【セーシェル】

Last-modified: 2020-05-20 (水) 00:56:38

DQ11

【命の大樹】崩壊後に、【最後の砦】の川べりにいる少女。
異変後、海底王国ムウレアで目覚めた主人公がセレンの手引きで異変後の世界の現状を見せられた際の回想映像で初登場する。
PS4版と3DS版では髪型が異なり、PS4版は黒髪のポニーテール、3DS版は栗色の髪のおかっぱ頭となっている。
 
元はデルカダールに住んでいたらしいが、デルカダールが滅んだ際両親と死別する。
雷雨の中ひとりでさ迷いなんとか【導きの教会】にたどり着くものの、そこには既にこときれた人々の亡骸が……。
雷の音と光に照らし出された容赦ない惨状を見せつけられ、ショックのあまり絶句して倒れこんでしまう。
3DS版3Dモードでは教会に辿りつく前から地面を這いずるほど疲労困憊し、中の惨状のあまり泣き出す等とより一層惨いことになっている。
息も絶え絶えな様子で助けを求める彼女に魚と化した【主人公】が寄り沿うも映像に過ぎないためすり抜けてしまい、
代わりに謎の男が手を差し伸べ救い出すシーンが印象的。
後に自らに起きた出来事については「魔物達が突然襲ってきて辺りが真っ暗になったが、それからのことは何も思い出せない」と語っており、思い出そうとすると頭痛を催すらしい。
惨状を前になすすべもない幼子という身ゆえに、大樹崩壊後の世界の絶望感をプレイヤーにひときわ強く印象づけた。
 
この時点ではただのかわいそうな少女だが、【メダル女学園】にいる【ミチヨ先生】から、
「身寄りを失った子がいたら連れてきてほしい」という話を聞いた後に話しかけるとメダ女の生徒として迎えいれられる。
話しかけると即旅立つが、凶悪な魔物が徘徊しているとして元デルカダール兵が閉鎖していた【ナプガーナ密林】をはじめ、一応陸路で繋がっているはものの、はるばるメダル女学園までの道のりを幼女ひとり旅でどうやって踏破したのだろうか。最後の砦にいる兵士にでも護衛を頼んだのか、描写されていないだけで主人公達が【ルーラ】で送ったのか。
 
メダ女では昼は校舎一階の教室最前列におり生徒会長の【アイリス】と教卓を並べている。夜は女子寮の一室でやはりアイリスと一緒にいる。
メダ女に来てから元気は取り戻したようだが、悲しみは癒えてはいないようで、ひとりになるとシクシクと泣いていることがあるとそばにいるアイリスが教えてくれる。
将来は先生になって、メダ女の先生が自分にしてくれたように寂しい思いをしている子をぎゅーっとしてあげたいという夢を語る。
話しかけるとお礼の言葉とともに【吹雪のイヤリング】をもらえる。
 
このイベントは期間限定かつ【クエスト】にあたらないのと、セーシェルがいる桟橋付近(民間人の住居兼避難場所)は本編ストーリーを進める上では行く必要のない場所なので、その存在自体を見落とされやすい。
特にPS4版では【屍騎軍王ゾルデ】を倒す前だと砦内の全体が暗くて、桟橋に座るセーシェルの後ろ姿が暗くなった川や桟橋に溶け込んでいるため存在に気づきにくい。
ただ、最後の砦の避難民にはセーシェルを気に掛けている人が何人かいるのでそこからヒントが聞けるのと、キラキラの位置が地図で分かるPS4版であれば近くにあるキラキラを回収するついでに偶然セーシェルを見つける可能性もある。
つまりは探索やモブとの会話をこまめにするプレイヤーであればその存在に気づく機会があるため、同じポジションの【ナターシャ】に比べればまだ見つけやすい部類に入る。
 
過ぎ去りし時を求めた世界では、上記のイベントを済ませたかに関係なく魔道士ウルノーガ討伐後にメダ女を訪れると生徒となっている。
両親の勧めでしかたなく入学したが、勉強が面白いため将来は先生になるのも悪くないと考えているらしい。
家族を失い、悲しみにくれていた大樹崩壊後の彼女とは性格が大きく異なっているため、気の強そうな発言をする彼女に驚いたプレイヤーも多いことだろうが、これが本来の彼女の性格なのだろう。逆に言えば時間逆行前の悲劇で彼女が負った心の傷がいかに大きかったかの表れとも言える。