DQ3
【ポルトガ】の【国王】。
黄金並みの価値がある【くろこしょう】を欲しがっており、城を訪れたパーティに入手を依頼する。
親友である【ホビット】の【ノルド】への紹介状である【おうのてがみ】をくれるが、セーブはしてくれない。
黒胡椒を渡せば【船】をくれるが、その後は胡椒を食べる事に夢中になっており、やはりセーブはしてくれない。
同じようにやる気をなくす【アリアハン王】は大臣がセーブ業務を引き継いだが、ここの大臣はそれもしてくれない。
彼の言葉「東方を見聞し報告せよ」は、マルコ・ポーロの著書『東方見聞録』を意識したものだと【知られざる伝説】に明記されている。
リメイク版
セーブしてくれる【大臣】が新たに登場したが、王自身のゲーム中の役割はFC版と変わらず。
また、お城の奥の部屋にいた一般女性のグラフィックのキャラが、固有の【貴婦人】グラフィックのキャラに変わっており、王様の姫か妃っぽくなっている。
ノルド曰く「人間にしては珍しく純粋な心を持っている」とのこと。
なお、パーティが黒胡椒を持ち帰った際のセリフがFC版の「よくぞ持ち帰った」から「やはりだめだったであろう」に変更されており、実はパーティに期待していなかったことにされた。
ノルドの弁も合わせると「純粋に期待していなかった」という、いよいよ身も蓋も無いことになってしまう。
HD-2D版
衣装の色が青くなり、他国の王と差別化された。
勇者たちが初訪問する前に【オルテガ】と会っており、彼にもノルド宛の手紙を渡していたことが明らかになった。
また、勇者たちがくろこしょうを持ち帰ってくると宴を開き、こしょう料理で盛大にもてなすうえ、翌朝には船を与える前に【ジパング】や【サマンオサ】が危機に陥っていることを助言するようになった。
【エンディング】内の静止画でも登場し、【ノルドの洞窟】を訪れて【ドワーフ】のノルドに絡んでいる様子が描かれている。
小説版
王家の名前は「マドリド家」だが、王自身は黒胡椒で儲けた【商人】のサバロを信頼しているという設定だけで、セリフの中にしか登場せず名前も不明。マドリードはスペインの首都なんだが…。
【船】はサバロから譲り受ける事になる。
DQ11(3DS版)・DQ11S
【冒険の書の世界】の【バラモスの城】に登場。
【バラモス】亡き後【ネクロゴンド】の死者を弔うために各国の王たちと共にやってきたが、異変により侵入を阻まれ城の入口で立ちすくんでいる。
クエスト【魔王復活の儀式】と【決戦・バラモス城!】の発注者。