・世界樹の若木
進行内容
ハーサーカより「世界樹の若木」を託された。
世界樹再生には、古い世界樹の根を
利用すればよいらしい……。
「世界樹のことは世界樹に尋ねよ」
その言葉の意味。
その答えはアドゥリン城にある。
- ラ・カザナル宮外郭で3枚の鱗を手に入れ、カミール山へ。
だいじなもの:星の鱗を手にいれた!
1枚目の鱗を手にいれた!・星の鱗
大冥宮に封じられていた、 ハーサーカの光の鱗の1枚。 全体から、星のように瞬く光が 溢れている。
Effigy of Sealing
だいじなもの:月の鱗を手にいれた!
2枚目の鱗を手にいれた!
・月の鱗
大冥宮に封じられていた、 ハーサーカの光の鱗の1枚。 全体から、月のように冴えた光が 溢れている。
Demonic Architrave
だいじなもの:太陽の鱗を手にいれた!
3枚目の鱗を手にいれた!
これまでにない
不思議な力がこみ上げてくる熱さを感じる!
すべての鱗が揃ったようだ!
・太陽の鱗
大冥宮に封じられていた、 ハーサーカの光の鱗の1枚。 全体から、太陽のように燃える 光が溢れている。
Sajj'aka : 我の鱗が……
全て戻ってきた……。
Sajj'aka : おお、おお……。
Sajj'aka : 痛みが……。
あのときから常しえに続くかと思われた
我の痛みが……。
Sajj'aka : 消えてゆく……。
Sajj'aka : 苦しみから
解き放たれてゆく……。
Sajj'aka : 自由だ。
我は再び、大空を思うがままに
飛ぶことができるのだ……!
Sajj'aka : 感謝するぞ、人の子らよ。
癒えたこの身体ならば……
Sajj'aka : 待っているがいい。
龍は礼を忘れぬ。
(暗転、ハーサーカが世界樹の若木を持ち帰る。)
Arciela : これが……世界樹の若木。
ラゾアからオーグスト王が持ち込み、
この地に植えたという……。
Morimar : どうだ、ハーサーカ。
ちったあ、考えを変えたかよ?
捨てたもんじゃねえだろ、今の人間たちもさ。
Sajj'aka : ……。
そうだな、友よ。
この者……外の国の……なんといったか……。
Morimar : 冒険者だ。そう呼ばれている。
冒険を生業にする者ってな意味だよ。
Morimar : こっちじゃあ、
開拓者って立場になってるけどよ。
Morimar : こいつらがきた中の国より、
もうちょい東にある国、アトルガンとか言ったか。
そこじゃ、傭兵として雇われたりもしてるらしいぜ。
Sajj'aka : ほう……。
我が友、モリマーよ。
我の目の届くところにいないときがあると思えば、
そんなことを調べておったか……。
Morimar : まあな。
ヴァナ・ディールはなぁ、
今は、こいつら冒険者の時代なんだ。
Sajj'aka : 冒険者の時代、か……。
Sajj'aka : ふむ……。
かつては、三つの力があった。
Sajj'aka : あの御方……
蛮勇の王の名に恥じぬ英雄、オーグスト王。
Sajj'aka : 生きとし生けるもの
全ての命を護る双生の世界樹。
Morimar : そしておまえだな。
暁の輝きにも喩えられる光の龍ハーサーカ。
Sajj'aka : 全て失われたと思っていた……。
Sajj'aka : あのとき、
三つの力を合わせても、冥王を
大冥宮の奥へと封じるだけで終わったのだ。
Sajj'aka : 全ての力が失せた今。
再び冥王が蘇ってきたならば、
今度こそはどうにもなるまいと。
Arciela : …………。
Sajj'aka : 終わりの始まりだ。
我は先ほどまでそう思っていた。
だが……。
Sajj'aka : 我は傷ついていたが、
その傷は癒すことができた。
隠されていた光の鱗をおまえたちが
見つけだしてくれたおかげで。
Sajj'aka : 世界樹を再生させるには……
その若木があれば可能だ。
Sajj'aka : いまや
往時の三つの力のうちの二つまでが蘇る。
あの御方の魂は今も冥宮の奥深くに
留められているが。
Sajj'aka : もし、
あの御方に比べうるほどの、
闇を打ち払う力があるのならば……。
Arciela : あります。
Arciela : [Your Name]……、
ヴァナ・ディールを渡り歩いたあなたならば
聞いたことがあるかな?
Arciela : わたしが知っている歌に、
こんな歌があるの。
Sajj'aka : 歌……だと?
Arciela : はい。
遥か古来に神より授かった歌とか、
そんな言い伝えがアドゥリンの民の間には
残っているんです。
Arciela : どんな嵐の夜もつらぬき
輝くひとつの星がある
Arciela : どんな獣の叫びにも消されず
流れるひとつの歌がある
Arciela : 知恵と勇気と信念をたずさえた
誇り高き者たちが遥か彼方より来たりて
我らの力となるだろう……
Arciela : 古い古い歌で、
人の世の言葉ではなく紡がれた歌だ、
という者もおります。
Arciela : 本来は、
もっと長い歌の一部だ──とも。
Arciela : わたしたち
アドゥリンの民が知っている歌詞は、
そもそもの意味さえ元歌と異なるのかもしれません。
ですが──。
Arciela : 不思議と、我らアドゥリンの民は、
暁の女神の言葉と同じように、
絶望して明日が見えない時、
この歌に癒されてきたのです。
Arciela : 希望を捨てるな、と。
この歌がそう言ってくれる気がして……。
Arciela : 確かに、
遥か昔の三つの力は今はないかもしれません。
でも──そのときにはなかったものが
今はあると思う。
Arciela : 新しく蘇った龍の身体のように、
新しく伸びゆく若木のように、
そして……。
Arciela : 我々
アドゥリンの民が知らなかった新しい力。
それが、今、ここに……。
Morimar : 暁の光は東より来たる、
というわけだ。
Sajj'aka : 新しき力……。
邪を破り、魔を祓い、闇を倒すことができる……。
Arciela : この若木を
どうすればいいか教えてください、ハーサーカ。
Sajj'aka : かつての王は、
ラゾアで手にいれたそれをウルブカの大地の中で
最も清浄な地に植えたという。
Sajj'aka : だが……
いまや、大冥宮から吹き上がる瘴気のために、
そのような地はない。
Sajj'aka : 古い世界樹の根を利用すれば
よいことまではわかるのだが……。
それ以上のこととなると、我にもわからぬ。
Arciela : そんなっ。
Sajj'aka : 落ち着くのだ。
アドゥリンの若姫よ。
世界樹のことは世界樹に尋ねるがよかろう。
Arciela : 世界樹に……?
でも、どうやって……。
Arciela : もしかして……。
Sajj'aka : 気づいたな、若姫よ。
Sajj'aka : まずは世界樹の復活だ。
大冥宮から吹き上がる闇の力を
これ以上増やしてはならぬ……。
だいじなもの:太陽の鱗を失った。
だいじなもの:月の鱗を失った。
だいじなもの:星の鱗を失った。
だいじなもの:世界樹の若木を手にいれた!
・世界樹の若木
ハーサーカが、光り輝く地にて 手に入れた若木。 初代王オーグストは、若木を ウルブカの大地の中で 最も清浄な地に植えたと言うが……。