FF7 
神羅カンパニーの課長。本名不明。
キャリア社員で仕事熱心なのだが、バレットらアバランチと仕事帰りの電車でたびたび会い、その度にげんなりしたり怯えたり席を取られまいと立ち向かったりする。
たびたび出張を命じられているのか、クラウド一行の旅の途中で何度か出くわす。
コスタ・デル・ソルではヘリの風圧に吹き飛ばされたりしている。何か基本的に不運。
メテオ後は気の毒なことにリストラされて「燃え尽き」てしまい、アルジュノンの宿屋で変な笑いを発している。表示名も「まどぎわ神羅課長」や「もえつき神羅課長」に変化している辺り細かい。
- 「イヒヒヒヒ…」 話しかけると、痙攣のような動作をしながらこの台詞。
こうなると適切な休養期間とカウンセリングを経る以外に回復は見込めないだろう。 - 神羅カンパニーのその後を考えると、この期にリストラされたのはむしろ幸運なのだが、「未来より、まず今日」の一般人には関係がなかった。
課長には課長の人生があったのだろうが、リストラの遠因であろう神羅の崩壊は主人公らが引き起こしたものであることを考えると、なんとなく申し訳ない気分になる。
クラウド達が星全体を巻き込んだ戦いをしてる一方で、ほとんどの人は課長のように目の前の人生を戦っていたのだろうな、と現実に引き戻される。
- ケットシーの言葉が胸に突き刺さるのは俺だけでいい。
- 魔晄炉爆破やプレート落下といい、主人公達の行動の結果一番被害を受けてるのは
神羅本社より一般人なのだと思うと可哀相。
…しかし課長は言ってることがなんだかリアルなのに描かれ方がコミカルで笑いを誘う。 - 上層部はともかく、こう言う「普通の社員」達は魔晄エネルギーを抽出する事が星の寿命に
影響を与えているなんて事は考えもせず仕事をしてただけなんだろうなぁ… - 「あぁ、神羅って会社なんだな」と世界観を感じるための配役。彼と絡むことで特にメリットも無く、初回プレイでは何度も出てくる彼が同一人物だと気付かなかった人も多いのでは?
- 神羅の崩壊はウェポンによるもので、(おそらく)魔晄利用が星の敵とみなされたため。主人公たちが神羅を崩壊させたわけではない。そもそも彼はシスターレイの移送任務の直後クビになってるようなので、神羅崩壊が解雇の直接的な原因ではないと思われる。
蜜蜂の館の没イベントでは、接待費で領収書を切れとのたまっているところにパルマーと鉢合わせてしまい、見苦しい言い訳を繰り出す。常連のようだ…。
- 上記にあるジュノンへの異動については、このイベントの中でパルマーに「転勤させてやる」といわれているのが原因と思われる。没イベントに伏線があったとは…
- ストーリー中でもコスタ・デル・ソルで出迎えをするまではしっかりリゾートを楽しんでいると思われる描写があったり……意外と仕事こそはするが営業周りの途中、喫茶店とかでサボるタイプなのかもしれない。
- 年齢層から外れるというのが理由で没になったなら設定は生きててもおかしくない。設定が生きてると人格破綻者のパルマーが他部署の部下の顔と名前なんて覚えているわけがなく彼の所属部署が宇宙開発部門なんて推察も。クビになった理由は単純に事業縮小の煽りを食らったのかも。
かっちりとした髪型とスーツ姿が彼の生真面目な人柄を表しているが、なまじ生真面目な事と中間管理職故の軋轢が故、本人の本音がなかなか表に出せずにストレスを溜め続ける傾向にある。
只でさえ苛酷な勤務に見舞われているのに、度重なる出張の命令や出張先での災難に振り回され、
挙句の果てには先述通り解雇されるという末路を辿る事となり、ジュノン支社の片隅のベッドで燃え尽きて、
悲哀の笑いをあげている姿はいと哀れ…。
- とはいえ、あの都市開発部門(リーブ)でさえ後の作品で社員に酷評されている中、序盤の時点で予算配分で相当絞られまくっていた宇宙開発部門(パルマー)についていては燃え尽きるのも残当。
当たり前というかなんというか(むしろ企業戦士としては会社にモブとしているのが当たり前すぎるからだろうが)、その後の派生作品には出てこない。
- スピンオフ作品の中にも、キャラが立つ形として課長は出ていない(というより、FF7当時で課長ならスピンオフでは平社員だろうから尚更…)。
原作での一人称は「ワタシ」だった。
FF7R 
FF7Rでは壱番魔晄炉脱出後に二人の部下と共に登場。
アバランチの悪口を言っていたところ、そこに居合わせたバレットと口論になる。
オリジナル版ではビビって反論できずにいたが、今回は部下達を守りながらバレットに立ち向かうカッコ良さを見せる。
CVは花輪英司。
伍番魔晄炉爆破作戦の際の列車でも鉢合わせする。
バレットとやはり険悪な空気になるが、ティファの無関係な人間を巻き込みたくない希望を聞き入れ乗客を避難させるなど一般人の範疇としては異様にカッコいい。
- この時のバレットとの会話の後に話しかけるとどうやら四番街にある営業所で働いている事が分かる。営業所という事は営業マンか。
ところがその後、蜜蜂の館前にいるのが確認できる。クラウドのステージを見たというセリフからもしっかり入店しているのがわかる。
バレットへの反論や列車内での避難誘導などで原作からかなり株を上げたキャラだったのだが…
原作でも今作でも言えることなのだがスラム-プレート間の列車に乗って通勤しているということはスラムに住んでいるのだろうか。
神羅カンパニーレベルの企業の課長ともなればかなりの給料を貰っていてもおかしくはないはずだが。
本社ではなく事業所や支部に勤めているのだとしてもスラムで暮らさなければならないほどの安月給だとは思えない。
- 原作では、終点のはずの列車墓場駅で既に居合わせているあたり、家はアバランチと同じく7番街スラムにあった可能性が高い。
ただ、もしそうだとするとプレートの落下で彼の家はもう…。 - 壱番魔晄炉からの帰りの列車から七番街スラム駅に降車した際に、課長が娘と思しき少女を抱きしめている描写があるのでやはり自宅はスラムにあるのだろう。あんな勤勉な社員ですらこの扱い…。神羅カンパニーのプラックぶりが垣間見える。
- 一方で魔晄炉の整備士であるあるキャラの両親の家は七番街の社宅地区にある。そちらが整備士の偉いさんではなさそうな事から考えると、こちらが前述の無印のような窓際部門の課長なのだろうか?
インターグレードでは七番街に登場しコンドルフォートのランク1のプレイヤーとして戦える。
娘さんがコンドルフォートにハマっているらしく、その練習を兼ねている。
負けると「娘の機嫌取りのためにうまく負けるコツがつかめた」と言ってくる。
- というか昼間なのに仕事はいいのだろうか…。
一人称は「あたし」。
いわゆるオネエ言葉ではなく「私」を早口で言ってる感じだが、堅い性格とのギャップもあって妙に印象に残る。
- 「あたし」は「私」の砕けた表現であり、現代の一人称における用法においてはこれ自体に男女の区別はない。(「あたしゃねえ・・・」といった言い回しは男でも普通にする)