設定/【ルシ】

Last-modified: 2022-08-11 (木) 11:12:58

FF13

FF13に登場。称号というか役職。
ファルシによって選ばれ、烙印とともに使命を与えられた者。

  • 使命は、ファルシからルシへ映像のような“ヴィジョン”で伝えられるが、
    その内容は明確ではないため、“視た”者の解釈によって意味が分かれる。

使命を果たせばクリスタルに、果たせなければシ骸というモンスターに変容してしまう。
しかし、作中にはクリスタルやシ骸と化しながらも元の姿に戻った例も存在している。

  • 使命を果たしたら~だと、シドのクリスタル化の説明がつかない。
    シ骸化とクリスタル化は感情とリンクしていると思われる
    • レインズはクリスタルになった後、バルトアンデルスによって復活している。
      クリスタルになるのも、シ骸になるのも、復活するのもファルシの意志かもしれない。
      (少なくともファルシは意図的にルシをシ骸にすることができるようである。)
      しかし、そうすると「道具」であるルシを何故使えないようにするのか説明できない。
      使命が達成できるルシはクリスタルにせずにそのまま使えばいいのに。
      • 使命を達成できるほどの優秀な道具を、重要な使命の時まで大事に保管している、と考えれば説明がつく。
    • ファルシ側の論理としては、代わりになる人間はいくらでもいるから使えない奴は捨てる、ということか
      一応シ骸になっても足止め程度として使えるし
  • グラン=パルスではクリスタルから復活することがあるというのは常識のようである。
    ミッションの冥碑に「目覚めたら」「復活」という言葉がいくつかある。
  • ただクリスタル化から復活してもルシのままで新たな使命を背負う事になる。
  • ライトニング達がエンディングでルシから人間に戻れたのは女神エトロの力によってであり異例中の異例かと思われる。
    • 新たな使命を授ける存在であるファルシ=アニマがすでに滅んでいたため、使命を授かることなく人間に戻った、という解釈もできる。

13では、ルシとなったものは魔法を使うことが出来る。烙印とともにシードクリスタルを付与され、そのクリスタルの力をもって使用する。


オーファン曰く、ファルシが人をルシに変えるのは、人の心の持つ無限の可能性を利用するためだそうだ。
それには人を絶望的な状況に追い込むのが最も効果的だと考えているらしく、そのためルシのシステムは人にとってはなんの希望もない。


勝手にファルシから仕事を押し付けられ、利用されているようなものである。
しかも拒否しようが遂行しようが、自分が自分で無くなってしまう運命にあるわけであり、当人にとってはかなり迷惑。


ヴィジョンの内容を達成出来ようが出来まいが、自分が生存している現代から抹消される事に変わりは無いので、
『ルシにされたら最期』という台詞は大いに受け止められる。


どーゆー基準でルシって選ばれるんだろう…。

  • 選ぶのは誰でもいいんじゃないかな。
    ファルシ側の問題は使命を果たせる見込みがあるのかという事、見込みがない人間はルシになった精神的ショックによってシ骸になるし、使える道具だけが残るというわけだ。
  • というか、>ファルシは無作為に人間を選びルシとする という文面が、
    ゲーム作中に出てきた筈だと思うのだが。
  • パルスのルシをみつけたコクーンのファルシが、護身のために、たまたま近くにいたドッジをルシにしてる。
  • 冥碑のミッションの中にシ骸が標的になっているものがある。
    無作為に選んだ結果、
    「選んだルシがシ骸となり暴れまわる→そのシ骸を倒すためにルシを作り出す→そのルシがシ骸となる→……」
    という悪循環に陥っていたようである。

冥碑となったルシに与えられていた使命は、ある生物を倒すというわかりやすいものばかり。
下界のファルシは、選んだルシにわかりやすい使命ばかり与えていたのだろうか。
それなのに主人公達の使命はなぜあれほどわかりにくいうえ、達成しにくいものだったのだろうか。
ファルシ=アニマは相当なひねくれ者だったのだろうか。

  • 「いつか来るコクーンとの戦争」のためルシを作ったらしい。
    もしかしたらモンスター討伐は戦闘訓練を兼ねていたのかもしれない。

ルシの烙印は体のどこかに現れる。
服の上からでも見えるようである。
ちなみに、ライトニングは胸、ヴァニラは太ももといやらしい場所に現れる。
一方、スノウは腕、ホープは手首といたって普通の場所に現れる。
何か意味があるように思える。


