概要 
DQ6以降の作品に登場する盾。
いずれの作品でも中盤で市販されており、力があまり無い人でも装備できる数少ない盾として重宝する。
多くの作品では赤に近い紫色をしたラウンドシールドとして登場。
DQ5の【マジックシールド】とほぼ同じであり、単純に名前を和訳しただけ……と言いたいところだが、何故かあちらにあった炎ブレス耐性が失われている。
また魔法の盾というからにはさぞ魔法に強いのかと思えば、DQ7まで(リメイク版DQ3を除く)の作品では炎系の魔法しか防いでくれないため、やや名前負けしている感があった。
近年の作品では耐性の幅が広がっており、ようやく名前に恥じない盾になったと言える。
DQ3(リメイク版) 
【バハラタ】などで売られている。
2000Gとリーズナブルな上に【しゅび力】も25とそこそこ、おまけに呪文ダメージを3/4に軽減する。
DQ7まであまりパッとしていなかった魔法の盾が大きく輝いた作品。
なんと【武闘家】以外の全ての【職業】が装備でき、特に【魔法使い】にとっては最強の盾である。
【僧侶】、【商人】、【遊び人】、【賢者】にも耐性有りの盾はこれしかないため、最後までこれで通してよいだろう。
バハラタを訪れる前に入手した【まほうのかぎ】を使って各地でアイテムを回収し、そうして集めた【ルビーのうでわ】などを売り払えば簡単に人数分揃うはず。
唯一の魔法耐性のある盾なので、より守備力の高い盾が装備できる状態でも、最後まで随所で活用することができる。
特に完全ローテーションである【バラモス】戦では【ドラゴンシールド】と上手く使い分ければかなりダメージが減少する。
なおSFC版【公式ガイドブック】によると魔力を秘めた銀(【ミスリル】?)でできているらしいが、色は銀色ではなく金色と赤紫色である。
また【取扱説明書】では色は同じだが形状が異なり、【てつのたて】に近いヒーターシールドとなっている。
DQ4(スマホ版) 
守備力20、売却不可。
【主人公】・【ライアン】・【クリフト】・【ブライ】・【トルネコ】・【マーニャ】・【ミネア】・【ピサロ】が装備可能。
【メラ系】・【ギラ系】・【イオ系】のダメージを2/3に軽減する耐性を持つ。
【ドラゴンクエスト ポータルアプリ】のアイテム交換所にて、ポイント交換という条件付きで配信された。
ただし、期間限定の配信であり、今のところ再配信の予定は無い。
5章開始時点で使用可能になるため、装備可能な盾が少ないブライ・マーニャ・ミネア辺りに装備させるといいだろう。
特に【はぐれメタルのたて】を与えられなかったメンバーにとっては、同じく配信アイテムの【みかがみのたて】共々最後までお世話になると思われる。
DQ6 
【アークボルト】などで売られている。
守備力20に加え、かっこよさは21。さらにメラ・ギラ・イオ系の呪文を8ポイント軽減する。
微妙な違いはあるが性能的にはDQ5のマジックシールドと大体同じ。
だが、炎ブレス耐性が無くなったのが地味に痛く、この時期でも【バーニングブレス】や【フーセンドラゴン】が普通に炎ブレスを吐いてくる。
ブレス耐性のある【てつのたて】や【ドラゴンシールド】はこの時期の仲間だと主人公、ハッサン、アモスしか装備できない。
また、マジックシールドに比べ値上がりしており、5000Gとアークボルトの時点ではかなり高額なアイテムとなっている。
魔法系キャラである【チャモロ】、【バーバラ】も装備できるのが最大の特徴。
この二人はこれを逃すと、【エンデのたて】や【みかがみのたて】までロクな盾が無いので、スタメン起用するならぜひ買っておきたい。
特にチャモロはこれより強力な盾が終盤に入手できるエンデのたてと【メタルキングのたて】(どちらも個数限定で、前者は1品物かつ入手自体が他のアイテムとの択一)しかない。
またバーバラにとっても限定入手の【おなべのふた】を除けば初めてとなる盾装備なので、できる限り買い揃えたい。
やや高価な品ではあるが、長期間活躍させることができるので十二分に元は取れる。
【おしゃれなかじや】で鍛える(要1000G)とかっこよさが38ポイントまで増加するため、コンテストでも役立つ。
特にバーバラにとっては最もかっこいい盾となる。
前衛メンバーに取っても有用ではあるが、上記の通り鉄の盾と違ってブレス耐性がないため、こちらへの買い換えは後回しでもいいだろう。
あるいはとりあえず二つ購入して前衛に渡し、他の盾が手に入ったらこちらをチャモロとバーバラにお下がりするのもあり。
人間キャラのうち、なぜか【ミレーユ】だけは装備できない(メタルキングのたては装備できるのに)。
そのため彼女は長い間、盾無しか【おなべのふた】や【シルバートレイ】を片手に戦うハメになってしまう。
