【ラミアスのつるぎ】

Last-modified: 2024-02-26 (月) 00:48:32

DQ6

攻撃力+130、かっこよさ+32。
【オルゴーのよろい】【スフィーダのたて】【セバスのかぶと】と並ぶ伝説の武具の一つ。
名前が【ラーミア】に似ているが、関連性は不明。
デザインが【てんくうのつるぎ】と非常に似通っているため、強い関係性が示唆されるが、公式からは【ロトのつるぎ】のような明言はされていない。
だが、数々の情報からしても後の天空の剣である可能性が高いだろう。
 
【テリー】が世界中を渡り歩いて探し求めていた「最強の剣」そのもの。
しかし、彼には装備できず、装備できるのは【主人公】だけ。
主人公だけが装備できる理由については、ゲーム内で特に説明はない。
手に入れた際には【さびたつるぎ】になっており使い物にならないが、後に鍛冶屋の娘【サリイ】の手により復活する。
稲妻のような印が刻まれており、インパスで確認することができる。
 
伝説の剣の名に恥じず、攻撃力は【メタルキングのけん】に匹敵する上、通常攻撃時、及び剣技系の特技(単体対象・1回攻撃の「○○ぎり」の名前を持つ特技、及び【しっぷうづき】【みなごろし】)を使った際に、通常攻撃時の0.5倍分のダメージの【デイン系】の追加攻撃が発生する。
ただし追加攻撃時に表示されるエフェクトは爆発(イオ)。
また、追加攻撃が発動する前に相手が倒れた場合は別の敵に対して追加攻撃のターゲットが切り替わる。
追加ダメージにはバイキルトの効果は乗らず、またその時使用した特技で威力が変わる事はない。
しっぷうづきでも、もろばぎりやみなごろしでも、追加攻撃のダメージは変動しない。
この追加ダメージを存分に発揮させたいなら、主人公を【バトルマスター】にして剣技を覚えるといいだろう。ただ、低威力の追加ダメージに過度に期待しない方がいい。
ちなみに、パラディンの即死効果が発動した場合は追加攻撃が発生しない。

【魔法戦士】の剣技でも発動するのだが、その場合転職条件の関係で勇者への道が遠のいてしまう。
 
この剣は、【おしゃれな鍛冶屋】で2回たたき直して貰うことが可能な唯一の装備品。
他の伝説の装備と同様に、たたき直してもらった際には性能も上昇する。
この剣の場合は性能も2回上昇することになる。
たたき直してもらうと、攻撃力は(+130)→(+135)→(+145)、かっこよさは(+32)→(+52)→(+70)となる。
たたき直しに必要な金額は、一回目が10000Gで、二回目が24000G。
少々高めだが、その分得られる物も大きい。
2回たたき直してもらった際の攻撃力は、【グリンガムのムチ】と並んで最高の数値である。
また、かっこよさも、同じくたたき直してもらった【カルベロビュート】と並んで武器の中では最高のかっこよさ。
 
なお【ベストドレッサーコンテスト】で他の伝説の武具と一緒に装備した際のコーディネートボーナスは+15。
これ自体のかっこよさは高いものの、この程度のボーナスポイントでは到底高レベルコンテストは勝ち抜けない。
まあこのストーリー上必ず手に入れなければならない装備シリーズで勝ち抜けてしまったらこのイベントの面白みがなくなってしまうため妥当ではあるか。伝説の武具=かっこいいとはならないのであれば審査員の感性も正しい。
 