ライトニングの烙印は見ることができないが、2010年12月発売のアクションアドベンチャー「The 3rd birthday」で確認可能。
主人公アヤが大ダメージを受けるたびに服が破れていく演出がウリの本作であるが、アヤの隠し衣装として“ライトニングの服”を着ることができる。
これを着て服が破れれば、谷間が露出し、ルシの刻印まで見える。


ゲーム中に登場するルシはメインキャラクター6人を除くと、セラドッジレインズの3人ぐらい。
しかしグラン=パルスにはいたるところにシ骸がいる。
グラン=パルスの人間はほとんどがルシにされたようで、グラン=パルスの人間が滅んだ原因の一つにルシの乱造が挙げられている。


英語の綴りは「L'Cie」。「光」をさすラテン語ルシや、失われたイスラエル十二支族を指す言葉「ルシ」と何か関係があるのかは不明。


ある意味では歴代の光の戦士たちのポジジョンである。(無作為に選ばれたクリスタルの戦士という意味で)。

FF13-2

コクーンのファルシが機能停止した上、グラン=パルスのファルシは人間に無関心であることから人間がルシにされる機会がほとんどなくなったため、本作に登場するルシはスノウのみである。
それでもアルカキルティ大平原ネオ・ボーダムAF700年などにシ骸が現れることから、ルシにされる人は少なからずいた模様。

FF零式

クリスタルに選ばれ、特別な使命と力、そして不老を授かった存在を指す。
ルシは自分を選んだクリスタルのためだけに存在し、主たるクリスタルを守り、使命を果たす。
ルシになると人間としての意思や感情はしだいに消失し、最終的にクリスタルのみに忠誠を誓うようになる。
永い時を生きさせられることもあってか、人間性などが希薄になっている者もいるようだ。

  • 「神(それに近いもの)の代行者として、感情を欠落させられる」という設定は、LRFF13でライトニングが就くことになる解放者に近いものがある。
    もっともライトニングは日を追うごとに感情を取り戻していく事になるのだが…。

クリスタルの代行者として、与えられた使命を全うするのがルシの存在意義である。
それゆえルシは自身が所属する国家の利害にまるで関心が無いが、国家自体がクリスタルの下に創られていることもあり、クリスタルを守る事は結果として国家を守ることに繋がっている。
そういったことからもルシは、クリスタルを擁する国家にとって心強い戦力と見られている。

  • ただし、それを『他国領土への侵略』に用いることはパクスコーデックスによって禁じられている。

またクリスタルの力の利用法を人々に伝える使命を持ったルシも存在しており、人々の多くがルシへ尊敬の念を抱いている。
現在、オリエンスにある4ヶ国にそれぞれ2人ずつルシが存在している。
ルシが世を去ると新たなルシが選ばれるが、それは以前のルシの力を必ずしも引き継ぐわけではなく、
それぞれの人間に合った能力を与えられることが多い。


ルシになった者は特殊な力を授けられると共に、不老となり長い時を生きる宿命を背負わされる。
ただし、あくまで不老であるだけであり、傷が深ければ死んでしまう場合もある。
また、ルシには戦闘能力に秀でた"甲型"とその他特殊能力を持つ"乙型"などに区分されている。
ルシの烙印は、ルシがその力を振るう際に現れる。

