
ゲームではなく漫画であるが、作品内でメインキャラである【アバンの使徒】にはイメージカラーが設定されている。
【ダイ】が青、【ポップ】が緑、【マァム】が赤、【ヒュンケル】が紫、【レオナ】が白。
主に各キャラクターの服装の色に反映されており、序盤は多少のブレも見られたが、ストーリーが進むにつれて、服装の色はイメージカラーと同色に固定されている。
なお、ダイの青、ポップの緑、マァムの赤はそれぞれDQ2の【ローレシアの王子】、【サマルトリアの王子】、【ムーンブルクの王女】の3人と同色であり、おそらくはこれを意識したものとなっている。
また、それぞれの魂の力の輝きにも対応している。
マァムの赤は『慈愛』の色だが、ダイの親や保護者に該当する人物(旧アニメ版の【ブラス】、初期の【アバン】、【バラン】)の肌の色・服装にも赤が使われている。
アバンに至っては、弟子たちが一人前になった頃に再登場した時には『正義』を表す白に変わっている。
また、ブラスの肌の色は巻頭カラー時やアニメではゲームの【きめんどうし】と同じ赤だが、漫画単行本の表紙絵ではなぜか薄い水色に変わっている。まだイメージカラーがはっきり定まっていない時期であり何かの意図があるかどうかは不明。