とはいえ全ての武具(盾除く)を叩き直した際の素のかっこよさは相当なものであるため、金さえ掛ければこの伝説の武具セットでランク8を勝ち抜くことも充分可能。
具体的にはランク8の優勝の目安が360点以上に対し、強化後の武具のかっこよさの合計が230+ボーナス15点。
ここに【デセオのパス】の+45で合計290まで確保できるので、後は主人公のかっこよさが70あれば勝てる。
ちなみに主人公が【スーパースター】のマスターなら無職時のかっこよさは48、【勇者】【踊り子】でも64でOK。
主人公が最速で勇者になれるのは【遊び人】と踊り子からスーパースターをマスターするルートなのを知っていれば無理に追い求めずとも揃う条件。
ロマンを追い求めて勇者+伝説の武具セットという組み合わせに拘っても、優勝はそこまで難しくはないだろう。
むしろ高額な鍛冶屋代の方がハードルになるくらい。
ただし、SFC版でそれをやると、オルゴーの鎧の耐性が消滅するという大きなデメリットがあるので注意。
オルゴーの鎧を鍛冶屋で鍛えない(耐性を消さない)場合はかっこよさが48少なくなることを計算に入れよう。
 
戦闘中に道具としても使用でき、【バイキルト】の効果がある。
代わりに天空の剣が持っていた【いてつくはどう】の効果が失われたが、こちらは【勇者】に転職すればすぐに習得可能なので、あまり問題にならない。
DQ6は主人公自身が誰よりも早く勇者への転職条件をクリアできるため、製作陣側がそれを考慮してこの効果を選んだのかもしれない。
しかし、主人公をうっかり【魔法戦士】【パラディン】なんかにしてしまっている場合は話が別。
これらの職業経由ではすぐには勇者になれず、ラスボス戦までに転職できない可能性がある。
この作品のラスボスの第2形態はバイキルトとスカラで自身を強化して攻めてくるという、ものすごく凍てつく波動が欲しい敵であり、使い手がいないとかなりつらい。
しかも、魔法戦士はバイキルトを自力習得できるので、この剣の効果のバイキルトではMP節約ぐらいの意味しかなく、特に相性が悪い。
 
SFC版のデザインは天空の剣を如何にシンプルに描くかを突き詰めたような感じで、後の天空の剣のイラストと比較するといささか地味。
天空の装備は、DQ6の伝説の4つの武具におしゃれな鍛冶屋の手が加えられた物なのかもしれない。
実際に、スフィーダの盾以外の装備品はたたき直してもらうことができるうえ、後の天空の装備は6の装備と比べるとパーツが削られることよりも足されていることのほうが多かったりする。

リメイク版

SFC版の時と比べてデザインが変化しており、形状がより天空の剣に近づき、色合いも紫色から金色へと変化している。
また、スフィーダの盾と対になっているであろう意匠を見ることもできるようになった。

漫画版

漫画版ではさびた剣の時は攻略本等と同じデザインだったが、
打ち直した後は鞘を使って持ち歩く表現との都合からか、剣先に竜の翼の刻印を入れた直剣となった。
また、打ち直しの際に足りない刀身の地金をレイドックに伝わる宝剣【はじゃのつるぎ】を使うことで補っている。
打ち直した後テリーがこの剣を持とうとした際には重さを増しまともに振ることができないなど
選ばれた勇者にしか使えないことが強調されており、これがテリーの闇落ちの原因となる。
 
ゲーム同様ボッツが最後に使う剣であり、テリーを操る【はかいのつるぎ】を食い止めるなどの活躍を見せるが、
ヘルデュラン(【デュラン】の本気モード)に仲間達を取り込まれ冷静さを失いデュランに一度はやられてしまう。
その際に切れ味の悪い剣などといわれてしまうが、その後仲間達の力により冷静さを取り戻し伝説の武具の力を解放、【ギガスラッシュ】によってデュランを打ち倒すなど伝説の剣に相応しい活躍をしている。
だが【デスタムーア】第二形態には効かなかった。
【ダークドレアム】を倒しに旅立つラストシーンでは再封印したのか、この剣を背負っていない。

小説版

ラミアスというのは、大昔にこの剣を使っていた勇者の名前だとされている。
死した後もラミアスの魂はこの剣に宿っているらしい。
このラミアス、所有者の意に反してテリーを殺そうとしたり、デスタムーアに挑発されて激昂したりと結構うざい。
ラミアスのつるぎを手にした主人公は歓喜のあまり奇声を上げ、【サリイ】に怒られる。

