FF4
ヤンのコマンドアビリティ。
プロテスそっくりなエフェクトが出て、ヤン自身の物理防御力を強化する。
……というか、プロテスそのもの。ただし対象は本人のみ。
- プロテスのエフェクトが出なかったら失敗。
- 失敗した場合も「防御力アップ」と表示されるが実際は変化していない。
恐ろしいことに、リフレクで反射して敵にかかってしまう。
ヤンの我慢が敵の耐久力を上げるという珍妙な事態に。
気を練って耐久力を高める、とかではなく、普通に痛いのを我慢してるのかと思うとちょっと笑える。
- 「ヤン、大丈夫か!」「なーに、ダメージの5000や6000ごとき…」
- 「ヤン、大丈夫か!」「大丈夫だ、問題ない」
- 「みんな下がれ!ヤンが爆発するー!」「ほあああああああああ!!」
- 「ヤン、大丈夫か!」「大丈夫だ、問題ない」
ヤン自身の装備できる防具が限られるため、物理防御はこれでカバーしろと言いたかったと思われる。
但し、基本的にヤンは元々HP&体力がNO1だし、このコマンドやるより高い攻撃力を活かしてひたすらぶん殴った方が効率がいい場合が多い。
有効な使い道は、SFC版FF4の64階層バグかGBA・PSP版FF4の祈りの塔によるPT入れ換えでヤンを最終メンバーにして、アスラ戦・ベヒーモス戦でヤン自身をこのコマンドで重ね掛けするぐらいしかない。
イージータイプ
イージータイプには存在しない。
GBA版
待ち時間は1で、自分にプロテスとほぼ同じ効果がかかる。
重ねがけは不可能で、また沈黙状態だと発動しない。
DS版
待ち時間は1で、次のコマンドを選ぶまでに受けるダメージ量を『1/4』に軽減する。
Lv71以上のステータス上昇値は、HP+10・体力+1。
デカントアビリティでもあるため、ヤンから受け取れば他のキャラクターも使える。
ヤンのデカントLvを3まで上げ、シルフの家で意識不明状態にあるヤンを
「あいのフライパン」で起こしてやると『ためる』『けり』とともに手に入る。
デカントアビリティ『ひきつける』との組み合わせが有効で、プロトバブイル戦で活躍する。
発動に少しタイムラグがあるため、ザコ戦には不向き。
携帯版
従来の自分にプロテスでなく、単純に自分の物理防御を上げるという効果になった様子。
DDFF
アクセサリ「心頭滅却」の装備効果。表記は「我慢」。
受けるダメージを4%の確率で全て1にする。
パッと見強力だが発動する確率が低すぎる。1バトルで1回発動すれば良い方である。
強力な単発技に発動すれば役に立つのだが、使い勝手はお世辞にもいいとは言えない。
バースト時に受けるダメージにも適用されるので、発動さえすれば強力なアビリティ。そう都合よくはいかないが…。
TFF
条件発動系のアビリティ。
HPが0になるダメージを受けた時に確率で一度だけ発動し、HPゲージ残り1%で生存する。
レベル1~3があり、それぞれCPは3・5・7、発動確率は75%・85%・95%。
覚えるのはWoL、フリオニール、スコール、シド、カイン、スノウ。この中ではスロット的にシドとスノウが役割的にスロット余裕がある(ほかの4人は優秀なアタッカーなので枠が埋まりやすい)。
ただ、効果を見ればわかるように、一時しのぎでしかないのでわざわざ入れるほどのものでもないが。
また、「初級/中級/上級がまんの書」で他のキャラクターも習得できる。
効果を例えるなら、確率発動するラストリーブと言ったところ。
ただし他作品と違い、TFFは好きなタイミングで回復することが出来ない為効果を生かしきれない。
他のアビリティと併用するなら、発動タイミングが楽曲の進み具合で決まるいのりと相性がいいか。
それでも確実性に欠けるので、他の回復手段があればそちらを優先したほうがいいだろう。
TFFCC
条件発動系の確率アビリティ。
HPがなくなるダメージ時に1回だけ発動する。
一定確率で成功し、HPゲージ残り1%の状態で生き残る。
レベル | CP | 効果 |
---|---|---|
Lv1 | 3 | HPゲージがなくなるダメージ時に発動。75%の確率で成功し、生存する。 |
Lv2 | 5 | HPゲージがなくなるダメージ時に発動。85%の確率で成功し、生存する。 |
Lv3 | 7 | HPゲージがなくなるダメージ時に発動。95%の確率で成功し、生存する。 |
WoL(Lv1~3)、フリオニール(Lv1~2)、シド(Lv1~3)、カイン(Lv1~2)、ガラフ(Lv1~3)、セリス(Lv1~3)、バレット(Lv1~3)、サイファー(Lv2~3)、アーロン2nd(Lv1~3)、スノウ(Lv1~3)、アグリアス(Lv1~3)、オルランドゥ(Lv3)、クラウド2nd(Lv1~3)、ザックス(Lv1~3)が覚えられる。
また、「初級/中級/上級がまんの書」で他のキャラクターも習得できる。
使い勝手は前作までと同様。一時しのぎ程度の効果しかない。
しかしHP0でスコアが減少するバーサスバトルモードでは、EXバーストの妨害もあってHPゲージがガンガン削れていくため、寸でのところで生き残れるこのアビリティが役立つかもしれない。