  • 乙型ルシはその国の性質(白虎なら機械、朱雀なら召喚獣といった具合)を色濃く反映するようであり、
    ある意味で乙型はその国の文化・クリスタルの力の代表、と見ることが出来るかもしれない。
    実際、如何なる機械兵器もいくらでも修復して再利用する、死なず召喚が可能など、非直接戦闘的技能者的な力に長ける。
    とはいえ、その身体能力は甲型には及ばずとも並みの戦士を凌駕するものも少なくない。
  • それに対して甲型は恐ろしく高い戦闘力を持つ。その様はほとんど某サ○ヤ人。
    扱う能力は多少の差異はあっても、基本的には純粋な身体能力や攻撃能力の強化になっている。
    ストーリー序盤で朱雀と白虎の甲型ルシがぶつかり合った結果、
    一つの砦が周辺を巻き込みクレーター化するほどの被害を出している。
    基本的にプレイヤーよりも強い召喚獣を単独で蹴散らすほどの、化け物じみた実力を持っている。
    • 小説版によると甲型ルシの力は「単独で街を一つ、跡形もなく破壊できるほどだ」と言われている。
      また過去に起きた朱雀と玄武の甲型ルシ同士の戦いの記録によると、山地で20分間ほど戦闘を繰り広げた結果、山の形が変化したという。
      そのような甲型ルシの存在はいわば「一種の天災」であり、人間が立ち向かおうとすること自体がそもそも間違いだとクイーンは説明していた。
  • 甲型ルシ:朱雀…シュユ 白虎…ニンブス 玄武…ギルガメッシュ 蒼龍…ソウリュウホシヒメ
    • この方(リンク先注意)も発言から甲型と思われるが、明言はされていない。
    • なお、セツナのみ作中の発言と文章で乙型・甲型の表記が揺れている。
      作中での発言では乙型とされており、実際赴いた任務も直接戦闘的なものではない(秘匿大軍神召喚という内容ではあるが)。
    • セツナは[人物の解説]にて甲型のルシとされています。作中で見る限り乙型は直接にしろ間接にしろルシ本人に戦闘の能力は無いように思われます。
      • アルティマニアや小説版では乙型に区分されているので、どちらに属するかは微妙なところ。
      • 劇中、また多くの資料で「乙型」と言及されている点からして、乙型と考える方が自然だろう。
        そうでないとアルティマニアはともかく、小説版はまずいことになる。

どちらのルシも無印13のそれとは一線を画した力を持つ存在である。


その圧倒的能力など、多くの点でFF13のルシと違いがあるが、
「クリスタルに選ばれ、使命を与えられたもの」という本質はFF13と全く同じ。
使命を果たせばクリスタルに、果たせなければシガイというモンスターに変容してしまうのも一緒である。


ルシになった者はその使命を果たしクリスタル化(昇華)もしくはクリスタルの意思を外れシ骸化した場合その存在を忘れられない
しかし、使命半ばで外傷等により死亡した場合は他と同じように忘れられる。
ルシクリスタルのかけらは、ルシの輝石と呼ばれる。


ルシが力を行使するときにはルシの刻印が浮かび上がる他に、目が光るのも特徴の一つ。
朱雀ルシなら朱、蒼龍ルシなら青といった具合にその国を象徴する色に発光する。
白虎ルシは緑色に光るが、これは白虎が魔導アーマーの動力源としているクリスタル機関の発光色と同じ。

  • 余談ではあるが、FF15の主人公であるノクトもクリスタルの力を使う際、目が赤く光る特徴がある。
    世界観が違うとはいえ、なんらかの繋がりを感じる設定である。
    • まだ同一の13世界観で繋がっていたヴェルサス時の最初期PVで力を使う時に目が赤く光っている演出があるのでその時から続いているのかも。

小説版

本編の一巡前の世界である小説版では、朱雀ルシにクラサメ・スサヤ、白虎ルシにカトル・バシュタールが新たに選ばれている。
どちらも乙型ルシであり、特殊能力もほぼ以前のルシと同様のものを持っている。
朱雀ルシ・クラサメが『召喚魔法を使用しても、死亡しない』という、セツナ郷に似た能力へ、
白虎ルシ・カトルが『魔導機械の性能を飛躍的に向上させる』と、クンミと同系統の能力になった。


作中の描写によれば、直接戦闘を担う甲型はもちろん乙型でもかなりの肉体強化が施される模様。
人間であれば明らかに致命傷となる傷を負ったカトルが、自らの使命を果たすまで延命し続けたことからもそれが伺える。
もっとも乙型の場合延命力は強化されても単体での戦闘能力はさほど高くなく、人間でもなんとか渡り合える程度のようだ。それでも常人ならば軽くあしらえる強さを秘めてはいるが。

  • 実際ゲーム内で、候補生としても優等生の位置にいたマキナはクンミに為す術なくやられてたし。
    • あれはジャマー発動で武器が使えなくなった事も要員の1つだと思う。まぁどの道負けてただろうが…

WOFF

ココロクエストによれば、スノウがルシであり、その力でシヴァ・イクシオンは特殊な力を得ている。

FFRK

ライトニングスノウヴァニラサッズホープファングのジョブが「ファルシのルシ」となっている。