星ドラ

DQ6イベント時のガチャで初登場。後に常設装備の一つとなった。デザインはどちらかというとオリジナル版に近い。メインスキルに指定武器無しの全体攻撃、ビッグバンが付いている。
錬金するとラミアスのつるぎ★に変化し、メインスキルが超ビッグバンに強化される。

ウォーク

2023年5月27日開始の「伝説のラミアスのつるぎ装備ふくびき」で、他の装備とともに登場。
レベル10で最大MPの15%を消費して攻撃力2段階上昇とデイン・バギ耐性の上昇、ターン開始時HP回復の効果を得る「勇者の証」、
レベル20で敵全体に威力280%のメラ系斬撃ダメージを与え、一定確率で攻撃力を1段階上昇させる「ビックバンスラッシュ」、
レベル30で敵単体に威力630%のイオ系斬撃ダメージを与え、一定確率で敵にかかっている有利な状態変化を1つ消し去る「破幻の剣閃」を修得する。
いきなりスキルは「勇者の覚醒」で、戦闘開始時から6ターンの間、そのレベルに応じて様々な追加効果が発生する。
レベルは敵味方の戦闘行動により確率で最大4段階上昇。1ではスキル使用時に一定確率で威力100%のデイン系斬撃の追加ダメージが入り、2で会心率が上昇、
3で破幻の剣閃使用時に有利な状態変化を1つ消し去る確率が上がり、加えてまもりのたて効果を付与、4で追撃がギガスラッシュに変化する。
 
道具使用時のバイキルトは随所にある攻撃力強化、デイン系の追撃が勇者の覚醒の効果、といった形で原作の効果を再現。
メラ系のビックバンスラッシュで、同じくビックバンの名を持つスキルを有するてんくうのつるぎとの繋がりを思わせるものにもなった。
破幻の剣閃がイオ系なのは、追加攻撃時に表示されるエフェクトがイオのものだった事によるものか。
 
破幻の剣閃は同じイオ系のきせきのつるぎの「奇跡の御来光」や、最大錬成の世界樹のつるぎの「導きの天光改」をも上回る威力。
敵にかかる状態異常を解除前に引きはがせる効果も相手によっては有用。攻撃力や攻撃魔力の上昇を引きはがせればダメージの軽減になる。
自前のスキル効果で攻撃を上げつつ強力な攻撃を叩き込めるため、強敵相手に短期決戦を挑む場合に役立つ。

ドラけし!

DQ6イベント「夢幻の支配者デスタムーア」限定ドラポンで排出される星5の青属性。
スキルは単体を物理で攻撃しつつ横3列にもダメージを与える【ばくれん斬り】
更にけしコン!で獲得できる「おしゃれな鍛冶屋の槌」との錬金でラミアスのつるぎ+に強化が可能。
けしコン!では前半&後半の両方で500ptのボーナスが付く。
攻撃力は錬金後で357に達し、スキル威力は最大で267と圧倒的な威力を誇る。攻撃範囲も広く、剣系の中では間違いなく最強レベルといえる。
…他作品でのばくれん斬りの立ち位置から見るとこの強烈さと範囲は少し名称詐欺的な気もしないでもない。一応原作ではイオエフェクトの追加ダメージがあったのでイオ属性剣技なのは原作に則ったものではあるのだが…

スキャンバトラーズ

超2弾の★4武器で、【刹那一閃】が発動する。
HP:110、ちから:820、すばやさ:30、かしこさ:200。
技は赤:よろいくだき→雷光さみだれ斬り(20)→雷光連斬(100)→ライトニングザッパー(200)。青:スパークチャージ。
最後の技が全体攻撃だが、隠しボスのデスタムーア(最終)相手に大ダメージを与えられるのが大きい。