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【最後の砦】

Last-modified: 2019-07-03 (水) 01:36:17

DQ11 Edit

世界に異変が起きた後、一度焼き払われた【イシの村】【デルカダール王国】騎士団【デルカダール地方】の避難民が集結してできる砦。この地方の人々にとっての最後の砦となった。
異変後のシナリオで地上に戻ってから最初に訪れることになり、【ルーラ】のリストではイシの村はこの名前で登録される。
中国語版でも英語版でも直訳の最後堡壘とLast Bastion。
 
【デルカダール王】の下で【グレイグ】が統率しており、英雄たる彼が人々の希望になっている。
その噂は国中に広がっており、彼のもとを目指す避難民は多い。
元々のイシの村の住民はグレイグによって助命されていた事が判明し、【ペルラ】【エマ】【魔王ウルノーガ】の支配を脱したデルカダール王と再会する事となる。
デルカダール方面から押し寄せる魔王軍に対抗するため柵や櫓、弩弓が配置されて非常に物々しい景観に変貌している。元ののどかな風景は見る影もない。
幸か不幸か、イシの村は元々岩山に囲まれた場所にある為、天然の要塞として守りに適してると兵士が語っている。
元々のイシの村の住民とデルカダールの兵士達は、「村を焼き払われた側」と「村を焼き払った側」という一触即発になってもおかしくないような関係だが、魔王が誕生し各地が荒廃している状況では人を恨んでもしょうがないと、村人達はデルカダール兵達やデルカダールからの避難民を受け入れており、それに感激している兵士もいる。村人達の懐の広さが垣間見える場面である。
 
反対側の【神の岩】方面は元々の住人と避難民の居住区になっており、戦えない者達はここで耕作や針仕事などをしている。
食料・物資・戦力全て乏しく、やりくりに苦労する様子が伺える。
また命を取り留めた住人達も、グレイグに助けられたものの両親を亡くし途方に暮れる【セーシェル】をはじめ、恋人を亡くした女性や怪我により二度と踊れなくなった踊り子、赤子を抱いた母親…と思いきや焼け落ちたデルカダールで一人泣いていた赤ちゃんを拾い上げ育てていた等と、心身ともに深い傷を負った人達ばかり。
一部では現実を受け入れられず不満を述べたり酒浸りになる者もいるが、一方で城下町下層でスリを働いていた男が改心して身寄りのない女の子の世話をしたり、自身も父親を失ったが子供の中では一番の年長者として頑張っている【マノロ】等、わずかながらの希望を頼りに懸命に生き延びている者も多い。
 
戦力はグレイグ含む元デルカダール兵達で、特に中心となっているのは16年前のユグノアの悲劇からグレイグが率いている精鋭部隊とのこと。
他にもグレイグ達に命を救われた流れ者の戦士や、中にはグレイグに惚れて自ら志願したという女戦士の姿も。
一般人も弩弓を引いたり、剣の訓練を行うなど協力しており、有事の際には一般人の男達が総出で砦内の守りにつくようになる。
しかし現実は殆どグレイグ1人の力で守っているようなもので、彼無しでは数日も保たないであろう事が述べられている。
 
主人公の到着後は2度の襲撃を受ける。
1度目は主人公とグレイグが中心になって防衛する。DQHかと思う程気合の入った【ゾンビ師団長】率いる軍隊戦のムービーは必見。
なお、防衛後に兵士に話しかけると「奇跡的に死者もなく、皆軽い怪我で済んだ」という趣旨の話が聞けるが、このムービーのPS4版では明らかに敵の攻撃を受けて倒れている(死亡している)ように見える兵士が映り込んでおり、若干不自然な台詞に聞こえる。3DS版ではあからさまに倒れている兵士の姿は見受けられない。
2度目は主人公とグレイグが敵将を叩くため離脱。デルカダール王と残された避難民達が意地を見せ、【屍騎軍王ゾルデ】を倒すまで防衛に成功する。
 
帰還時の一連のイベントは本作屈指の名シーン。
ゾルデを倒し主人公とグレイグが帰還するも、砦には人っ子一人おらずグレイグの呼びかけにも反応が無い。
不安に陥る二人を待っていたのは、久方ぶりに昇る太陽、英雄の凱旋を称える【騎士道を我が胸に】の演奏と喜びの歌、そしてデルカダールの旗を掲げる民たちの行進というサプライズ演出。
異変後から暗い話ばかりが続く中、ようやく掴んだ明るい出来事に胸を撫で下ろしたプレイヤーも多いだろう。
最後に、今まで行動を共にしていたグレイグが正式な仲間になる。
 
光を取り戻した後は、早くも復興が始まっている。
【デルカダールの盾】を受け取るまでの限定的な台詞だが、デルカダール王と【ダン】村長との話し合いの末、ダンはイシの村の立て直しを手伝うことを条件としてデルカダールの民達をしばらく住まわすことを了承し、その後はイシの村のみんなでデルカダール復興を手助けすることを約束したようだ。
「我らはたくさんのものを失ったが、かけがえのない友を得た」とデルカダールの兵士は語っている。
また、この時をもって主人公はようやく正式に勇者として認められるようになり、中には主人公にあやかって子供に名前を付けたいという者もいる。
 
とはいえストーリーを進めてもこれといった変化は見受けられない。
【マルティナ】【カミュ】を再度仲間にしてから戻って来ると、デルカダール王や【デク】の台詞が変わるくらい。
【エンディング】前までは仲間達もこの砦についてコメントする事は特にないが、エンディングを迎えてから過ぎ去りし時を求めるまでに来れば、それぞれコメントしてくれる。また、この間にデルカダール王とマルティナの会話イベントが発生し、「その後のイシの村」という名前で【旅のおもいで】に登録されるが、イベントを発生させずに過ぎ去りし時を求めてしまうと登録されないので要注意。

なお、過ぎ去りし時を求めた場合は最後の砦にはならないので、この地名は登場しない。