【カルベローナ】に売られている品は【カルベ老夫婦】が作ったというセリフがあるため、他で売られている魔法の盾もすべてそうだとすると、現実世界のカルベローナが滅亡して長期間供給が途絶えたことでプレミアム価格になっているのかも知れない。
DQ7 
【メザレ】など中盤の防具屋で売られている。
守備力が18に下がったが、炎系呪文を10ポイント軽減できるようになった。
相変わらず装備基準が緩く、【ガボ】以外なら誰でも装備できる。
価格はDQ6同様5000G。大半の装備品が値上がりした本作においては貴重なお値段据え置き品である。
……が、それでも高値な部類の品であるのがネック。むしろDQ6の頃から高額なので値上げする必要がなかっただけかも知れない。
購入可能となってしばらくは炎系呪文の使い手が少なくイマイチ性能を発揮しづらい難点もある。
【主人公】は【リートルード】まで行けば、この盾よりも安い上に全ての面で上回っている【プラチナシールド】を買えるので、鉄の盾などで凌いでそちらを購入した方が効率が良い。
【マリベル】は炎耐性のみの【ホワイトシールド】とどちらを使うか迷うところだが、呪文耐性に優れる【まほうのほうい】との併用となることを考えると、ホワイトシールドの方が安上がりな上に耐性のバランスが取れる。
(ただしリメイク版ではホワイトシールドの耐性が消滅したため魔法の盾一択)
唯一【メルビン】だけはこれを逃すとみかがみのたてまでロクな盾が無いので、もし買っていなければ【マーディラス】の宝箱に入っているものをあてがおう。
DQ8 
【サザンビーク城】、【リブルアーチ】で5000Gで市販されている。
また、【はがねの盾】と【いのりの指輪】と【まもりのルビー】を錬金し作成することもできるが、もったいないので買う方が良い。
守備力は27で、呪文ダメージを15軽減できる。
性能はいいが、【ヤンガス】と【ゼシカ】は装備できないので注意。
ベース素材としての応用性は高めで、これを材料にして数種類の盾が錬金可能。
錬金レシピは以下の通り。
完成品は全部市販されているので無理に作る必要は無い上にPS2版ではこおりの盾は、素材の【こおりのやいば】が1つしか手に入らないため【地雷錬金】である。
ただしちからの盾は性能も高く相当なフライングゲットが可能であるので1個は製作するプレイヤーも。
詳しくは当該記事にて。
DQ9 
守備力17、盾ガード率2.5%。さらに攻撃魔力と回復魔力が8上がり、地・光属性以外を5%軽減できる。
本作で最も早く手に入る5属性軽減の盾。
また本作以降は呪文とブレスの属性が統合されたため、マジックシールドが持っていたブレス耐性をついに取り戻したとも言える。
グビアナ城下町で4000Gにて購入できる他、【ガオン】と【ダークホビット】が落とすこともある。
また、【グビアナ地下水道】で1個拾える。ありがたい。
さらに、錬金では【せいれいの盾】をはじめとした様々な魔力を秘めた盾のベースともなる。
レシピ一覧 
まほうの盾 | + | 【せいれいせき】 | = | せいれいの盾 | ||
+ | 【いのちのいし】 | + | 【ようがんのカケラ】 | = | 【ほのおの盾】 | |
【こおりのけっしょう】 | 【こおりの盾】 | |||||
【竜のうろこ】×3 | + | 【ちからのルビー】 | = | 【ドラゴンシールド】 | ||
【かぜきりのはね】×3 | + | 【まもりのルビー】 | = | 【ふうじんの盾】 |
DQ10オフライン 
【まほうのよろい上】等とあわせて紺色になっている。
- | +1 | +2 | +3 | |
盾ガード率 | 3% | 4% | 5% | 6% |
守備力 | 3 | 4 | 5 | 6 |
みりょく | 6 | 7 | 9 | 10 |
呪文ダメージ減 | 3% | 4% | 5% |
全ての【キーエンブレム】を集めるように言われると、【大国】にて5300Gで買えるようになる。
【ふしぎな鍛冶】でも作成可能。レシピは【まほうの盾の秘密】に記載。
必要な素材は、【ぎんのこうせき】x6、【まりょくの土】x3、【青い宝石】x1。
DQ10オンライン 
レベル35から装備可能な盾で、呪文ダメージを3%軽減する。
詳しくは【まほうの盾】を参照。
DQ11 
【主人公(DQ11)】、【セーニャ】、【シルビア】、【グレイグ】が装備可能。
うち直しに必要な宝珠は11個。
- | +1 | +2 | +3 | |
守備力 | 27 | 28 | 30 | 32 |
攻撃魔力 | 12 | 13 | 14 | 15 |
回復魔力 | 11 | 12 | 13 | 14 |
盾ガード率 | 6% | |||
全属性ダメージ軽減 | 5% |
異変後の【最後の砦】、【ナプガーナ密林】(キャンプ)、【ドゥルダ郷】などにて5000Gで売っている。
【ヨロコボルト】(邪Ver含む)がレア枠で落とす。
