DQ6
【ホルストック】の【国王】。
英語版での名前はHowell。
だが、その実態は15にもなって未だ悪戯坊主の息子【ホルス】に頭を悩ませる一人の父親。
どうやらホルストック王家には名前にホルをつける習慣があるらしい。【ルドマン】一族みたいだ。
初対面の【主人公(DQ6)】を歴戦の旅人と見抜き、嫌がる息子のホルスを【洗礼のほこら】に連れて行き、ホルストック王家伝統の洗礼を受けさせるよう依頼してくる。
見ず知らずの旅人に【王子】である息子を預けたりできるのは国王の眼力の高さ故か、平和ボケか……。
なお、【ホルコッタ】には王子のお供として洗礼のほこらに行き、失敗したことが原因でクビになったという人物がいる。その被害証言通りなのか、逆にそれ以外にも問題のあった人物なのであえてお供に選び、これ幸いとクビにされたのか……この王様も王子同様パワハラ気質、でなければ意外と企むタイプなのかもしれない。
無事に洗礼の儀式を終えると、洗礼のほこらに自由に出入りできるように【まほうのかぎ】をプレゼントしてくれる。
DQ界の王様にしては珍しく名前があるのだが、息子のホルスのキャラが強烈過ぎて存在が霞んでしまうカワイソウな人。
【王家の宝に 手を つけては……おらぬな?】とちょっと心臓に悪い台詞を言うのでギクッとさせられるが。
どうもDQ界には【ヘンリー】とか【キーファ】とか【チャゴス】とか父親を悩ませる王子が多い気がする。
逆に【ローレシア】とか【レイドック】、【ボンモール】とか王子がマトモだと父親がアレな傾向にある。
まあ王族や重臣の誰もが出来の良い王家なら、そもそも旅人(プレイヤー)が介入するべき展開など起こらないので、誰かに損なお鉢を回しがちなのも仕方ないだろう。