概要
DQ6に登場するモンスター。
井戸の中に潜み近づいた者を襲う魔物で、直訳で「死の穴」と言われる通り襲われて生きて帰ってきた者はいないという。
【いどまじん】、【いどまねき】、【ホールファントム】の色違いで、体色は紫色。
他の同種属が登場しているDQ7やリメイク版DQ4にはお呼びがかからず、DQ7におけるそれらの上位種という立ち位置はホールファントムに取って代わられてしまった。
その後スーパーライトに再登場し、ホールファントムの上位種という位置づけにされたようだ。
DQ6
HP670(リメイク版は536)、MP0、攻撃力180、守備力150、すばやさ84。
いどまじん、いどまねきの上位種で、特定の井戸を覗いたときのみ戦闘になる【トラップモンスター】。
実は世界で1匹しか存在しない超レアモンスター。
しかもその出現場所が【天馬の塔南のほこら】の井戸なので、一度も発見されることなくゲームが終わってしまうことも少なくない【マイナーモンスター】。
なぜかと言うと、【ゼニスの城】から天馬の塔のある島へと降り立ったときに問題の井戸の前を通るのだが、行きは基本的にそのまま外に出て天馬の塔に向かうのでまず発見されない。
帰りはわざわざほこらを通ることなく【リレミト】【ルーラ】か、もしくは【天馬】でさっさと移動してしまうことも多く、その場合はそもそも井戸を通らない。
下に降り立った直後に忘れ物に気づいたとかでもない限り、デスホールが潜んでいる井戸を調べることが無いのだ。
せめて、降りるために必ず一度は通るゼニスの城側の井戸に潜んでいればまだマシだったのだろうが、それはそれで「取り戻したはずの城の中に魔物が残っている」というおかしな状況になるので止む無しか。
なおDS版ではやたらいどまじんが大好きな【アモス】が、「ここにすっごいいどまじんがいたりして?」という発言があり、その「すっごい」=最上位種たるコイツと戦えるというヒントになっていたりもする。
そんなわけで必要以上にレアになっているデスホールだが、【あやしいきり】で呪文を封じた上で【いかずちのつえ】や【ちからのたて】等の小道具で戦う、中々に面倒くさいことをしてくれる。
HPは高いが、危険な行動を持っているわけでも攻撃力が飛び抜けて高いわけでもない。
【岩石系】に耐性が無いので、【バイキルト】(【ラミアスのつるぎ】使用)をかけてからの【せいけんづき】を中心に攻めるのが効果的。
下位2種と違い、【おたけび】は使わずこちらの動きを止める行動はしてこないので、ちょっと面倒くさいだけの敵といったところ。
使用する様々なアイテムは一見どこにも持っていなさそうではあるが、その辺はまあ井戸なので中にしまってあるのだろう。ただドロップアイテムとして落とすのはなぜか【うさみみバンド】である。
なんだか変態的な臭いがするが、おしゃれなバンダナを持っていた下位2種といい、この系統は見た目に似合わずかっこよさに妙なこだわりがあるようだ。
リメイク版では【モンスターずかん】のアイテム取得欄を埋める都合上、100%うさみみバンドを落とすようになり、さらに変態度が上がった。
DQM3
【物質系】Bランク。
野生では出現せず、物質系とドラゴン系の系統配合、【いどまじん】と【しにがみ(DQ4)】の特殊配合で生み出される。
特性は【即死ブレイク大】、【電撃のコツ】(Lv20)、【ときどきバイキルト】(Lv40)。
Lサイズ化で【1~3回行動】、【休みブレイク大】、【星のおくりもの】(Lv60)を習得。
所有スキルは【デストロイ】。
【ミミック】との配合で【パンドラボックス】が生まれる。