【ふしぎな鍛冶】でならば異変前に入手できる【魔法武具のレシピ】で作成可能。
必要な素材は、【プラチナこうせき】x1+【まほうの樹木】x1+【ブルーアイ】x1。
僅かではあるが攻撃・回復魔力双方が上がり耐性面や守備面でも中々優秀な性能を誇る盾。
この時期だとセーニャやシルビアの魔力を底上げするメリットもあるので彼らのために優先的に作っておきたいところ。
…ではあるのだが作れる時期が素材の関係上始祖の森に着いてからであり、その先は異変後で仲間全員離れ離れになってしまう。もっとも片方のシルビアは比較的早期に合流でき、もう一つはグレイグに使いまわせるので無駄にはならない。
グレイグには同時期に【ドラゴンシールド】を入手できるのだが、守備力の差はわずかであり、全属性を軽減するか炎・氷耐性・盾ガード率を重視するか好みのレベルの為こちらを選んでも十分な活躍を見込める。
無論、片手剣スキルを進めている主人公にとっては大変長らく使って行ける優秀な装備なのは言うまでもない。
因みにPS4版とDQ11S・3DS版2Dモードでは、異変後に戦うボスの1体である【嘆きの戦士】がこれと【はやぶさの剣】を装備している(3DS版3Dモードでは上位装備の【げんまの盾】に変わっている)。
トルネコ2 
紫色の水晶のように丸いデザインをしている。
装備(合成)すると、モンスターが使ってくる魔法を確実に無効化できる。
ラリホー、【催眠攻撃】、【ようじゅつしの杖】など魔法は受けるとまずいものが多いので、非常に便利。
【風来のシレン】の「やまびこの盾」と違って跳ね返す効果はないが、無効化できるだけでも十分ありがたい。
欠点という欠点は強いて言えば、【きめんどうし】の【バシルーラ】や【ホイミスライム】の【ホイミ】といった、ピンチなときに活用できる呪文の恩恵が受けられなくなるくらいである。
【ゴールデンスライム】の【マダンテ】は魔法ではないためか、防ぐことができない。
【不思議のダンジョン】、【もっと不思議のダンジョン】、【試練の館】の店で手に入れるか、【剣のダンジョン】に落ちている。
これがあると無いのとでは安全性は全然違うので、入手できたら絶対に合成したい。
PS版でもかなりのレアアイテムだが、GBA版ではさらに貴重品になっている。
GBA版では【わざふうじの盾】と共に、不思議のダンジョンでは41F以降の店でしか出現しなくなった。
もっと不思議のダンジョン、剣のダンジョンでは登場しない。試練の館は変更無し。
不思議のダンジョン、試練の館ともに出現率はかなり低い。入手する前にクリアしてしまうこともザラ。
見つけたら是が非でも手に入れよう。
戦士の技【マホターンうけ】と【わざふうじ】の習得に必要になる。
GBA版ではわざふうじを習得できなくなり、【印の盾】入手が必要になった。
どちらも【ロトのたて】で習得可能なので、既に持っているなら合成しても良いが、先に【まほうみきり】を習得してからにしよう。
【どくどくゾンビ】にこの盾の能力を消されると、「魔法はねかえし」と表示される。
しかし、この盾の能力はマホカンタや【ミラーシールド】のように相手に魔法を跳ね返せるわけではない。
風来のシレンには本当に魔法を跳ね返せるやまびこの盾が登場していたので、その名残だろうか。
ちなみに、トルネコ1の【うろこのたて】も説明文で「毒をはねかえす」と表記していた。
3では登場しておらず、代わりに【魔封じの指輪】が登場しているが、この指輪…。
DQMB2 
第一章に登場。
装備すると敵の呪文をガードすることがある。
賢さの低い戦士に装備させよう。
排出期間が短かったが、盾自体種類が少ないので、度々スターターセットに再録されてきた。
なお、次の章で登場した【みかがみのたて】との違いとして、ガード率は劣るものの、呪文攻撃であれば何でもガードできてしまうので、まほうのたてが使われることが多かった。
DQH 
守備力は16で、【アクト】【メーア】【テリー】の全員が装備可能。呪文耐性+5%。
DQH2 
【戦士】・テリーが装備可能。呪文耐性+10.0%。
前作と違って守備力は上がらない分、呪文耐性が若干強化されている。
【ローザス森林地帯】の森の墓地で入手可能。
DQB 
3章に登場。守備力は10で、直接攻撃以外のダメージを減らす。
材料は【まほうインゴット】と【木材】が1個。
DQB2 
レベル29でレシピをひらめく。守備力24で、炎と氷のダメージを少し減らす追加効果を持つ。
材料は【はがねのたて】が1つと、【魔力の水晶】が3つ。
製作には【まほうの作業台】で1分かかる。
作れるようになるのは遅いが、盾の中で唯一有用な追加効果を持っている。
DQトレジャーズ 
【お宝】の一つとして登場。
お宝No. | 81 |
レアリティ | トレジャー |
カテゴリー | ヒストリー |
コレクション | 防具 |
標準価格 | 1,000,000G |